鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

大迫、虹に「縁起もいいし、頑張ります!」

2013年12月04日 | Weblog
【鹿島】大迫、虹出現に大興奮!

鹿島クラブハウスのピッチを覆うように、大きな虹がかかった(撮影・桑原亮)

 鹿島は4日、茨城・鹿嶋市内で練習を行った。ミーティングの後、戦術確認などで約1時間半、体を動かした。

 練習前には約1時間降った雨がやむと、大きな虹が二重で弧を描いた。FW大迫勇也(23)は「見た見た! すごかったね」と興奮気味に話し「縁起もいいし、頑張ります!」と御利益にあやかろうと、今季最終戦に向けて意気込んでいた。

 [2013年12月4日20時56分]

綺麗な虹の架かった練習後のクラブハウス上空である。
やはり、このような縁起物は嬉しいもの。
虹と申せば、2008年のホーム最終戦、岩政の劇的決勝ゴールにて勝利した際にも上空に描き出されておった。
この年も最終節に勝利し優勝を飾っておる。
これは吉兆と言わざるを得ない。
虹の架け橋を越えて、優勝を目指そうではないか。
期待しておる。

岩政、ジャンケン大会でスパイクを振る舞う

2013年12月04日 | Weblog
[鹿島]退団発表の岩政、即席じゃんけん大会でスパイクを大盤振る舞い


 4日の練習後、前日に鹿島からの退団を発表した岩政大樹が、集まったサポーターに感謝を込めて即席のじゃんけん大会を実施。余っていた14足ものスパイクを景品にしたサプライズに、つめかけたサポーターは大いに沸いた。

 当然のことながら、選手のサイン入りスパイクを手に入れられるチャンスはあまりないこと。限られた数のスパイクを子供たちに優先してあげると、たくさんの希望者にどう分配するか悩ましいところだったが、じゃんけん大会を実施すると勝ち残った人にぴたりと行き渡る奇跡。

 岩政も「よかった」と喜んでいた。前節の試合中に軽い肉離れを起こしたが、本人は最終節には万全のコンディションで臨む準備を進めている。勝利に沸く最高の雰囲気のなかで、多くのサポーターに見送られことになれば、これ以上ない去り方となるだろう。

(鹿島担当 田中滋)

ジャンケン大会にて自身のサイン入りスパイクをプレゼントした岩政である。
練習を見学に来たサポーターには嬉しい催し物となった。
ファンサービスも素晴らしい岩政の一面である。
この男が去るのは寂しい。
改めて思う。
この週末の最終節には勝利で送り出したい。

大迫、疾風が如く

2013年12月04日 | Weblog
2013年12月04日(水)

15時半からのミーティング後、攻守のトレーニングやシュート練習を行いました。

疾走する大迫である。
この大一番に頼りになるのは大迫と言って良かろう。
大迫の躍動にて大量点に繋げたい。
気合いの入る最終節が楽しみで仕方が無い。
攻撃陣の爆発に期待大である。

明日の練習は非公開

2013年12月04日 | Weblog
練習スケジュール(12/5)変更のお知らせ
2013年12月04日(水)

12/5(木)の練習スケジュールが変更になりましたので、お知らせいたします。

15時30分からとなっておりましたが、非公開練習となりました。

皆様のご理解のほど、何とぞよろしくお願いいたします。


明日の練習は非公開とのこと。
ここは優勝も狙え、ACL出場権のかかった大事な試合に気持ちを高めるところであろう。
集中力を研ぎ澄まし、貪欲に勝利を目指そうではないか。
我らもより気持ちを高ぶらせて、最終節を待つ。
この重要な試合が最後の最後にホームにて催されることを幸せに思う。
楽しみである。

