鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

豊川、足の違和感にて検査

2015年03月09日 | Weblog
リオ五輪予選に臨むU-22日本代表、国内合宿をスタート
 U-22日本代表は9日、国際親善試合のU-22ミャンマー代表戦とAFC U-23選手権2016予選に向けた国内合宿をスタートさせた。

 初日の練習には、選出された23選手の内、19選手が参加した。MF豊川雄太とMF秋野央樹は、足に違和感を抱えているため、病院で検査を実施。スイスのヤングボーイズに所属するFW久保裕也と、オーストリアのザルツブルクに所属するFW南野拓実は、今月下旬に合流予定となっている。

 午後から始まった練習は降雨の中、約1時間半に渡って実施。7日にJ1、8日にJ2が開幕したこともあり、選手のコンディション調整に主眼を置いた練習となった。

 U-22ミャンマー代表戦は、11日にフクダ電子アリーナで開催。2016年のリオデジャネイロ・オリンピック一次予選を兼ねるAFC U-23選手権2016予選は、27日から31日に開催。日本はマレーシア、ベトナム、マカオとともにグループIに振りわけられている。グループIは全試合がマレーシアで行われ、日本は27日にマカオとの初戦に臨み、29日にベトナム、31日にマレーシアと戦う。


U-22日本代表に合流した植田と豊川である。
しかしながら、豊川が足の違和感にて検査を実施したとのこと。
これは不安である。
U-22の試合だけでなく、今週末の湘南戦にも影響してくる。
どのような結果になるのであろうか。
続報を待ちたい。

シャルケ・篤人、いつものように飄々と

2015年03月09日 | Weblog
称賛される内田篤人の変わらぬ仕事ぶり
苦境のシャルケで必要なクラブ精神の発揮

ダビド・ニーンハウス & フランソワ・デュシャト
2015年3月9日 11:00

CL、ダービーで連敗


CLでC・ロナウド(右)と対峙した内田だったが、得点を許した【写真:アフロ】

 内田篤人は低く構えて、ボールの後ろから目をこらす。最後まで似たような姿勢のままで、試合終了の笛を聞いた。頭を腕で覆った内田は、ダービー敗戦の香りを鼻腔に吸い込んだ。シャルケは1年で最も特別な試合に、チャンスのないまま0−2でボルシア・ドルトムントに敗れたのだ。数日前にチャンピオンズリーグ(CL)でレアル・マドリーに喫したものに続く、苦い敗北だった。

 シャルケの日本人選手は、世界最優秀選手に対して何もできなかった。前回の対戦(2013−14シーズンのCLラウンド16)ではホームで6失点していたシャルケは守備を固めざるを得ず、内田はクリスティアーノ・ロナウドのケアに時間を費やすこととなった。「一度ならず、左サイドのアオゴ以上に効果的なプレーを見せてはいた」。この試合に関する自身の意見として、『西ドイツ新聞』のアンドレアス・エルンストはそう記した。しかし試合ではレアル・マドリーが2−0で勝利しており、その得点者の一人はC・ロナウドだった。

 また同記者は内田が同点ゴールを決めていてもおかしくなかったことにも言及した。74分、ペナルティーエリア内に走り込んだ内田を経由して、交代で入っていたフェリックス・ブラッテのシュートにつなげる。これはバーをたたいてしまったが、内田はこぼれ球に反応。押し込めなかったものの、シャルケのこの試合最大のチャンスだったと言っていいだろう。

責任が少しずつ大きくなり続けている


内田が負う責任は少しずつ大きくなり続けており、攻守両面で働くことを求められている【写真:フォトレイド/アフロ】

 確かに内田は、ブンデスリーガで通算1点しか決めていないが、彼に求められる役割がストライカーではないと、誰もが知っている。だが、このシーンにこそ、シャルケのロベルト・ディ・マッテオ監督が内田に求めていた戦術的役割が示されている。

 シャルケを取材し続け、『レビアスポーツ』誌などで健筆を振るうジャーナリストのエルマール・レデマンに話を聞くと、「現状で、内田が負う責任は少しずつ大きくなり続けている」と話した。内田は今、単なるウイングバックでも、ウインガーでもサイドバックでもなく、攻守にわたり働くことを求められている。

