鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ルーキー五人衆、鹿嶋まつり参加

2012年10月21日 | Weblog
2012年10月21日(日)

本日はチームオフとなっておりますが、カシマスタジアム周辺で行われた鹿嶋まつりのトークショーに新人5選手が参加しました。

鹿嶋まつりに参加したルーキーの5人である。
負傷中離脱の山村は元気そうで何より。
シーズン中の復帰は叶うであろうか。
チームは天皇杯を山村と同期の隆雅のデビューもあり勝ち上がっておる。
この大会に照準を合わせ復帰してきて欲しいところ。
12月15日の第四回戦の対戦相手は11月8日に組み合わせが決まる。
楽しみである。

札幌戦レビュー

2012年10月21日 | Weblog
【J1:第29節 札幌 vs 鹿島】レポート:多くのチャンスを演出しながらも、札幌の粘り強い守備にノーゴールの鹿島。北の大地での緊張感あふれる熱戦(12.10.21)
10月20日(土) 2012 J1リーグ戦 第29節
札幌 0 - 0 鹿島 (16:03/札幌厚別/7,208人)


0-0のスコアのまま時計の針は進み続け、両チームの最初の選手交代は札幌が78分で鹿島が76分と試合終盤のこと。そしてそのベンチワークはどちらも選手同士を入れ替えただけで、システムのバランスは維持してのもの。つまり、スコアの推移としては「睨み合い」のような状況が続き、どちらも迂闊には動けない。そんな膠着した展開が続き、そしてそのままタイムアップの笛を聞くこととなった。

ただし、試合の中身が膠着していたかと言えば、そうではない。
鹿島はドゥトラ、大迫勇也、興梠慎三といったスピードのある選手が高い位置で自由にポジションチェンジをしながら走り回り、それをレナト、小笠原満男、柴崎岳らパス能力のある選手がコントロールする攻撃で攻め立てる。そしてそれを札幌の守備陣が体を張った守備で跳ね返すという、大まかに言えば鹿島が攻めて札幌が守る試合展開となっていたのだ。
「あのくらい相手に引かれてしまうと崩すのは難しい」と鹿島の西大伍は振り返ったが、実際のところは札幌が意図して後方に引いたというよりも、鹿島が勢いのある攻撃をした結果として、札幌が押し込まれてしまったというのが正しい構図だろう。

後半も鹿島は同じように攻め込み、最終的に札幌の5本の対して3倍以上の17本ものシュートを放つことになるのだが、前述した通りゴールネットを揺らすことはできていない。そのことについてジョルジ―ニョ監督はこう話す。「そういう日もあると思います。いろんなチャンスを作っても得点ができない日というのはありますから」「チャンスを作れなかったのならば問題だが、チャンスは作れていましたから」。
なるほど確かにその通りである。サッカーでは神がかったようにシュートがゴールに嫌われてしまう試合はよくあるし、鹿島は攻撃陣のコンビネーションでチャンスを生み出していたのだから、必要以上に悲観する必要もないと言えばない。それに札幌はGK高原寿康が抜群のパフォーマンスを見せていたし、守備陣の粘りも見事だった。だが、現実問題として鹿島は最下位の札幌から得点を奪えなかったことで、試合前に指揮官が選手に話していたという「降格ゾーンから遠のいていこう」というテーマは果たせないままである。やはり、無失点に終わった要因の検証は必要だ。

結論から言ってしまえば、サイドバックの攻撃参加が乏しかったことが、数多くのチャンスをフイにした大きな要因だったと言うしかない。右の西、左の遠藤康は思い切った攻め上がりを見せる場面があまりなく、リスクマネジメントの方に意識が向いていたように見える。もちろんこれにより守備は安定したわけだから、必ずしも不備だとは指摘しきれないが、攻撃の厚みをつけるという部分に関しては物足りなさがあった。
相手ペナルティエリア付近でパス交換をしている際に、どちらかのサイドバックが高いポジションを取っていれば攻撃の選択肢も増やせたし、札幌守備陣も横に広がらざるを得ないため、シュートコースやラストパスを出すためのスペースが見つけやすくなる。しかし、この日の鹿島はそうして横幅を広く使うことができなかったため、札幌のほうは中央さえ固めておけば何とかなっていたわけである。