岩政、子供たちの未来につながる時間にしたい

2013年12月04日 | Weblog
岩政大樹、復興支援を語る「子供たちの未来につながる時間にしたい」


――JPFA主催の『チャリティーサッカー』は、今回で3回目になるわけですが、改めて開催の意義を聞かせてください。
岩政 復興支援への取り組みを選手会のみんなで継続してやっているということの一つですし、選手会としてその取り組みを示す場ということです。シーズン中にも各選手や各チームがそれぞれでやっていますが、参加できる選手が東北に足を運び、年に1回ですけれどもみんなで復興支援につながることを続けていくのが一番大事ですね。

――あの震災を風化させないために続けて活動していくということですか?
岩政 東日本大震災から約3年が経過し、復興支援に対する一人ひとりの意識が薄れてしまっているのも事実としてあると思います。でも、ある程度そうなってしまうのは仕方がないですが、薄れている事実に対して、薄れさせてしまってはいけないという気持ちを持つことが大事で、そういったことを発信できる人がそれぞれの立場で発信し続けていくことが重要になってくると思っています。

――それが選手会としては『チャリティーマッチ』であり、『グリーティングDAY』ということですね。
岩政 そうですね。僕たち選手が『チャリティーサッカー』を続けていくことによって、震災時に抱いた気持ちを思い出すことにつながりますし、思い出すこと自体も大事なことなんです。まだ被災地では不自由な生活を強いられ、苦しんでいる人が大勢います。そういった人たちの力になることも大事ですし、皆さんがチケットを購入して観戦してくれたり、寄付Tシャツを買っていただくことで復興支援につながります。僕たちとしては、そういう場となる『チャリティーサッカー』を続けていくことが必要だろうと考えています。

――アントラーズのホームタウンも被災し、スタジアムも被害を受けたと思います。クラブとして何か動いていることはありますか?
岩政 アントラーズには小笠原選手がいますので、彼が発信源となって、いろいろな活動に取り組んでいます。小笠原選手以外にも東北出身の選手が多く在籍しています。僕たちももちろん被災者の一人と言えるかもしれないですが、被災した地域を見て何かしたいという思いと、被災した皆さんがやりたいことに僕たちが協力するのが一番大切だと思っています。幸いなことに、アントラーズには復興支援活動を引っ張ってくれる小笠原選手がいて、そういった活動にも協力的な選手がたくさんいるので、今後も続けていけると思います。

――これまでに岩政選手は被災地訪問をしたことはありますか?
岩政 数回ですが、小笠原選手の呼び掛けで訪問したことがあります。地元の友達で復興支援に取り組んでいる人などもいるので、そういう人に協力して、ボールを送ったり、メッセージを送るといったことをしたこともあります。少しずつですが、被災地の方々も動き出していると感じますので、僕たちは僕たちで続けられる“何か”に取り組んでいくことが大事だと思っています。

――岩政選手とっては初めての『チャリティーマッチ』になりますが、試合ではどんなことを伝えたいですか?
岩政 選手心理で言うと、こういうタイミングでいろいろなチームの選手と一緒にプレーできるのは一つの楽しみです。僕たちは被災地の方々に力を与えるという気持ちを持ってピッチに立ちますが、それぞれがそれぞれの立場で試合そのものを楽しまないと何も伝わっていかないと思います。僕としてはいろいろな選手と即興でサッカーをして楽しみたいですね。楽しむことでいいプレーが生まれて、それが多くの人を勇気づけるかもしれませんから。その先のことは観てくれる人それぞれが感じてくれればいいことですし、まず僕たちがやるべきことは、その場でスタジアムの雰囲気を楽しみつつ、一人ひとりがいいプレーをして、それぞれがやれることに集中するのが大事かなと思います。

――今回の『チャリティーサッカー』もファンやサポーターの協力なしには“大きな力”にはなりません。全国のサッカーファミリーに対して望んでいることを聞かせてください。
岩政 ぜひスタジアムに足を運んでほしいです。また、時間が経過して、今どういう形で復興支援に関わればいいのかが分からない方もいると思います。試合当日に仙台まで足を運んで、チケットを買って観戦する。それがチャリティーにつながり、そのお気持ちが復興のために使われます。また、仙台でおいしい食事をしてお金を使うことも支援の一つでしょうし、今はそれぞれがそれぞれでやることも少しづつ変わって、その一つひとつが復興支援につながっていると思います。復興支援に決まったやり方はありませんし、まずは支援したいと思う気持ちが大事なことですから。