 ダービーでも、その仕事ぶりは変わらなかった。3バックの脇に入ってしっかりスペースを消し、一気のスプリントで黄色い壁の背後を狙った。最終ラインからのフィードを、相手陣内深くで受けた場面もある。試合終盤までは、クロスよりもロングスローでボックス内にボールを送る回数の方が多いほどだった。ドルトムントが輝き続けたダービーだったが、それでも内田は自分の仕事を放棄するようなことはなかった。サッカー専門サイトの『GOAL』はダービーでの内田の働きを、「シャルケの中でも数少ない、試合を組み立てようとする選手だった」と分析した。実際には、サイドでマルコ・ロイスのスピードに対応すべく、守備の仕事を多く割り当てられた。ロイスは自分の働き場を、シャルケの3バックの隙間に求めることが多かった。

「ウッシー(内田)は常に、守備面のタスクに集中することを求められた」と話したのはレデマンだ。「内田の性格からすると、こうだ。自分の力だけで輝こうとすることはない。常に一番先に来るのは、チームとして成功をつかむことなんだ」

シャルケファンのお気に入り


ブンデスリーガ出場100試合を達成した内田。シャルケファンのお気に入りとなっている【Bongarts/Getty Images】

 今年2試合目となったバイエルン・ミュンヘン戦で、内田はブンデスリーガ出場100試合を達成した。ブレーメンとのブンデスリーガ第22節(2月21日)の前には、シャルケファンから祝福を受けている。筋肉に問題があったためにブレーメン戦には出場できなかったが、内田はファンにお辞儀をした。シャルケのスポーツディレクター(SD)であるホルスト・ヘルトからは、背番号100が記された記念のユニホームを贈られた。シャルケの広報担当者も「鳥肌の立つ瞬間だった」と振り返る、ファンとクラブの一体感がそこにはあった。

 内田はシャルケファンのお気に入りである。いつでも練習グラウンドには、彼を見に集まるファンがたくさんいる。サインをしたり、一緒に写真に収まったり、短いおしゃべりをしたりと、義務ではないにもかかわらず、内田は喜んでファンサービスに応じる。

 内田が人気を誇るのは、ファンの間だけでのことではない。チームの中でも常に、内田は自分の役割をしっかり認識している。

 チームで一番の親友であるユリアン・ドラクスラーは、内田に短い愛のメッセージを送っている。「どうだい、相棒? すべてうまくいっているかい?」。すると内田は紙の切れ端にこう記した。「ウッシーは君がいなくて寂しいよ、ハニー」。ドラクスラーがSNSに投稿したこのやり取りは、ファンにも好評だったようだ。

もっとエゴイスティックになっていい

 そんな妙味を心得た役割分担を、内田はピッチの上でも引き受けている。「当初、私にとって内田は、パーティーでひっそり脇に立っている“壁の花”のような存在だった」と認めるのはレデマンだ。

「試合の中ではとてもおとなしく、ブンデスリーガや国際レベルという“サメ入りのオリ”の中で、1対1の弱さも露呈されていた。だが、内田に関する疑念はすべて払拭(ふっしょく)された。今では、フェリックス・マガト監督の時代から残る選手たちの中でも、一番の“遺産”だと考えられている。今季当初は振るわなかったのも、ワールドカップの疲れもあり、プレー時間を得られないことだけが問題だった。ラフィーニャの後継者として、ゲルゼンキルヒェンで議論の余地ない先発選手の地位を確立している」

 ただし、一つだけ欠けているものがある。「ゴール前での冷静さだ」とレデマンは指摘する。「時にはもっとエゴイスティックになっていい。相手だけではなく、チームメートも尊重しすぎてしまうことがある。間違った謙虚さが出てしまうんだ」

内田も心得ているシャルケのモットー

 内田はダービーでの敗戦が、クラブにとっての恥辱であり、選手がろくでもないパフォーマンスをしたなら非難の嵐が吹き荒れることを知っている。試合後、ディ・マッテオ監督とホルストSDは、「ファンに謝罪しなければならない」と口をそろえた。

 単なる失敗ではなく、“完璧なる失敗”が、何人の選手から見られた。「マルコ・ヘーガーにベネディクト・ヘベデス、ティモン・ベレンロイター」だけが、SDにはまともな仕事をした選手に映ったそうだ。

「個性を揺るがしかねない問題」から24時間も経たない日曜日のスタジアム。指揮官は話し合うことを求めた。選手たちは落ち込んではいなかったし、クラブの精神を口にした。

「戦うこと」

 シャルケを永遠に前へと進めていくモットーである。

 内田もそのことは、よく心得ている。内田にはすでに、驚異的なスタミナと戦術的規律が備わっている。長い時間かけて培ってきたその力を、正しい方法で発現させればいい。ダービーでの2失点目で、ヘンリク・ムヒタリアンを長く走って追いかけながら捕まえきれなかったことも、次への糧とすればいい。

