2012Jリーグ ディビジョン1 第29節
鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ
前半で試合を決めることができたはずのゲームだった。また90分通して様々なチャンスがあったが、相手のGKも称えなければいけない。今日は勝点3を取れなかったという結果だった。
これから残り試合すべて、これがアントラーズという姿勢を出していかなければいけない。リーグ戦残り5試合、そしてヤマザキナビスコカップ決勝、天皇杯としっかりと気持ちを見せたい。守備的な相手に苦しんだが、それを乗り越えていくことが必要。
最後に遠く北海道まで駆けつけてくれたファン・サポーターに感謝したい。日本全国これだけのサポーターが集まってくれることに心から感謝しているし、残りシーズン、彼らに笑顔を与えることができるようにがんばりたい。
【遠藤 康】
SBは攻めてもシュートまで行けず、プレーの幅が狭くなってしまった。でも失点しなかったので、周りに迷惑はかけなかった。最近はカウンターから得点の入る確率が一番高いけど、今日は守られてしまいそこからの崩しができなかった。持って持ってシュートという単調な攻撃になってしまった。サイドに開いたりすればもっとスペースが出来たと思う。
【曽ヶ端 準】
ボールのバウンドが変わる事はウォーミングアップの段階で分かっていたので注意していたし、みんなもシュートを打たせる場面をあまり作らせなかった。何とか相手の守備をこじ開けられれば良かったが、それができなかった。
【西 大伍】
あれだけ引かれると難しい。焦りは最後まで無く、落ち着いてプレーしていた。早い段階で決めたかったが、勝ち点3を取り逃してしまった。
2012年10月20日(土)
本日行われたJ1第29節 札幌戦はスコアレスドローに終わりました。
【J1:第29節 札幌 vs 鹿島】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.10.20)
10月20日(土) 2012 J1リーグ戦 第29節
札幌 0 - 0 鹿島 (16:03/札幌厚別/7,208人)
●ジョルジーニョ監督(鹿島):
Q:今日の引き分けでリーグ戦での優勝の可能性が無くなってしまったが。
「あれだけホームで勝点を失ったチームが優勝するのは難しい。今日決まったことではなく、ずっと前から事実上決まっていたことだと思います。選手たちにも4位以内という目標を最低でも達成していこうと話していました。ですが、今日の引き分けでその4位以内も難しくなったと思います。ただ、残り6試合というのは最低限、自分達がやってきたことを示さなければなりませんし、できれば、この2試合で降格ゾーンから遠のいていこう、そしてヤマザキナビスコカップの決勝に向けて準備をしていこうとも選手には話をしていました。引き続き、降格ゾーンから遠のくことと、ヤマザキナビスコカップではタイトルを手にしたいと思っています。天皇杯も含め、何らかの成果を示したいと考えています」
Q:左サイドバックに起用した遠藤康選手の評価は。
「非常に良かったと思いますし、彼の戦術的な理解力の高さというところで、いろんなポジションができますから、そういった献身的な精神を持ってやってくれたと思います。突破をされたかといったら、まったくされていません。確かに、ライン深くまで飛び込むというのはもともとの特徴ではないので、オーバーラップやそういったことを期待したわけではありませんでしたから、それほど悪い印象はありません。相手はロングボールを蹴ってセカンドボールを拾ってというサッカーをやってきたわけで、こちらもそれには対応できていました」
Q:得点ができなかった要因については、どう見ているか。
「そういう日もあると思います。いろんなチャンスを作っても得点ができない日というのはありますから。もうひとつは相手のGKも称えなければいけません。PKをセービングしましたし、いろんな形のシュートに対しても対応ができていた。今日は当たっていたのだと思います。うちのFWはハイボールやグラウンダー、ワンツーやミドルシュートといったいろんな形から得点を試みました。しかし、得点には至らなかった。そういう日もあるだろうと思います。ここ最近の試合ではFWも中盤の選手も得点ができていますから、そんなに大きな心配をすることではないと思っています。チャンスを作れなかったのならば問題だが、チャンスは作れていましたから。決まるときは決まるので、そんなに心配はしていません」
以上
【J1:第29節 札幌 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(12.10.20)
