鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

小笠原満男出陣

2009年06月24日 | Weblog
鹿島、ホームでソウル撃破だ/ACL
2009.6.24 05:02

鹿島の小笠原、内田(右から)らは、決戦前にリラックスムード!?(撮影・吉澤良太)
 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦は24日、各地で行われる。鹿島(J1)はFCソウル(韓国)、名古屋(J1)は水原(韓国)と、それぞれホームで対戦する。

 鹿島はホームでのFCソウル撃破を誓った。ACL初参戦の昨年は、決勝T初戦の準々決勝でアデレードに敗れた。司令塔のMF小笠原は「今年は(海外に)行っても帰ってきても、結果を出せるようになってきた」とチームの成熟を実感。相手は6人が今年の韓国代表という強敵。前日の発熱リタイアから練習に復帰したDF岩政も、「抑える」と闘志を見せた。(鹿嶋市)


小笠原“肉弾戦”に勝つ!相手は韓流ジェラード

PK練習を行う小笠原満男
Photo By スポニチ

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は24日に決勝トーナメント1回戦の4試合を行う。鹿島はホームでFCソウル(韓国)と対戦するが、MF小笠原満男(30)は肉弾戦に挑むことを宣言。韓国代表の先発ボランチMF寄誠庸=キ・ソンヨン=(20)に当たり勝って8強進出を目指す。

 どんな強豪相手にも戦う気持ちが薄れることはない。FCソウルはフィジカルの強さが特長の韓国Kリーグで2位を走る難敵だが、小笠原はさらりと言い放った。

 「接触は多いけど、そこで戦えないと苦しくなる。(接触を)怖がったらルーズボールを拾えなくなるし、ボール回しが人任せになる。肉弾戦が試合のポイントの1つになるのは確か」

 ACLはJリーグよりもボディーコンタクトが激しいのが特徴。一度体で相手の当たりを受け止めて、きちんとボールをキープすることが重要になる。セリエAでプレーした経験を持つ小笠原は、当たりの強い韓国人選手をはね飛ばすほどのフィジカルの強さを持つだけに、「レフェリーもJリーグより反則を取らないし、ある程度接触は強くいける」と肉弾戦を歓迎した。

 FCソウルの中盤には1メートル87の大型ボランチ寄誠庸が君臨する。1次リーグで対戦したG大阪の西野監督も「いい選手」と鹿島の関係者に注意を促した韓国代表のレギュラー選手で、“韓国のジェラード”“ネクスト洪明甫”とも呼ばれている。「寄誠庸?うちにも日本代表選手がいるから大丈夫」と小笠原は意識していなかったが、将来の欧州移籍が確実視されている20歳の逸材を相手に燃えないはずがない。

 決勝トーナメント1回戦は一発勝負。「ここっていうときにパフォーマンスを出せるのは1つの能力。そういう試合はわりと好き」と小笠原は大一番に強いことを強調した。昨年10月10日に手術を受けた左ひざも「(Jリーグ)中断前は影響があったけど、今は100%の状態」と全快。寄誠庸との肉弾戦を制して初のアジア王者と日本代表復帰をたぐり寄せる。

[ 2009年06月24日 ]

小笠原が「すっぽんディフェンス」解禁…鹿島

肉弾戦に挑み打倒・FCソウルを宣言した鹿島の小笠原
 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)東地区決勝トーナメント(T)1回戦(1試合制)は24日、各地で開催される。前年覇者のG大阪は、川崎との日本勢対決。J王者の鹿島はFCソウルと、名古屋は水原三星とそれぞれ日韓対決を制して8強入りを狙う。

 鹿島MF小笠原満男(30)がFCソウル戦で持ち前の「すっぽんディフェンス」を解禁する。「Jリーグとは違ってアジアのレフェリーは少々接触しても、流してくれる。接触も強くいける。球際で負けないこと。それが試合のポイントになる」。相手は肉弾戦に強い韓国勢だが、真っ向勝負を仕掛ける決意だ。

 昨年のACLは決勝T1回戦で敗退。小笠原は直前の柏戦(9月20日)で左ひざ前十字じん帯損傷を負い、自宅で敗戦の報を聞いた。「その悔しさもある。中断前(5月)まではけがの影響がいろいろあったけど、ようやく今はベストになったといえる」。これまでは一歩目が遅れ、警告を受ける数も増えたが、今は心配無用。

 「(周りが)昨年は移動とか、暑いとか、ボールの違い、ピッチのことでいろいろ言っていたけど、今年は言わなくなった。俺らがどっしり構えてやっている。良い状態」と、チームへの手応えを口にした小笠原。一発勝負で行われるソウル戦。最後に「そういうの、好きなんだよね」と不敵に笑った。

(2009年6月24日06時01分 スポーツ報知)

小笠原主将が完全復調宣言である。
やはり、中断前までは負傷の影響は少なからずあった模様。
しかし、この中断を挟み完全に傷は癒え、ベストな状態でこのFCソウル戦を迎えることが出来た。
この試合に燃えぬはずがない。
主将を中心にチーム全体が一丸となってFCソウルをぶちのめす体制である。
いよいよ対立することとなった石田治部少輔三成と内府殿である。
真田家は家康の娘婿となった分家である伊豆守信幸と三成に豊臣を継がせ再び乱世にし世に出ようとする昌幸は運命を別つ決意に至るのであった。

