鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

仙台・野沢、初めてのダービーなので楽しみ

2015年03月05日 | Weblog
仙台野沢「ダービー楽しみ」開幕戦出場へ足場固め
[2015年3月5日18時43分]


開幕2日前の会場練習で軽快な動きを見せる仙台MF野沢

 仙台の司令塔MF野沢拓也(33)が、開幕戦出場へ足場を固めた。

 直近の練習では2部練習の午後を休むなど不安視されていたが、5日に行われたユアスタでの非公開練習には参加した。約2時間の練習後に「(体は)大丈夫。初めてのダービーなので楽しみ。山形には、受けて立ったらやられる。いいスタートを切るためにも負けられない」と力強く話した。


開幕戦に向けて気持ちを高める仙台の野沢である。
山形とのダービーに向けて準備が整った様子。
魅惑のプレイで勝利を呼び込むのだ。
楽しみである。

山本昌邦氏、世代交代を進める鹿島アントラーズに注目

2015年03月05日 | Weblog
2015年のJリーグがまもなく開幕! 2ステージ制を勝ち抜く「勢い」を持ったチームはどこか
2015年03月05日(木) 山本 昌邦

2015年のJ1リーグが、3月7日に開幕します。

J1リーグは今シーズンから、2ステージ制で争われます。第1、第2ステージの優勝クラブと、両ステージであげた年間勝点の上位3チームが、チャンピオンシップと呼ばれる年間王者決定トーナメントに進出します。

ステージ優勝と年間勝点の上位3チームが重複する可能性はありますが、最大で5チームがチャンピオンシップに出場するわけです。プロ野球で言えば、レギュラーシーズンとポストシーズンという言い方になるでしょう。

第1ステージは3月7日から6月27日までの3ヵ月強の争いです。第2ステージは7月11日から11月22日の4ヵ月強です。いずれも短期決戦ですから、「勢い」が優勝争いを左右します。スタートダッシュに成功したチームは優位となり、躓いたチームはステージ優勝から遠のいてしまう。ステージ制覇のためには、3月7日の開幕から大一番に挑むモチベーションで戦う必要があるでしょう。

各ステージで何が起こってもおかしくない

チャンピオンシップの参考になるのは、J2リーグで2012年から導入されている「J1昇格プレーオフ」です。

プレーオフにはリーグ戦の3位から6位のチームが参加できるのですが、レギュラーシーズン最上位の3位のチームが勝ったことがありません。2012年は6位の大分トリニータ、2013年は4位の徳島ヴォルティス、2014年は6位のモンテディオ山形が、プレーオフを制してJ1へたどり着きました。

その結果は、何を意味するのか---。

J1自動昇格圏の2位を競り合い、残念ながらプレーオフにまわった3位のチームよりも、終盤に結果を残してプレーオフに滑り込んだチームのほうが、「勢い」を持って戦うことができていたのです。

J1リーグに当てはめれば、第2ステージの勝者は間違いなく勢いをつかんでいます。一方で、第1ステージを制したクラブは、その時点でチャンピオンシップ出場が決まりますから、第2ステージは余裕を持って戦うことができます。第2ステージをチャンピオンシップへの調整と考えることもできる。

各ステージは短期決戦で、チャンピオンシップはトーナメンントです。それだけに、何が起きるのか分かりません。何が起こってもおかしくない、と言うこともできるでしょう。

段階的に世代交代を進める鹿島アントラーズに注目

昨シーズンのJ1リーグで優勝を争ったガンバ大阪、浦和レッズ、鹿島アントラーズは、アジアのクラブナンバー1を決めるアジアチャンピオンズリーグ(以下ACL)に出場しています。柏レイソルを含めた出場4チームは、第1ステージの開催期間にグループステージの6試合を戦います。決勝トーナメントへ進出すれば、さらに2試合が追加されます。そのなかには当然、韓国、中国、オーストラリアなどでのアウェイゲームもある。

浦和は2チーム分の戦力を揃え、ガンバや鹿島もピンポイントで補強をしています。ただ、優勝候補にあげられる彼らは、ACL出場による疲弊が避けられないでしょう。そういう意味で、今シーズンのJ1リーグは横一線の競争になると考えます。

