鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

U-17日本代表 サニックス杯 三位

2015年03月23日 | Weblog
U-17日本代表 サニックス杯国際ユースサッカー大会2015 活動レポート (3/22)
2015年03月23日

U-17日本代表 サニックス杯国際ユースサッカー大会2015 活動レポート (3/22)

U-17日本代表 サニックス杯国際ユースサッカー大会2015 
3位決定戦 vs. 三菱養和SCユース
サニックス杯国際ユースサッカー大会2015
2015年3月22日(日) キックオフ 11:30 試合時間 80分(40分ハーフ)
グローバルスタジアム(福岡県/宗像市)

U-17日本代表 4-0(前半1-0、後半3-0) 三菱養和SCユース

得点
23分 田川亨介(U-17日本代表)
42分 伊藤洋輝(U-17日本代表)
58分 西本卓申(U-17日本代表)
68分 渡邊陽 (U-17日本代表)

スターティングメンバー
GK:井上聖也
DF:森岡陸、冨安健洋、森下怜哉、舩木翔
MF:梶山幹太、渡辺皓太、伊藤洋輝、西本卓申
FW:田川亨介、岩崎悠人

サブメンバー
GK:鶴田海人
DF:田中康介、梅村豪、麻田将吾
MF:永澤竜亮、齊藤未月、藤本寛也、渡邊陽、佐々木匠
FW:伊藤涼太郎、崎村祐丞

交代
50分 田川亨介  →  崎村祐丞
59分 西本卓申  →  渡邊陽
62分 梶山幹太  →  田中康介
69分 伊藤洋輝  →  藤本寛也
73分 渡辺皓太  →  齊藤未月



マッチレポート
試合序盤は日本がペースを握ってボールを動かすもののシュートまでの形が作れません。それでも徐々に相手陣内に攻める機会が増えます。23分に左サイドでボールを受けた舩木選手がゴール前にクロスボールを入れると田川選手が飛び込み、相手ゴールキーパーを交わしてシュートを決め1-0。日本がリードし前半を折り返します。
後半も日本が攻撃続けると、42分には伊藤(洋)選手がロングシュートで2点目を奪います。58分には右サイドに抜けだした岩崎選手がゴール前にクロスボールを入れ、これを西本選手がヘディングシュートを決めて3点目。さらに68分には岩崎選手がゴール前でドリブルし、相手を引きつけたところでパスを出すとこれに反応した渡邊(陽)選手がシュートを決めて4-0。試合終盤には相手にペナルティキックを与えてしまいましたが、これを西本選手がビックセーブで止めて無失点で試合終了。4-0で勝利し、U-17日本代表が3位でサニックス杯を終えました。
なお、ベストイレブンには伊藤(洋)選手が選出されました。

選手コメント
岩崎悠人 選手(京都橘高校)
今日でサニックス杯が終わりました。結果は3位でしたが、厳しい環境の中とても良い経験ができました。今日の試合は三菱養和SCに4-0で勝利し、6日間の集大成としては良い結果で大会を終えられた思います。内容に関しては、連戦で疲労もある中、最後まで集中して守備ができていたと思いますが、攻撃のところでONの精度がまだまだ低かったと感じました。代表チームは今日で解散し、自チームに戻りますが、代表で学んだこと、感じたことをこれからの日々の練習に活かしていきたいです。応援ありがとうございました。

永澤竜亮 選手(ヴィッセル神戸U-18)
まず今大会は、第2戦で怪我をしてしまい、チームに迷惑かけて申し訳ないです。結果は3位でしたが、徐々にみんなのプレーの判断が共有できてきて、最後はすごく良い試合が出来たと思います。個人としては怪我をしてしまったけど守備の部分とか受ける場所やタイミングが試合の中で分かって来たので良かったです。短い期間でしたが楽しく過ごすことができました。応援ありがとうございました。

