御用納め

先週ある独立行政法人から、２件の助成事業計画書の審査を依頼されました。定年退職後の数少ない公的業務でした。期限は年末年始を含む１月７日までとかなり急な仕事でした。年内に済まそうと頑張り、今日審査を終え書類を発送することができました。一先ず私にとっては今年の御用納めでした。
いつもなら妻も正月のおせち料理作りに忙しい時期です。今年６５歳となった妻も、昨年辺りから体力の衰えで料理が辛くなったようです。今度の正月は生協に注文したおせち料理で済ますようです。長い間ご苦労さんでしたとねぎらいの気持ちを込め、「世界ふしぎ発見」のテレビ番組を観ながら妻の肩揉みに精を出しました。気持ち良さそうにこっくりこっくりする妻がとても愛おしく感じました。これからは無理をしないで楽に楽しく、楽楽暮らそうねと話し合いました。二人とも御用納めの歳になったのですから。

歳重ね　妻と寄り添う　暮の夜