――では最後に被災地で不自由な生活を余儀なくされている方々にメッセージをお願いします。
岩政 僕も小さい頃にJリーガーに会って、サッカーをしたことがありました。そこで何を教えてもらったのかはあまり覚えていませんが、僕の中では今も強い印象として残っていますし、Jリーグで活躍するプロ選手と一緒にサッカーをしたことそのものが大きな出来事でした。被災地の方たちはまだ苦しい思いがあるとは思いますが、僕たちと一緒にサッカーをする時間を作ってもらって、何かを感じ取ってもらいたい。僕としては、今回プロ選手いう逆の立場でそういう機会をもらえるので、子供たちにとって未来につながる時間にしたいと思います。


復興支援チャリティサッカーについて語る岩政である。
岩政としては初の参加となり、高いモチベーションにて挑む様子。
多くの民と共にサッカーの楽しさ素晴らしさを伝えていって欲しい。
楽しみにしておる。

シャルケ・篤人、岩政退団について語る

2013年12月04日 | Weblog
寂しい岩政の退団…内田「あの人に全部教えてもらった」
ドイツ杯3回戦 シャルケ1―3ホッフェンハイム (12月3日)

 立ち上がりこそ積極的に攻め上がった内田だが、精彩を欠いて45分で交代した。中盤でボールを失って2点目を奪われる原因をつくり「うまく(相手を)かわしてと思った。色気が出た」と悔やんだ。

 内田は古巣のJ1鹿島を今季限りで退団するDF岩政について「プロに入ってあの人に全部教えてもらった。鹿島からいなくなるのは寂しい」と語った。(共同)
[ 2013年12月4日 09:14 ]


岩政の鹿島退団に内田「寂しい」
13/12/4 11:09

[12.3 DFB杯3回戦 シャルケ1-3ホッフェンハイム]



 DFBポカール(ドイツ国内杯)は3日、3回戦1日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでホッフェンハイムと対戦し、1-3で敗れた。内田は試合後、今季限りで鹿島アントラーズを退団することが発表されたDF岩政大樹について「鹿島からいなくなるのは寂しい」と語った。

 清水東高から06年に鹿島に入団した内田は10年夏にシャルケに移籍するまで4年半にわたって岩政とともにプレー。ルーキーイヤーからレギュラーをつかんだ内田にとって岩政の存在は大きかったようで、「俺はプロに入って、あの人に全部教えてもらった。鹿島からいなくなるの寂しいけど、あの人は頭がいいから、考えがあるんだと思う」と、その胸中を慮った。

「またどこかで一緒にやりたいなと思うけど、サッカー選手は移籍が付き物だから。岩政さんはまだできる年齢だし、日本に帰ったときに会えれば」。プロとしての心構えやサッカーに取り組む姿勢。ピッチ内外で支えてくれた偉大な先輩が古巣を去ることに寂しさは隠せなかった。


岩政の鹿島退団について言葉を発したシャルケの篤人である。
鹿島在籍時、篤人の隣には常に岩政がおった。
守備の約束事、攻撃のタイミング多くのことを岩政から得た様子。
また、プロとしての振る舞いや生活など、ピッチの外でも偉大なる先輩であった。
篤人を育て上げ世界に名を馳せるプレイヤーに押し上げた影の功労者と言っても過言ではなかろう。
篤人に続き岩政も鹿島を離れるが、ファミリーであることに変わりはない。
再びクラブに戻ってくることを望んでおる。
その日が楽しみである。

