<5.23>
高い確率で交尾態に
サラサヤンマの生殖活動が活発化する頃。雨上がりの晴の好条件下、例年の湿地に行きました。最高気温26℃。
10時頃の到着時に飛んでいた♀を見失なって、それらしい産卵が撮れたのは15時過ぎで、しかも10秒程。
この間に6♀を目撃し、うち5♀が縄張り♂に捕捉され交尾に至りました。交尾態は樹上に飛んで撮影不能です。
♀はまだ若く、落着いた産卵は見ません。何時になく♂に活性があり、飛来する♀を効率よく捕えました。
♀ 産卵
13時45分頃の♀ 転々と移動して産卵するうちに♂に捕まる
14時半頃、♀が着地した途端に♂に連結されて草叢に落下。飛立って周回するうち交尾態になって高い梢に。
この♀を含め、交尾態になった5♀のうち4♀が産卵する前に♂に捕まっています。これでは産卵が撮れません。
連結態
連結された♀
この日の♂の捕捉率は高く、ホバリングしている時よりも静止して♀の飛来を待つパターンが大半でした。
♂ 静止
ホバリングの開始は気温が上がった11時頃から。徐々に増えて、長時間ホバリングする♂が目立ちました。
♂ 飛翔 ホバリング
2021.5.23 埼玉県