鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

日本代表候補・永木亮太、来たからには何か爪痕を残して帰りたい

2016年03月08日 | Weblog
追加招集で練習初参加の永木「爪痕を残したい」
16/3/8 21:03



 日本代表候補に追加招集されたMF永木亮太(鹿島)が8日の練習から合流した。昨年12月20日、国内組を集めて都内のホテルで開かれたスタッフ・選手ミーティングには参加していたが、代表でのトレーニングは初めて。2部練習を終え、「思ったよりハードだったけど、充実したトレーニング内容で、初めて一緒にやる選手も多かったので面白かった」と笑顔を見せた。

 負傷のため途中離脱したMF米本拓司(FC東京)に代わって追加招集され、前日7日夜に千葉県内の宿舎でチームに合流し、さっそくミーティングにも参加した。この日の午後練習では、全体練習が始まる前にFW齋藤学(横浜FM)、FW小林悠(川崎F)、MF遠藤康(鹿島)とともにバヒド・ハリルホジッチ監督から呼ばれ、直接言葉をかけられた。

「(代表招集が)初めての選手や数回目の選手が呼ばれて、『もっとレベルを上げてもらわないと困る』『これからも意識高くやってくれ』と言われた。今回が最後にならないように、ここから激しい生き残り競争が始まると思うし、自分の気持ちも高ぶった」

 指揮官の言葉に火が付いたという永木。「まだ1日だけど、初日にしてはコミュニケーションも取れていたし、自分のプレーも少しは出せたと思う」と手応えを口にし、「追加で呼ばれたので、これをチャンスと捉えたい。来たからには何か爪痕を残して帰りたい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)

永木亮太「ハリル監督の哲学」ロープ練習すごい
[2016年3月8日20時48分]


ハリルホジッチ監督(左)の指示で、ひもを用いて距離感を計りながら守備練習を行った日本代表(撮影・たえ見朱実)

 日本代表候補合宿が8日、千葉県内で行われた。午前2時間、午後2時間にわたりみっちり戦術練習に取り組んだ。

 午前の練習ではハリルホジッチ監督(63)がロープを使って各選手の距離感とポジショニングを確認。午後も狭いエリアでボールを奪う「ゾーンプレス」に取り組んだ。7日に追加招集されたMF永木亮太(鹿島)はロープを使っての練習に「細かいところまで突きつめていてすごいなと。細かいところにこだわってこそ勝利がつながるという監督の哲学だと思った」と振り返った。

 7日のミーティングでは「守備」をテーマに指揮官が1時間15分にわたり熱弁。ファウルをせずにボールを奪うこと、クロスへの対応などを徹底させた。この日夜のミーティングは「攻撃」がテーマで、FW興梠慎三(鹿島)は「怒られるのを覚悟しています」と戦々恐々としていた。



チンチロリン


日本代表候補合宿に合流した永木である。
高いモチベーションが伝わってくる。
トレーニングは初めてであるが、ミーティングには出席しており、チームのコンセプトは頭に入っておる。
実戦で高い能力を見せつけて欲しいところ。
代表定着を期待しておる。


チンチロリン

霧中の優磨

2016年03月08日 | Weblog
2部練習


本日は午前、午後の2部練習となっています。午前練習は10時より攻守のトレーニングやシュートトレーニングを行い、午後練習は15時30分から始まりました。



チンチロリン


霧中のトレーニングである。
幻想的とも言える。
その中、集中して練習するのは鈴木優磨である。
石井監督の信頼が厚く、開幕から2試合連続で途中出場を飾っておる。
助っ人であるジネイや、実績のある聖真を差し置いての起用はかなりのものと言ってよかろう。
更に結果を出し続け、レギュラーに据えられる日も遠くないのではなかろうか。
優磨の躍動に期待大である。


チンチロリン

鹿島が再び王座に座るための課題は、彼らが秘める伸びしろでもある

2016年03月08日 | Weblog
好調鹿島で「汚れ役」を全て担う男。
小笠原満男の背中に若手は続けるか。

posted2016/03/08 10:50


36歳の鹿島のバンディエラは、いまだにプレー、メンタル双方でチームの中心に立ち続けている。

text by
松本宣昭
Yoshiaki Matsumoto

PROFILE
photograph by
J.LEAGUE PHOTOS


 遡ること1週間前、鹿島アントラーズはいきなり大一番を迎えていた。開幕戦で、ガンバ大阪が相手で、しかも場所は青と黒が取り囲む吹田スタジアム。そんな難関を力強く突破した。