大迫、最後に勝って送り出せたら

2013年12月04日 | Weblog
鹿島イレブン勝って岩政送り出しへ
 鹿島は3日、元日本代表DF岩政大樹(31)が今季限りで退団すると発表した。

 岩政の退団を選手は冷静に受け止めた。10年間共にプレーしたMF本山雅志(34)は「衝突する選手もいたけどいい方向に導いてくれた。タイトルも一緒に取ったし、全ていい思い出」と振り返った。FW大迫勇也(23)は「1、2年目はいろいろ話してもらった。残念だけど、最後に勝って送り出せたら」と話した。

 [2013年12月4日7時31分 紙面から]

岩政の退団にコメントを発した本山と大迫である。
世話焼きの岩政の様子が伝わってくる。
選手に慕われておったであろう。
来季からはこの大きな背中がクラブから姿を消すとなると寂しさが沸いてくる。
岩政の鹿島ラストマッチである広島戦では強い気持ちで勝利し、気持ち良く送り出そうではないか。
期待しておる。

岩政、大先輩から受け取ったバトンを次の世代に渡す任務をしっかり果たせた

2013年12月04日 | Weblog
「バトンを次の世代に渡す任務をしっかり果たせた」DF岩政が今季限りで鹿島退団!
13/12/3 17:20

 鹿島アントラーズは3日、DF岩政大樹が今季限りで退団することになったと発表した。



 クラブが岩政と将来の方向性について話し合った結果、岩政本人が新たな挑戦を希望し、今季限りの退団で両者合意したという。岩政は04年に東京学芸大から鹿島へ加入。加入2年目の05年シーズンから10年シーズンまで毎年J1で30試合以上に出場するなど主力としてチームに貢献し、07年~09年のJ1・3連覇などをもたらした。今季は第33節終了時点で18試合に出場していた。
 
 J1通算290試合出場35得点、日本代表通算8試合出場と国内屈指の実績を誇るCBはクラブを通して「これまで10年間、本当にありがとうございました。残りのサッカー人生で個人の幅をさらにひろげたいという思いと、新しい時代へ進もうとするチームでの自分の最後の仕事として、鹿島アントラーズを去ることを決断しました」と退団理由をコメントをした。

 そして「僕は、サッカーという世界はリレーだと考えています。自分は大先輩から受け取ったバトンを次の世代に渡す任務をしっかり果たせたと感じていますし、共に過ごした後輩たちには新しい常勝鹿島の黄金時代を築いてくれることを期待しています。僕は僕なりにチームに全力で尽くしてきたと自負していますが、これまで成し遂げたものは全てサポーターの皆さんと共に勝ち得たものです。これからは僕もサポーターの一人として、皆さんと一緒に鹿島アントラーズを応援したいと思います。そして、感謝の気持ちと誇りを胸に、新たな挑戦に踏み出したいと思います。本当にありがとうございました」と鹿島への思いと、これからの挑戦について語っている。

以下、クラブ発表のプロフィール
岩政大樹
(いわまさ・だいき)
■生年月日:
1982年1月30日(31歳)
■生まれ:
山口県周防大島町
■サイズ:
187cm、85kg
■経歴:
周東FC-大島JSC-岩国高校-東京学芸大学-鹿島アントラーズ(2004年~)
■公式戦成績(2013年12月3日現在)
J1リーグ通算 290試合35得点
ナビスコカップ通算 49試合4得点
天皇杯通算 27試合4得点
AFCチャンピオンズリーグ 28試合2得点
ゼロックススーパーカップ 4試合0得点
スルガ銀行チャンピオンシップ 2試合1得点
日本代表国際Aマッチ 8試合0得点

■代表歴等(2013年12月3日現在)
ユニバーシアード代表(2003年)、U22日本代表(2003年)、日本代表

退団岩政「感謝の気持ちと誇りを胸に」

練習後、ファンのサインに丁寧に応じる岩政(撮影・桑原亮)

