子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ東川校~大雪山はっちゃけ隊~9月Part1

2011年09月04日 10時35分47秒 | 東川校

9月3日土曜日はっちゃけ隊「南展望台ナイトハイクが行われました。

台風12号の影響で風がものすごい強い中での集合。

みんな少し不安な表情。

まずは外で思いきり遊ぼうと考えていたのですが、

早速雨が・・・

ということでまずは展望閣を探検!

「ヤッホー!」

展望閣の中にはスズメバチの巣や昔の古民具が展示してあり、

興味津々な子どもたちの姿も。

室内でも楽しく遊んじゃおう!

まずは「うてうてドン!」

カツオの引っ掛けに惑わされずに相手の手をたたけるかな?

精神の集中はナイトハイクに不可欠な要素の一つだ!

お次は感覚を研ぎすます「インパルス」。

自分の意志を相手に手のひらだけで伝えられるか?

どのチームがいち早く信号を最後まで送れるかな?

「ちょっとうまくいかないよ~」

精神集中が勝利の鍵!

この微妙な振動や動きを感じ取るのもよるの森では威力を発揮します。

少し雨が小振りになったところで「どんじゃんけん」

展望閣の雨に当たらない外周を使って、

男子対女子の勝負です。

「じゃんけんポン!」

順番待ちってドキドキ!

結果は女子チームの勝利!

勝因はじゃんけんの強さと負けた時に味方に知らせる第一声の大きさでしたね。

おやつタイムの時間には頭にコーンを乗っけて

抜き足差し足忍び足の練習。

この歩き方が森の中では大切、

生き物に出会える確立が広がるかもしれません。

雨が弱まらないので、一度事務所に避難してきて、

中で過ごすチームと外で森に出かけるチームとに分かれます。

外チームはブルーシートを利用して土砂降りの中を出発です。

まずは「宝物探し」

カツオが用意した森の中にある4つの宝物を一度見ただけで探せるか?

記憶力が勝負のゲーム。

そして次は目で見ずに触っただけでそのものを森の中から探すゲーム。

「ん!なんだこれは!」

正解は「ホオの実」

両方のゲームとも全員正解!

やはり子どもの感性と洞察力はすごい!

一方そのころ中チームは、

お味噌汁づくり、具はわかめとあげです。

美味しくできました。

まったりトランプやお絵描きをしてすごしていました。

「お腹がすいたよ~」って声がちらほら

てことで「いただきま~す!」

もちろんお味噌汁も一緒です。

よるご飯がお弁当だなんてちょっと新鮮!

ご飯が終わってまったりタイム

筒をどこまで高く積めるかな?

なんて遊びもしてみました。

そしていよいよナイトハイクへ出発!

午前中の風の強さがウソのように風は全くありませんでした。

小降りの雨の中ヘッドランプ装着していざ夜の森へ。

夜の森の中では、

聞こえてくる音、ヘッドランプを使わない本当の暗さ、

足元の感触などを体験してもらいながら歩きました。

写真はないのですが、往復約50分の道のりをみんなしっかりと歩きました!

最後は展望閣で感想を聞きました。

「旭川の夜景がキレイ」「ぬちゃぬちゃしていた」

「虫の声が聞こえた」「風に揺れる葉っぱの音、雨の音が聞こえた」

などなど夜の森を少しは楽しんでもらえたかな?

体力のあまっている子どもは歩いて物産センターへ、

この歩いて降りたチームにはカツオのひみつプログラムも体験してもらいました。

これは歩いた人だけの「内緒!」ですよ。

 

今回は雨が降っていたけど、雨ならではの森を体感してもらえたのではないでしょうか?

足元が悪かったり、午前中風が強かった影響で枝がたくさん落ちていたり、

なかなかできない貴重な経験だったのではと思います。

また次回機会があれば、晴れた夜の森も歩いて違いを体感してほしいと思います。

 

さて次回10月のはっちゃけ隊は「落葉あそびと秋の味覚」です。

それではまた来月お会いしましょう!

 

大雪山自然学校 カツオこと高野克也

 

 

コメント
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