田川亨介 選手(サガン鳥栖U-18)
今日は舩木選手からのクロスボールを受けゴールを決めることができました。得点の前から船木選手が何本かクロスあげていて絶対入ってくると思っていたので入り込んだらピッタリ合ったのでよかったです。守備もみんなで声を出し合いながらできたのでよかったと感じました。もうちょっと自分で突破したりドリブルのクオリティをあげていかないといけないと感じたのでチームに戻ってしっかりトレーニングを取り組んでいきたいと思います。結果は3位でしたが自分の中ではいろいろなことが収穫できたのでチームでも続けていきたいです。

伊藤洋輝 選手(ジュビロ磐田U-15)
試合前、決勝に行きたかったという気持ちがありましたが切り替えて試合に臨むことができました。今日の相手もロングボールを多用してくるチームでしたが、ディフェンスラインが競り合った後のセカンドボールを拾うことを意識してプレーしました。先制点を取れたことが本当に大きかったと思っています。その後も集中を切らさずに追加点を奪えたので良いゲーム展開ができたと思います。大会最後のゲームを4-0で終われたのでよかったと思います。そしてベストイレブンに選ばれたことを嬉しく思います。自分は来年もあるのでまずは代表に選ばれること、そしてこの大会での優勝を目指してこれからも頑張りたいと思います。

【最終順位】
優勝:U-17韓国代表
2位:青森山田高校
3位:U-17日本代表



スケジュール
3月17日(火) PM トレーニング
3月18日(水) AM/PM トレーニング
サニックス杯国際ユースサッカー大会2015
3月19日(木) 1-1 vs U-17韓国代表 〔グローバルアリーナ〕
        5-0 vs 杭州緑城ユース(中国) 〔グローバルアリーナ〕
3月20日(金) 13-0 vs. カヴェンディッシュロード高(オーストラリア) 〔グローバルアリーナ〕
3月21日(土) 1-0 決勝トーナメント1回戦 vs. 国見高 〔グローバルアリーナ〕
        0-1 決勝トーナメント準決勝 vs. 青森山田高 〔グローバルスタジアム〕
3月22日(日) 4-0  決勝トーナメント3位決定戦 vs. 三菱養和SCユース 〔グローバルスタジアム〕


サニックス杯の三菱養和SCユース戦に先発出場したU-17日本代表の西本卓申くんである。
結果的に勝利し、大会3位をものにした。
西本卓申くんはこの大会で大きな経験を得た。
今後、更に成長し、鹿島を背負う、そして日本を代表する選手となっていて欲しい。
楽しみにしておる。

サッカーダイジェスト 名古屋戦寸評

2015年03月23日 | Weblog
【J1採点&寸評】名古屋×鹿島|金崎のゴールで鹿島が先制も、名古屋も粘り痛み分け
橋本啓(サッカーダイジェスト)
2015年03月23日


不発だった川又、ノヴァコヴィッチは「5」の評価。


【警告】名古屋=牟田雄祐(57分) 鹿島=梅鉢貴秀(43分)、ファン・ソッコ(75分)、土居聖真(78分)、カイオ(90+3分)
【MAN OF THE MATCH】金崎夢生(鹿島)


【試合内容】
 序盤は一進一退の攻防が続いたが、徐々に主導権を握った鹿島が32分、西の右クロスを金崎が合わせて先制。後半も相手が前掛かりになった隙を突いてカウンターからゴールに迫ったが追加点は奪えない。逆に69分、名古屋がCKから矢野が頭で合わせ振り出しに戻すと、その後は盛り返し、得意のセットプレーとカウンターから再三ゴールに迫る。しかし、追加点は生まれず、試合は1-1のまま終了した。

【チーム採点・寸評】
名古屋 5.5
終盤に勢いは出たが、ゴールは得意のセットプレーでの1点のみ。ボールを回すだけで、相手の崩し方をチームが心得ていない。

鹿島 6
同点とされた後、守備に安定感を欠いたのは課題。金崎を起点にチャンスを創るなど、攻撃面ではある程度収穫もあった。

【名古屋|採点・寸評】
GK
1 楢正剛 6
金崎にフリーで決められた失点は仕方なし。14本のシュートを浴びたが、セービング、フィードともに目立ったミスはなかった。