 鹿島は3日、元日本代表DF岩政大樹(31)が今季限りで退団すると発表した。04年に東学大から入団し、J1通算290試合35得点。07~09年のリーグ3連覇にも貢献した。今季は18試合に出場したが、世代交代が進む現状を踏まえて退団を希望し、了承された。現役続行を希望している岩政はクラブを通じて「感謝の気持ちと誇りを胸に、新たな挑戦に踏み出したいと思います」とコメント。
 [2013年12月4日7時21分 紙面から]

鹿島 DF岩政の今季限りでの退団発表 今後は移籍先探し
 鹿島に10年間在籍したDF岩政が今季限りで退団することが発表された。

 新たな挑戦の気持ちと、チームの世代交代を妨げたくない考えから決断。山村、植田の獲得の際にはレギュラー争いのライバルになるにもかかわらず自ら説得に乗り出すなどクラブ第一に考えてきた岩政らしい引き際。「常勝鹿島のセンターバックを務め続けるのは本当に苦しい日々でしたが、その分、多くのものを得ることができました」とコメント。今後、移籍先を探すことになる。
[ 2013年12月4日 05:30 ]

【鹿島】退団発表の岩政「新たな挑戦を希望」
 鹿島は3日、元日本代表DF岩政大樹(31)について「本人が新たな挑戦を希望し、合意した」と今季限りでの退団を発表。関係者によると、岩政は退団後の背番号「3」について、「1年間試合に出続けたら着ていい」とDF昌子ら若手にゲキを飛ばしたという。

 2日には鹿島の「3」の先輩、元日本代表DF秋田豊氏(43)に「長く3番を着させていただき、ありがとうございます」と連絡。愛着があるだけでなく、チームにとっても歴史ある番号だけに、若手に成長してほしいとの期待を込めハードルを設定したようだ。

 この日は茨城・鹿嶋市内で最終節の広島戦(7日・カシマ)へ向け練習し「残り1週間楽しみ。(鹿島で)最後の試合なので」と優勝の可能性を残す一戦へ意気込んだ。今後については「再来週くらいまでに決まれば」と話した。
(2013年12月4日06時02分 スポーツ報知)

鹿島DF岩政が退団…現役続行を希望
2013年12月4日

 J1鹿島は3日、元日本代表のDF岩政大樹(31)が今季限りで退団すると発表。今後は移籍先を探す方針で、クラブを通じて「大先輩から受け取ったバトンを、次の世代に渡す任務を果たせた。感謝の気持ちと誇りを胸に、新たな挑戦に踏み出したい」とコメントした。山口県出身の岩政は2004年に東学大から鹿島入りし、主力として07~09年のリーグ3連覇に貢献。今季は夏以降に出場機会が減っていた。J1通算290試合で35得点。日本代表では10年W杯南アフリカ大会、11年アジア・カップのメンバーに選ばれた。

岩政「新たな挑戦に」 J1鹿島、退団を発表
J1鹿島は3日、元日本代表DF岩政大樹(31)が今季限りで退団すると発表した。移籍先は未定。

岩政は山口県出身。東京学芸大から2004年鹿島加入。打点の高いヘディングと体の強さに秀でたセンターバックとして活躍し、07~09年には史上初となるリーグ3連覇を達成。天皇杯やナビスコ杯など数々のタイトル獲得に大きく貢献し、鹿島が常勝軍団と称される屋台骨を支えた。10年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の日本代表にも選ばれた。

長くレギュラーを務めたが、今季は世代交代を進めるチーム事情もあり、リーグ戦の出場は18試合にとどまっていた。退団は岩政本人が新たな挑戦を希望し、両者で合意した。

岩政はクラブを通して「残りのサッカー人生で個人の幅をさらに広げたいという思いと、新しい時代へ進もうとするチームでの自分の最後の仕事として鹿島を去ることを決断した。感謝の気持ちと誇りを胸に、新たな挑戦に踏み出したいと思う」とコメントを出した。J1通算290試合35得点。国際Aマッチ8試合無得点。07~09年に3年連続でベストイレブン。


