鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

2013年の漢字は「迫」

2013年12月17日 | Weblog
[ 2013年 今年の漢字:鹿島 ]


今季は、1人の若者が鹿島を飛び出し日本代表でも活躍を見せた1年だった。昨季の9から19に得点数を倍増させた大迫勇也。鹿島の1トップとしてチームを牽引しただけでなく、日本代表でも欧州遠征で見せたオランダ戦の一撃で名を馳せたシーズンとなった。
とはいえ、大迫がその片鱗を見せたのは昨季の途中から。残留争いに巻き込まれたチームの苦境を、その類い希なキープ力で救い、マイナス面を覆い隠す活躍を見せた。それに加えて今季は得点力が開花。押しも押されるエースストライカーへと進化を遂げた。ただ、昨季の柴崎岳、そして今季の大迫と、新たな世代が台頭するのはうれしいことだが、彼らのスペシャルな力に頼ることが多くなっている。6年連続で獲得し続けた国内タイトルは途切れ、リーグ戦は5位に終わった。王座奪還のためにやるべきことはまだまだ多いと感じさせる1年だった。


Text by 田中滋

2013年の漢字に「迫」選んだ田中氏である。
確かに今季の大迫は素晴らしいものがあった。
プレイもさることながら、キャプテンを任された試合での役どころは、23歳の若者とは思えぬ堂に入ったものであった。
フットボールプレイヤーとして以上に人間的にも素晴らしいということが伝わってくる。
その大迫が鹿島の顔であることは紛れもない事実。
しかしながら、これほどのプレイヤーをドメスティックなリーグに留め置くことは困難であろう。
残り少ない大迫との時間を楽しんでいきたい。

聖真、大樹さんの言葉を実行できた

2013年12月17日 | Weblog
J1鹿島・土居(山形出身)来季へ意気込み 飛躍の鍵は精神面の成長
2013年12月17日 09:57


充実した今季を振り返るJ1鹿島のMF土居聖真(山形市出身)=茨城県鹿嶋市・鹿島アントラーズクラブハウス

 山形市出身のJ1鹿島MF土居聖真は3年目の今季、リーグ戦(全34試合)の後半戦からレギュラーに定着し15試合で2得点とブレークした。中盤の選手層の厚さはJ屈指の鹿島。その主力選手としてプレーし、自ら「精神的な強さが備わり、プレーにも表れた」と振り返った。

 MF小笠原満男、MF柴崎岳らそうそうたる選手とともに土居は中盤に名を連ねた。第19節大宮戦(8月3日)から出場機会が増え、首脳陣の信頼を勝ち得た。3位で迎えた最終節広島戦(12月7日)で敗れて5位となり、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を逃したが、土居にとって今季は飛躍の年となった。

 「ワンランクも、ツーランクも成長したい」。リーグ戦4試合の出場にとどまった昨季を踏まえ、強い決意で臨んだ。春先から練習で好調を維持できたが、シーズン序盤はベンチにも入れなかった。転機は第24節柏戦(8月31日)。先発出場した土居は積極的に動いた。「自分のイメージでプレーできた。ドリブル、シュートもほとんどミスなく思い通りだった」。チャンスを生かして自信を深めた。

 活躍の要因に精神面の成長を挙げる。「1、2年目を振り返り、自らの意識を変えないといけないと思った」。ことし6月には、今季限りで鹿島を離れるDF岩政大樹から「いいプレーや意識付けは1日、2日なら誰でもできる。その継続は難しいが、やり続けてほしい」とアドバイスを受けた。試合に出場できなくても腐らずにまい進する。「大樹さんの言葉を実行できたことが、安定感あるプレーにつながった」と話す。

 J初得点は第26節磐田戦(9月21日)。「プロとしてのスタートをやっと切れたという感情があった」とその時の喜びは鮮明だ。トップ下に入り常に意識するのは「自分で仕掛ける割合と周囲の選手を生かす比率を考え、今どんなプレーが必要か判断すること」。

 来季の目標はチームとして全タイトルの獲得で、個人的には1年間けがなくプレーすることだ。「先輩たちに甘えず、自分が引っ張っていくという感情を表に出して戦う」と力強く語る。山形から遠路練習を見に来るサポーターもいるといい、「山形の人の温かな声援をもらい感謝している。向上心を持ち続けてプレーし、来季はまた新たな自分を見いだしたい」と気持ちを引き締めた。