 ダービーでの敗戦を、ファンはしばらく苦々しくかみ締めることになる。CLでは次戦、アウェーのマドリーで逆転することは、ほぼ奇跡といってもいいレベルの難業だ。それでも内田は、その苦難に正面から立ち向かっていくに違いない。いつものように、飄々(ひょうひょう)と。

(翻訳:杉山孝)


現地の目で観たシャルケの篤人像である。
サポーターにもチームメイトにも愛されておることが良く伝わってくる。
シャルケに欠くことの出来ない選手となり、充実したサッカー人生を送っておる様子。
これからも活躍し、遠く海の果てである我らに良い報を届けて欲しい。
楽しみにしておる。

ケルン・大迫、メディアにて高評価

2015年03月09日 | Weblog
独メディア、今季2点目を挙げた大迫に高評価「冷静沈着に決めた」

フランクフルト戦でゴールを挙げた大迫(左) [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第24節が8日に行われ、MF長澤和輝とFW大迫勇也が所属するケルンは、MF長谷部誠とMF乾貴士が所属するフランクフルトに4-2で勝利した。

 ドイツメディアは同試合に出場した各選手の採点と寸評を発表。63分からピッチに立ち、79分に今シーズン2点目を挙げた大迫に対して『Kolner Stadt-Anzeiger』は「2.5」(最高点1、最低点6)と採点し、「デイヴェルソンに代わり投入されると、決着をつけるゴールを冷静沈着に決めた」と評価した。

 また、『EXPRESS』は大迫に関して「ようやく上手くいった!」と記し、プレーについては「このジョーカーが最後にゴールを決めたのは第2節だった。フランクフルト戦では、ゴール前で実に冷静だった」と触れていた。


独メディアにて賞賛されるケルンの大迫である。
パスに飛び出し冷静に決めたゴールは、大迫の正当なる評価に繋がった模様。
DFとの駆け引き、ボールコントロール、GKとの1対1、シュート技術と大迫の持つ才能が凝縮されておった。
これからもっと多くのゴールを決め、独にて名声を確保して欲しい。
楽しみにしておる。

清水戦トラッキングデータ

2015年03月09日 | Weblog
1stステージ 第1節
2015年3月8日(日)13:00KO アイスタ




Jリーグ公式に掲載される清水戦のトラッキングデータである。
走行距離では聖真が突出し、金崎夢生が次ぐ。
聖真のランが見えないところでチームに多大な貢献をしておることが見て取れる。
スプリント回数では金崎夢生がダントツの20回である。
走行距離と含めチームのキーマンとなりつつあることが受け取れる。
誤審がなければPK奪取のシュートを放ったことでこの試合のMVPとなっておったのではなかろうか。
走ることだけが重要なスポーツではないが、これも一つの指標と言えよう。
金崎としては、結果は伴わなかったものの、観客へのアピールは充分に出来た。
次戦以降も良いパフォーマンスを魅せて欲しい。
活躍を楽しみにしておる。

清水戦コメント・報道

2015年03月09日 | Weblog
2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第1節


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・チャンスを作れなかったかと言えば、そうではない。何回もチャンスは作れていた。ただ、そのチャンスを決めきれなかったことが勝敗を左右した。具体的に振り返ると、前半は非常に悪いサッカーをしていた。後ろから1本の長いボールを蹴ってしまっていた。それはウチらしくないし、中盤を経由しながら試合を組み立てていくのが我々の特長でもあり、売りでもある。それを修正したことで、後半の方が自分たちらしく、相手陣内に入って相手を揺さぶってチャンスを作ることができた。そういった部分で、前半は自分たちがやろうとしたことを全く出せなかった。後半はそれができた。そういう試合だった。

・この3試合を見てもらえればわかる。チャンスは作っている。それを決めていないのが、技術面の話。決めなければ、試合には負ける。

・今日の対戦相手にも敬意を払ったうえで言うが、3-1というスコアになるべき内容ではなかった。相手は少なかったチャンスをしっかりモノにしたということ。



【梅鉢 貴秀】
ACLで連敗しているという状況で、勝たなければいけない試合だった。勝たなければいけないという責任を自分が背負いきれなかったことが今日の結果だと思う。悔しい。しっかりと準備をして試合に臨むことができたが、勝てなかったことが全て。

【豊川 雄太】
(チャンスの場面で)シュートを決めたかった。チャンスはあった。悔しい。あのようなところで決めていかないと、自分は試合に絡めない。決めることができず、悔しい。

