鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

鹿島ファン・入江陵介選手

2009年06月02日 | Weblog
水泳の入江、G大阪・鹿島戦でリフレッシュしていた
 世界水泳(7月・ローマ)に出場する競泳日本代表が1日、東京都内で合宿を公開。5月の日豪対抗二百メートル背泳ぎ(キャンベラ)で世界新を出しながら着用した水着が国際水連(FINA)から認可されず、記録も公認されない可能性のある入江陵介(19)=近大=は“スランプ”に陥っていたことを告白した。

 水着の未認可に対し表向きは「もう1度世界新を狙えるチャンス」と話していた入江だったが、実は「泳ぎが崩れ、しっくりこなくなった時があった」とぽつり。「精神的に参った」と練習を1時間程度で切り上げる日もあったという。

 そんな時、関係者に招待されJリーグのG大阪―鹿島(5月24日、万博)を観戦。鹿島ファンの入江「プロとして勝負することの楽しさを再認識した」と、立ち直りのきっかけを得た。

 5日からはジャパン・オープン(辰巳)。着用する水着は決めていないと言うが「期待を裏切らない泳ぎをしたい」と決意を示した。

(2009年6月2日11時00分 スポーツ報知)

水泳の入江選手は鹿島ファンとのこと。
勝負に徹するアスリートにとって鹿島は魅惑なのであろう。
観戦したガンバ戦も現実を見つめ0-1で完封勝利である。
勝利らしい勝利をし首位を盤石なものとした。
我等も入江選手に目をかけていきたいと思う。
同じ鹿島を応援する者として。

再開後のキーマンは

2009年06月02日 | Weblog
首位走るJ1鹿島 リーグトップの堅守 際立つ勝負強さ
2009/06/02(火) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
再開後 中田ら本格復帰へ
 Jリーグ1部(J1)は、ワールドカップアジア最終予選のため、約1カ月の中断期間に入った。鹿島は9勝2分け1敗、勝ち点29で首位に立つ。初優勝を狙うアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)も予選1位通過を果たした。勝負強さが際立ったここまでの試合を振り返るとともに、再開後の戦いを展望する。

■つぼ押さえた戦い
 第13節G大阪戦を1-0で飾り、リーグ戦5連勝、公式戦無敗記録は15にまで伸びた。リーグではいまだ1試合3得点以上奪えておらず、圧倒的な強さを見せてはいないが、試合巧者ぶりを発揮する。
 試合は守備の堅さが光る。総失点8はダントツの最少で、2失点したのは敗れた新潟戦だけ。小差となってもGK曽ケ端やDF岩政、伊野波を中心に相手の攻撃をしのぎ、戦術理解度の高い中盤から前の選手も連動したプレスを徹底する。守りが計算できるからこそ、リズムが悪くても大崩れすることはない。
 5連勝した試合ではいずれも先手を奪い、主導権を握っている。開始から守りを固めてくる相手に対しても、小笠原などがうまくボールを散らし、勝負どころは全体で一気にスピードアップ。「つぼを心得た」戦いだ。

■成長示したACL
 悲願のアジア王者を目指すACL。1次リーグ初戦で水原(韓国)に敗れたが、以降は負けなしで乗り切り、狙い通りの首位通過を決めた。
 印象的な試合が5月5日、ホームに水原を迎えた一戦と同19日、アウェーの上海申花(中国)戦だった。水原戦は勝ち点で並ぶライバルを攻守に圧倒して3-0。前年のKリーグ王者に借りを返したという意味でも身に付いた自信は大きく、興梠は「収穫の多い試合だった」と振り返る。
 1-1で引き分けた上海申花戦は、アウェーで大人のサッカーを見せた。先取点を許しても慌てず確実に足元でつないでリズムを取り戻し、同点弾。引き分けでも予選1位通過となる状況を見据え、無難に試合を終えた。アウェーの雰囲気にのまれることなく、ある程度思い通りの展開に持ち込めた経験は、決勝トーナメントでも生きるだろう。

■選手層リーグ屈指
 今やチームに欠かせない存在となった新加入の朴と大迫。2人が去年までのレギュラーを脅かすことで、選手層はより厚くなった。
 現在、それぞれのポジションに3人のレギュラークラス選手がいる。FWはマルキーニョス、興梠、大迫、攻撃的中盤は本山、野沢、ダニーロ、守備的中盤は小笠原、青木に、G大阪戦で復活ゴールを決めた中田、サイドバックは内田、朴、新井場、センターは岩政、伊野波、大岩。この厚みが昨年までとの大きな違いで、オズワルド・オリベイラ監督の選手起用に幅を持たせている。
 実力差のないスタメンとサブを有効に使い、公式戦は3月15日の新潟戦以来負けなし。昨年はACLとの連戦に苦しみ、暫定6位まで沈んだが、1年間でさらにたくましくなった姿を示した。

■本当の勝負へ向けて
 G大阪戦後、内田が「今は首位だけど、このまま行くわけない。過去がそうだったように、必ず耐える時期がくる」と話したように、今後も気の抜けない戦いが続く。小差の試合を拾えなくなる時期が来るかもしれないし、そのためにも小笠原が常々指摘する「3点目を奪ってとどめを刺すような展開」に持ち込むことも必要だろう。
 今後の鍵を握る選手は中田とダニーロ。経験豊富な中田がけがから復調したのは好材料で、今後は起用法とともに活躍が期待される。ダニーロは左足の骨挫傷で2カ月近く戦線を離脱。G大阪戦でリーグ10試合ぶりに途中出場し、頼もしい攻撃的中盤の復活は間近だ。
 8日からは福島・Jヴィレッジで6日間の合宿をして、体をつくり直す。
 真価が問われる再開後の戦い。本当の勝負が始まる。


茨城新聞による中断前までの戦いぶりである。
再開後のキーマンはユダとダニーロのレフティMFと言い切っておる。
それもそうであろう。
本来ならばレギュラーとしてチームを引っ張るべき選手である。
この二人は活躍して当然なのである。
我等としては、今季に賭ける意気込みがただならぬ船山に期待したい。
ベンチ入りすらままならぬこのMFも左利きであり、攻撃的にも守備的にも機能する有効な駒である。
ユダやダニーロ、そして誓志やヤスを押し退けてトップ出場を叶えて欲しい。
それだけの実力は十分に持っておる。
今は耐えるときやも知れぬが、待てば必ず出番が来る。
その時の為に備えておくのじゃ。
練習にも手を抜かず、サテライトでも実力を発揮しておくのじゃ。
我等は待っておる、船山の活躍を。
義の心に芽生えた真田幸村は兼続の弟子にして欲しいと言うのであった。