子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ東川校 はっちゃけ隊6月「空中・陸上・水中 どこまでも生き物探し!」

2013年06月02日 23時21分49秒 | 東川校

前日は30度に届く猛暑でしたが、本日はちょっと涼しい感じです。

青空の下、6月のはっちゃけ隊もスタートです。

今月は、どこまでも生き物探しプログラム。

 

初めての参加の多かった今月

もちろん仲良くなるゲーム「バナナオニ」から始まります。

たっぷり走り回って、身体も心もほぐれたところで

とうとう生き物探しへと出かけます。

午前中は、キトウシ森林公園内の森と池をトコトン…。

池には、タニシやエビ、ドジョウ、ゲンゴロウ、ガムシ、アメンボなどなど。

どろんこの池なのに、想像以上に多様な生き物が暮らしています。

もちろん、カエルも発見。

この肌触りが結構気持ちいい。

お昼ごはんは木陰に広げたブルーシートの上で。

暑すぎず、とっても気持ちいい★

午後には、エゾヤマザクラの林に足を延ばしました。

パラパラと雨が降り始めたせいか、チョウなどの飛ぶ姿があまりみられません。

でもよーく見てみると、ハチがお花に集まっています。

ここで「セイヨウオオマルハナバチ」と

「エゾオオマルハナバチ」についてのレクチャーです。

特定外来生物に指定されている真っ白なおしりが特徴のセイヨウオオマルハナバチは

トマトの受粉などのために外国から輸入されました。

そんな彼らの一部が野生化して

在来の「エゾオオマルハナバチ」の縄張りや役割を奪う可能性があります。

北海道ではそんなセイヨウオオマルハナバチを「防除」する活動が広がっています。

ちなみにしゅんちゃんは「防除従事者」として北海道に登録されております。

続いて、車で東川町有林の奥の川へ…

この流れのある川では

キトウシ森林公園とはちがう生き物を見つけられました。

カワゲラやトビケラ、カジカなどきれいな川に暮らす生き物たちです。

晴天から始まった6月のはっちゃけ隊は

午後にはパラパラ雨に当たられながらの活動となりました。

とはいえ

川での活動で雨に気づかずに過ごしたような状態でしたが。

 

「生き物を探す!」ことを目的とすることで

「生き物に興味がある」「虫が好き」

そんなメンバーが集った今月は

本当に多種多様な生き物を発見することができました。

「生き物」への興味の幅も深さも、ひとりひとりちがっているからこそ

だからこそ

みんなは自分ひとりではありえない多くの気づきを得ることもできました。

「生き物」が取り持つ仲のおかげで

初めて出会った友だちなのに気づいたら一緒に追い込み漁をしていたり…

とあっという間に仲良くなっていました。

 

自由に遊ぶことも仲良くなるためにはとっても大切ですが

同じ興味を持つメンバーと集い活動することも

仲間としてお互いを高め合うとても大切な機会であることを

改めて感じさせられた一日となりました。

 

次回は7月!

夏真っ盛りはやっぱり川へ繰り出します。

ライフジャケットに身を包み、雪解け水の流れる川へGO!!

イエティくらぶ東川校 めめ

 

コメント
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