子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

れきふねかわあそびキャンプ3日目

2010年08月16日 22時39分19秒 | いぶり校
夜は、テントの中で寝ているときに、豪雨が襲ってきました。
びっくりしましたが、まあ濡れることなく朝を迎えました。

れきふねかわあそびのクライマックスは、
究極かつ超ジミーな遊びに取り組みました。
そう、砂金掘りです。しかも天然砂金。
この豪雨のおかげで、川の水は濁っています。
この濁りが、はたして上から砂金を運んでくれているか、
それとも元々あった砂金が流れて行ってしまったのか??
これはやらないとわかりません。

昨日と同様、川の達人・ありさんが教えてくれます。
まずは道具の説明。大樹に伝わる「ゆり板」と「カッチャ」です。

 

で、カッチャでゆり板の上に載せた砂や石をゆすぎます。



みんな、その手元をじっと見てます。
みんな、実は「金なんてとれっこないよ」と思っているんだよね。



そしたら。
ありさん、さすがです。
一発で、3粒も出しました!



悔しいけれど、さすがありさん。納得です。
一気に盛り上がります。



約1時間、みんなかなり真剣でしたね。



気がつけば、同じ場所で砂金掘りをやっていたほかの方が
手伝ってくれました。
なんと、砂金掘りが面白くて面白くて、
なんと大樹町に移住してしまったのだそうです。
それほどまで、金というものに「力」があるんでしょうね…。

ということで、
今回のかわあそびキャンプはおしまいです。
インカルシペのオーナー、米山さんにご挨拶をして
帰ります。



川遊びをしに来たのですが、
川遊びを楽しみにしていたのは、子どもたちだけではありません。
子どもたちに少しでも大樹町を楽しんでもらいたいと
大樹町のみんなも、楽しみにしていました。
そして、そんな2者が進める、かわあそびの世界。
楽しくないわけがありません。

そんな、川が取り持つ「縁」がとても心地よい、3日間でした。
今度は、もっと長くいたいね。
また、遊びに行こう!
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れきふねかわあそびキャンプ2日目

2010年08月16日 21時17分32秒 | いぶり校
実は、このキャンプは大沼トレインミステリーの子たちと
一瞬、一緒になります。
なので、2日目の朝はなんと30人もの大所帯でした。



トレインミステリーの子たちは、この後釧路・知床へ出発です。
わがかわあそびチームは、今日も川です。だって、かわあそびキャンプですからね。

今日は、なんとウェットスーツを着ます!これで寒くない!
なんか、海猿みたいだ。



なんでも、彼はキャンプ前にお風呂でシュノーケルの練習を
してきたらしい・・・。

ちょっと霧がかかっていますが、でも気温は高いです。
今日は、いろんな道具を使って遊びます。

  

しかも、地元のおじさんたちが、子どもたちをかまってくれます。
この人との出会いが、かなり重要。活動をさらに深めてくれるのです。
これが、イエティくらぶのもっとも大切にしているところ。

 

おじさんたちが、秘密の場所に連れて行ってくれました。
そこでは、なんと、ニホンザリガニ!
「お、すげー!どこでとったの」「教えなーい」

 

昼ご飯は、ちえさんが作ってくれたイカウドン。
大樹漁港で上がったイカが入っています。
大人の分がなくなっちゃったよ。

昼からは、まだ誰も足を踏み入れたとこのない河原へ移動しました。
地元の人も、連れていったことないんだって。
行く途中に、なんとヒグマさんの落し物があったりして。
地元のありさんいわく、「テンサイを食べてるな」だって。



みんなで大声を出しながら、川に降りて行きました。



この場所は、「函(はこ)」になってるんですね。
だから、めちゃめちゃ面白い景観です。



ちょうどいい飛び込みポイント発見!

  

しおね、とぶ


ウェットスーツのおかげで、いくらでも遊べます。
存分に遊んで、今日の宿泊場所に戻りました。

今日は、インカルシペの庭にテントを張って寝ます。
自分たちで生活空間を作り、食事を作ります。



食材も、畑からとってきます。
なんと、鈴木文部科学副大臣が手伝ってくれました。



お風呂も沸かしました。本物の五右衛門風呂です。



そんなことをやっていたら、もうあたりは真っ暗。
ご飯を食べたら、もう眠くて仕方がありません。
そりゃそうだ、あんだけ川で泳いだからね。
いつもより早く、テントで寝ました。
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れきふねかわあそびキャンプ1日目

2010年08月16日 20時53分23秒 | いぶり校
楽しみにしていたかわあそびエクスペディション・れきふねかわあそびキャンプ、始まりましたよ!
集合時間は、なんと朝7時。
かなり早い時間なのですが、しっかり集まってくれました。

バスに延々5時間ゆられて、大樹町へ向かいます。
途中、三石の道の駅でお昼を食べたのですが・・・。



なんと、売店のおばちゃんが、
でっかいツブをごちそうしてくれました!まったくのサービスです。
大人のほうが盛り上がってしまった!