セットプレイ対策

2009年06月23日 | Weblog
鹿島、FCソウル対策は万全/ACL
2009.6.23 18:27

リラックスする(手前左から)鹿島・内田篤人、小笠原満男 小笠原の美脚にウッチーもくぎ付け?=23日、鹿島アントラーズクラブハウス(撮影・吉澤良太)
 鹿島は万全の準備でFCソウルを迎え撃つ。2日連続でミーティングを開いて映像で相手を分析し、練習ではCK、FKからの守備を確認した。岩政は「相手は平均身長が高いし、セットプレーには気を付けたい」と表情を引き締めた。

 チームはリーグ戦、ACLで16戦連続無敗と好調だが、慢心はない。青木は「立ち上がりが大事。相手の出方を見極め、うまく試合に入りたい」と慎重だった。


FCソウルの身長対策は万全といったところか。
球際の激しさを失わなければ勝機が見えるであろう。
今はリラックスしつつも試合になれば目の色が変わる。
一発勝負のラウンド16を勝ち抜く準備は整った。
我等は勝利する。
気持ちで勝って臨むのだ。

FCソウル戦試合前日コメント

2009年06月23日 | Weblog
【AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs ソウル】オズワルド オリヴェイラ監督/マルキーニョス選手(鹿島)試合前日の公式会見コメント(09.06.23)
Q:明日に向けての意気込みと、FCソウルの印象をお聞かせ下さい。
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「まず、このラウンド16というのは去年と同じ状態ではないかと思います。去年は残念ながら、ここで次のラウンドに進めなかったわけで、今年こそ次のラウンドに駒を進めていきたいと思いますし、アジアのタイトルを取るためにはここを勝ち抜かないといけません。ソウルに関してはタフで、アジアという高いレベルの一角のKリーグのなかでも強いチームだと思います。グループステージでは水原とも戦いましたし、今回はFCソウルとなりますが、彼らが勝ち進んで来たことは驚きではありません。逆にタフなリーグをやっているわけであって、代表選手も多く抱えておりますし、外国人選手も高い能力を持っています。ほんとうに厳しい戦いになるのではと予想しております。」
●マルキーニョス選手(鹿島):
「監督が言ったとおり、厳しいしタフな試合になるのではないかと予想しております。我々選手としてもFCソウルの高いポテンシャルはわかっていることですし、そこで気を引き締めていかないといけないと思います。自分自身、確かに完全な状態ではないという部分はあるかもしれませんが、ただ、1試合1試合やることで自分の状態を戻したいと思いますし、明日はまた鹿島アントラーズのチームメイトと共に次のラウンドへ進むための、あるいは勝つためのプレーをできればと思っています。」
Q:相手は高さがあると思いますが、その高さ対策についてセットプレーを含めてどのようにお考えですか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「世界のサッカーでは高い選手がいるというのは当たり前のことであって、ACL・Jリーグを含めてそういうチームと対戦してきましたし、対策も取ってきました。問題なく選手はプレーできると思います。あとは自分たちのバトルを制していくしかないと思います。」
Q:ホーム&アウェイの戦いと違い、今回のように一発勝負でのトーナメント1回戦というのは戦い方も変わってくるのでしょうか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「戦い方はまったく変える必要はないかと思います。グループステージを1位で終えたことによってホームアドバンテージがあるわけですから、ホームのときは積極的なサッカーができているので、そうした形で戦っていければと思います。」
Q:去年のACLの経験がどのように生かされていると思いますか?
●マルキーニョス選手(鹿島):
「細かく言うことはできませんけど、去年は最初の大会と言うことで相手のサッカースタイルが違うことで、多少戸惑いを感じた部分があったかもしれません。ただし、その経験が今年、いろんな部分で活かされてると思いますし、チームとしても、あるいは個としても成熟している部分があると思います。また戦い方やチームコンセプト、それにどういう試合なのかを予想して、いろんな部分をイメージしながら戦うことができていると思います。明日、ホームで我々のサポーターの後押しがあっての戦いとなるので、全員で勝つことを目的にしてそういったプレーを見せて、全員で勝利を手にすることができれば、と思っています」
Q:現在の鹿島の状況と、ベストメンバーが組める状態なのかを教えて下さい。
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「非常に良い状態にいますし、いまは怪我人もおりませんのでチーム全員でがんばっていきたいと思います」
Q:FCソウルのメンバーのなかで印象に残っている選手、注目すべき選手はいますか?

●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「FCソウルはほんとに素晴らしいチームだと思いますし、名前を詳しく言えないんですけど、10番、ブラジル人の8番もそうですし、7番、28番、27番とセンターバックの二人も優秀ですし、ほんとに素晴らしいチームではないかと思います。誰がということではなく、ソウルというチーム全体をケアしながら戦わないといけないと思います」
以上

[ AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs ソウル ]前日会見の様子

明日の戦いを聞かれたオリヴェイラ監督はこれまで同様の戦いをするとコメント。
「ホームアドバンテージがあるわけですから、ホームのときは積極的なサッカーができているので、そうした形で戦っていければと思います」

[ AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs ソウル ]前日会見の様子

会見に列席したマルキーニョス選手は勝利を目指して戦うことを約束。
「明日、ホームで我々のサポーターの後押しがあっての戦いとなるので、全員で勝つことを目的にしてそういったプレーを見せて、全員で勝利を手にすることができれば、と思っています」
平日夜の開催だが、多くのサポーターの後押しが欲しいところだ。


我等も一丸となり後押しをしたい。
聖地での勝利を共に分かち合いたい。

岩政、フルメニューこなす

2009年06月23日 | Weblog
[ AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs ソウル ]前日練習の様子