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「チャンスも多く作れていたので、チームとしてなんとか相手の守備をこじ開けたかったのだが、決めきれなかった。優勝はなくなってしまったかもしれないが、とにかく残り試合、きっちり戦っていかなければいけないことに変わりはない。次の試合に向けてしっかり準備したい」
●西大伍選手(鹿島):
「あのくらい相手に引かれてしまうと、崩すのは難しい。そのなかでもチャンスは作れていたので、勝てなくて残念。勝点3を取り逃したという印象。グラウンドコンディションも良くなかったが、それは相手も同じなので、自分達の力が足りなかったということ」
[ J1:第29節 札幌 vs 鹿島 ]
試合が始まると雲行きは怪しくなり始め、前半終盤には大粒の雨が降っていた。
[ J1:第29節 札幌 vs 鹿島 ]
鹿島は前半にPKのチャンスを得るが、興梠慎三シュートを高原寿康がファインセーブ。悔しい表情を見せる興梠の背後でガッツポーズをする高原。
[ J1:第29節 札幌 vs 鹿島 ]
元札幌の西大伍(鹿島)は久しぶりの厚別凱旋となった。
鹿島、決定力欠きドロー ジョルジーニョ監督「4位以内も難しくなった」
J1第29節が20日に行われ、敵地でコンサドーレ札幌と対戦した鹿島アントラーズは0-0で引き分けた。試合を優位に進めた鹿島は前半にPKを獲得したが、興梠慎三のキックは相手GKの好守に阻まれてしまう。終盤には札幌に退場者が出たこともあり、一方的に攻め立てたが、最後までゴールを割れなかった。
以下は、試合後のジョルジーニョ監督(鹿島)の会見要旨。
――今日の引き分けでリーグ戦での優勝の可能性がなくなってしまったが
「あれだけホームで勝ち点を失ったチームが優勝するのは難しい。今日決まったことではなく、ずっと前から事実上決まっていたことだと思います。選手たちにも4位以内という目標を最低でも達成していこうと話していました。ですが、今日の引き分けでその4位以内も難しくなったと思います。ただ、残り6試合というのは最低限、自分たちがやってきたことを示さなければなりませんし、できれば、この2試合で降格ゾーンから遠のいていこう、そしてヤマザキナビスコカップの決勝に向けて準備をしていこうとも選手には話をしていました。引き続き、降格ゾーンから遠のくことと、ヤマザキナビスコカップではタイトルを手にしたいと思っています。天皇杯も含め、何らかの成果を示したいと考えています」
――得点ができなかった要因については、どう見ているか
多くのチャンスを作っても得点ができない日というのはありますから。もうひとつは相手のGKもたたえなければいけません。PKをセーブしましたし、いろんな形のシュートに対しても対応ができていた。今日は当たっていたのだと思います。チャンスを作れなかったのならば問題ですが、チャンスは作れていましたから。決まるときは決まるので、そんなに心配はしていません。
取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年10月20日 21:08 ]
10人の札幌が鹿島とドロー、GK高原がPKストップ
[10.20 J1第29節 札幌0-0鹿島 札幌厚別]
J2降格の決まったコンサドーレ札幌はホームで鹿島アントラーズと対戦し、0-0で引き分けた。GK高原寿康がPKをストップするなど好セーブを連発。後半36分には退場者も出したが、10人でしのぎ、勝ち点1を手にした。これで降格決定後は1勝1分。一方の鹿島は連勝ならず、悔やしい引き分けとなった。
鹿島は前半2分、MFレナトの左クロスにDF岩政大樹が頭で合わせるが、ゴール右へ。立ち上がりからチャンスをつくると、前半24分にはPA内から狙ったFW大迫勇也のシュートがDF河合竜二の手に当たったとしてPKを獲得する。キッカーはFW興梠慎三。しかし、ゴール右を狙ったキックはGK高原が横っ飛びで弾き出し、ゴールを死守した。
0-0で折り返した後半6分、札幌はMF山本真希が右足でロングシュートを狙うが、ゴール上へ。その後も鹿島ペースで試合は続き、何度となく札幌ゴールに迫るが、ゴールが遠い。後半8分、MFレナトの左足ミドルはゴール上へ。同31分にもレナトがミドルシュートを狙ったが、ゴール前でワンバウンドしたボールはGK高原が何とか弾いた。
札幌は後半36分、DF櫛引一紀が2枚目の警告で退場。数的不利に立たされ、終盤は鹿島の猛攻にさらされたが、ここでも守護神が魅せた。後半37分、MF小笠原満男のFKに途中出場のFWジュニーニョが合わせたが、ヘディングシュートを至近距離でGK高原がビッグセーブ。最後まで1点を許さず、スコアレスドローで勝ち点1をもぎ取った。