そんな感じで大樹町にたどりついたのは、お昼過ぎ。
奇跡的に晴れ渡った歴舟川が待っていました。
水温は22度。絶好です。



なんといっても、川幅が広い!そして、水が美しすぎる!
車の中から川を覗き込み、一同大きな歓声をあげました。

川に降り立ち、ライフジャケットとヘルメットに身を包みます。



気温も高く、水温も22度と、絶好のコンディションです。
早く川に入りたい気持ちを押さえながら、焦る気持ちを押さえながら、
しっかりと準備を整えて…GO!

 

今日は、「かわあそびの練習をしよう」というストーリーなのですが、
まあ、みんな大丈夫だ!
自分のやりたい遊びを自分で考えて、自分で楽しんでいます。



そんな時は、危険なことをすることもありません。
体が勝手に安全に動き、危険を察知するものです。
先週、あれほどまで荒れ狂っていたあの瀬も
ニコニコ笑って流れることのできる流れとなっており、
心地よく体を流すことができます。



5メートルぐらいの崖からも、飛び込んじゃいました!



そのほか、日向ぼっこをするもの、穏やかな水たまりで遊ぶもの、
魚を探すもの、いろんな子がいろんなことをやっていましたね。
実に充実した、濃厚な準備運動でした。



今日の泊まりは、中札内村「ピョウタンの滝」にある、
バンガローとキャビンです。

 
この時期にキャンプ場をほぼ借りきってしまいました!
とても快適で、安全なサイトです。
寝床を確保したら、あとは晩御飯まで好きに過ごすのは、いつものパターン。
このフリーな時間こそが、もっとも楽しい時間です。

晩御飯は、中札内カレーです。
中札内産の鶏肉と大豆、
そして季節のナスが入ったヘルシーメニューであります。
初日だからあんまり食べないかなあと思ったけど、結構食べましたね。

ふと見上げると、満天の星。明日もいい天気だといいんですけどね。
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馬旅キャンプ

2010年08月16日 19時00分08秒 | いぶり校
十勝・清水町にて1週間、馬と共にすごす「馬旅キャンプ」が行われました。
初日。ここは北海道!?というぐらいの猛暑。
本州から参加した子どもたちは「北海道って涼しいんじゃないの?」
って思ったんじゃないかなぁ。


北海道組、本州組が牧場に集まり、いよいよ馬旅キャンプスタート!!
一日目は緊張していて、みんな少食なのでは・・・。
そのような心配はいらなかったようです。
明日からの馬とのくらしに備えてなのか、もりもり食べていました。
夜はわらを敷いてフカフカにした馬小屋の2階で寝まーす。


昨晩みんなで話し合って決めた旅を共にする馬、そして一緒に馬の世話
や旅をするパートナーが決まりました。


馬と仲良くなるための世話の仕方や、馬を連れて歩く「引き馬」のときの
接し方を次郎さんに教えてもらっています。
自分より大きな体の馬にキンチョーしながら上手く操れるようになろうと、
みんながんばって練習しています。


3日目になると、子ども達同士打ち解けてきました。
ごはんは薪ストーブと羽釜を使って炊きます。
子どもも火をいじるのがだ~いすき。ごはんを炊くメンバーが徐々
に増えてきました。

話し合っているわけではありませんが、毎日必ず誰かはごはんの
準備を手伝いに来てくれるようになりました。みんなありがとう!
お手伝いをしながら、家庭科の宿題をキャンプ中に終わらせてしまおうと
いう子がいました。
その子は宿題が終わり、私は食事の準備が助かるという一石二鳥だわ!


5日目。
いよいよ練習の成果を見せて、馬旅へ行けるかどうかの試験の日。
私が食事の買出しから帰ってくるとすでに試験が始まっている様子。
全員揃って馬旅に行こう!がんばれ~!!

SMKから自分達の合格の報告、そして「全員合格!」と大きな声で
誇らしげに私に教えてくれました。
思ったように馬を操れなかったりしながら、チーム間で協力して得た合格
はものすごい達成感を与え、仲間同士の絆がさらに深まりますよね。
とにかくみんなうれしそう!やる気に満ちた表情をしております。



お昼ごはんを食べ、旅の準備を整えていざ出発です。
天気は快晴!しかし旅をするには暑そうだ。。。
みんな、良い旅を!

私はゴール地点、今日泊まる丘まで荷物を先に運び、みんなの到着
を待ちます。
子ども達の姿が見えてきました。向こうも私たちに気づき手を振りながら
大きな声で名前を呼んでいます。
旅を満喫している雰囲気が伝わってきます。



丘に到着したときの子ども達の晴々した表情、それにプラス街全体、
遠くの山々と丘から広がる美しい風景、一面に広がる牧草畑から
私も爽快な気分にさせてくれました。
みんなお疲れさま。


馬とのくらしが中心の1週間。子ども達の馬の接し方、馬との距離がみるみる
近くなっていき、担当した馬を大切にする、愛おしい気持ちが生まれ、少しでも長く
馬との時間を過ごすようになっていました。
そして仲間やスタッフと共に過ごし、信頼関係や様々な気づきを得るなど、それ
ぞれがたくさんの刺激を受けて十勝を出発です。


みんなと一緒に過ごすことができて、楽しかったです。
またもっと馬と寄り添えるようになって、素敵な旅ができるといいね。
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