笛を片手に選手たちに指示を送るオリヴェイラ監督。決戦を前にして、その眼光は鋭さを増しているように見えました。

[ AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs ソウル ]前日練習の様子

練習の合間に談笑する本山雅志選手と内田篤人選手。リラックスした雰囲気が伝わってきました。

[ AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs ソウル ]前日練習の様子

練習の最後に、全員でPK練習を行いました。写真の本山選手は落ち着いたシュートを決めていましたが、新井場徹選手が2回連続で外し、チームメイトからは励まされていました。


談笑する本山と篤人の後ろには背番号3が立っておる。
岩政は問題ない様子。
明日はベストメンバーで戦えるであろう。
全員で勝利を掴み取りたい。
アジア征圧へ一歩一歩進むのである。

岩政、体調不良

2009年06月23日 | Weblog
鹿島・岩政が練習欠席 CB崩壊危機…ACL
 ◆アジア・チャンピオンズリーグ東地区決勝T1回戦 鹿島―FCソウル(24日・カシマ) DF岩政が体調不良で練習を欠席した。練習前のミーティングには顔を出したが、その後に帰宅。関係者によれば高熱ではないものの、風邪の症状があるという。右アキレスけん痛を抱えるDF大岩も「試合に出られない状態」と話し、一発勝負のFCソウル戦で、経験豊富なセンターバック2人を欠く可能性が出てきた。
(2009年6月23日06時01分 スポーツ報知)

岩政が体調不良で練習回避とのこと。
ジュビロ戦でベンチ入りすらしなかった大岩はアキレス腱痛で出場は叶わぬ。
ここに来てCBにピンチが訪れるとは思いもよらなんだ。
もし岩政が間に合わぬ事となれば、代役はユダとなろう。
欧州・スイスでCBを担った経験がここで活きてくると考えたい。
そしてベンチには後藤である。
サテライトや練習試合で頭角を現しつつある後藤圭太は、その昔、興梠慎三と共にU-20日本代表にも選出された逸材である。
そろそろトップでチャンスを与えても良い時期が来ておろう。
今季はサテライトでFC西東京の平山を完璧に抑え込んだ実績もある。
岩政・大岩が居なくとも選手層に問題は無い。
ただただ、勝利を積み重ねるだけなのである。

サテライトリーグ FC西東京戦

2009年06月22日 | Weblog
2009 サテライトリーグ 第5日

   田代 よよ

ヤス 船山 修人 誓志

宮崎 後藤 當間 健太

     小澤

誓志 → 小谷野
修人 → 川島

豪華なメンバーである。
1700人の観衆も満足であろう。
得点は、途中出場した小谷野のFKから。
田代とよよが素晴らしいコンビネーションを魅せ、美しいゴールを決めた。
今はサテに甘んじておるこのメンバーであるが、過密日程の中で出場機会が必ずややって来るであろう。
常に準備をしておくのだ。
選手層の充実こそ、今季の課題なのである。
後半に向けて、そして来季に向けた力の躍動を感じる。

ジュビロ戦報道

2009年06月21日 | Weblog
鹿島興梠決勝弾!ホーム不敗神話/J1

前半38分、ゴールを決め指をさして笑顔を見せる鹿島興梠
<J1:鹿島1-0磐田>◇第14節◇20日◇カシマ
 W杯予選のため中断していたJ1が約1カ月ぶりに再開し、日本代表勢が活躍を見せた。

 点取り屋としての実力をあらためて知らしめた。鹿島は前半38分、野沢の左サイドからのクロスに対し、FW興梠慎三(22)がゴール正面でスライディングしながら左太ももで押し込んだ。5月16日の柏戦以来、35日ぶりの公式戦ゴールは値千金の決勝弾。「結果がついてきてよかった」と笑顔で振り返った。

 50メートル5秒台の天性の速さが輝いた。「(野沢)拓さんのアシストのおかげ。拓さんが(クロスの前に)1つ間を置いてくれたから、GKとDFの間に入れた」。ペナルティーエリア内に入って1度減速。次の瞬間にスピードを上げてマークを振り切り、スペースを突いてゴールにつなげた。

 約1カ月の代表帯同は歯がゆい時間の連続だった。5月19日のACL上海申花戦で右胸部を打撲した影響で序盤は別メニュー調整が続き、W杯出場を決めた6日のウズベキスタン戦はベンチ外。「消化試合」となった10日のカタール戦、17日のオーストラリア戦も途中出場で「達成感はない。悔しい思いもした。自分が出られなかったから…」とポツリとこぼした。

 控え組として調整法にも苦しんだ。試合に出なくても練習内容は先発組と同じ軽いもの。「体調を上げたかったから、練習のない午前中は代表のトレーナーに頼んで筋トレをしていました」。この日も万全の動きではなかったが、「予想通り動けなかったけど、先発で出るとやりきった感がある」と充実感を表した。

 W杯まで1年。競争は激しくなる。「代表の悔しさは代表で晴らしたい。Jリーグで活躍しないと代表に呼ばれないと思うので、まずはチームで頑張る」。入団から続くホームで得点すると負けない「不敗神話」を14に伸ばし、チームの単独首位キープにも貢献した。ゴールを積み上げた先には必ず南アフリカのピッチがあるはずだ。【菅家大輔】
 [2009年6月21日9時32分 紙面から]


鹿島・興梠がV弾!代表のうっぷん晴らした
2009.6.21 05:03

前半38分、先制点を決めて喜ぶ鹿島・興梠
 J1第14節第1日(20日、鹿島1-0磐田、県立カシマサッカースタジアム)首位の鹿島は日本代表FW興梠慎三(22)が決勝点を挙げ、1-0で磐田を破って6連勝。

 顔をくしゃくしゃにして、人さし指を天に突き刺した。前半38分、鹿島・興梠がMF野沢の左クロスに突進。「足でいったら後ろにそらす」と、瞬時に左太ももでゴール。不完全燃焼だった日本代表でのうっぷんを晴らす一撃が決勝点となった。

