アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

do for others

2021年08月21日 | みどりの雑記帖

全国高校野球選手権大会の今日の第1試合では、青森代表の弘前聖愛学院が石見智翠館と対戦しました。聖愛学院は妻の母校なので、妻と共に応援したのですが、残念ながら4:3で敗退してしまいました。テレビで観戦していて気付いたのですが、応援団は"do for ohters"とプリントされた横幕を掲げて応援しているではありませんか。妻の頃は聖愛女学院と言って、ミッションスクールだった関係で、この標語は学院の奉仕精神育成の教育方針に沿ったものなのでしょう。結果は標語の通りになってしまいましたが、対戦相手に悦びをプレゼントしたのですから、健闘を称え合ったと言うことでよしとしましょう。

"do for ohters"の和訳である「世のため、人のため」が私の母の口癖で、幼い頃からよく聴かされたものでした。いつしかそれが私の行動規範となり、今日に至っております。お陰様で、余り恨まれることがなく、見知らぬ土地に派遣されても、不思議と親切にしてくれるのです。10年近く派遣されたマレーシアでは、反目し合っているマレー系と中国系マレーシア人の両者と友好的に交際できました。4年間派遣されたスリランカでは、タミル人の独立運動に関わるテロが頻発する物騒な時期でした。シンハラ人の女中と、タミル人の運転手を雇っていましたが、彼らがテロ情報を逐一教えてくれ、安全に過ごすことが出来ました。定年退職して土浦に定住すると、高齢者クラブ会長に祭り上げられ、幸せに過ごしています。

最近つくづく思うのは、「世のため、人のため」とは皆が助け合うと言うことであり、ひとりでは生きられない人類繁栄の源泉であると言うことです。学力競争を子供達に強いる偏差値教育、大学入試では、勝者は益々富み、敗者は没落し、互いにいがみ合って助け合いの平和な社会は実現しません。


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