ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ムカシトンボ 2024<4月③>

2024-04-15 | ムカシトンボ科

<4.13>

時期が読めない

前回から2日後、朝から気温が上がりムカシトンボがまとめて羽化するムードです。再び同じ沢に行きました。
しかし、11時まで気配なし。諦めて別の沢の様子を見に移動しました。ここは日当たりがよく気温が高めです。
19年の洪水以降、あまり羽化を見ていない林道沿いで2♂、1♀が羽化していました。羽化殻も付近に2個。
一両日で羽化が始まった気配ですが、上流部ではこれからの様子。こちらも時期が読めません。最高気温23℃。

11時半頃 ♀羽化 殻から離れていた




13時15分頃 ♂羽化 この沢でこれまでの最下流部での羽化






13時30分頃 開翅 2分程で翅を閉じてしまい油断しているうち55分頃飛立つ


羽化不全の♂ 外見に異常はないが、殻から離れていて開翅しても飛べない様子

2024.4.13 東京都

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ムカシトンボ 2024<4月②>

2024-04-12 | ムカシトンボ科

<4.11>

後が続かず

例年ならばムカシトンボの羽化によい頃です。前回から4日後、同じ沢に行きましたが、後が続かず羽化はゼロ。
4月になっても20℃超えが稀のまま中旬入りです。この日は前日の居残り1♀で羽化殻もなし。現地は15℃。

居残りの♀







2024.4.11 東京都

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ムカシトンボ 2024<4月①>

2024-04-08 | ムカシトンボ科

<4.7>

遅れ気味

ムカシトンボの羽化にはまだ早いと思いながら、昼前から晴れて20℃を超える予報で念のため見に行きました。
結果は、運よく1♀を目撃。周辺に羽化殻は見当たらず、おそらく当所での今季最初の羽化と思われます。
3月の気温が上がらず今季は遅れ気味ですが、これから一斉に羽化が始まることでしょう。現地は20℃。

10時頃 ♀羽化 休止期前


休止期 約16分間






10時19分 約50秒で脱出


脱出直後


11時頃


12時25分頃


13時4分 開翅 


約3分後 飛立ち フレームアウト


<ホソミイトトンボ> ブルーに色付き始めた♀が日当たりのよい河原で摂食していた

2024.4.7 東京都

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オツネントンボ 2024<4月①>

2024-04-03 | アオイトトンボ科

<4.2>

遅れたスタート

異常な暖冬でしたが、3月の20℃超えは中旬に2日、その後の菜種梅雨で冷えて春の到来が足止めされました。
月末3日間は気温が急上昇してオツネントンボの生殖活動が始まるのは確実。4月になって遅れたスタートです。
ところが、2日間行って産卵の目撃は1対。両日とも18℃止まりでやや気温不足とはいえ極端に遅れています。
その1対が11時過ぎから1時間半を超えて産卵して漸く撮影。ムカシトンボは、昨年より一週間以上遅れるか。

連結産卵 新芽が育っていないので産卵基質は水面に浮かぶ枯れ茎




縄張り♂に干渉され度々中断して待避しつつも産卵を継続


単独産卵 連結解除後、産み足りないのか1分程産卵


連結態に何度も干渉していた縄張りの♂ この水辺に出ていたのは2♂のみ

2024.4.2 東京都

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