そのなかで私は、鹿島に注目しています。

「あれ、鹿島はACLに出場するじゃないか。疲労が避けられないんじゃないの?」と思う方がいるかもしれません。

鹿島は段階的に世代交代を進め、20代前半の選手が続々とポジションをつかんでいます。22歳の昌子源と柴崎岳、20歳の植田直道は、1月のアジアカップで日本代表に選出されました。昨年のベストヤングプレーヤーに輝いたブラジル人のカイオも、1994年生まれの20歳です。

かつて私は若年層の強化に長く関わりましたが、こうした年代の選手たちは成長の歩幅が大きいのです。極論すれば1試合のワンプレーをきっかけにして、目覚ましい進歩を遂げることがあります。リーグ戦に加えてACLというタフな戦いを経験することで、若手選手たちがレベルアップをはかり、チーム全体も右肩上がりに成長していくのではないか、との期待を抱くことができるのです。


鹿島アントラーズを率いるとニーニョ・セレーゾ監督 〔PHOTO〕gettyimages

トニーニョ・セレーゾ監督にとっては、若い選手を支えるベテランの存在も頼もしく映っているに違いありません。4月に36歳となる小笠原満男や、彼と同学年の本山雅志やゴールキーパーの曽ヶ端準らが、ピッチの内外でチームを引き締めています。

フロントの眼力も見逃せません。

シーズン開幕を迎える現時点で、鹿島はFW陣に不安を抱えていると言われています。ブラジル人フォワードのダヴィが、昨シーズン終盤に負ったケガで戦列を離れているのです。

しかし、たとえば第1ステージで得点力に悩まされたとしたら、鹿島のフロントはすぐに手を打つでしょう。臨機応変で的確な補強をしてきた歴史が、このチームにはあるのです。

日本代表監督の後任選びが、いよいよ大詰めを迎えています。監督が誰になるのかはもちろん大切ですが、日本代表の土台となるのはJリーグです。J1はもちろんJ2リーグでも白熱した戦いが繰り広げられ、日本代表のレベルアップにつなげていってほしいものです。


2015年シーズンのJリーグについて記す山本昌邦氏である。
その中で鹿島に注目と述べる。
若手の才能が開花し、昨季3位となった鹿島は、更なる若手の成長でレベルアップするであろう。
ベテラン勢も健在であり、チームは右肩上がりと言う。
今季のJリーグを席巻するのは鹿島。
それは我らも思うところ。
楽しみなシーズンがこの週末に開幕する。
気合いを入れてスタジアムに向かいたい。

FCソウル戦コメント・報道

2015年03月05日 | Weblog
AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ 第2節


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・スペクタクルな試合ができたと思う。結果を出せず、サポーターの皆さんに勝利をささげることはできなかったが、選手たちはアウェイゲームでもしっかり気持ちを込めて、恐れを見せることなく戦ってくれたと思う。試合を通じてボールをポゼッションすることもできた。セットプレーから失点してしまい、最後に同点に追いつくために攻撃に出たことでカウンターを何度か受けたが、引き分けにするために同点弾を狙っていたからこそやられてしまったわけであって、選手たちはしっかりと戦ってくれたと思う。
・決定機がいくつかあったが、そこでゴールを決められなかったのが痛かった。アウェイゲームだったが、選手たちは良く戦ってくれたと思う。エクセレントな試合だった。このアウェイゲームが選手たちにとって良い経験になった。若い選手がとても多いチームなので、彼らがこのアウェイでの戦いを良い経験として、今後に向けてしっかりと準備してもらいたい。
・昨日もG大阪の試合を観たが、内容で負けていたとは思わない。我々も今日、内容が悪かったとは思わない。アジアのチームと戦ううえでは、長身選手が数多くいることと球際に厳しく来るということで、そこにしっかりと対応しなければいけない。サッカーは負けることも勝つこともある。Jリーグのチームがなかなか結果を出せていないが、内容では決して負けていないので、あとは勝利を待つだけだと思う。我々の試合はまだ終わっていない。ホームでの試合も残っている。これから良い試合をして、我々のサッカーをして、勝つだけだ。
・このチームに関して話すと、前節も内容が悪かったわけではない。良い試合をしていたが、不運にもオウンゴールで失点し、あとはセットプレーからやられてしまった。失点が多くなっているのは、そういう部分だ。良い試合をしていたということは、我々のシュート数を見てもらえばわかる。これだけシュートチャンスが多いのだから、あとはしっかりとゴールの中に入れるだけ。WSW戦ではボールポゼッション率も70%近くあったので、試合自体の主導権は我々にあった。しかし結果を残せなかったから、残念だ。今日の試合でも、FCソウルを相手にボールを回すことができた。良い試合内容だったと思う。



