子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

馬旅キャンプ

2010年08月16日 19時00分08秒 | いぶり校
十勝・清水町にて1週間、馬と共にすごす「馬旅キャンプ」が行われました。
初日。ここは北海道!?というぐらいの猛暑。
本州から参加した子どもたちは「北海道って涼しいんじゃないの?」
って思ったんじゃないかなぁ。


北海道組、本州組が牧場に集まり、いよいよ馬旅キャンプスタート!!
一日目は緊張していて、みんな少食なのでは・・・。
そのような心配はいらなかったようです。
明日からの馬とのくらしに備えてなのか、もりもり食べていました。
夜はわらを敷いてフカフカにした馬小屋の2階で寝まーす。


昨晩みんなで話し合って決めた旅を共にする馬、そして一緒に馬の世話
や旅をするパートナーが決まりました。


馬と仲良くなるための世話の仕方や、馬を連れて歩く「引き馬」のときの
接し方を次郎さんに教えてもらっています。
自分より大きな体の馬にキンチョーしながら上手く操れるようになろうと、
みんながんばって練習しています。


3日目になると、子ども達同士打ち解けてきました。
ごはんは薪ストーブと羽釜を使って炊きます。
子どもも火をいじるのがだ~いすき。ごはんを炊くメンバーが徐々
に増えてきました。

話し合っているわけではありませんが、毎日必ず誰かはごはんの
準備を手伝いに来てくれるようになりました。みんなありがとう!
お手伝いをしながら、家庭科の宿題をキャンプ中に終わらせてしまおうと
いう子がいました。
その子は宿題が終わり、私は食事の準備が助かるという一石二鳥だわ!


5日目。
いよいよ練習の成果を見せて、馬旅へ行けるかどうかの試験の日。
私が食事の買出しから帰ってくるとすでに試験が始まっている様子。
全員揃って馬旅に行こう!がんばれ~!!

SMKから自分達の合格の報告、そして「全員合格!」と大きな声で
誇らしげに私に教えてくれました。
思ったように馬を操れなかったりしながら、チーム間で協力して得た合格
はものすごい達成感を与え、仲間同士の絆がさらに深まりますよね。
とにかくみんなうれしそう!やる気に満ちた表情をしております。



お昼ごはんを食べ、旅の準備を整えていざ出発です。
天気は快晴!しかし旅をするには暑そうだ。。。
みんな、良い旅を!

私はゴール地点、今日泊まる丘まで荷物を先に運び、みんなの到着
を待ちます。
子ども達の姿が見えてきました。向こうも私たちに気づき手を振りながら
大きな声で名前を呼んでいます。
旅を満喫している雰囲気が伝わってきます。



丘に到着したときの子ども達の晴々した表情、それにプラス街全体、
遠くの山々と丘から広がる美しい風景、一面に広がる牧草畑から
私も爽快な気分にさせてくれました。
みんなお疲れさま。


馬とのくらしが中心の1週間。子ども達の馬の接し方、馬との距離がみるみる
近くなっていき、担当した馬を大切にする、愛おしい気持ちが生まれ、少しでも長く
馬との時間を過ごすようになっていました。
そして仲間やスタッフと共に過ごし、信頼関係や様々な気づきを得るなど、それ
ぞれがたくさんの刺激を受けて十勝を出発です。


みんなと一緒に過ごすことができて、楽しかったです。
またもっと馬と寄り添えるようになって、素敵な旅ができるといいね。
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