もし、鹿島がより積極的になれる順位、たとえば1桁のそれも少しでも上に位置する場所にいたならば、おそらくサイドバックの選手も積極的にライン際を駆け上がることができたことだろう。しかし、キックオフ時点の鹿島の順位は13位で、「降格ゾーンから遠のく」ことがひとつのテーマになっている状況。知らずのうちに、ついリスクマネジメントを意識しすぎてしまったのだろう。もちろん、20分過ぎに得たPKを鹿島が問題なく決めていればワンサイドゲームになっていた可能性もあったわけで、同時にそのPKの不成功が札幌にリズムを与えていたとも見れるため、彼らにとってもなかなか難しい試合状況にあったこともふまえておきたいところではある。

あらためて、サッカーの試合というのはその場の90分だけで考えるのが難しいスポーツである。降格の決まってしまったチームがある種、プレッシャーから解き放たれてアグレッシブさ溢れるゲームを見せるときがあれば、守備的に戦うチームが得失点差の関係などで攻撃的な試合運びをせざるを得ない場面があったりもする。いよいよ佳境に差し掛かるシーズン終盤というのは、それぞれのチーム力だけにとどまらず、置かれている状況によっても微妙に、ときには大きくプレー選択の仕方が変わってくるというもの。
リーグ戦も残りわずか5試合。そうした機微も注視して、一喜一憂を楽しみたいところである。この札幌-鹿島戦はゴールネットが揺れることのないスコアレスのゲームだったが、様々な見方のできるゲームだった。


以上
2012.10.21 Reported by 斉藤宏則


サイドバックの攻撃参加不足が無得点の要因と分析する京都番の斉藤氏のレポートである。
果たして、この見解は正論であろうか。
否、そのようなことはない。
SBの上がりというものは闇雲に高いポジションを取れば良いというものではない。
この試合の場合、札幌の3バックのDFとウィングは上がってくるそぶりを見せておらず、スペースはなかった。
そこに上がったところで不用意なボールロストの可能性を上げるだけでチャンスが作れるわけではない。
機を見て上がるところにSBの醍醐味があるのだ。
札幌が攻めるそぶりをも少し見せれば、そして、退場者が出ずに済めば、札幌もリスクを冒した可能性があったようにも思える。
結果的に引き籠もることとなった札幌をこじ開けることが出来ずに終えた試合であった。
それは、SBの攻撃参加ではなく、攻撃のちょっとした精度の不足だったのではなかろうか。
ジュニーニョのシュート二つが良いコースに行っておれば結果は異なっておったであろう。
とはいえ、それもサッカーという球技の面白いところである。
結果には不満はあるが、それも踏まえて楽しむ度量が求められるのである。
気持ちを切り替えて次の試合に挑みたい。
一つ一つ勝利を積み重ねて、少しでも順位を上げてシーズンを終えて欲しい。

シャルケ・篤人、先制点の起点

2012年10月21日 | Weblog
内田“宿敵”撃破に貢献!先制ゴールの起点となる
ブンデスリーガ シャルケ2-1ドルトムント (10月20日)


ドルトムント戦の前半、ヘディングで競り合うシャルケの内田(中央)
Photo By 共同


 シャルケの日本代表DF内田篤人が宿敵撃破に貢献した。20日に“ルール・ダービー”と呼ばれるドルトムント戦に右サイドバックでフル出場。前半14分に先制点の起点となった。

 今季初めて3バックを採用した相手のサイドを突き、右サイドからファルファンへマイナスのパス。そのクロスのこぼれ球をアフェライが押し込んだ。前半だけで交代した16日のブラジル戦の翌日にチームに合流。他の代表選手が別メニュー調整する中「ダービーに出たい」と志願してフルメニューを消化。強い意欲が2―1の勝利に結びついた。

[ 2012年10月21日 06:00 ]



先制点の起点となったシャルケの篤人である。
このルールダービーでは先発フル出場しており、勝利への貢献度が高い。
これからも活躍して欲しい。

札幌戦コメント・報道

2012年10月21日 | Weblog
2012Jリーグ ディビジョン1 第29節


鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ

前半で試合を決めることができたはずのゲームだった。また90分通して様々なチャンスがあったが、相手のGKも称えなければいけない。今日は勝点3を取れなかったという結果だった。

これから残り試合すべて、これがアントラーズという姿勢を出していかなければいけない。リーグ戦残り5試合、そしてヤマザキナビスコカップ決勝、天皇杯としっかりと気持ちを見せたい。守備的な相手に苦しんだが、それを乗り越えていくことが必要。

最後に遠く北海道まで駆けつけてくれたファン・サポーターに感謝したい。日本全国これだけのサポーターが集まってくれることに心から感謝しているし、残りシーズン、彼らに笑顔を与えることができるようにがんばりたい。