 スコアは1-0の辛勝ながら、内容では圧倒。昨季途中に就任した石井正忠監督が徹底する攻守の切り替えの早さ、それを活かした高い位置からの守備、2トップとサイドハーフ、サイドバックが連動して敵陣のペナルティーボックス脇に侵入する縦に速い攻撃も見られた。

 視界良好。昨季のナビスコカップ制覇の勢いを継続し、悲願のリーグ王座奪還へ最高の形で2016年シーズンのスタートを切った――ように、見えた。

小笠原はチームの「対応力」を疑問視していた。

 ところが、闘将の意見は違った。G大阪戦の翌日、小笠原満男はこう語っていた。

「今年はチャンスだとか、そういう慢心が一番良くない。去年のナビスコ優勝から良い流れできているし、今年はなんとなくいけるんじゃないかって考えがちだけど、そんなに甘いもんじゃないから。去年ちょっとチームが良かったからって、今年も良いわけじゃない。目の色を変えてやらないと。

 実際、プレシーズンマッチやニューイヤーカップを戦ってみて感じたのは、鹿島のサッカーがかなり研究されてきているということ。去年、石井さんが監督になって『前から、前から』という守備をやるようになったけど、俺らが前からプレッシャーをかけたら、単純にその裏へ蹴ってくるチームが増えてきた。そういう時にまだ対応しきれていないし、みんなクエスチョンになっている。『あれ? ボール取れねえぞ』となった時の対応力を磨かないと。自分たちがやろうとしていることがハマっているうちはいいんだけど、対応力はまだまだだよね」

 3月5日、第2節のサガン鳥栖戦は、鹿島の「対応力」をチェックするには、絶好の機会となった。鳥栖の強力な武器はボール奪取からの間髪容れぬ速攻と、豊田陽平の頭を目掛けて蹴り込むロングボールとクロス。相手のプレッシャーが強いと見るや、シンプルに豊田の高さに攻撃の活路を見出すチームだから、鹿島にとってはやっかいな相手になる。

鳥栖戦を観戦した内田篤人の小笠原評。

 案の定、鳥栖戦は難しい試合になった。

「今までの試合より、少し相手を押し込むところが少なかったと思います。あと、相手を押し込んだところでボールを動かすというところも、なかなか思ったとおりにはできなかったと思います」

 試合後に石井監督が語ったとおり、G大阪戦のように高い位置でボールを奪って相手を押し込む時間帯が短く、序盤と終盤にはクロスからゴールを脅かされる場面もあった。

 それでも鹿島は、2014年以来の開幕2連勝を飾った。31分に遠藤康のFKから金崎夢生が決めた先制ゴールを守り切った。「前から」の守備がハマらず、苦しんだチームを支えていたのは、やっぱりあの男だった。

 試合後、右膝の再検査のために一時帰国し、このゲームをスタンドから観戦していた鹿島OB・内田篤人(シャルケ)は、古巣の戦いぶりをこう語っている。

「満男さんが、みんなが嫌がる汚れ役を全部やっている。その上で、若い選手がおいしいところを持っていっている。もしも若い選手たちが汚れ役をできるようになれば、鹿島はもっと強くなる」

 例えば22分。敵陣右サイドでのパスワークが乱れてボールを失い、鳥栖の鎌田大地にボールが渡った瞬間、誰よりも早く動き出してファウルで食い止めたのが小笠原だった。

 例えば63分。敵陣左サイドでカイオがボールを失い、再び鎌田に縦パスが出された瞬間、コースとタイミングを読み切り、インターセプトしたのも小笠原だった。いずれも、鎌田に前を向かれればカウンターの大ピンチを迎えていたはずだ。

 これら以外にも、小笠原は豊田へ送られるクロスやロングボールがこぼれる位置を素早く察知し、セカンドボールを拾い続けた。自身がボールを持った際にはらしくないミスも散見されたが、「汚れ役」に徹した背番号40が、完封勝利の立役者だったのは間違いない。

献身性に対応力がついてくれば。

 小笠原が危惧するとおり、今季の鹿島にまだ「対応力」が足りないことは、鳥栖戦で明らかになった。相手の特徴に応じた戦術の使い分けや、リードした状況での試合の終わらせ方などは、リーグ3連覇を果たした'07~'09年のチームと比べると、まだまだ幼い印象だ。

 それでも彼らには、チームのためにハードワークし続ける献身性がある。2トップの金崎と赤崎秀平は、ピンチと見るや最終ラインまで下がってボールに食らいつくし、サイドハーフの遠藤と中村充孝がタッチライン際の上下動をサボることはない。