【山本 脩斗】
1、2失点目は自分たちのミスからやられている。3失点目は前掛かりになったところを突かれた。相手はホームでの開幕戦で、勢いがあることはわかっていた。入り方はそこまで悪くなかったと思う。前半はロングボールが多くなり過ぎた。後半はいつも通りのプレーができたが、前半は単調になった。どの選手が入っても、自分たちのサッカーをして勝たないといけない。

J1 1st 第1節 清水戦


本日行われたJ1 1st 第1節 清水戦は1-3で負けを喫しました。

鹿島、平均年齢24歳フレッシュ戦法実らず完敗
[2015年3月8日20時22分]


清水対鹿島 前半、抗議する鹿島セレーゾ監督(撮影・狩俣裕三)

<J1:清水3-1鹿島>◇第1節◇8日◇アイスタ

 優勝候補に挙げられる鹿島の新シーズンは黒星で始まった。2連敗中のACLからメンバーを入れ替えて若手を登用。244試合連続フルタイム出場のJ1記録を更新していたGK曽ケ端をベンチスタートにし、28歳のGK佐藤が移籍後初先発。遠征に同行しなかったMF小笠原の代役には22歳の梅鉢が選ばれた。

 先発11人の平均年齢は24・45歳に若返った。フレッシュさを前面に序盤は一進一退の攻防を繰り広げたが、前半40分に先制点を許す。自陣ゴール前でクリアがもたついたところを奪われ、フリーで抜けられた清水FW大前に、右足でゴール右に決められた。

 1点ビハインドで迎えた後半に1度は追いついた。24分、MF柴崎が浮き球パスを縦に送り、抜け出したMF遠藤が右足でシュート。これがGKの手をはじいてゴールラインを割ったと判定された。

 そのまま逆転して世代交代を成功させたいところだったが、5分後に勝ち越される。右クロスから元鹿島のMF本田に決勝点を献上。さらにロスタイム1分、大前にこの日2点目を許した。

 ACLも含め今季の公式戦3連敗。曽ケ端らの起用について聞かれたトニーニョ・セレーゾ監督は「ベテランを外してはいけないルールがあるのか。自分の中には、そんなものはない。彼らは若くない。1年間、ケガなくプレーさせることが大事なんだ」とまくし立てていた。

鹿島GK曽ケ端サブ…J1記録244試合でストップ
[2015年3月8日20時26分]


後半、先発を外れた鹿島GK曽ケ端(左)は相手のハンドと思われるプレーにベンチから出て抗議。右後方はセレーゾ監督

 鹿島GK曽ケ端準(35)の大記録が途切れた。今季開幕となる8日のアウェー清水戦(アイスタ)でベンチスタートとなり、07年10月20日のアウェー磐田戦から続いていた連続フルタイム出場のJ1記録が「244試合」でストップ。代わって先発したGK佐藤昭大(28)が最後まで出場し、出番がなかった。

 曽ケ端は昨年4月6日のアウェーG大阪戦で216試合連続出場のJ1記録に到達。その後も順調に記録を更新していた。試合後、淡々とした口調で取材に応じ「記録のためにプレーしているわけじゃないので。起用に関しては監督が決めることで『自分を出せ』とは言えない。ただ、チームが苦しい状況なのに貢献できなかったことは悔しい」と冷静に受け止めていた。

鹿島小笠原ら「黄金世代」外し 曽ケ端記録ストップ
[2015年3月9日7時54分 紙面から]


先発から外れた鹿島GK曽ケ端(左端)(撮影・狩俣裕三)

<J1:清水3-1鹿島>◇第1節◇8日◇アイスタ

 「黄金世代」外しの鹿島が完敗した。ともに35歳のMF小笠原満男とGK曽ケ端準が清水戦に不出場。今季の18クラブの開幕戦で最も平均年齢の若い陣容で戦い、敗れた。8年前から244試合連続出場のJ1記録を更新していた曽ケ端を控えに回し世代交代を加速させた形だが、ベテラン頼みという長年の課題が浮き彫りになり、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を含め公式戦3連敗となった。

 試合前から波乱含みだった。発表された鹿島の先発メンバーに曽ケ端の名前がない。小笠原はACLの疲労を配慮して遠征から外れていたが、曽ケ端のベンチスタートはサポーターも想定外。セレーゾ監督は「2人は今年で36歳で、いつかいなくなる。その時に備えて準備をしている」と、07年から続く記録を止めてGK佐藤を起用したが、結果は3失点。裏目に出た。