DF
2 竹内 彬 5
オーバーラップから再三クロスを放り込むも、ことごとく撥ね返される。守備ではカイオの突破力に手を焼き後手を踏む場面が多かった。

3 牟田雄祐 5.5
自慢の高さでハイボールには対応できていたものの、アジリティに優れる金崎への対応に苦戦。前線で再三起点を作られた。

4 田中マルクス闘莉王 5.5 
対人での勝負を避けられ、背後を再三突かれてしまう。特に後半は、相手のカウンターに翻弄されるシーンが多く見られた。

6 本多勇喜 5.5
球際での勝負はまずまずも、クロス精度の低さは相変わらず。高い位置でボールを受けても、せっかくのチャンスを台無しにした。

MF
20 矢田 旭 5.5
15分に左クロスから川又の決定機を演出した一方で、守備に課題を露呈。前からの果敢なプレスを試みるも逆に後方のスペースを突かれた。

7 田口泰士 6
攻守に動き回りパフォーマンス自体は悪くはない。正確なキックも健在で、CKから矢野の同点弾をお膳立てした。

19 矢野貴章 6
ナビスコ杯に続き右MFで先発し、後半頭から右SBへ。縦への推進力とハイボールへの強さを示し、CKから貴重な同点ゴールを奪う。

11 永井謙佑 5.5
西の徹底マークに遭い、ボールを持つ場面も数えるほどに。同点後、オープンになった展開でドリブルシュートを放った場面が唯一の見せ場だった。

18 ノヴァコヴィッチ 5
トップ下で先発も、目立った活躍はなし。後半、小屋松のクロスから決定機を迎えるも、シュートは枠を大きく外れた。

FW
32 川又堅碁 5
得点の匂いは試合が進むにつれ薄れる。惜しい場面もあったが決め切れず、インパクトを欠いたまま87分に途中交代。


交代出場
22 小屋松知哉 6
竹内に代わり、後半開始から出場。スピードに物を言わせて、クロスから決定機を演出するなど奮闘は光った。

14 田鍋陵太 ―
今季リーグ戦初出場。右サイドハーフに入るも、出場時間が限られてほぼなにもできないまま試合終了を迎える。

監督
西野 朗 5.5
川又とノヴァコヴィッチを同時起用したが、奏功せず。小屋松の投入で若干勢いは増したが、勝ち切る術をまたも示せなかった。

先制点を決め、攻撃の起点として機能した金崎をMOMに選出。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 曽ヶ端準 6
失点以外はほぼ問題はなかった。DF陣との連係に難もなく、正確なフィードでカウンターの起点にもなる。

DF
16 山本脩斗 6
背後をケアし、自陣深い位置からの突破は許さない。前半はタイミング良い攻め上がりからのクロスも供給した。

3 昌子 源 6
ファン・ソッコとのCBコンビで、川又封じに成功。ビルドアップ時には、正確なサイドチェンジも披露した。

14 ファン・ソッコ 6
開始早々、ハイボールへの目測を誤りピンチになりかけた。しかし、その後は安定感を顕示。終盤、相手の圧力を受けても踏ん張り続けた。


22 西 大伍 6.5
右クロスから金崎の先制点をアシスト。堅実な守備も光り、マッチアップした永井にほぼ仕事をさせなかった。

MF
27 梅鉢貴秀 6
中盤のフィルター役として機能し、ノヴァコヴィッチへの起点を作らせず。前半にイエローカードをもらったため、泣く泣く交代を言い渡される。

20 柴崎 岳 6.5
攻撃の起点として機能。相手のMFとDFに空いたスペースを巧みについてチャンスを生むなど、抜け目ない働きを示す。

25 遠藤 康 6.5
流動的にポジションを変え、ギャップを突く動きで攻撃を活性させる。後半序盤には、カットインから際どいシュートを放つ。

8 土居聖真 5.5
右サイドでのボールキープから、先制点の起点となる。ただ、指揮官が「かなりの疲労が溜まっていた」と言うとおり、終盤はやや運動量が欠けた。

7 カイオ 6
両チーム最多のシュート数(4本)を放ったとおり、積極性を際立たせる。カウンター時は、鋭いドリブルで迫力を見せた。

FW
33 金崎夢生 7
1トップ起用に応えて先制点をもたらす。ゴールへと向かう動き、起点としての働きで抜群の存在感を示し、80分に交代するまで危険な存在であり続けた。