【遠藤 康】
SBは攻めてもシュートまで行けず、プレーの幅が狭くなってしまった。でも失点しなかったので、周りに迷惑はかけなかった。最近はカウンターから得点の入る確率が一番高いけど、今日は守られてしまいそこからの崩しができなかった。持って持ってシュートという単調な攻撃になってしまった。サイドに開いたりすればもっとスペースが出来たと思う。

【曽ヶ端 準】
ボールのバウンドが変わる事はウォーミングアップの段階で分かっていたので注意していたし、みんなもシュートを打たせる場面をあまり作らせなかった。何とか相手の守備をこじ開けられれば良かったが、それができなかった。

【西 大伍】
あれだけ引かれると難しい。焦りは最後まで無く、落ち着いてプレーしていた。早い段階で決めたかったが、勝ち点3を取り逃してしまった。


2012年10月20日(土)

本日行われたJ1第29節 札幌戦はスコアレスドローに終わりました。

【J1:第29節 札幌 vs 鹿島】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.10.20)
10月20日(土) 2012 J1リーグ戦 第29節
札幌 0 - 0 鹿島 (16:03/札幌厚別/7,208人)


●ジョルジーニョ監督(鹿島):


Q:今日の引き分けでリーグ戦での優勝の可能性が無くなってしまったが。
「あれだけホームで勝点を失ったチームが優勝するのは難しい。今日決まったことではなく、ずっと前から事実上決まっていたことだと思います。選手たちにも4位以内という目標を最低でも達成していこうと話していました。ですが、今日の引き分けでその4位以内も難しくなったと思います。ただ、残り6試合というのは最低限、自分達がやってきたことを示さなければなりませんし、できれば、この2試合で降格ゾーンから遠のいていこう、そしてヤマザキナビスコカップの決勝に向けて準備をしていこうとも選手には話をしていました。引き続き、降格ゾーンから遠のくことと、ヤマザキナビスコカップではタイトルを手にしたいと思っています。天皇杯も含め、何らかの成果を示したいと考えています」

Q:左サイドバックに起用した遠藤康選手の評価は。
「非常に良かったと思いますし、彼の戦術的な理解力の高さというところで、いろんなポジションができますから、そういった献身的な精神を持ってやってくれたと思います。突破をされたかといったら、まったくされていません。確かに、ライン深くまで飛び込むというのはもともとの特徴ではないので、オーバーラップやそういったことを期待したわけではありませんでしたから、それほど悪い印象はありません。相手はロングボールを蹴ってセカンドボールを拾ってというサッカーをやってきたわけで、こちらもそれには対応できていました」

Q:得点ができなかった要因については、どう見ているか。
「そういう日もあると思います。いろんなチャンスを作っても得点ができない日というのはありますから。もうひとつは相手のGKも称えなければいけません。PKをセービングしましたし、いろんな形のシュートに対しても対応ができていた。今日は当たっていたのだと思います。うちのFWはハイボールやグラウンダー、ワンツーやミドルシュートといったいろんな形から得点を試みました。しかし、得点には至らなかった。そういう日もあるだろうと思います。ここ最近の試合ではFWも中盤の選手も得点ができていますから、そんなに大きな心配をすることではないと思っています。チャンスを作れなかったのならば問題だが、チャンスは作れていましたから。決まるときは決まるので、そんなに心配はしていません」


以上

【J1:第29節 札幌 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(12.10.20)
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「チャンスも多く作れていたので、チームとしてなんとか相手の守備をこじ開けたかったのだが、決めきれなかった。優勝はなくなってしまったかもしれないが、とにかく残り試合、きっちり戦っていかなければいけないことに変わりはない。次の試合に向けてしっかり準備したい」

●西大伍選手(鹿島):
「あのくらい相手に引かれてしまうと、崩すのは難しい。そのなかでもチャンスは作れていたので、勝てなくて残念。勝点3を取り逃したという印象。グラウンドコンディションも良くなかったが、それは相手も同じなので、自分達の力が足りなかったということ」


[ J1:第29節 札幌 vs 鹿島 ]

試合が始まると雲行きは怪しくなり始め、前半終盤には大粒の雨が降っていた。

[ J1:第29節 札幌 vs 鹿島 ]

鹿島は前半にPKのチャンスを得るが、興梠慎三シュートを高原寿康がファインセーブ。悔しい表情を見せる興梠の背後でガッツポーズをする高原。

[ J1:第29節 札幌 vs 鹿島 ]