各紙一斉に岩政の退団を報じてきた。
報知の秋田へ連絡を入れたエピソードが秀逸と言えよう。
それほど重い背番号を背負ってきたのである。
次世代の若手がこの重責を担う日も近い。
源や植田、ユースの町田くんなど若い選手が切磋琢磨し、お互いに高め合って成長していくのだ。
楽しみである。

杉本太郎くん、挫折を糧に成長

2013年12月04日 | Weblog
小兵杉本 大きな成長 J1鹿島に内定 高校生MF
2013年12月3日 夕刊


鹿島への入団が内定した杉本=岐阜県可児市の帝京大可児高で

 162センチの小さな体に限りない闘志を秘めている。J1の名門、鹿島に内定した岐阜・帝京大可児高3年のMF杉本太郎(17)。かつてJ1名古屋のジュニアチームで味わった挫折を糧に、世界から注目を浴びるプレーヤーに成長を遂げた。 (深世古峻一)

 不調に陥ると、今でも必ず思い出すようにしている光景がある。名古屋の下部組織U-12(12歳以下)に所属していた小学6年のとき、上のカテゴリーに進むことができなかった。DFとしてプレーしていた当時、技術は高かったが、身長は140センチほど。「当たり負けしていた。仕方ない」
 自分では納得していたが、父親の和彦さん(55)は悔しさで涙を流していた。詳細は覚えてなくても、大人が泣く姿は鮮明に焼きついた。「もうこんな思いはさせたくない。絶対にうまくなる」と心に誓った。
 高校入学直後から攻撃的MFとして3年生に交じって練習。まともにぶつかれば当たり負ける上級生を相手に、運動量を生かしてマークを外すすべを学んだ。「常にポジショニングを考えていたので、プレーが連続してできるようになった」
 より良いポジションでボールを受けて前を向く動作を繰り返し、ドリブルやシュートで相手にプレッシャーをかける。次のプレーへの意識を根付かせたことで、高い技術を存分に発揮できるようになった。
 その後は一気に駆け上がった。日本代表として臨んだ昨年のU-16アジア選手権で準優勝。3得点と活躍した杉本は最優秀選手(MVP)に選ばれた。「この大会がなかったら今の自分はない」という国際舞台での活躍に、イタリアやフランスの1部チームからもオファーが届いた。
 今年10月にアラブ首長国連邦で行われたU-17ワールドカップ(W杯)では、中央からのパスで何度も決定機を演出。世界の舞台で自信を深めた半面、外すことが多かったシュートの精度に課題を感じた。将来的な海外挑戦も視野に入れ、サッカーに集中できる環境と、育成力を理由に鹿島を選んだという。「大きい選手より、小柄な選手に負けたくない」。小兵であることをハンディと感じていないゆえ、プライドがにじんだ。
 杉本 太郎(すぎもと・たろう) 1996年2月12日生まれ。岐阜県多治見市出身。J1名古屋U-12、岐阜VAMOS(バーモス)を経て岐阜・帝京大可児高に入学。高校2年時、年代別の日本代表に初選出され、今年6月にJ1鹿島と仮契約。16強入りしたU-17W杯では1得点を挙げた。


杉本太郎くんを報じる東京新聞夕刊である。
小学生時代の挫折、そしてからの小ささを活かす術を覚えた高校時代、年代別代表への選出と、サクセスストーリーを並べておる。
とはいえ、杉本太郎くんはプロの門戸を叩いたばかり。
ここから新たな次元へと突入するのだ。
壁にぶつかるともあろう、伸び悩むやも知れぬ。
そのときは辛酸を舐めた日々を思い出すのだ。
そして、その壁をぶち破り大きく成長して欲しい。
更なる成長を遂げ、鹿島にてレギュラーを掴む日を楽しみにしておる。