「鹿島ではそれをやらないことには試合に出られないし、自陣深くまで全力で下がって守備をすることも、今は楽しいから」(中村)

 あとはこの献身性をベースに、いかに相手と展開を読み解く「対応力」を磨き、状況に応じた「汚れ役」を全員がこなせるようになるか。鹿島が再び王座に座るための課題は、彼らが秘める伸びしろでもある。



チンチロリン


小笠原満男について綴るNumberWebの松本氏である。
NYC、PSMにて鹿島のサッカーが研究されておることを見抜き、警鐘を鳴らしておった。
もう一皮剥けなければならぬ状況になりつつある。
それを実戦するのは、経験豊富な満男自身である。
鳥栖戦は満男の力にて完封勝利を飾った。
これをチーム全体浸透させていかねばならぬ。
松本氏の言葉では「献身性と対応力」。
これを若いチームが体現していくのだ。
鹿島はまだまだ強くなる。
それを確認するためスタジアムに向かう。
楽しみである。


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日本代表候補・昌子源、指揮官の狙いを代弁

2016年03月08日 | Weblog
「我慢にも限界ある」ハリルが“物足りない”国内組に猛ゲキ
16/3/7

 日本代表候補が7日、千葉県内に集合し、3日間の短期合宿をスタートさせた。負傷のため参加を辞退したGK六反勇治(仙台)を除く25選手が集合。FW金崎夢生(鹿島)とMF米本拓司(FC東京)は週末のJリーグで負傷したため、大事を取って別メニューで調整。米本はこの日で途中離脱することが決まった。

 練習の冒頭、バヒド・ハリルホジッチ監督はピッチの中央に選手、スタッフを集め、約10分間にわたって熱弁を振るった。国内組を集めた異例の代表候補合宿。「私の我慢にも限界はある」と猛ゲキを飛ばした。

 昨年12月20日にも国内組を都内のホテルに集め、昼食会を兼ねたミーティングを開いた。指揮官は就任2年目を迎える今年を「A代表の第2段階」と位置づけ、「これから何をすべきか。トレーニングの仕方、向上してほしいことを伝えた」と、ポジションごとに取り組むべきメニューなどを伝えた。

 しかし、開幕して2節を終えた今季のJリーグを視察したうえで、「まだまだ満足いっていない」と指摘。攻撃では「少ないタッチ数での速い攻撃」、守備では「縦も横もコンパクトにしたゾーンプレス」を掲げ、「クラブのタクティクスには触れることはできないが、A代表ではそれをやる」と、選手に頭の切り替えを求めた。

 ハリルホジッチ監督が指摘したのは「Jリーグは引いて守るチームが多い」ということだった。A代表ではボールを失った瞬間、高い位置から奪い返しに行くアグレッシブでコンパクトなディフェンスを提唱。DF昌子源(鹿島)は「コンパクトにしていれば、取られた瞬間、すぐにアプローチに行ける。縦も横もコンパクトにして、逆サイドの選手が何もしないのではなく、関わって中に絞って行こうということだった」と、指揮官の狙いを代弁した。

 霜田正浩技術委員長は「今後は相手も強くなるので、求めることも高くなる。少しピリピリした感じになっている」と指摘。3月のW杯アジア2次予選を突破すれば、今秋にはいよいよW杯アジア最終予選が始まる。DF槙野智章(浦和)は「もっと良くするためのメッセージだと思う。欧州組の選手と比べたら、国内組の選手は黄色信号だと思っている。監督が僕らに警報を鳴らしているのはあると思う」と、指揮官の言葉を受け止める。

 ハリルホジッチ監督は「自分たちのクラブとはまったく違うことを要求する。A代表でプレーしたいのか、したくないのか。A代表は第2段階に入ったので、そういうことを要求する」と強い口調でまくし立てた。

(取材・文 西山紘平)



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日本代表の守備戦術について解説する源である。
指揮官の狙いを良く理解しておる様子。
試合にて体現できる人材として代表に定着して欲しいところ。
また、夢生は鳥栖戦にて負傷しておったとのこと。
合宿を離脱せぬところを見ると大事では無い様子。
戦術理解を深める共に、負傷を癒やしてチームに戻ってくるのだ。
鹿島は、6人もの代表候補を送り出しておる。
それぞれ良い影響を受けて還ってくるであろう。
それをどれだけチームに還元するのであろうか。
週末の仙台戦が楽しみである。


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