ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

マルタンヤンマ 2022<6月②>

2022-06-29 | マルタンヤンマ

<6.28>

連日の猛暑

昨日、マルタンヤンマの若♂を撮影しましたが、横から撮れず心残り。連日の猛暑日になり、再び埼玉の林です。
11時半を目指して行くと、タイミングよく♂が飛んでいて2回、3回と止まった後、行方不明になりました。
出鼻をくじかれる嫌なパターン。午前の撮影は未成熟1♀のみでした。同じ37℃でも湿度が高く蒸し暑い日。

12時半頃、別のポイントに2♂同時に飛来して小競り合い。一方が止まりましたが、飛んで双方とも行方不明。
降りてきたかぎりは、樹上に戻ることはまずないはず。約10分間探して、笹の葉の裏で1♂を発見しました。
若いためかすぐに飛びますが、3回移動して落着きました。その後1♂を目撃、他はネアカヨシヤンマ1♂です。

発見から3回移動後 約6分間止まる


胸部側面の斑が黄色からブルーに変わる途上 複眼はライトブルー


再び移動して


2回目に止まった所に戻って5回目の着地で完全に落着く 接近しても飛ばない状態






2♂が降りてきたので、近くに1頭いるはず。約1時間後、梢の♂を見つけました。この日一番の若い個体です。

胸部側面はほぼ黄色 腹部の褐色が目立つ








移精するような動きを目撃しました。移精はしていませんが、半成熟♂の想定外の行動でした。





別ポイントの3頭目の♂。成熟度合いは最初の♂よりやや進行気味ですが、早くも左後翅が損傷していました。







この♂も移精するような行動をしました。この成長段階で見られる準備運動のようなものなのか。











すっかり落着いていると思いきや、10m程離れた枝に移動しました。







午前の未成熟♀のぶら下がり 



2022.6.28 埼玉県

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ネアカヨシヤンマ 2022<6月>

2022-06-29 | ネアカヨシヤンマ

<6.27>

梅雨明け(その2)

この日のぶら下がりは、マルタンヤンマの他にネアカヨシヤンマ2♂の目撃でした。ヤブヤンマは見ていません。

♂のぶら下がり






早くも左後翅に損傷がある♂




少し腹部を曲げる





2022.6.27 埼玉県

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マルタンヤンマ 2022<6月①>

2022-06-29 | マルタンヤンマ

<6.27>

梅雨明け(その1)

都心で3日連続の猛暑日。いかにも早いようでも、マルタンヤンマの若♂を狙うには迷うより行くのが先決です。
埼玉の林でマルタンヤンマ2♂、3♀を目撃。うち午前の1♀、午後の1♂は複眼が灰白色の未成熟個体でした。
関東は早くも梅雨明けして、当地の最高気温は37℃。6月中のぶら下がりヤンマ撮影は4年前以来です。

♀は見ても、なかなか♂が見つからず、13時50分過ぎに降りてきた♂が待望の黄色が鮮やかな未成熟でした。
毎年狙っていますが、近くに寄って撮れたのは7年ぶりです。幸先のよいぶら下がりヤンマの初日でした。

未成熟♂のぶら下がり
















やや成熟が進んだ♂ 相当敏感ですぐに飛ぶ




未成熟♀のぶら下がり




樹林の奥に飛ぶ


成熟した♀のぶら下がり



2022.6.27 埼玉県

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