 先発平均24・45歳は、18クラブの開幕戦メンバーで最も若かった。鹿島の開幕戦史上最も若い布陣で挑んだが、前半40分に先制を許すと後半もカウンターで2失点。反対に得点はMF柴崎の縦パスにMF遠藤が反応した個人技によるもので、チームとしては未熟さを露呈する内容だった。

 鹿島の象徴「黄金世代」の姿が消えたのは実に16年ぶり。99年のワールドユース準優勝や02年W杯日韓大会16強など輝かしい経歴を誇る小笠原、曽ケ端、MF本山、DF中田(昨季引退)。この同期4人が全員リーグ戦に出場しなかったのは99年4月28日の清水戦以来5793日ぶりだった。

 小笠原に代わるボランチは梅鉢。柴崎、DF昌子らと同じ「プラチナ世代」の1人は前半21分に50メートルのロングシュートでクロスバーをたたくなど見せ場をつくったが、こぼれ球の処理をあわてて最初の失点に絡むなど発展途上。ゲーム主将の柴崎もふがいなさを感じてか、試合後の問いかけに無言を貫いた。

 これでACLから公式戦3連敗。リーグ戦6年ぶり出場の佐藤が「心と体は準備したけど結果がすべて」と責任を背負い込めば、この日最年長だった29歳のDF山本も「流れを読む(小笠原)満男さんがいないと普段のサッカーができないようでは…」と反省した。「苦しいチームをピッチ上で助けられなかった」と悔しがった曽ケ端らベテランにまだ頼るのか、若手が奮起するのか。それが分かるシーズンになる。【木下淳】

 ▼J1連続試合出場 鹿島GK曽ケ端が、8日の清水戦で先発を外れ不出場。07年10月20日の磐田戦から続いていた連続試合出場が244試合でストップした。昨年4月12日にGK土肥洋一(東京)の記録を抜き217試合連続出場のJ1新記録を達成。その後も記録更新。244試合はすべて先発フル出場で連続試合フル出場記録でも歴代トップを独走中だった。

 ◆連続フルタイム出場が止まった鹿島GK曽ケ端のコメント 記録のためにプレーしてるわけじゃない。ナビスコ杯とか出なかった日もあるし(ベンチが)初めてじゃないので、特に何も。

 ◆黄金世代 小野、稲本、高原、中田浩、小笠原、遠藤ら逸材がそろった79~80年生まれの呼称。トルシエ監督が指揮した99年のワールドユース(現U-20W杯)で準優勝。00年シドニー五輪で8強入り。この世代が主力となった02年の日韓W杯では初の決勝トーナメント進出を果たした。

鹿島セレーゾ監督、小笠原&曽ケ端のスタメン落ちに「もう10代ではない」
 明治安田J1第1ステージ第1節最終日(8日、清水3-1鹿島、アイスタ)鹿島はアジア・チャンピオンズリーグを含め公式戦3連敗となった。35歳の小笠原とGK曽ケ端を先発から外したセレーゾ監督は「彼らはもう10代ではない」と、体調面や世代交代を考慮したことを明らかにした。

 小笠原の代役を務めた梅鉢はクロスバー直撃のロングシュートを放ったが、前半40分にボールを奪われて失点のきっかけとなり「慌ててしまった。責任を感じる」と肩を落とした。先発最年長だった29歳の山本は「(小笠原)満男さんがいなくても、いつも通りのサッカーができないと」と反省した。(共同)

鹿島・セレーゾ監督「審判もプロなら危機感と責任を持って」
 明治安田J1第1ステージ第1節最終日(8日、清水3-1鹿島、アイスタ)4日のACL・ソウル戦から4人を入れ替え、GK曽ケ端やMF小笠原らを外す策も実らず、失点を重ねた。不安定な判定もあり、後味の悪い試合。ラインを割っていないように見えたMF遠藤のシュートが得点と判定され、逆に後半36分にはMF金崎のシュートの相手ブロックがハンドというアピールは認められず。セレーゾ監督は「審判もプロなら危機感と責任を持って笛を吹いてほしい」と怒り、クラブはJリーグに意見書を出す方向だ。
(紙面から)

鹿島、曽ケ端外し実らず公式戦3連敗 連続出場ストップの荒療治も
J1第1ステージ第1節 鹿島1―3清水 (3月8日 アイスタ)