 「代表では悔しい思いもした。試合勘や体調に不安もあったけれど、結果が出せてよかった」

 J中断期間中のキリン杯も含めた5試合で、先発はなかった。3試合に途中出場も計50分強で無得点。FW岡崎(清水)の活躍に「遠くに行っちゃいましたね」と言うが、豪州から帰国した18日も、雨の鹿島でシュート練習に打ち込んだ。

 同じ代表組のDF内田とともに先発し、「ここで悪かったら(鹿島でも)次のスタメンはない」と気迫で奪ったゴール。後半33分で大迫と交代したが、J最速の通算50勝(81試合目)を贈られたオリベイラ監督も、「帰ってきたばかりで決めてくれた」と絶賛だ。

 岡崎もゴールを挙げたことを聞き、「そういうもんなんですよ」と苦笑した。しかし、W杯への闘いはこれからだ。興梠が首位を牽引(けんいん)する。
(丸山汎)


鹿島-磐田 前半38分、先制点を決めてマルキーニョス(左)と喜ぶ鹿島・興梠=カシマ


鹿島-磐田 前半38分、先制点を決めて喜ぶ鹿島・興梠=カシマ


鹿島-磐田 後半、磐田・駒野(左)と競り合う鹿島・興梠=カシマ


鹿島-磐田 前半38分、左クロスに合わせ、先制ゴールを決める鹿島・興梠(右端)=カシマ


W杯予選は不発…興梠意地のリベンジ弾

<鹿島・磐田>前半38分、先制ゴールを決めた鹿島・興梠慎三はマルキーニョス(18)と笑顔でハイタッチ
Photo By スポニチ

 鹿島の日本代表FW興梠慎三(22)が“雪辱弾”を決めた。J1リーグ戦が20日、再開。首位・鹿島はホームで磐田と対戦し、1―0で勝利した。前半38分に興梠が左足で決勝ゴール。6月に行われたW杯アジア最終予選3試合で無得点に終わったうっ憤を晴らした。

 悔しさを体ごとぶつけた。前半38分、左サイドを突破した野沢のクロスを、“新野人”の勘で左腿で合わせる。2試合ぶりの今季5点目。満開には程遠い笑顔で、興梠は振り返った。

 「(野沢)拓さんが一つ間を置いてDFが食いついてくれたので、僕とマルキ(マルキーニョス)がGKとの間に入れた。後ろにいきそうだったので、瞬間的に腿で打った」

 微妙な笑みには理由がある。「代表ではいろんなことを経験させてもらったし、悔しい思いもした」。今月の日本代表のW杯最終予選3試合では2試合出場で無得点。先発出場はなく、出場時間は28分だった。合宿期間中は日本代表の早川トレーナーに志願して自主練習も敢行。午後のチームの練習とは別に、午前中に室内で筋肉トレを行った。「スタメンと同じ練習をしていてもダメ。個人でも練習しないといけない」。すべてを懸けて臨んだ代表合宿だったが、先発の座は遠かった。

 昨年の北京五輪の代表から落選し、「W杯に出ればいい」と目標を切り替えた。当時からポジション争いのライバルだった岡崎(清水)は代表でレギュラーの座を獲得した。今季Jリーグではともに5得点だが、そのうち3得点が同じ節に決まっており、興梠は「そういうやつなんですよ、あいつ」と笑いながらも刺激を受けている。

 Jリーグ通算50勝をプレゼントされたオリヴェイラ監督は「興梠は期待以上の働きをしてくれた」と喜んだ。チームはリーグ戦6連勝で公式戦は16試合無敗。首位を快走している。「代表で悔しさを晴らすためにチームで結果を出して、また代表に呼ばれたい」。鹿島でゴールを取り続け、興梠が南アフリカのピッチに立つ。

[ 2009年06月21日 ]

興梠、代表不発うっぷん弾!指揮官へ50勝プレゼント…鹿島

前半38分、決勝ゴールを決めた鹿島・興梠(左)は、本山と抱き合って喜ぶ
 ◆J1第14節 鹿島1-0磐田(20日・カシマ) 日本代表FW勢がゴール競演―。W杯アジア最終予選で中断していたリーグが再開。清水FW岡崎慎司(23)が山形戦で後半6分に得意な裏への飛び出しから右足で今季リーグ5得点目をマーク。鹿島は同予選で不発に終わったFW興梠慎三(22)が前半38分、そのうっぷんを晴らす決勝弾を決め、チームの6連勝に貢献し首位をがっちりキープ。新潟FW矢野貴章(25)も先制ゴールを挙げるなど、代表FW争いが盛り上がってきた。

 鹿島FW興梠は汗でびしょぬれになった髪を揺らし、スタンドの前で手をたたいた。「やっぱり試合に出ると、やりきった感がある。(代表に行っている間は)ずっと試合に出たいという気持ちがたまっていたから」。日本代表からチームに合流し、リスタートを期した磐田戦で決勝弾。痛む右胸を手で押さえながらも、心の底から笑っていた。

 意地だった。前半38分、左サイドを突破したMF野沢からのクロス。走り込むタイミングがずれて「足で(シュートに)行ったら無理」と即座に判断し、左太もも内側にボールをぶつけた。「タクさん(野沢)のアシストを褒めた方がいい」と謙遜(けんそん)したが、体ごと突っ込むような泥臭いゴールに「興梠コール」が鳴りやまなかった。