【鹿島】ドローで優勝の可能性消滅/J1
<J1:札幌0-0鹿島>◇第29節◇20日◇札幌厚別
鹿島は札幌に引き分け、優勝の可能性が無くなった。前半、MF興梠慎三(26)がPKのチャンスを得るも札幌GK高原寿康(32)のファインセーブに阻まれた。後半36分には相手の退場により数的優位に立つも攻めきれなかった。3試合ぶりにフル出場したDF西大伍(25)は「得点のチャンスは何度もあったけどシュートの精度が悪かった」と勝ち点3を挙げられず悔やんだ。
[2012年10月20日19時59分]
鹿島・興梠、PK失敗を反省「決めていれば…」
J1第29節(20日、札幌0-0鹿島、厚別)鹿島はサイド攻撃やミドルシュートなどで何度もゴールを脅かしたが、最後まで札幌の守りをこじ開けられなかった。前半にPKを失敗した興梠は「決めていれば(チームで)2、3点は取れていた」と反省した。
それでも圧倒的に好機はつくった試合内容に、ジョルジーニョ監督は「相手GKが当たっていたし、ゴールが決まらない日もある。心配はしていない」とさばさばとした表情。2連覇がかかる11月3日のナビスコ杯決勝に向け、さらにチーム状態を上げるつもりだ。(共同)
鹿島・ジョルジーニョ監督の話
「チャンスはつくれているし、決まる時は決まるので心配していない。そういう日もある。残り試合で何らかの成果を残したい」
鹿島 デコボコピッチに苦しむ…降格圏近づく痛いドロー
J1第29節 鹿島0-0札幌 (10月20日 札幌厚別)
鹿島は降格圏に近づく痛い引き分けとなった。一方的に攻め立てたが、ネットは揺らせず。デコボコのピッチ状態に足をとられるシーンも目立った。
ジョルジーニョ監督は「サッカーができるような状況ではなかった」と苦言を呈しながらも「チャンスはできていたので心配はしていない。降格ゾーンから遠のくことと、ナビスコ杯のタイトルを目指したい」。前半24分にPKを失敗した興梠は「次に向けて切り替えてやりたい」と前を向いた。
[ 2012年10月21日 06:00 ]
このスコアレスドローという結果で今季の優勝が完全になくなった。
これは無念と言わざるを得ない。
とはいえ、ジョルジーニョ監督が語ったように、ホームで勝ち星を落としすぎたことがこの結果を招いたと言えよう。
誤審または偏ったジャッジにより失った勝ち点も多かった。
ホームでは必ず勝利を掴む、これは大原則である。
それが出来るよう厳しい練習を日々重ねたい。
また、この試合に関してではあるが、チャンスは作れておったので戦術的には問題は無かろう。
単に選手が決めきれなかったというだけである。
ピッチの状態や悪天候も重なり、100%のパフォーマンスを発揮できなかったのではなかろうか。
しかしながら、降格の決まった相手から無得点というのはあまりにも悔しい。
とはいえ、9月1日の神戸戦以来の完封を評価することも出来よう。
カップ戦ダブルに目標を切り替えた今、負けなかったことを良しとしようではないか。
今季はこの先、負けさえしなければ良いのだ。
無敗記録を伸ばしていきたい。
鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ
前半で試合を決めることができたはずのゲームだった。また90分通して様々なチャンスがあったが、相手のGKも称えなければいけない。今日は勝点3を取れなかったという結果だった。
これから残り試合すべて、これがアントラーズという姿勢を出していかなければいけない。リーグ戦残り5試合、そしてヤマザキナビスコカップ決勝、天皇杯としっかりと気持ちを見せたい。守備的な相手に苦しんだが、それを乗り越えていくことが必要。
最後に遠く北海道まで駆けつけてくれたファン・サポーターに感謝したい。日本全国これだけのサポーターが集まってくれることに心から感謝しているし、残りシーズン、彼らに笑顔を与えることができるようにがんばりたい。
【遠藤 康】
SBは攻めてもシュートまで行けず、プレーの幅が狭くなってしまった。でも失点しなかったので、周りに迷惑はかけなかった。最近はカウンターから得点の入る確率が一番高いけど、今日は守られてしまいそこからの崩しができなかった。持って持ってシュートという単調な攻撃になってしまった。サイドに開いたりすればもっとスペースが出来たと思う。
【曽ヶ端 準】
ボールのバウンドが変わる事はウォーミングアップの段階で分かっていたので注意していたし、みんなもシュートを打たせる場面をあまり作らせなかった。何とか相手の守備をこじ開けられれば良かったが、それができなかった。
【西 大伍】
あれだけ引かれると難しい。焦りは最後まで無く、落ち着いてプレーしていた。早い段階で決めたかったが、勝ち点3を取り逃してしまった。
