アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

とんだゴールデンウィーク

2022年05月04日 | みどりの雑記帖

ゴールデンウィーク初日の4月29日昼過ぎ、意識を失い倒れて痙攣嘔吐し、救急車で国立霞ヶ浦医療センターへ救急搬送されました。年2,3回、何度も繰り返しているのですが、原因がはっきりしません。私の素人考えでは、2015年に罹った脳梗塞が原因ではないかと考えています。小脳・延髄に繫がっている右椎骨動脈閉塞、左椎骨動脈狭窄と言う内容で、血圧が下がると一時的に狭窄部の血流が滞り、脳梗塞状態になるのではないかと思うのです。今回も救急車で搬送されている間に意識を取り戻し、いつもは半日程度病院で点滴を受けて帰宅できるのですが、今回はゴールデンウィーク期間中で、脳神経内科の医者が休んでいるため、5月2日まで4日間入院することになってしまいました。

入院した病棟の2階は、要介護患者用らしく、廊下、トイレ、洗面所で患者に出会うことはありませんでした。私の病室には寝たきりの2人が同室していました。他のどの部屋も、ほとんどが手間のかかる寝たきり高齢者ばかりで、手厚い医療を受け寿命を永らえ、少子高齢化を深刻化させ、社会保障費の増加の原因となっているの感じでした。

しかし、国民の寿命が延祝福すべき祝福すべき慶事ではないでしょうか。諸悪は少子化であり、国民大衆が子育てを躊躇するほど所得が低いのです。国民が働いて得た富は、大企業に内部保留され、ここ20年間国民に還元されず、ついに日本国民の所得は韓国にも及ばない状態になってしまいました。大企業はコスト削減のため安価な賃金を求めて海外進出し、海外の経済成長に貢献しています。むしろ我々高齢者は、医療従事者に雇用機会を提供し、医療産業を支えていると鼻を高くしても良いのではないでしょうか。

ウクライナ戦争は、地産地消を怠り続けてきた日本の弱さが露呈させました。ロシアに対する経済制裁を高らかに歌い上げながら、食糧自給率37%、エネルギー自給率12%の日本は、ロシア以上の制裁を受けているではありませんか。日本は工業製品を輸出するため水田農業を虐げ、食料の西洋化を図りました。火山・海洋国家の日本は自然エネルギーの宝庫ですが、コスト高を理由にその開発を敬遠し、化石燃料の輸入に頼りました。日本は自立できない要介護病人に成り下がってしまったのです。

 

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