 いまだに右胸に腫れが残る。ACL上海申花戦(5月21日)で重度の打撲を負い、痛みを抱えたまま日本代表に合流。当初は治療に専念できたが、代表関係者によれば、W杯最終予選で主力に負傷者が続出した後は、満足な治療を受けられなかったという。全治2週間の診断は大幅に遅れ、1か月が経過した今でも、加療を要する状態だ。

 その状態で出場した最終予選2試合(28分間)は、当然のように無得点に終わった。それでも、主力優先の状況を理解し、周囲には「大丈夫、大丈夫」と気丈に振る舞って1人痛みと闘っていた。「代表では悔しい思いをした。イライラもした。その分リーグで爆発したい」。1年後のW杯メンバー入りへ、早速爆発してみせた。

 チームは6連勝で首位をキープし、オリヴェイラ監督は監督就任81試合目で50勝を達成した。「いつか代表でこの悔しさも晴らしたい。そのためには今はチームで結果を残すこと」。興梠はまだまだ満足していない。

(2009年6月21日06時01分 スポーツ報知)

鹿島完封 J1第14節 興梠の決勝ゴール 野沢がアシスト
2009/06/21(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 5頁
 Jリーグ1部(J1)第14節第1日(20日・カシマスタジアムほか=7試合)ワールドカップ予選開催のため約1カ月ぶりに再開し、チームに復帰した日本代表FW勢が活躍した。首位鹿島は興梠の決勝ゴールで磐田に1-0で勝ち、6連勝で勝ち点を32に伸ばした。
 新潟はG大阪を2-0で破り、勝ち点25とした。清水は岡崎の得点などで山形に4-1と大勝して3連勝。川崎は大分に2-0で勝って4連勝、大分は泥沼の11連敗となった。FC東京は3-0で柏に快勝。千葉は1-0で名古屋、大宮は2-1で京都を退けた。

 【評】鹿島の地力が勝った。序盤はリズムに乗れなかったが、その時間帯をしのぐと前半38分に野沢のクロスを興梠が決めて先制。追加点はなかったが、安定した守りで逃げ切った。磐田は好機がありながら相手守備陣を崩しきれなかった。


【写真説明】
決勝ゴールを決めた興梠


興梠一色である。
その中で報知だけが、未だに興梠がACL上海申花戦で負った傷が癒えておらぬと報じておる。
これは知らなんだ。
強靱な身体能力も万全でなければ、いつ壊れるやも知れぬ。
不安になってくる。
しかしながら、そのような状態でゴールを決める興梠慎三という男には改めて惚れ直した。
素晴らしき選手である。
この不屈の男と共に、三連覇を成し遂げたい。
「潜在能力は小笠原以上」とトニーニョ・セレーゾに言わせしめた能力は開花しつつある。
もう埋もれた存在ではない。
世界に羽ばたくべき逸材なのである。
そして、現在の監督であるオリヴェイラに50勝目をプレゼントする孝行息子なのである。

ジュビロ戦コメント

2009年06月20日 | Weblog
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
うちのホームでの試合ではよく見られることだが、昨年も含め、ジュビロとの試合でも相手が守備的でやってきて失点しないよう、攻撃の枚数を減らすなどカウンター1本で狙ってくる戦法が多い。その中で我々は2回の大きなチャンスから1本を得点のチャンスに結び付けられた。相手の思う形にするのではなく、我々がセーフティーにやることが大事。しかしながら常に我々は2点、3点を狙っている。ただ、相手があってこそのゲームなので毎回それができるわけではない。中断明けからトップの状態に持っていくのは難しい。チームが少しずつ微調整をしながらやっていけば徐々に結果はついていくもの。昨年の教訓や今までやってきたことを選手も取り組んで理解してくれている。これから徐々に本来のやりたいサッカーに戻していきたい。

