ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

アオヤンマ 2017<7月④>

2017-07-28 | アオヤンマ

<7.28>

いよいよ終盤

いよいよアオヤンマも終盤。前回から4日後、前2日は真夏日にならず、この日も気温が上がらないようで再訪。
予報が外れて最高気温は32℃に上昇。風があり前回より少し低いものの、生殖行動には厳しい状況でした。
ところが、終盤ならではの現象か予想外の盛況。産卵に入る♀を数回、交尾態は4対を目撃しました。

正午前、産卵場所を探して飛び回る♀が葦原の奥に消えてしまい、落胆していると交尾態で飛び出しました。

交尾態


位置を変えて撮影していると、面白いシーンを目撃。林内で探雌していた♂が交尾態に飛びかかりました。



交尾態の♀に襲いかかる♂


交尾態の♂の腹部と♀の肢を掴んで止まる


引き剥がそうとしているのか♀の肢を離さない 




約1分半経過、先に交尾態が動きました。攻撃の♂から逃れて葦原に移動。

交尾態


先の件で神経質になっているのか5分程で再び移動して撮りやすい枝に止まりましたが、約1分20秒で樹上に。
交尾態で飛び出して樹木に静止してから約10分間の出来事でした。



♀が現われ、葦原をうろうろして今度は外側に着地。2年越しで狙っていたポイントでいよいよ産卵です。
ところが、♂の気配を察したか数秒間で飛びました。横から撮影できましたが一瞬で、冷や汗ものでした。

♀ 産卵


♀が消えた辺りをよく見ると、水面から50㎝もないような所に交尾態がいました。移動時に捕まったようです。
発見時、再度他の♂が交尾態に止まっている状態でしたが、撮影不能な位置。すぐに樹上に逃げて落着きました。

交尾態


この時期、まだ若い♀を見かけることがありますが、今季の観察はこれにて終了するつもりです。

♀ 静止

2017.7.28 東京都


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