アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

野辺の送り

2007年12月30日 | みどりの雑記帖
親しい人が突然亡くなりました。親戚、知人が集まり、ご冥福を祈りました。
改めて、私が今ここにあるのが不思議でなりません。私の命は何処から来たのか、いくら考えても答えが見つかりません。死んで火葬された後、私は何処へ行ってしまうのか。肉体は元素に分解し、ガスとなって大気に拡散したり、灰となって骨壷に納められます。
しかし人は言語・文字を持ち、文明や技術を発展させます。それらを発展させた人が死んでも、言葉や文字でそれらを子孫に伝えられ、更に発展させてゆきます。私が開発した技術はマレーシアの水稲二期作確立に貢献しました。私が死んでもその技術は残り、熱帯モンスーン地域の水稲二期作の存続に寄与し、多くの人達の役に立つのです。
私は多くの人に生かされ、多くの人を生かします。私が死んでも、私が生かした人が更に多くの人を生かします。そうやって私の命は生き続けるのです。命ある限り一生懸命生き、それが人の役に立てば、人の命は永遠なのです。そう考えれば、心が安らぐように思います。

生かされて 生かして生きる 我が命
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