元札幌の西大伍(鹿島)は久しぶりの厚別凱旋となった。


鹿島、決定力欠きドロー ジョルジーニョ監督「4位以内も難しくなった」
 J1第29節が20日に行われ、敵地でコンサドーレ札幌と対戦した鹿島アントラーズは0-0で引き分けた。試合を優位に進めた鹿島は前半にPKを獲得したが、興梠慎三のキックは相手GKの好守に阻まれてしまう。終盤には札幌に退場者が出たこともあり、一方的に攻め立てたが、最後までゴールを割れなかった。

 以下は、試合後のジョルジーニョ監督(鹿島)の会見要旨。

――今日の引き分けでリーグ戦での優勝の可能性がなくなってしまったが

「あれだけホームで勝ち点を失ったチームが優勝するのは難しい。今日決まったことではなく、ずっと前から事実上決まっていたことだと思います。選手たちにも4位以内という目標を最低でも達成していこうと話していました。ですが、今日の引き分けでその4位以内も難しくなったと思います。ただ、残り6試合というのは最低限、自分たちがやってきたことを示さなければなりませんし、できれば、この2試合で降格ゾーンから遠のいていこう、そしてヤマザキナビスコカップの決勝に向けて準備をしていこうとも選手には話をしていました。引き続き、降格ゾーンから遠のくことと、ヤマザキナビスコカップではタイトルを手にしたいと思っています。天皇杯も含め、何らかの成果を示したいと考えています」

――得点ができなかった要因については、どう見ているか

 多くのチャンスを作っても得点ができない日というのはありますから。もうひとつは相手のGKもたたえなければいけません。PKをセーブしましたし、いろんな形のシュートに対しても対応ができていた。今日は当たっていたのだと思います。チャンスを作れなかったのならば問題ですが、チャンスは作れていましたから。決まるときは決まるので、そんなに心配はしていません。


取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年10月20日 21:08 ]


10人の札幌が鹿島とドロー、GK高原がPKストップ
[10.20 J1第29節 札幌0-0鹿島 札幌厚別]

 J2降格の決まったコンサドーレ札幌はホームで鹿島アントラーズと対戦し、0-0で引き分けた。GK高原寿康がPKをストップするなど好セーブを連発。後半36分には退場者も出したが、10人でしのぎ、勝ち点1を手にした。これで降格決定後は1勝1分。一方の鹿島は連勝ならず、悔やしい引き分けとなった。

 鹿島は前半2分、MFレナトの左クロスにDF岩政大樹が頭で合わせるが、ゴール右へ。立ち上がりからチャンスをつくると、前半24分にはPA内から狙ったFW大迫勇也のシュートがDF河合竜二の手に当たったとしてPKを獲得する。キッカーはFW興梠慎三。しかし、ゴール右を狙ったキックはGK高原が横っ飛びで弾き出し、ゴールを死守した。

 0-0で折り返した後半6分、札幌はMF山本真希が右足でロングシュートを狙うが、ゴール上へ。その後も鹿島ペースで試合は続き、何度となく札幌ゴールに迫るが、ゴールが遠い。後半8分、MFレナトの左足ミドルはゴール上へ。同31分にもレナトがミドルシュートを狙ったが、ゴール前でワンバウンドしたボールはGK高原が何とか弾いた。

 札幌は後半36分、DF櫛引一紀が2枚目の警告で退場。数的不利に立たされ、終盤は鹿島の猛攻にさらされたが、ここでも守護神が魅せた。後半37分、MF小笠原満男のFKに途中出場のFWジュニーニョが合わせたが、ヘディングシュートを至近距離でGK高原がビッグセーブ。最後まで1点を許さず、スコアレスドローで勝ち点1をもぎ取った。

【鹿島】ドローで優勝の可能性消滅/J1
<J1:札幌0-0鹿島>◇第29節◇20日◇札幌厚別

 鹿島は札幌に引き分け、優勝の可能性が無くなった。前半、MF興梠慎三(26)がPKのチャンスを得るも札幌GK高原寿康(32)のファインセーブに阻まれた。後半36分には相手の退場により数的優位に立つも攻めきれなかった。3試合ぶりにフル出場したDF西大伍(25)は「得点のチャンスは何度もあったけどシュートの精度が悪かった」と勝ち点3を挙げられず悔やんだ。
 [2012年10月20日19時59分]