【遠藤 康】
セットプレーでやられてしまい、悔しい敗戦となった。シュートはポストが目に入ったけど、入れなければダメ。チャンスは作れていた。相手の戦い方は予想外だった。ゲームはコントロール出来れば楽な試合になったと思うが、後半は良くなかった。0-0で我慢していれば、相手も前掛かりになってチャンスが出来たと思う。このようなゲームで負けるのは去年のJリーグでも多かった。いらないファウルも多いし、相手もそれを狙ってきたと思う。良いところもあったので、次に向けて切り替えたい。

【土居 聖真】
残念な結果で終わってしまった。何を話しても言い訳でしかない。立ち上がり、相手はもっと来るかと思った。崩せた部分もあったと思う。やられている感じはしなかった。相手が一発を持っているのがACL。ラストパスやシュートの精度を欠いた。海外のアウェイの試合でも悪くはなかったと思うので、それを突き詰めていかないと厳しい試合になってしまう。

【ファン ソッコ】
個人的には無失点で終われずに悔しい。監督からは、「いつも通りやればいい」と送り出された。去年のこともあって、勝ちたかった。相手の対策を特別したというよりも、いつも通りの流れでやろうとミーティングで話をした。ペナルティーエリア付近のファウルは減らさないといけない。

2015年03月04日(水)


本日行われたACLグループステージ 第2節 FCソウル戦は0-1で負けを喫しました。

鹿島、押し込みながら1点に泣く。ACL連敗で早くも敗退の危機
2015年03月04日(水)21時21分配信
photo Getty Images



鹿島はACL2連敗で窮地に立たされる【写真:Getty Images】

【FCソウル 1-0 鹿島アントラーズ ACLグループH第2戦】

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第2戦が4日に行われ、鹿島アントラーズはアウェイでFCソウルと対戦した。

 7日にJ1開幕戦を控えている鹿島だが、この試合には主力メンバーで臨んだ。前節ウェスタンシドニー・ワンダラーズ戦に敗れているだけに、何としても勝ち点3を持ちかえりたいところだ。

 前半は鹿島がFCソウルをチャンスの数で上回ったが、柴崎や遠藤が絶好の決定機を決め切れず、スコアレスのまま45分を終えた。

 後半に入っても押し気味に試合を進める鹿島は61分、カイオが左サイドから切り込んで狙いすましたシュートを放つが、GKキム・ヨンデに阻まれてしまう。

 そんな中、FCソウルは少ないチャンスを確実に生かす。66分、左サイドからのボールに対しエリア内で味方がコースを変え、ファーサイドで待っていたキム・ジンキュが強烈なボレーシュートを叩き込んで先制した。

 1点が欲しい鹿島は76分、周囲と噛み合わない場面が散見された高崎を下げて赤崎を投入するが、先制してより堅さを増したFCソウルの守備に大苦戦。

 後半アディショナルタイム、柴崎が左サイドからクロスを上げると、逆サイドから走りこんだカイオがシュートを放つ。だが、これもキム・ヨンデが右足1本でセーブし、再びカイオがこぼれ球に詰めたが、今度は枠を捉えられなった。

 そしてスコアは0-1のまま試合終了。鹿島はウェスタンシドニー・ワンダラーズ戦に続く連敗となってしまった。

 この試合に敗れた鹿島はACL2連敗で早くも窮地に立たされた。次戦は18日のアウェイで2連勝の広州恒大戦に挑む。

 ACL初勝利となったFCソウルは同日、ホームで高萩と田中擁するウェスタンシドニーと対戦する。

【了】

鹿島も開幕連敗…決定機生かせず敵地でソウルに零封負け
15/3/4 21:20



[3.4 ACLグループリーグ第2節 FCソウル1-0鹿島 ソウル]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は4日、グループリーグ第2節を行い、H組の鹿島アントラーズは敵地でFCソウルと対戦し、0-1で敗れた。開幕2連敗となり、最下位から脱出できなかった。

 ホームでウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)に1-3で敗れた25日のグループリーグ初戦から先発を一人変更した鹿島はDF植田直通に代わってDFファン・ソッコがセンターバックに入り、移籍後公式戦初先発となった。

 ソウルも初戦はアウェーで広州恒大(中国)に0-1で敗れており、黒星スタートとなったチーム同士の対決。鹿島は前半11分、MF遠藤康の右CKからニアサイドでDF山本脩斗がダイビングヘッドで合わせるが、惜しくもクロスバーをかすめる。その直後にも遠藤のスルーパスにMF柴崎岳が反応し、GKと1対1を迎えたが、右足のシュートは至近距離で阻まれた。

 前半14分には山本の左クロスを相手DFとGKが“お見合い”。逆サイドから走り込んだ遠藤が左足で捉えたが、右ポストを直撃し、決定機を生かせなかった。立ち上がりは出足よくソウルを押し込んだが、その後はなかなかフィニッシュまで持ち込めない膠着状態に。徐々にソウルが流れを引き寄せ、前半44分にはDFチャ・ドゥリの右クロスにFWユン・イロクがオーバーヘッドキックで合わせたが、クロスバーを越えた。

 スコアレスで後半に折り返すと、ソウルが攻勢に出る。後半4分、右サイドのスペースに飛び出したユン・イロクのクロスからこぼれ球をMFコ・ミョンジンが左足でシュート。これは枠を捉え切れなかったが、同21分に左後方からMFマウリシオ・モリーナがゴール前に入れたFKのこぼれ球をDFキム・ジンギュが右足ボレーで豪快にゴールネットを揺らし、先制点を奪った。

 1点ビハインドとなった鹿島は直後の後半22分、遠藤に代えてMF金崎夢生を投入。2月にポルティモネンセSC(ポルトガル)から期限付き移籍で加入した金崎は鹿島移籍後公式戦初出場となった。さらに後半24分、MF土居聖真に代わってMF中村充孝がピッチへ。同31分にはFW高崎寛之に代えてFW赤崎秀平を投入し、交代カードを使い切った。

 後半アディショナルタイムには自陣からのロングフィードに反応した柴崎がPA内左から折り返したが、カイオのシュートはGKが右足1本でスーパーセーブ。絶好の同点機を生かせず、そのまま0-1で敗れた。開幕2連敗という厳しいスタートとなった鹿島。次節18日には、この日ウェスタン・シドニーを敵地で下して開幕2連勝を飾った広州恒大のホームに乗り込む。

連敗に肩落とす鹿島セレーゾ監督「決定機に決め切れなかった」
15/3/4 21:42



[3.4 ACLグループリーグ第2節 FCソウル1-0鹿島 ソウル]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は4日、グループリーグ第2節を行い、H組の鹿島アントラーズは敵地でFCソウルと対戦し、0-1で敗れた。開幕2連敗となった試合後のインタビューで鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督は決定機を生かせなかったことを悔やんだ。

「選手はよく戦ってくれた。決定機に決め切れなかったことが、セットプレーでの痛い失点につながった」。序盤は鹿島ペースだった。前半11分、右CKに合わせたDF山本脩斗のダイビングヘッドはクロスバーを直撃。直後にはMF柴崎岳がGKと1対1の絶好機を迎えたが、シュートはGKの好セーブに遭った。

 前半14分にもMF遠藤康のシュートがポストに阻まれるなど、チャンスを生かせない鹿島。すると徐々にソウルが流れを引き寄せ、0-0で折り返した後半立ち上がりから攻勢に出た。そして後半21分にFKからDFキム・ジンギュが先制点。鹿島は後半アディショナルタイムの決定機もMFカイオのシュートがGKのビッグセーブに阻まれ、最後まで1点が遠かった。

「試合が終わった直後なので、次の試合についてはコメントできない」と肩を落とすセレーゾ監督。次節18日には敵地で広州恒大(中国)と対戦する。前々回王者はこの日、前回王者のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)を敵地で3-2で下し、開幕2連勝。崖っ縁の状況で最大の難敵に挑むことになる。

鹿島チャンスことごとく失敗…連敗でH組最下位に
[2015年3月4日22時37分]