交代出場
4 山村和也 5.5
1ボランチを務め、ノヴァコヴィッチをマンマーク。時間の経過とともに、対応が疎かになる場面も多々あった。

15 高崎寛之 5.5
相手の反撃を受けたこともあって、ゴール前でのプレーはわずか。見せ場もなく、シュート0本に終わる。


13 中村充孝 -
残り10分の場面で、金崎に代わりピッチに立つ。勝ち越しへの望みを託されたが、ボールタッチが限られた。

監督
トニーニョ・セレーゾ 6
相手の良さを出させない戦いを徹底し、隙を突きながら上手く攻撃を仕掛けたのは評価。半面、後半の交代策、システム変更は効果を示さなかった。

取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


32分に金崎のゴールで先制した鹿島。その後は主導権を握り、何度も名古屋ゴールへ迫った。(写真:田中研治)


代表メンバーに選出された永井(右)の活躍が期待されたが、マッチアップした西に上手く抑えられ見せ場は限られた。(写真:田中研治)


サッカーダイジェストの橋本氏による名古屋戦の寸評である。
先制点の金崎夢生に高評価が与えられておる。
このゴールだけでなく、攻守に運動量豊富な姿を魅せておった。
また、カイオに送ったクロスをカイオが決めておれば、勝利への立役者となっておったであろう。
また、西、岳、ヤスにも高い評点がつけられておる。
西は先制点のアシストに加え、マッチアップした日本代表の永井を抑えきったことが評価されたとのこと。
岳は攻撃のスイッチを入れる素晴らしい縦パスを幾度も通しておった。
ヤスに関しては、ボールを良く収め、起点としてなくてはならない存在であることを証明した。
また、ここで注目したいのは、バチの6点である。
これは良い評価と言えよう。
小笠原満男の代役として注目されておったが、途中交代の憂き目を差し引けば悪くなかった。
中盤のフィルター役として機能したとの評は、彼の良さを表現しておる。
1枚目のイエローは不運であったが、2枚目かと思われたファールがよろしくなかった。
ここは、経験で補っていって欲しいところ。
バチの成長で、チームは加速することとなる。
期待しておる。

名古屋戦トラッキングデータ

2015年03月23日 | Weblog
1stステージ 第3節
2015年3月22日(日)17:04KO 瑞穂陸



Jリーグ公式に掲載された名古屋戦のトラッキングデータである。
走行距離では、カイオ、脩斗、聖真と高くなっておる。
カイオはシュートミスさえせねばMVPとなっておったであろう。
スプリントでは、ヤスと金崎夢生の23回が突出しておる。
この二人が攻撃の核であることは、データに表れておる。
ヤスを負傷にて交代せざるを得なかったことは、この試合にとっては痛かった。
走力のカイオ・聖真、スプリントの夢生・ヤスで攻撃の形を作っていく。
これが現時点での鹿島の姿であろう。
今後どのように変化していくのか楽しみである。