【J1:第14節 鹿島 vs 磐田】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.06.20)
6月20日(土) 2009 J1リーグ戦 第14節
鹿島 1 - 0 磐田 (16:04/カシマ/21,841人)
得点者:38' 興梠慎三(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:後半始まる前に、できるだけセーフティにやろうという指示を出したということですが、この意図を教えて下さい。このまま慎重にやろうということなのか、プレーが雑だったから慎重にやろうということだったのか?
「そのコメントだけには、ひとつの意味というよりはいろんな意味があると思います。まずジュビロさんに多く見られることは、去年の33節もそうですけど、どちらかというと守備的な戦法をとって、できるだけ失点しないと。ときおり攻撃の部分のチャンスをカウンター一本にして、あるいは攻撃の枚数を削ってまでそういった戦法をとることが多く見られるようになっています。幸いなことに、2つの明らかなチャンスから1本を得点に結びつけることができました。そのなかで、得点をするということに関しては、相手が守備重視の形を取ってるなかで前半何度もありましたけど、うちのミスを誘ってそこから得点に結びつけて、それからまた後ろに引いて守ってという形を狙っていることは明らかであって、うちのホームでやるときは多くのチームがとる戦法です。そこでやっと1点を取りました。出ていくのは我々ではなく、相手であって相手が出てくるところをしっかりと止めを刺さなくてはいけません。そこで我々が無闇に、相手が狙おうという形にはまって、相手の思う形にするのではなく、我々が考えてセーフティにプレーしなくてはいけません。逆に守備重視じゃなく、数チームはうちとガチンコでやってるチームの大半は2点以上の失点をしています。そういった意味で、うちがホームで戦うときは毎回相手がこういう戦法をしてくるので、長所を生かして相手の短所をつくということをいかにして根気よくやり続け、徹底的にやっていかないといけません。時折、我々が最初の分析でここじゃないかと思っていたところが強化されていたら、違うところを狙わないといけないし、瞬時の判断、ゲームを読む力というものを全員が身につけてやっていかないといけません。それを踏まえて指導していますし、選手も理解してくれてると思います。だから正直、我々は2点目、3点目を狙ってやってるわけですけど、もしそれが必ずしもできるわけではないし、相手があっての戦いではあるので、相手にもどこか有利な部分があったのではないかと思います。」
Q:約1ヶ月ぶりの試合ですか、チームに変化はありましたでしょうか?
「まず去年も中断があって、去年の場合はホームの大分戦でした。大分さんのほうがジュビロよりも攻撃のアグレッシブさをもってやっていましたし、ジュビロさんよりも多くの明らかなチャンスをつくったんじゃないかと思います。この試合だけという考え方ではなく、やっぱり総合的にいままでの流れを考えてもらわないといけません。シーズンがスタートして、5連戦、7連戦。最後には9連戦になっていたかと思います。そうすると今度は急に試合がない。そこで前回と同じように、同じ形同じペースでやることは無理なことであって、多少ズレ、修正、あるいは意識の薄れというものが存在するわけであって、それをできるだけ高めていかなくてはいけないということがありました。そういった意味でいろいろな方法で高めるようにしてこの試合に挑みました。去年も同様の形はありましたけど、中断明けにいきなりトップの状態にもっていくのは厳しいし、そういったことを僕は望んでもいないし、少しずつ微調整していけば良いと思います。去年は大分戦の後にアウェイのグランパス戦がありました。そこで勝利をして、チームがだんだん微調整をしていったという形があったのではないかと思います。ですので今年も微調整ができるのではないかと思いますし、去年の教訓と、その前の年も含めまして経験というもの、指導法、哲学というものがあるわけですから、選手たちもそういったものを理解した上で取り組んでいます。去年よりも早い段階でそういったスイッチングができるのではないかと考えております。徐々に、自分たちの本来のやりたい形に戻せるのではないかと思います。」
Q:また日本代表の内田選手、興梠選手のパフォーマンスは?
「僕自身、二人の選手に関しては非常に満足しています。内田選手の方が、遠征、移動の疲れがあったりとか、連戦があったことで、今日は足が止まるのではないかと予想したのですが、逆にそういった部分はなかったですし、中断前に何度も交代せざるを得なかったのは、何度も足が止まってしまったというところもあってのことでした。それが今日はなかったのは非常に良かったのではないかと思います。興梠選手も期待以上の結果を、得点というものを含めてやってくれたので満足しています。本当は90分出そうと思ったのですが、何度か足がつってそうな仕草を見せていたので、そこは大事をとって交代をさせました。」

以上

【J1:第14節 鹿島 vs 磐田】試合終了後の各選手コメント(09.06.20)
●内田篤人選手(鹿島):
「DFラインでミスがあったからバタバタしてしまった。キレイにやろうとしすぎたかなあ。蹴るときは蹴って勝ってきたから、もっと蹴ってもよかったかも。前は、(興梠)慎三さんとマルキ(マルキーニョス)がなんとかしてくれるし。
向こうも右から攻めてきたので、岩政さんの頭を越えてきたらケアしようと思っていた。あとはダニーロがいたから、パスを預ければ良かった。ダニーロからは紅白戦でも(ボールは)取れないよ。2点目、3点目が取れればよかった。監督も言っていたけど、パスをつなごうというサッカーは難しい。内容よりも勝てばいい」
●興梠慎三選手(鹿島):
「チームの状況もいいと聞いていた。コンディションは100%じゃなかったけど、結果がついてきて良かった」
Q:ゴールシーンは?
「足でいったら後ろに行ってた。瞬間的にモモでいこうと判断した」
●パク・チュホ選手(鹿島):
「きつかった。みんなもきつそうだった。後半は、簡単にボールをあげるようにした。1点でも勝つ。それが大事。2-0にしようとして1-1になってしまうことはある。ラインを上げたらカウンターがあるので守備から厳しくやっていくことを意識した」
●岩政大樹選手(鹿島):
「ごまかしながら試合を終わらせればいいと思っていた。事故的なものを含めて失点はある。その時々の状況を見て、サッカーができればいいと思います
勝てて良かったです。大きいと思います。ゲーム勘というか、試合のリズムに入るのが難しかった。みんなの顔を見てもきつそうだった。久々の試合は難しいと思った」
Q:後半、相手が攻撃に出て来たが?
「そういう時間帯はどの試合でもある。そんなに長くはなかったので今までの試合よりは良かった。カウンターの対処はオリヴェイラ監督になってから厳しく言われるようになった。前のようにやられることもなくなったし、個人的にもうまく対処できてると思う。次はもっとチームの運動量は上がると思う。再開初戦より2戦目のほうが身体は動く」
●本山雅志選手(鹿島):
「CKで誰かとぶつかった。まあ大丈夫です。(右目蓋を裂傷)」
Q:再開初戦で気を付けたことは?
「こねすぎずにシンプルにサッカーをすることです。もうちょっと動かないとボールは回らないし、途中から動かなくなってしまったので、ボールが回らなくなってしまった。もっと引き出したりする動きをしないといけなかった。この試合内容で勝つ続けられるほど甘くない。もっとコンディションを良くしていかないと勝てない」
Q:誕生日おめでとうございます
「30になりました!」


[ J1:第14節 鹿島 vs 磐田 ]

前半38分、左サイドを抜けた野沢から速いクロス、それを興梠が押し込んで鹿島が先制!マルキーニョスと共にゴール前に詰め、執念のゴールを挙げた。首位の鹿島が磐田からリードを奪う。

[ J1:第14節 鹿島 vs 磐田 ]