険しい表情を見せる鹿島MF柴崎(中央)、MF小笠原満(右)らソウル(共同)

<ACL:FCソウル1-0鹿島>◇1次リーグH組◇4日◇韓国・ソウル

 鹿島がアウェーでFCソウル(韓国)と対戦し、完封負けした。開幕2連敗でグループ最下位になった。

 前半の好機を生かせなかった。11分、DF山本の左クロスにファーサイドのMF遠藤が左足で合わせたが、右ポストに嫌われた。その1分後、遠藤のスルーパスを受けたMF柴崎がGKと1対1になったが、右足のシュートがGK正面に飛んだ。後半15分には柴崎のパスで抜けたMFカイオが右足で打ったが、相手の元韓国代表GKキム・ヨンデの左指先に阻まれた。

 チャンスを逃し続けていると、決勝点を奪われた。後半21分、MFモリーナの左FKをDFキム・ミンヒョクに頭で流される。これがDF昌子の左足に当たって相手に渡り、DFキム・ジンギュに右足を振り抜かれた。この1点が重くのしかかり、ノーゴールのまま試合終了の笛が鳴った。

 トニーニョ・セレーゾ監督(59)は「選手は頑張ってくれたが決定機を決め切れなかった。帰って敗戦を振り返り、次の試合に向けて準備したい」。18日のアウェー広州恒大戦に向けて切り替えるしかない。

鹿島柴崎、2連敗にも「ネガティブになる必要ない」
[2015年3月5日1時46分]


前半、パスを出す鹿島・柴崎(共同)

<ACL:FCソウル1-0鹿島>◇1次リーグH組◇4日◇ソウル

 鹿島が、まさかの大会2連敗を喫した。何度か作ったチャンスで決めきれず、後半21分にFKのこぼれ球を豪快に押し込まれた。

 日本代表MF柴崎岳(22)は「ネガティブになる必要はない。チャンスは作れていたので、後は精度の問題」と必死に前を向いた。

 トニーニョ・セレーゾ監督は「負けることもあれば、勝つこともある。Jリーグ勢は結果を出せていないが、内容では決して負けていない」とあえて強気に話していた。

 約7万人収容のソウルW杯スタジアムは、氷点下3度まで下がり、極寒の環境。サポーターも5790人しか集まらなかった。

鹿島連敗崖っぷち 氷点下3度の敵地で寒~い無得点
[2015年3月5日7時24分 紙面から]


険しい表情を見せる鹿島MF柴崎(中央)、MF小笠原満(右)ら鹿島イレブン(共同)

<ACL:FCソウル1-0鹿島>◇1次リーグH組◇4日◇韓国・ソウル

 H組の鹿島はアウェーでFCソウル(韓国)に敗れ、開幕2連敗となった。

 極寒の敵地で鹿島が2連敗を喫し、崖っぷちに立たされた。少ない好機を決めきれず09、11年といずれも決勝トーナメント(T)初戦で敗れたFCソウルに返り討ちにあった。気温氷点下3度。日本代表DF昌子源(22)は悔しさで凍ったピッチを何度もたたいた。日本勢で2連敗したチームは過去、決勝Tに進んだ例はない。H組最下位で厳しい状況に追い詰められた。

 韓国メディアから勝てない日本勢への厳しい質問が飛んでも、トニーニョ・セレーゾ監督(59)は「昨日のG大阪も我々も内容では決して負けていない」と反論。ポルトガル2部ポルティモネンセから加入したMF金崎が後半22分から公式戦初出場したが結果は残せず。厳しい現実にもDF西は「1点を決められた以外は、そんなにチャンスを作られていない」。MF柴崎も「ネガティブになる必要はない。自信を付けるためにも開幕戦は勝つ」。中3日で迎えるリーグ清水戦を見据えた。(ソウル=益子浩一)

鹿島、連敗で1次リーグ最下位…セットプレーから失点/ACL

FCソウルに敗れた柴崎(中央)ら鹿島イレブン=ソウル(共同)

 アジア・チャンピオンズリーグで1次リーグH組の鹿島は4日、アウェーでFCソウル(韓国)と第2戦を行い、0-1で敗れた。2連敗の鹿島は最下位となり、厳しい状況に追い込まれた。

