アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

緊急事態宣言

2021年08月19日 | みどりの雑記帖

土浦市には8月8日から31日までまん延防止等重点措置が発令されており、これとダブル形で8月6日から19日まで県独自の緊急事態宣言、更に延長する形で20日から9月12日まで国の緊急事態宣言が出されることになりました。管総理が今月初め自宅療養を原則とすることを発表以来、国内では各地で過去最多の感染が報告されており、昨日も全国で23,000人を越える過去最多を更新しています。自宅療養は医療崩壊を受けての対策ですが、それにより同居家族への感染が免れず、これから果てしない感染爆発が続くことになるのでしょう。感染者を早期に発見し、隔離するための医療体勢の整備を怠ったツケが回ってきたのです。オリンピックを中止し、こちらに全力を挙げるべきだったのです。

アフガニスタンでは、20間年に亘り派遣されていた米軍撤退を受け、タリバンが8月15日首都カブールを掌握しました。アメリカは220兆円を投じて支援してきたガニ政権高官と政府軍は、手際よく瞬時に消えたと言います。国民から信頼されていないガニ政権を支援の相手に選んだのが間違っていたのです。タリバンは、腐敗した政府に対する反抗を旗印に集まった雑多のイスラム派閥で構成されております。中には極端なイスラム原理主義もあれば、女性の権利を尊重するグループもあるのです。国民からそっぽを向かれているガニ政権を支援の相手に選んだのが、そもそもの誤りだったのです。

この構図は、現在の管内閣のコロナ対策と類似しているようの思えます。コロナ感染者の、早期発見、早期隔離、早期治療に対応できる医療体勢の整備を急がなければならなかったのです。ところが、オリンピックを成功させ、低迷する内閣支持率を浮揚させようとする邪心に目が眩んでしまったのです。アメリカがガニ政権を選んだように、また、管内閣がオリンピックを選んだように、初期の浅慮が取り返しの付かない結果を引き起こしてしまったのです。

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