今季リーグ戦初出場となったカレンロバート(磐田)。マッチアップしているのは伊野波(鹿島)。カレンは後半18分から成岡と交代で出場した。

[ J1:第14節 鹿島 vs 磐田 ]

試合後サポーターに手を上げて応える興梠(鹿島)。鹿島は興梠の決勝点で勝点3を加え、首位をがっちりキープ。24日(水)にはホームでACLのソウル戦に臨む。


ハッピー・バースデイ 本山♪

興梠先発へ

2009年06月20日 | Weblog
興梠、待ってたJ再開!W杯予選のウサ晴らす…鹿島

磐田戦に向け練習に励む(右から)興梠、大迫、小笠原、内田ら鹿島イレブン
 約1か月中断していたJ1のリーグ戦が20日、再開する。現在、5連勝中で首位を走る鹿島は19日、磐田戦(カシマ)に向け、クラブハウスのピッチで調整、日本代表FW興梠慎三(22)が2010年南アフリカW杯のメンバー入りへ向け、ロケットスタートする決意を見せた。今月のW杯最終予選3試合では、不完全燃焼に終わった悔しさをリーグの舞台で晴らすと同時に、オズワルド・オリヴェイラ監督(58)に、節目の50勝目をプレゼントする。

 この日をずっと待っていた。日本代表のW杯アジア最終予選を終え、チームに合流したFW興梠。約1か月ぶりの再開となるリーグ戦の磐田戦へ向け、「代表では良い経験ができたというよりも、悔しい思いをした。ちょっとイライラしたこともあった。その分、これからのJリーグで爆発する」と闘志をたぎらせた。

 代表レギュラー奪取へ、再スタートと位置づける。今月の最終予選ではメンバー入りしたが、2試合出場(28分)で無得点。存在をアピールすることができなかった。その2試合も、岡田監督から送り出される時は、決まって前線にスペースがない状況下。スピードとスペースを生かす持ち前のスタイルを最後まで理解されず、起用法にも泣かされた。結果も信頼も得られなかった。

 日本がW杯出場を決めたウズベキスタン戦(6日)後には「出てないから達成感がない。W杯はうれしいけど、喜ぶことができない」と言った。その陰で台頭したのが、同年代のFW岡崎慎司(清水)だ。今年に入ってから代表戦で7得点を挙げ、レギュラーに定着。興梠は「ライバルとは思っていないけど、刺激を受けた。でも、うらやましくはない。それが今の実力だから」と闘志を内に秘めた。

 磐田戦に勝てば、就任3年目のオリヴェイラ監督が81試合目での50勝達成となる。Jリーグを指揮して1チーム目での達成では歴代最速記録(90分内勝利)となるだけに「勝ち点3を取ること。それが一番大事」と興梠は勝利を約束した。輝きを失いつつあったスピードスターの反撃がいよいよ始まる。

(2009年6月20日06時02分 スポーツ報知)

代表では出場機会に恵まれず、短時間の出場に留まった興梠である。
その鬱憤をリーグ戦にぶつけるとのこと。
オリヴェイラ監督に50勝目をプレゼントする孝行息子となりたい。
一日早い「父の日」である。

篤人先発へ

2009年06月20日 | Weblog
内田 W杯見据え“司令塔”に名乗り

磐田戦に向けたセットプレー練習で主力組に入ってプレーするDF内田篤人
Photo By スポニチ

 鹿島の日本代表DF内田が「中盤での組み立てにちょくちょく顔を出しながらやっていきたい」と新たなプレースタイルに挑戦することを宣言した。17日のオーストラリア戦ではクロスがことごとくはね返された。高さがある相手には単純にクロスを上げているだけでは効果が薄いと痛感。攻撃のバリエーションを増やすため組み立てにも参加する。内田は「直接シュートを打つこともそうだけど、とにかく得点に絡んでいきたい」と点に直結するプレーに取り組む意向だ。20日の磐田戦から試運転。バージョンアップした姿をお披露目する。
[ 2009年06月20日 ]

内田、中2日で磐田戦先発へ…鹿島
 鹿島DF内田が磐田戦に先発出場することが濃厚になった。日本代表のオーストラリア戦(17日・メルボルン)でフル出場後、長時間移動を含む中2日での強行軍。「慣れているから」と意に介さず、「サイドバックは中盤ありき。うちはパスを回せる。(前へ)行くところは行く。2、3点取って、手堅く試合を運びたい」と意気込んだ。
(2009年6月20日06時01分 スポーツ報知)

攻撃に絡むことを宣言した篤人である。
飛び出し、突破、クロスだけでなく、中盤からの組み立てに参加するとのこと。
よほど代表の中盤に不満が募ったのであろう。
日本最高の中盤を誇る鹿島に戻ってきてイキイキとしておる。
やはりおるべきところにおってこそ光る篤人である。

篤人・興梠、練習合流

2009年06月19日 | Weblog
鹿島内田、興梠がリーグ戦再開へ練習合流
 鹿島は19日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスでリーグ戦の再開初戦となるホーム磐田戦(20日、カシマ)に備え、調整練習を行った。日本代表の遠征から18日に帰国したDF内田篤人、FW興梠慎三も合流。小雨が降る中、セットプレーの確認などに時間を割いた。現在、リーグ戦は1試合消化が少ないものの単独首位をキープ。悲願のリーグ3連覇へ向け、磐田戦を制して勢いに乗る。
 [2009年6月19日19時18分]

J'sGOALのフォトニュースにもあったように興梠と篤人は無事チーム練習に合流し、ジュビロ戦に備えておる。
二人の先発が想定される。
ベストメンバーでかつての好敵手を迎え撃ちたい。
好ゲームを演出し、首位に花を添えたいものである。
於菊は14歳となり演じるのは岡田有希子となったのである。