鹿島・興梠、PK失敗を反省「決めていれば…」
 J1第29節(20日、札幌0-0鹿島、厚別)鹿島はサイド攻撃やミドルシュートなどで何度もゴールを脅かしたが、最後まで札幌の守りをこじ開けられなかった。前半にPKを失敗した興梠は「決めていれば(チームで)2、3点は取れていた」と反省した。

 それでも圧倒的に好機はつくった試合内容に、ジョルジーニョ監督は「相手GKが当たっていたし、ゴールが決まらない日もある。心配はしていない」とさばさばとした表情。2連覇がかかる11月3日のナビスコ杯決勝に向け、さらにチーム状態を上げるつもりだ。(共同)

鹿島・ジョルジーニョ監督の話
「チャンスはつくれているし、決まる時は決まるので心配していない。そういう日もある。残り試合で何らかの成果を残したい」

鹿島 デコボコピッチに苦しむ…降格圏近づく痛いドロー
J1第29節 鹿島0-0札幌 (10月20日 札幌厚別)

 鹿島は降格圏に近づく痛い引き分けとなった。一方的に攻め立てたが、ネットは揺らせず。デコボコのピッチ状態に足をとられるシーンも目立った。

 ジョルジーニョ監督は「サッカーができるような状況ではなかった」と苦言を呈しながらも「チャンスはできていたので心配はしていない。降格ゾーンから遠のくことと、ナビスコ杯のタイトルを目指したい」。前半24分にPKを失敗した興梠は「次に向けて切り替えてやりたい」と前を向いた。

[ 2012年10月21日 06:00 ]

このスコアレスドローという結果で今季の優勝が完全になくなった。
これは無念と言わざるを得ない。
とはいえ、ジョルジーニョ監督が語ったように、ホームで勝ち星を落としすぎたことがこの結果を招いたと言えよう。
誤審または偏ったジャッジにより失った勝ち点も多かった。
ホームでは必ず勝利を掴む、これは大原則である。
それが出来るよう厳しい練習を日々重ねたい。
また、この試合に関してではあるが、チャンスは作れておったので戦術的には問題は無かろう。
単に選手が決めきれなかったというだけである。
ピッチの状態や悪天候も重なり、100%のパフォーマンスを発揮できなかったのではなかろうか。
しかしながら、降格の決まった相手から無得点というのはあまりにも悔しい。
とはいえ、9月1日の神戸戦以来の完封を評価することも出来よう。
カップ戦ダブルに目標を切り替えた今、負けなかったことを良しとしようではないか。
今季はこの先、負けさえしなければ良いのだ。
無敗記録を伸ばしていきたい。

Fマリノス・マルキーニョス、鮮烈な先制点

2012年10月21日 | Weblog
横浜M・マルキーニョスが存在感抜群!
 J1第29節(20日、横浜M4-0磐田、日産)横浜Mは2試合出場停止から戻ったマルキーニョスが活躍した。

 前半14分に先制ゴール。中村のスルーパスで守備ラインの裏に抜け、相手GKの股間を通したシュート。「うまくいったね。1点目でリズムをつかみ、楽な試合になった」と満足そうだった。

 その後も2、3点目に絡むなど存在感は抜群。「落ち着いてプレーできれば、こういう結果が残るはず」と余裕たっぷりだった。(共同)

マルキ口火弾!横浜 4発快勝でACL射程圏内に
J1第29節 横浜4-0磐田 (10月20日 日産ス)

 横浜が今季初の4得点で磐田を破った。前半14分にマルキーニョスが口火を切ると同35分に兵藤が加点。後半に入り26分に中村、最後は同39分に中町が決めダメを押した。守備でも中村、ボランチの中町、富沢らが連動して3試合連続で相手攻撃陣を零封。富沢は「DFラインもコンパクトにしてくれたんではまった」と胸を張った。

 4得点は昨年5月21日のホーム甲府戦以来で、ホーム白星も8月11日の新潟戦以来4試合ぶり。これで順位も9位からジャンプアップし、目標とするACL出場圏も見えてきた。それでも中沢は「相手は関係ない」と目の前の試合に集中することを強調。中村と富沢は試合後のロッカールームで早くも27日の名古屋戦について話し合ったようで、主将の中村は「またきょうとは違うやり方が必要となる」と話した。
[ 2012年10月21日 06:00 ]


先制点で大勝の口火を切ったFマリノスのマルキーニョスである。
助っ人FWがゴールを決めてくれるとチームは助かる。
マルキーニョスは助っ人の面目躍如と言って良かろう。
まだまだ得点力は十分である。
頼もしい助っ人の活躍の報を嬉しく思う。