 試合を優勢に進めた前半は日本代表MF柴崎岳(22)がGKと1対1の場面を作るなど好機も多かったが、0-0で折り返し。すると後半21分、FKのこぼれ球をDF金珍圭(30)が蹴り込んで先制し、そのまま逃げ切った。

 柴崎は「いいパスが通ってきたが、決められないとこういう結果になる」と反省。セレーゾ監督は「決定的な場面でゴールを決められなかったのが痛かった」となげいた。

 鹿島は18日にアウェーで広州恒大(中国)と第3戦を行う。

鹿島・セレーゾ監督の話
「選手たちは攻撃的なサッカーをし、しっかり戦ってくれた。決定的な場面でゴールを決められなかったのが痛かった」

FCソウル・崔龍洙監督の話
「勝ったが、試合を通して危ない場面も何度かあった。最終的には私たちに運があった」


後半、先制され悔しがる小笠原(右から2人目)ら鹿島イレブン=ソウル(共同)


前半、パスを出す鹿島・柴崎=ソウル(共同)


前半、攻め込む鹿島・柴崎(中央)=ソウル(共同)


鹿島・柴崎、1対1決められず反省「精度を上げないと」/ACL

前半、攻め込む鹿島・柴崎(中央)=ソウル(共同)

 アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグH組(4日、FCソウル1-0鹿島、韓国・ソウル)気温マイナス2度のソウルで、鹿島が痛い2連敗。MF柴崎は前半12分、GKと1対1で右足シュートもセーブされ、「決められないとこういう結果になる。精度を上げないといけない」と反省した。1次リーグ敗退なら、出場6度のACLで2度目の不名誉となる。柴崎は「Jリーグでしっかり勝って、ACLもタイトルを取れるようにつなげていきたい」と前を向いた。 (伊藤昇)
(紙面から)


鹿島 敵地で零敗…悲願のアジア王者へ早くも黄信号
ACL1次リーグH組 鹿島0―1FCソウル (3月4日 ソウルW杯)


FCソウルに敗れ、サポーターにあいさつに向かう柴崎(20)ら鹿島イレブン
Photo By 共同


 悲願のアジア王者へ早くも黄信号がともった。鹿島は敵地でFCソウルに0―1の敗戦。2連敗となり、トニーニョ・セレーゾ監督は「次の試合のコメントはできない。この試合を一度、考えたい」と言葉を失った。

 2月25日のウェスタン・シドニー戦は守備陣の自滅だったが、この夜は攻撃陣の不発が響いた。前半12分には日本代表MF柴崎がGKとの1対1を決めきれず。14分にもMF遠藤がフリーでシュートを放ったが、右ポストに嫌われた。後半終了間際にはMFカイオもシュートミスし、逆にセットプレー一発に沈んだ。指揮官は「決定機を決めきれなかった」と嘆くしかなかった。
[ 2015年3月5日 05:30 ]

【ACL】鹿島は連敗 敵地で完封負け
2015年3月4日21時38分 スポーツ報知


前半、攻め込む鹿島・柴崎(共同)

 ◆ACL ▽1次リーグH組 FCソウル1―0鹿島(4日・ソウルW杯スタジアム)

 初勝利を狙ったH組の鹿島は、敵地でFCソウルと対戦。前半を0―0同点で折り返すも、後半21分に先制を許し完封負け。勝ち点を奪えずグループリーグ最下位。1次リーグ突破へ後がなくなった。

 失点後、金崎夢生を投入したが、好機を生かせず無得点に終わった。鹿島は過去5度ACLに出場、1次リーグ敗退は1度だけ。

 鹿島・セレーゾ監督「選手たちは攻撃的なサッカーをし、しっかり戦ってくれた。決定的な場面でゴールを決められなかったのが痛かった」

 FCソウル・崔龍洙監督「勝ったが、試合を通して危ない場面も何度かあった。最終的には私たちに運があった」

【ACL】鹿島、チャンス生かせず連敗最下位
2015年3月5日6時0分 スポーツ報知


FCソウル戦の前半、競り合う鹿島・昌子(右=共同)

 ◆ACL ▽1次リーグH組 FCソウル1―0鹿島(4日・ソウルW杯スタジアム)