ジュビロ戦プレビュー

2009年06月19日 | Weblog
【J1:第14節 鹿島 vs 磐田】プレビュー:対磐田12試合連続負け無しの鹿島。今季も首位をひた走る王者に磐田が挑む。(09.06.19)
中断期間を経て約1ヶ月ぶりに再開するJ1リーグ戦。AFCチャンピオンズリーグに出場している関係で、ヤマザキナビスコカップの予選を免除されている鹿島は、5月24日のG大阪戦以来の公式戦となる。その間、鹿島はJヴィレッジで1週間のキャンプを行い、激しいトレーニングを重ねてきた。その内容は、ボールを使いながら最期まで運動量を求めるもの。さらに、疲れた状態で紅白戦を行い、試合終盤の状態を想定したトレーニングを課してきた。

というのも、ここまで5連勝でリーグ中断を迎えていたが、その試合内容は必ずしも完璧な内容ではなかったからだ。チームリーダーの小笠原満男を筆頭に、その試合運びは決して満足できるものではなかった。
「(成績は)数字的には抜けているかもしれないけれど、内容は1試合1試合を見るとそうでもない。完勝はなかった」
確かに、しばらく敗戦から遠ざかっているものの1点差での勝利が多く、アンラッキーな失点が1つでもあれば勝点はここまで伸びなかったかもしれない。また、試合終盤に相手に押し込まれてしまうことも多く、自陣で守る時間が長かった。それを防ぐには、攻守の切り替えを速くして、プレーの精度をより高めることが必要だ。2-0で満足するのではなく、3-0、4-0と追加点を積み重ねていくこと。「強いチームはそういうところがある。アジアで頂点に立つにはそれが必要」(伊野波雅彦)と、選手の視線は高い場所に位置している。キャンプからやってきたことが発揮できるかどうか、再開初戦の磐田戦は、その成果が問われている。

対する磐田は、ここ数年、鹿島との相性が悪い。03年のファーストステージ以来、12試合連続未勝利が続いている(4分け8敗)。さらに、シーズン途中から加入し8試合で6ゴールをあげたイ・グノの退団が決定的となった。彼の加入前までは、4分け3敗と未勝利だっただけに、元には戻りたくないところだ。ただ、カレン・ロバートら怪我で戦列を離れていた主力選手も戻ってきている。ようやく戦力が整ってきただけに、鹿島を叩いて勢いに乗りたいところだ。直近のヤマザキナビスコカップの予選リーグでは、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる広島を相手に、2-1の完勝を収めている。そこで得た自信を確信に変えるためにも、鹿島との試合は良い試金石となることだろう。

鹿島にとっては、この週末の磐田戦も再開初戦と言うことで大事な試合ではあるが、翌週水曜にはACLラウンド16のFCソウルとの大事な一戦が控えている。約1ヶ月実戦から離れているため、FCソウルとの決戦を万全の体勢で臨むためにも、試合勘を取り戻し、良い結果を残して次に繋げたいところだ。

キックオフは16時。鹿島地方の明日の天気は崩れないようだが、日が陰ると涼しさを感じる。観戦の際は羽織るものを一枚持っていくことをオススメする。
以上
2009.06.19 Reported by 田中滋


[ 鹿島:試合前日練習の様子 ]

昨日、オーストラリアから帰国した日本代表の内田篤人選手。明日の試合でも先発出場が期待されます。

[ 鹿島:試合前日練習の様子 ]

伸びた髪に改めてパーマをかけた選手は誰?
正解は岩政大樹選手でした。


[ 鹿島:試合前日練習の様子 ]

リーグ再開を控え、心機一転チャンスをうかがう大迫勇也選手。「あと5点はとりたい」と虎視眈々、ゴールを狙います

中断前、先制するも後半は押し込まれるといった試合運びをしておった鹿島アントラーズであるが、それは問題と認識し、合宿で修正してきたとのこと。
追加点でトドメを刺し、得失点差を稼いでおきたい。
合宿に参加出来なかった篤人と興梠も今日一日で吸収して欲しい。
我等は王者であり、横綱相撲が求められておるのである。
周囲を納得させるサッカーを行いたい。

興梠・篤人、リーグ戦へ気合い

2009年06月19日 | Weblog
興梠、豪雨の中シュート練習…鹿島
 鹿島の日本代表FW興梠、DF内田が20日の磐田戦のメンバー入りが濃厚になった。18日帰国したが、オリヴェイラ監督から磐田の分析ビデオの視聴を命じられた。W杯最終予選で無得点に終わった興梠は「やらなければいけない」と、豪雨にもかかわらずシュート練習を敢行した。
(2009年6月19日06時01分 スポーツ報知)

J1鹿島 内田と興梠帰国 リーグ戦へ気合
2009/06/19(金) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
 J1鹿島の日本代表DF内田篤人とFW興梠慎三が18日、W杯アジア最終予選を戦った豪州・メルボルンから帰国、クラブハウスで20日に対戦する磐田の試合映像をチームスタッフとともにチェックするなど、リーグ戦へ向けて頭を切り替えていた。

【写真説明】
雨の中、磐田戦に向けて調整する興梠=クラブハウスグラウンド


中二日の日程も豪州からの移動もものともせず、興梠と篤人がメンバー入りとのこと。
とはいえ、先発か否かは定かではない。
ここはベンチから日本最強である鹿島のサッカーを観て、良い戦術というものを再認識するのも悪くはない。
気持ちを切り替えて、リーグ戦三連覇とアジア征圧に挑むのだ。