<清水・鹿島>ビブスを着てこの日最後まで出番がなかった鹿島・曽ヶ端(中)は元気なくひきあげる
Photo By スポニチ


 荒療治は勝利につながらなかった。鹿島は4日のACL・FCソウル戦から先発を4人変更。左手舟状骨骨折で手術した日本代表DF昌子だけでなく、MF小笠原とGK曽ケ端の両ベテランまで外したが、清水に敗れて公式戦3連敗となった。

 トニーニョ・セレーゾ監督は「(曽ケ端は)今年で36歳。世代交代の準備を進めていかないといけない。小笠原も今年36歳でACLの連戦をした。試合のタフさを考えないと。1年間、選手がケガなくできないといけない」と意図を説明した。07年10月20日の磐田戦からJ1最多の244試合連続フル出場を記録していた守護神を代えてまで勝利を欲したが、結果はついてこなかった。

 逆風もあった。1―2の後半37分にペナルティーエリア内でMF金崎が放ったシュートは相手DFの左腕に当たったかのように見えたが、PK判定はなし。指揮官は「審判もプロなら危機感、責任を持って笛を吹いてほしい」と訴え、クラブはJリーグに意見書を提出する方針だ。タイトル奪回が至上命令のシーズンで、鹿島の苦闘が続く。
[ 2015年3月9日 05:30 ]

【鹿島】疑惑の判定激怒!夢生シュート肘で防がれた
2015年3月9日6時0分 スポーツ報知


後半、佐藤主審のゴール前の判定に不服そうな表情を見せる鹿島・金崎(左)

 ◆J1第1ステージ第1節 清水3―1鹿島(8日・IAIスタジアム日本平)

 鹿島が開幕から不可解判定に泣いた。1―2での後半36分。MF金崎のシュートをゴールライン上の清水DF犬飼が左肘でブロックしたが、佐藤主審から笛はなかった。PKに加え、退場相当の反則。トニーニョ・セレーゾ監督は「頭、胸、太もも、すね、足でクリアしていないように見えた。じゃあどこだ?」と言い放った。

 今季から2ステージ制となり、1ステージ17試合で優勝が争われる。これまでの34試合制より1試合当たりの重みが増した。その開幕戦で結果を左右するような不可解判定が起きたとなれば、指揮官の怒りも当然。鹿島は週明けにもJリーグに意見書を提出する。今季公式戦3連敗となったが、同監督は「カーペットの下にゴミを隠すのではなく、判定について議論してほしい」と訴えた。

鹿島公式戦3連敗…判定にも泣く
2015年3月9日


 清水に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン

 「J1、清水3-1鹿島」(8日、アイスタ)

 昨季3位の鹿島は、敵地で同15位の清水と対戦し、1-3で敗れた。前半40分、清水FW大前元紀(25)に先制弾を許す展開。後半24分にはMF遠藤康(26)のゴールで同点に追いついたが、その後、2失点。開幕黒星を喫し、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を含めて、今季の公式戦は3戦全敗となった。

 負のサイクルは、この日も続いた。チャンスはつくるが、最後の最後でゴールが生まれない。相手の2倍を超える13本のシュートを放つも、得点は1得点のみ。ACLで2連敗の流れは、開幕したJでも変わらなかった。

 質の低い判定にも悩まされた。1点を追う後半36分には、MF金崎のシュートがゴールライン上で守った相手DF犬飼の左腕にはじかれたが、佐藤隆治主審の笛は鳴らず。トニーニョ・セレーゾ監督は問題のシーンに「ベンチからは頭、胸、もも、すね、足に当たっていないと見えた」と不満顔。クラブは試合後、意見書を提出する方針を示した。

 だが、後半24分の遠藤の同点弾も、ゴールラインを割っておらず、両軍ともにフラストレーションのたまる一戦。アシストを記録したMF柴崎も無言でバスに乗り込んだ。


チャンスは作るが決めきれず、自らのミスから相手にゴールを献上しては勝利はおぼつかぬ。
今季を象徴するような試合となってしまった。
山本脩斗の申すように、満男がいなくてもクオリティの下がらぬチームとならねばならぬ。
チームは成長途上であることを差し引いても、ミスと誤審、そして偏ったジャッジは心を痛める。
ジャッジについては枚挙に暇がなくなるので差し控えるが、自分たちのミスはトレーニングによって改善できるところ。
焦らず、自分たちのサッカーを突き詰めれば勝利にたどり着く。
強い気持ちで次の試合に挑みたい。
期待しておる。