名古屋戦コメント・報道

2015年03月23日 | Weblog
2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第3節




鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・金崎選手はクロスボールに対して、待つことなく向かっていくことが特長としてある。そのアグレッシブさを持っている選手。それはFWとしては非常に重要なことだ。
・梅鉢選手は前半でイエローカードをもらっていた。彼はまだ若くて、勢いやアグレッシブさ、闘争心がある。2枚目のカードをもらう危険性があったので、交代させた。そこで山村選手を入れる決断をした。1つは、名古屋の高さへの対策で、ノヴァコヴィッチ選手と川又選手がいるので、高さで対抗する形を採った。ある程度、相手のサイドのスピードやクロスに対応することが狙いだった。もう1つは、土居選手に非常に疲労が溜まっていたので交代させたかった。水曜日の試合でもかなり負荷がかかってしまっていて、疲労が色濃くあったところで交代させようとしていたが、先に遠藤選手が違和感を感じてしまって交代をすることになった。そこで、違う決断をせざるを得なかった。
・後半は我々の方が少し動きが重かったという印象。当然ながら、水曜日のACLの試合の疲労が影響したと思う。それはやむを得ない部分と考えている。その中でも多くのチャンスを作ったが、チャンスの数と得点の数の比率が見合っていない。
・(途中から4-1-4-1を採用したことについて)今に始まった問題ではなく、去年やおととしの途中から始まっていることで、自分としてはボックス型の4-4-2でやりたいところもあるが、組み合わせによっては、後半に運動量が不安定になってしまって、センターバックの前のバイタルエリアをどちらかのボランチが見なければいけないのに、そこを使われて点を取られて引き分けたり逆転されたりする状況があった。小笠原選手と柴崎選手の組み合わせでずっとやっている中で、連戦や年齢という部分、小笠原選手には守備への意識はしっかりとあるが、後半になるとどうしてもパワーダウンしてしまうところがある。そこで対策を採るというところで、違う選手を使うことになるが、なかなかうまくいっていない。自分は選手への敬意を持っているし、徐々に育成をしていかなければいけない。そこで4-1-4-1というオプションを採っているが、ピッチ上での約束事を確認する作業を少しずつやっている中で、まだ正直、彼らが習得していないということが実感としてはある。ただ、抱えている課題を改善しなければいけないし、後半に見せる守備の不安定さを何とかチームとして改善できればという思いで必死にやっている。柴崎選手と山村選手、土居選手が中央にいることで少しでも相手に自由にやらせないということができればと思っていた。機能した試合もあるし、そうでない試合もある。来週、1週間あるので、やってはいけないミスの修正をできればと思っている。その後は連戦になって時間が無くなるし、映像で修正していく方法しかなくなる。梅鉢選手は前半は良いが、後半になって疲労が溜まった結果、不注意によって約束事を守れなくなる時間が見受けられる。成長する時間が必要だと思う。とはいえ、時間は止まらないし、我々は戦っていかなければならない。ただ、自分は4-4-2でやっていきたいが、他の選手が育っていないから、違う方法で対策を採っている。4-4-2でやるためには、守備能力があってビルドアップができる選手が必要だ。
・どの試合を観てもらってもわかることだが、質が悪いわけではなく、チャンスも作っている。1週間空くので、そして完璧なチームではないので、それを修正して良い形を披露できればと思う。





【柴崎 岳】
セットプレーの守備についてはチーム内で試合前から話していた。広州恒大戦でやられていたので、声を掛け合おうと話をしていたが、注意力がまだまだ足りない。リードしていたわけだし、勝てる試合を落としたというところが強い。

【昌子 源】
セットプレーでやられることが多くて気を使っていたけど、マークをしていた選手を責めるのではなく、まずは不用意なファウルを避けることが第一だと思う。仕方がない部分もあるけど、ゴールに近い位置でのセットプレーが多かった。

【山本 脩斗】
リードしている中でのセットプレーでやられた。悔しさしかない。セットプレーでやられていることが多い中で、反省しかない。1ポイントを取れたことは良かったとも言えるけど、勝ちたかった。悔しさしかない。

J1 1st 第3節 名古屋戦


本日行われたJ1 1st 第3節 名古屋戦は1-1で引き分けに終わりました。

鹿島は連敗ストップもリード守れず…名古屋また“恩返し弾”浴びる
15/3/22 19:04



[3.22 J1第3節 名古屋1-1鹿島 瑞穂陸]

 名古屋グランパス対鹿島アントラーズの一戦は、1-1の引き分けに終わった。公式戦開幕5連敗だった鹿島は、連敗こそストップさせたが、相変わらず勝利なし。18日のナビスコ杯川崎F戦で今季初勝利を挙げた名古屋も、リーグ戦の初勝利はお預けとなった。

