子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ登別校12月「あこがれのカムイヒュッテ」2日目

2009年12月07日 10時07分36秒 | いぶり校


ものすごい嵐でしたね。
でも、夜更けにぴたりと風がやみました。
みんな雪遊びを期待していたのだすが、起きてみたら、雪はなし。
ちょっと残念ですが、かわりに美しい朝焼けがみんなを迎えてくれました。

早起きした子たちは、
なんと「顔を洗いに行く」と、ナミダ坂下の水場まで下りて行きました。
急坂を400メートル下ります。
実に健康的です。
ごはん前にあそび、ご飯を食べて遊び、荷物をまとめて、
出発前にもひと遊び。

 

スタッフのみなさん、そして子どもたちとの話し合い、天気予報なんかを
総動員して、2日目の活動を考えました。
結局、少し早く降りることにしました。滑りやすいから、注意してね。



行き着いた先は、市民会館のトイレと…秘密の「中原小屋」です。
(中原さん、ありがとうございます!)
特別にお借りした小屋の周辺で、すきに遊びます。
大人も、好きに火をいじくり、好きな物を焼いて食べてますよ。



そういえば、去年わかしきれなかった五右衛門風呂。
今年はしっかりわきました。

 

豆乳シチューも、ピザトーストもおいしく、
おやつのマシュマロもおいしく、
小屋の中もあたたかく。

そういえば、雨なんて降っていたっけ。

活動終了後、スタッフの皆さんと話していたことは、
「最初の頃は、ここまでハイレベルなことできなかったよね」という言葉。
そう、月日を経て、自分たちのものは自分で片付けられ、
自分たちの食べきれる量をしっかりと食べ、
そして何より、自分たちで勝手に遊びまわることのできる「感覚」が
子どもたちに備わってきた…というか、本来持っている子どもたちの能力が
蘇ってきた、というか、そんな感じがしました。
僕たち大人は、ひたすらそのステージ作りにいそしみます。

いいですね。楽しくて仕方がありません。

みんな、今度は何したい?どこに行きたい?
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イエティくらぶ登別校12月「あこがれのカムイヒュッテ」1日目

2009年12月07日 09時36分14秒 | いぶり校
なんだか面妖な天気です。
寒いのかあったかいのか、雪が降るのか降らないのか。
でも、あんまり関係なく、イエティくらぶは始まります。

今回は登別市民会館集合です。そこからおやつ、いや、「非常食」を
買いに行きます。



そう、今回は山登りですね。
といっても、そんなに長い距離や高い所に行くわけでもありませんが、
それでも、ナベカマしょって、水もないところへ行くわけですので、
それ相応に緊張します。スタッフのみんなも、実は緊張しています。



歩く距離は、1500メートル。最後は「ナミダ坂」に挑戦です。



それぞれの子たちが、それぞれのペースで登ります。
スタッフも、子供たちのペースに合わせてついていきます。
早い子は1時間以内に、あとから来た子も1時間30分ぐらいで着きました。

早く着いた子は、なんか掃除をしてます。
よく見たら、今年初めての雪だるま作りでした。ヒュッテの守り神ですね。



雪合戦なんかも始まります。天気が悪いとか、寒いとか、気にしません。
だって、あったかい小屋がありますからね。

ヒュッテの中です。暗くなる前に寝袋を敷きます。一方、初めて会った子たち同士で「どうぶつしょうぎ」も始まりましたよ。

  

夜は、まきストーブで暖めたおでんを食べました。



そして!お楽しみ!一足早いクリスマスパーティーが!!

 

プレゼント交換、ケーキ。ランタンと、窓の雪。
なんだかできすぎじゃないですか。

山の名は、カムイヌプリ。
山の神様に守られて、あらしの夜は穏やかにふけていきます。
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