コリンチャンス・ダニーロ、素晴らしい決勝点

2015年03月09日 | Weblog
É carrasco! Danilo comprova fama e frustra SPFC pela 6ª vez
Foto: Daniel Augusto Jr./Agência Corinthians / Divulgação
Bruno Landi Bruno Landi
Direto de São Paulo (SP)

08 MAR 2015 18h11 atualizado às 18h44

“Prazer, Danilo Gabriel de Andrade. Mas pode me chamar de seu carrasco”. Se não assim, de que forma o camisa 20 corintiano poderia se apresentar aos torcedores do São Paulo, clube pelo qual inclusive foi campeão mundial em 2005? Chega a assustar constatar o quanto o meio-campista de 35 anos cresce quando entra em campo para enfrentar os principais rivais alvinegros. Principalmente o São Paulo.

Neste domingo, os tricolores que compareceram ao Morumbi para acompanhar o clássico Majestoso válido pela oitava rodada do Campeonato Paulista com certeza não queriam que ele, Danilo, estivesse em campo. Quando o nome do jogador foi anunciado pelos alto-falantes do estádio, as vaias logo surgiram. Implicitamente, cada uma delas tinha um pouco de mágoa pelo que o meia já havia feito quando, vestindo a camisa do Corinthians, pisou em um gramado para jogar contra o São Paulo.


Danilo marca novamente e confirma apelido de "rei dos clássicos"
Foto: Miguel Schincariol / Gazeta Press


Mas não deu certo. Bastaram 11 minutos para que o corintiano se posicionasse na meia lua da grande área, esperasse pelo cruzamento de Guerrero e cutucasse a bola, com extrema de categoria, no canto esquerdo de Rogério Ceni. Foi gol! Do Danilo! De novo! Não houve uma pessoa que não tivesse personificado o termo “carrasco” ao ver o atleta correndo, com os braços abertos, para comemorar mais um balanço de rede contra o São Paulo.

Foi a sexta vez que Danilo deu alegrias aos corintianos e frustrou os tricolores com gols no clássico Majestoso. Na primeira delas, em um 4 a 3 alvinegro em 2010, o meia também inaugurou as redes como jogador do time de Parque São Jorge. Desde então, o camisa 20 fez um golaço no histórico 5 a 0 de 2011, anotou o gol da vitória por 1 a 0 no Paulista de 2012, marcou o primeiro do 2 a 1 do Corinthians também pelo Estadual, mas em 2013, e foi as redes no segundo jogo decisivo da Recopa Sul-Americana, há duas temporadas. Ufa!

Talvez por isto Tite tenha relutado em tirá-lo do time para a partida deste domingo. Guerrero voltava à equipe (depois de, suspenso, ver Danilo ocupar a sua posição no clássico contra o São Paulo pela Libertadores), e a tendência era a de que o camisa 20 começasse no banco. Mas Renato Augusto se lesionou diante do San Lorenzo, e uma vaga no meio de campo ficou aberta. Era o sinal de que Danilo deveria jogar? Quando Guerrero lhe cruzou a bola praticamente na primeira investida ofensiva alvinegra na partida, ficou provado que sim.

A soma Danilo + Corinthians parece ser letal ao time tricolor.


サンパウロ戦にてゴールを決めたコリンチャンスのダニーロである。
クラシコでの決勝点はコリンチャンスの歴史にまた名を記した。
素晴らしいフットボーラーと言えよう。
ベテランの域になっても衰えぬ姿に勇気を貰える。
これからも活躍の報を待っておる。

ケルン・大迫、決めるしかなかった

2015年03月09日 | Weblog
大迫が第2節以来の今季2点目、ケルン6試合ぶりの勝利に貢献 長谷部と乾も出場
2015/03/09 1:56:00



8日に行われたブンデスリーガ第24節、ケルン対フランクフルトの一戦は、4ー2でホームのケルンが勝利した。ケルンFW大迫勇也が途中出場で1ゴールを記録。フランクフルトMF長谷部誠は、75分にMF乾貴士と交代している。

リーグ戦ここ5試合で3分け2敗と苦しんでいるケルンは、28分にGKのロングボールからデイベルソンがゴールを奪う。

だが、後半に入ってフランクフルトが反撃。58分、左サイドから崩して、チームの得点源であるマイヤーが同点弾を決めた。

するとケルンは、1人目の交代カードで63分に大迫を投入した。72分、ケルンはペナルティーエリア左手前からリッセが決めて勝ち越すと、79分、大迫にゴールが生まれる。相手の最終ラインでボールを奪ったウジャーがすぐにパスを出すと、大迫はGKとの1対1を冷静に決めた。大迫にとっては、昨年8月30日の第2節シュトゥットガルト戦以来となるうれしい今季2点目だ。

