ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

マルタンヤンマ 2023<7月⑥>

2023-07-27 | マルタンヤンマ

<7.25>

まさかの巡り会い

梅雨明け後の都区内の公園。前回から8日経ちマルタンヤンマの様子を見てきました。目撃は1♂、6♀で低調。
36℃でも都心より低い珍現象で、風通しがよく午後の湿度が30%台になってから降りてくる個体はいません。

唯一の♂は右後翅が欠損していました。もしや8日前の後翅が曲がった♂かと検証すると、胸部前面の班が一致。
まさか、同じ個体に巡り会うとは思ってもいませんでした。前回とほぼ同じ一角にぶら下がっていました。

後翅が欠損した半成熟♂






成熟度合いを比較する絶好の機会でしたが、腹部第2、3節のブルーの色付きくらいしか変化がありません。
翅が欠損した経緯、摂食行動への影響は不明ですが、正常な発育状態ではなく遅れているように思われます。



8日前の撮影


成熟♀ 飛立ち直前 


別個体 さすがに未成熟♀の目撃はなし


ヤブヤンマは個体数が減ってぶら下がりの目撃は1♂、1♀。探雌行動も見られず、不活性でした。

<ヤブヤンマ> 複眼が美しい若い♀





2023.7.25 東京都


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