 序盤は名古屋がボールを保持してゲームを進めたが、試合を動かしたのは鹿島だった。前半32分、DF西大悟が右サイド深い位置まで切り込んでクロスを入れると、ニアのFW金崎夢生にピンポイントで合う。ヘディングシュートは右ポストを叩いたが、そのまま枠内に収まった。金崎はリーグ戦2試合連続ゴール。名古屋は前節の甲府戦でもOBの阿部翔平にゴールを許しており、2試合連続の“恩返し弾”を浴びた。

 ただ、これが今季ここまで鹿島が勝利がない理由か。リードを奪うと明らかに守りに入ってしまう。そして、名古屋は後半開始からDF竹内彬を下げてMF小屋松知哉を投入。攻撃意識を高めると、同24分、CKをDF矢野貴章が合わせて、試合を振り出しに戻した。

 両チームには27日と31日にバヒド・ハリルホジッチ新監督を迎えた日本代表の初陣を戦う本メンバー31人に選出された3名がスタメンに名を連ねていた。鹿島はDF昌子源が体を張った守備を見せ、MF柴崎岳が中盤をコントロールする。しかし勝利に導くことは出来ない。対する名古屋も5年ぶりA代表招集となったFW永井謙佑が自慢のスピードを武器に突破を図るが、後半44分のミドルシュートが力なくGKに収まるなど、決定力を見せることは出来なかった。

名古屋、鹿島ドロー…初勝利持ち越し/名-鹿3節
[2015年3月22日22時19分]


前半32分、先制ゴールを決め笑顔の鹿島FW金崎(右から2人目)(撮影・上田博志)

<J1:名古屋1-1鹿島>◇第3節◇22日◇瑞穂陸

 試合開始は、様子を見ながらの展開。両チーム決定機がないまま迎えた前半32分、右サイドから抜けだした鹿島DF西大伍(27)のクロスをFW金崎夢生(26)が頭で決めて先制ゴール。先制を許し少し引く名古屋にドリブルで攻めるMFカイオがシュートを放つもゴールならず。前半は鹿島リードで折り返す。

 後半5分、鹿島は右サイドからFW金崎夢生がクロスを入れ、MFカイオ(20)がフリーになるもシュートは枠をとらえられず。

 後半12分、名古屋DF牟田雄祐(24)がFWカイオを倒しイエロー。後半24分、名古屋は左CKから得意のセットプレーで名古屋DF矢野貴章(30)が頭で同点ゴールを決める。動きが鈍る鹿島イレブンの隙を付き名古屋は攻め続けるもゴールはならず。1-1で引き分け、リーグ戦勝ち星がない両チームは勝ち点1を分け合った。

鹿島昌子、最少失点に「この勝ち点1はプラスに」
[2015年3月22日23時1分]


名古屋対鹿島 前半、ロングパスを出す鹿島DF昌子源(撮影・上田博志)

<J1:鹿島1-1名古屋>◇第3節◇22日◇瑞穂陸

 鹿島DF昌子源(22)は名古屋とのドローをチームの浮上のきっかけとする考えを示した。

 前半32分、FW金崎夢生(26)のゴールで先制しながら、後半に名古屋が得意とするセットプレーから失点。

 昌子は「相手のセットプレーが強ければ、不用意なファウルをしないことが必要」と話した。しかし、最少失点に抑えたことには「ディフェンスとしても最後まで耐え1点に抑えることができた。この勝ち点1はプラスに考えてもいいと思う」。リーグ戦で勝ち星はないものの、3節目でようやく獲得した勝ち点を浮上の足がかりにする。

鹿島、敵地で名古屋とドロー 今季公式戦連敗ストップ

名古屋と引き分けに終わった鹿島イレブン=瑞穂競技場

 明治安田J1第1ステージ第3節(22日、名古屋1-1鹿島、瑞穂陸)鹿島は22日、敵地で名古屋と1-1で引き分け、アジア・チャンピオンズリーグを含めた今季の公式戦の連敗を5でストップさせた。

 前半32分、FW金崎がDF西の右クロスを頭で合わせて先制。この日は1トップで先発し、前節・湘南戦に続く2戦連発を決めた。だが後半24分、左CKを相手MF矢野がヘディングで決め同点に追いつかれ、その後も防戦を強いられる展開。日本代表MF柴崎は「セットプレーの守備は試合前からしっかりやろうと声は掛け合っていた。集中力が足りない部分があった」と悔やんだ。