 土居 聖真(どい・しょうま) 山形市出身。パスとシュートセンスに優れた攻撃的MF。身長172センチ、体重63キロ。血液型B型。利き足は右。中山町長崎小の時にOSAフォルトナ山形FCに所属、中学から茨城県鹿嶋市に移り鹿島ジュニアユース、同ユースに進む。2007年にはU―16(16歳以下)アジア選手権予選の日本代表に選ばれた。21歳。


聖真の成長を報じる山形新聞である。
今季の活躍の原動力は精神面の成長とのこと。
岩政からのアドバイスが効果を発し、大きく成長を遂げた。
ここからは、この重要なポジションで如何に活躍を維持できるかになろう。
聖真の攻撃力で来季はさらなる躍進を遂げたい。
楽しみにしておる。

川島・大道・小澤、トライアウトにチャレンジ

2013年12月17日 | Weblog
伊東輝ら64人参加/トライアウト速報
<プロサッカー選手会合同トライアウト>◇17日◇フクアリ

 今オフ、戦力外となった元日本代表の前甲府MF伊東輝悦(39)ら計64選手(うちGK7選手)が参加。7対7のミニゲームの後、11対11の試合(30分)を5試合行う。試合開始予定時間は第1試合11時20分、第2試合11時55分、第3試合12時30分、第4試合14時50分、第5試合15時25分。

【第1試合 11時20分開始】
【トライアウト参加選手】
▽J1【仙台】MF松下年宏、越後雄太、【鹿島】MF川島大地、【大宮】MF橋本早十、【湘南】MF下村東美、FW古橋達弥、【甲府】MF伊東輝悦、【清水】MF橘章斗、【磐田】GK植村慶、MF北脇里規、【名古屋】FW高原幹、【大分】FW林丈統、MF村井慎二、永芳卓磨
▽J2【水戸】DF近藤岳登、MF飯田優二、【栃木】DF西岡大輝、【群馬】GK松本浩幸、DF中村英之、保崎淳、星野悟、MF枝本雄一郎、FW遠藤敬佑、【千葉】DF藤本修司、MF伊藤大介、【東京V】GK太洋一、【横浜FC】FW田原豊、【松本】DF宮沢勇樹、MF弦巻健人、【富山】GK金井大樹、MF山瀬幸宏、FW黒部光昭、【岐阜】DF尾泉大樹、MF李漢宰、山崎正登、平野又三、柴原誠、FW杉本裕之、中島康平、【京都】MF中村祐哉、【神戸】GK紀氏隆秀、DF金聖基、林佳祐、【鳥取】DF三浦修、MF実信憲明、【徳島】DF三木隆司、MF太田圭輔、【愛媛】MF赤井秀一、【福岡】GK金永基、DF宮本卓也、MF木原正和、【北九州】DF松本陽介、【熊本】DF福王忠世
▽JFL【町田】DF久利剣人、高野光司、MF柳崎祥兵、相馬大士、【長野】MF大道広幸、【藤枝】GK村尾龍矢、【MIOびわこ滋賀】野口直人、【琉球】DF伊藤竜司、MF久場光、
▽中国リーグ【岡山ネクスト】DF坂本和哉、FW山本拓矢
▽その他日本人選手GK伊藤拓真(ゲイラン・ユナイテッド=シンガポール)、小沢英明(元新潟)、DF冨成慎司(藤枝)、村山祐介(サラブリ=タイ)、MF田中淳一(川崎F)
▽外国人選手【タイ】ノッパノン・カチャプラユック、スラウィット・ローガーウィット、【ベトナム】ドゥ・ドゥイ・マン、ファム・ドゥック・フイ、【インドネシア】ルベン・カレル、シャキール・スライマン、イルファン・バフディム
<平均年齢26・9歳> 
最年長=伊東輝悦(甲府)39歳3カ月17日
最年少=高野光司(町田)20歳11カ月24日
 [2013年12月17日10時22分]


プロサッカー選手会合同トライアウトに参加する川島と大道、小澤である。
この一発勝負に勝利し、是非とも次なるクラブに加わって欲しいところ。
川島の華麗なるテクニックを必要とするクラブが現れることを心から願っておる。