 浦和はブリスベーンに0―1で敗れ、今季ホーム初戦を飾れなかった。前半3分に先制され、後半に退場者が出る苦しい展開で得点を奪えず、初戦から2連敗でG組最下位となった。鹿島も序盤の好機を生かせず、アウェーでFCソウルに0―1で敗れた。ともに4試合を残すとはいえ、1次リーグ突破へ向け、厳しい状況に追い込まれた。第3戦は17、18日に行われる。

 鹿島の1次リーグ突破に暗雲がたれ込めた。序盤から試合をコントロールし、MF遠藤、柴崎と決定機を作った。だが、チャンスを生かせず、後半21分にセットプレーから決勝点を許した。初戦に続き、2連敗。氷点下のソウルW杯競技場で、柴崎は「決めていればチームが楽になった。決めないとこういう結果になる」と唇をかんだ。

 鹿島が唯一手にできていないタイトルがACLだ。かつては海外クラブの体を張ったプレーに「戦えない」(MF小笠原)ことが敗因の一つとされていた。だが、この日はFCソウルに対し、球際でも負けずに戦った。過去の反省が生かされたが、皮肉にも自陣ペナルティーエリア付近でファウルが増え、決勝点につながってしまった。

 「戦うことと、ファウルになることは紙一重。今日はみんなしっかり戦えていた。でも、結果が出なかった」とDF西。過去、1次リーグ開幕から2連敗を喫したJクラブが、突破できた例はない。ただ、「勝つことでしか(突破の)可能性を増やせない」(西)という決意で残り4試合全勝を目指す。(内田 知宏)


「スペクタクルな試合」と指揮官の評した試合は、内容については非常に良かったと言えよう。
しかしながら、結果は敗戦。
無念である。
チーム状態が良いだけに余計に感じさせる。
すぐにJリーグが開幕する。
悔やんでおる時間はない。
気持ちを切り替え、次なる戦いに照準を合わせるのだ。
応援しておる。

浦和・興梠、楽しかった

2015年03月05日 | Weblog
今季初出場の浦和FW興梠「押せ押せモードになったけど…」
15/3/5 00:25



[3.4 ACLグループリーグ第2節 浦和0-1ブリスベン・ロアー]

 背番号30が久し振りに公式戦のピッチに戻ってきた。昨季終盤に負傷した浦和レッズFW興梠慎三が今季初となる公式戦で存在感を示した。

 FWズラタンと2トップに並び試合に入った興梠は、「(ズラタンとの2トップを)一度やってみたいという思いもあったし、やりづらさはなかったですね」と語っている。前半3分に早々と先制点を奪われる苦しい展開となったが、前線で基準点となるべくボールを呼び込んだ。鮮やかなターンから相手を置き去りにして正確なサイドチェンジを送るなど、攻撃にリズムをもたらしたものの、本人は自身のプレーに納得していなかった。

「まだ、試合勘というか、今季初めての公式戦の試合だったので、まずは自分のところで流れが止まらないように、ボールを失わないようにという考えで試合に入りました。でも、あまりボールを収めることができませんでした」

 後半に入るとシステムを普段着の3-4-2-1に戻し、浦和は攻勢を掛けた。しかし、後半3分にMF柏木陽介のパスから抜け出して放った興梠のシュートは、GKジェイミー・ヤングに阻まれて同点ゴールとはいかなかった。

「1トップ+2シャドーになって押せ押せモードになったけど、本当に自分がね…。あの決定機を決めていれば大ちゃん(DF那須大亮。後半6分に退場)の退場もなかったと思うし、あそこで決め切れないところが、自分自身のコンディションはまだまだなのかなと思います」

 反省を口にしながらも、久し振りに立った公式戦のピッチに「楽しかった」とも答えた昨季のチーム得点王は、公式戦3連敗スタートとなったチームに白星をもたらすためのゴールを、そして自身の完全復活を次戦以降で狙う。

(取材・文 折戸岳彦)


2TOPの一角として先発出場した浦和の興梠である。
浦和としては慣れ親しんだシステムではない奇策で挑み沈んでおる。
興梠自身も本来のシステムに戻して押せ押せモードになったと述べる。
チームの不振で迷いが出ておったのであろう。
とはいえ、興梠は久々の公式戦出場に「楽しかった」と述べる。
それは良かった。
これからもサッカーを楽しんで欲しい。
良い報を待っておる。