その後、ウジャーにもゴールが生まれたケルンは、終盤にPKで1点を返されるも、6試合ぶりの勝利。11位に順位を上げている。

なお、フランクフルトのマイヤーは、この試合の2ゴールによりリーグ得点ランキングでバイエルンのアリエン・ロッベンを抜き、単独トップになった。

大迫が約半年ぶりのゴール!!途中出場で今季2得点目
15/3/9 01:21



[3.8 ブンデスリーガ第24節 ケルン4-2フランクフルト]

 ブンデスリーガは8日、第24節3日目を行い、FW大迫勇也、MF長澤和輝の所属するケルンはホームでMF長谷部誠、MF乾貴士の所属するフランクフルトと対戦し、4-2で勝った。4試合ぶりのベンチスタートとなった大迫だが、1-1の後半18分から途中出場すると、2-1の後半34分に追加点。約半年ぶりとなる今季2ゴール目を決めた。長澤はベンチ外。長谷部はボランチで先発し、後半30分からは長谷部に代わって乾が途中出場した。

 ケルンは前半28分、GKティモ・ホルンのロングキックからFWアンソニー・ウジャーが競り合ってゴール前にこぼれたボールにFWデイベルソンが反応。前に出てきたGKの頭上を越すループシュートでゴールネットを揺らした。今冬にベレネンセス(ポルトガル)から加入したブラジル人FWが移籍後初先発でブンデスリーガ初ゴールを決め、先制に成功した。

 1点ビハインドで後半に折り返したフランクフルトだが、徐々に攻勢を強めると、後半13分、左サイドからの折り返しをFWアレクサンダー・マイヤーがシュート。GKが弾いたこぼれ球をもう一度マイヤーが押し込み、1-1の同点に追いついた。

 ケルンは後半18分、デイベルソンに代えて大迫を投入。すると同27分にMFマルセル・リッセが左45度の位置から右足ミドルをゴール左隅にねじ込み、2-1と勝ち越しゴールを奪う。再び1点を追う展開となったフランクフルトは後半30分から長谷部に代わって乾がピッチに入ったが、試合を決定づけたのは大迫だった。

 後半34分、相手陣内でプレッシャーをかけたウジャーがボールを奪い、大迫にパスが渡る。中央をドリブルで独走した大迫はGKとの1対1から冷静に右足でゴールに流し込み、追加点。昨年8月30日のシュツットガルト戦(2-0)以来、22試合ぶりとなる今季2ゴール目が決まり、3-1と突き放した。後半36分にはウジャーのゴールで4-1。後半アディショナルタイム、マイヤーにPKを決められ、1点を返されたが、4-2で勝利をおさめ、1月31日のハンブルガーSV戦(2-0)以来、6試合ぶりの白星を飾った。

大迫、ハリルJAPANアピール弾!「やっと結果が出た」
 【ケルン(ドイツ)8日=円賀貴子通信員】ケルンのFW大迫勇也(24)がホームでのフランクフルト戦に後半途中から出場。同34分に昨年8月以来となるブンデスリーガ2得点目を決め、バヒド・ハリルホジッチ氏(62)が監督に就任する日本代表への復帰をアピールした。試合はケルンが4-2で勝った。

 満員の5万人で埋まったスタンドが、大歓声で揺れた。2-1でリードの後半34分。味方FWがボールを奪って作った絶好機を、大迫が右足で決めた。昨年8月30日のシュツットガルト戦(アウェー)以来となる、ブンデスリーガ2点目だ。

 「やっと結果が出た。決めるしかなかった。落ち着いてやるようにはしていた」

 日本代表MF長谷部、同FW乾を擁するフランクフルトとの対戦はベンチスタート。後半18分からピッチに入り、結果を出して笑顔だ。

 昨夏のブラジルW杯では日本代表の主戦として2試合に先発。昨年9月の代表戦も招集されたが、最近は声がかからなくなった。ただ、指揮官はアギーレ前監督からハリルホジッチ氏になる。フランスに住む同氏は欧州主要リーグをテレビ観戦する意向を日本協会に伝えており、その頭に大迫の雄姿も刻まれたはずだ。
(紙面から)


今季2得点目を決めたケルンの大迫である。
後半18分間から途中出場し、ドリブルからGKとの1対1を制したとのこと。
これは嬉しい。
結果を求め、力強くプレイを続けるのだ。
これからも活躍の報を待っておる。