岩政、感謝の気持ち

2013年12月04日 | Weblog
【鹿島】岩政が退団「感謝の気持ち」
 鹿島は3日、元日本代表のDF岩政大樹(31)が今季限りで退団すると発表した。今後は移籍先を探す方針で、クラブを通じて「大先輩から受け取ったバトンを、次の世代に渡す任務をしっかり果たせた。感謝の気持ちと誇りを胸に、新たな挑戦に踏み出したい」とコメントした。

 山口県出身の岩政は2004年に東学大から鹿島入りし、主力として07~09年のリーグ3連覇に貢献した。今季は夏以降に出場機会が減っていた。J1通算290試合で35得点。日本代表では10年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会、11年アジア・カップのメンバーに選ばれた。
 [2013年12月3日18時27分]

v【鹿島】退団の岩政をひと目見ようと…

練習後、ファンのサインに丁寧に応じる岩政(撮影・桑原亮)

 鹿島が3日、茨城・鹿嶋市内で練習を行った。この日は今季限りでの退団が発表されたDF岩政大樹(31)をひと目見ようと、日が落ちた後も普段の約3倍となる約30人のファンがクラブハウスで待ち受けた。

 1人1人、丁寧にサインや写真撮影に応じた岩政は「いつもより多いね」と笑顔を見せたが、「邪念を取り払って試合に勝つことだけ考えたい。試合後『終わったな』と思えるように、プロとして戦いたい」と、鹿島のユニホームを着て戦う最後の一戦を見据えた。
 [2013年12月3日21時6分]

鹿島 DF岩政の今季限りでの退団を正式発表「最後のわがまま」
 J1鹿島は3日、元日本代表DF岩政大樹(31)が今季限りで退団すると正式発表した。

 クラブは「退団決定までの経緯」として、「クラブと岩政選手の間で将来の方向性について話し合った結果、選手本人が新たな挑戦を希望し、今季限りの退団で両者合意した」とする異例の声明を発表。

 岩政はクラブを通じ、「これまで10年間、本当にありがとうございました。残りのサッカー人生で個人の幅をさらにひろげたいという思いと、新しい時代へ進もうとするチームでの自分の最後の仕事として、鹿島アントラーズを去ることを決断しました。最後のわがままとして、最終節の前にサポーターの皆さんへお伝えしたかったので、このタイミングでの発表となってしまったことをお許しください」とまずは逆転優勝がかかる7日の最終節前に発表することになったことを説明した。

 さらに「常勝鹿島のセンターバックを務め続けるのは、本当に苦しい日々でしたが、その分、多くのものを得ることができました。2007年の逆転優勝の瞬間、2008年のホーム最終戦でのロスタイムの瞬間、2009年の3連覇を成し遂げた瞬間。サポーターの皆さんと一体となり、スタジアムが揺れたあの感動は忘れることができません」とこれまでを振り返り、「僕は、サッカーという世界はリレーだと考えています」と持論を展開。

 「自分は大先輩から受け取ったバトンを次の世代に渡す任務をしっかり果たせたと感じていますし、共に過ごした後輩たちには新しい常勝鹿島の黄金時代を築いてくれることを期待しています。僕は僕なりにチームに全力で尽くしてきたと自負していますが、これまで成し遂げたものは全てサポーターの皆さんと共に勝ち得たものです。これからは僕もサポーターの一人として、皆さんと一緒に鹿島アントラーズを応援したいと思います。そして、感謝の気持ちと誇りを胸に、新たな挑戦に踏み出したいと思います。本当にありがとうございました」 と結んでいる。
[ 2013年12月3日 17:35 ]


岩政と共に過ごせる日々ももう少なくなった。
ここは練習を観に行くのも一興。
そして、ホーム最終戦の広島戦に駆けつけるのは必須と言えよう。
ここまで、苦しいとき辛いときに岩政のヘディングにてどれだけ助けられたことか。
来季は敵として相見えることを今は信じられぬ。
岩政、本当にこれまでありがとう。