 これでリーグ戦は開幕から1分け2敗の17位。敵地で何とか今季初の勝ち点は手にしたが、苦しい戦いが続いている。


後半、攻め上がる鹿島・柴崎。右は名古屋・永井=瑞穂競技場


前半、先制ゴールを決め、祝福される鹿島・金崎(中央)=瑞穂競技場


鹿島、連敗5で止まるも 柴崎「勝てる試合を落とした」

後半、攻め上がる鹿島・柴崎。右は名古屋・永井=瑞穂競技場

 明治安田J1第1ステージ第3節(22日、名古屋1-1鹿島、瑞穂陸)鹿島は、前半32分にFW金崎のゴールで先行したが後半24分に追いつかれ、日本代表MF柴崎は「勝てる試合を落とした」と悔しがった。それでも、アジア・チャンピオンズリーグを含めた公式戦の連敗は5でストップさせ、同DF昌子は「チームとしては第一歩」と、ホッとひと息。日本代表合宿へ、柴崎は「しっかりやりたい」と気合を入れた。
(紙面から)

鹿島 公式戦連敗5でストップも…柴崎不満「集中力足りない」
J1第3節 鹿島1―1名古屋 (3月22日 瑞穂陸)


<名古屋・鹿島>前半、ノヴァコヴィッチ(右)とボールを競り合う柴崎
Photo By スポニチ


 鹿島が開幕から続いた公式戦の連敗は5で止めたが、勝ち点3にはあと一歩届かず。中盤でゲームをコントロールした日本代表MF柴崎は「勝てた試合だった。まだまだ集中力が足りない」と不完全燃焼気味。

 日本代表DF昌子は「この引き分けをプラスに考えたい」と切り替えるのに必死だった。2人は日本代表合宿に参加。柴崎は「僕は僕で切り替えて、チームはしっかりやって、また勝てるようにしたい」とA代表で勝ち癖をつけてチームに帰ってくることを誓った。


<名古屋・鹿島>前半32分、金崎(左から2人目)は古巣・名古屋から先制ゴールを決め喜ぶ
Photo By スポニチ


名古屋と引き分けに終わった鹿島イレブン
Photo By 共同


[ 2015年3月23日 05:30 ]

J1・第1ステージ第3節 鹿島 遠い白星

名古屋-鹿島 後半23分、名古屋・永井(右)と競り合う鹿島・高崎=名古屋市瑞穂陸上競技場、鹿嶋栄寿撮影

明治安田J1第1ステージ第3節(22日・名古屋市瑞穂陸上競技場ほか=9試合)鹿島は名古屋に1-1で引き分け、開幕3連敗を免れた。通算成績は1分け2敗、勝ち点1で17位のまま。

鹿島は前半32分、金崎の2試合連続ゴールで先制。後半25分に左CKから失点し同点に追い付かれた。その後、相手の攻勢を受けたが、無失点に抑えた。

初昇格の松本は清水に1-0で守り勝ち、3戦目でJ1初勝利を挙げた。昨季覇者のG大阪は日本代表の宇佐美の得点などで甲府に2-0と快勝し、今季初めての白星を手にした。

広島と浦和は0-0で引き分け、勝ち点7で首位に並んだ。J1は日本代表の活動により中断し、4月3日に再開する。


バチの交代は後半になって集中力を欠く傾向にあることと二枚目のイエローを恐れてのこと、ヤスの交代は違和感を訴えたため、聖真の疲労を考慮して替えたかったが出来なかったと述べるトニーニョ・セレーゾ監督である。
サッカーは刻一刻と試合が流れるため、思い通りの采配を行うことは出来ぬ。
ベストではなくベターにせざるを得ないもの。
また、選手への敬意を払いつつもチームの変革に挑んでおることを示唆しておる。
そして、4-4-2システムの採用も考えておるとのこと。
今月は思うような試合結果を得られなかったが、チームの成長と共に、シーズン中盤には面白いチームへと変貌を遂げるのではなかろうか。
楽しみである。