2012年10月20日(土)
本日行われたJ1第29節 札幌戦はスコアレスドローに終わりました。
【J1:第29節 札幌 vs 鹿島】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.10.20)
10月20日(土) 2012 J1リーグ戦 第29節
札幌 0 - 0 鹿島 (16:03/札幌厚別/7,208人)
●ジョルジーニョ監督(鹿島):
Q:今日の引き分けでリーグ戦での優勝の可能性が無くなってしまったが。
「あれだけホームで勝点を失ったチームが優勝するのは難しい。今日決まったことではなく、ずっと前から事実上決まっていたことだと思います。選手たちにも4位以内という目標を最低でも達成していこうと話していました。ですが、今日の引き分けでその4位以内も難しくなったと思います。ただ、残り6試合というのは最低限、自分達がやってきたことを示さなければなりませんし、できれば、この2試合で降格ゾーンから遠のいていこう、そしてヤマザキナビスコカップの決勝に向けて準備をしていこうとも選手には話をしていました。引き続き、降格ゾーンから遠のくことと、ヤマザキナビスコカップではタイトルを手にしたいと思っています。天皇杯も含め、何らかの成果を示したいと考えています」
Q:左サイドバックに起用した遠藤康選手の評価は。
「非常に良かったと思いますし、彼の戦術的な理解力の高さというところで、いろんなポジションができますから、そういった献身的な精神を持ってやってくれたと思います。突破をされたかといったら、まったくされていません。確かに、ライン深くまで飛び込むというのはもともとの特徴ではないので、オーバーラップやそういったことを期待したわけではありませんでしたから、それほど悪い印象はありません。相手はロングボールを蹴ってセカンドボールを拾ってというサッカーをやってきたわけで、こちらもそれには対応できていました」
Q:得点ができなかった要因については、どう見ているか。
「そういう日もあると思います。いろんなチャンスを作っても得点ができない日というのはありますから。もうひとつは相手のGKも称えなければいけません。PKをセービングしましたし、いろんな形のシュートに対しても対応ができていた。今日は当たっていたのだと思います。うちのFWはハイボールやグラウンダー、ワンツーやミドルシュートといったいろんな形から得点を試みました。しかし、得点には至らなかった。そういう日もあるだろうと思います。ここ最近の試合ではFWも中盤の選手も得点ができていますから、そんなに大きな心配をすることではないと思っています。チャンスを作れなかったのならば問題だが、チャンスは作れていましたから。決まるときは決まるので、そんなに心配はしていません」
以上
【J1:第29節 札幌 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(12.10.20)
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「チャンスも多く作れていたので、チームとしてなんとか相手の守備をこじ開けたかったのだが、決めきれなかった。優勝はなくなってしまったかもしれないが、とにかく残り試合、きっちり戦っていかなければいけないことに変わりはない。次の試合に向けてしっかり準備したい」
●西大伍選手(鹿島):
「あのくらい相手に引かれてしまうと、崩すのは難しい。そのなかでもチャンスは作れていたので、勝てなくて残念。勝点3を取り逃したという印象。グラウンドコンディションも良くなかったが、それは相手も同じなので、自分達の力が足りなかったということ」
[ J1:第29節 札幌 vs 鹿島 ]
試合が始まると雲行きは怪しくなり始め、前半終盤には大粒の雨が降っていた。
[ J1:第29節 札幌 vs 鹿島 ]
鹿島は前半にPKのチャンスを得るが、興梠慎三シュートを高原寿康がファインセーブ。悔しい表情を見せる興梠の背後でガッツポーズをする高原。
[ J1:第29節 札幌 vs 鹿島 ]
元札幌の西大伍(鹿島)は久しぶりの厚別凱旋となった。
鹿島、決定力欠きドロー ジョルジーニョ監督「4位以内も難しくなった」
J1第29節が20日に行われ、敵地でコンサドーレ札幌と対戦した鹿島アントラーズは0-0で引き分けた。試合を優位に進めた鹿島は前半にPKを獲得したが、興梠慎三のキックは相手GKの好守に阻まれてしまう。終盤には札幌に退場者が出たこともあり、一方的に攻め立てたが、最後までゴールを割れなかった。
以下は、試合後のジョルジーニョ監督(鹿島)の会見要旨。
――今日の引き分けでリーグ戦での優勝の可能性がなくなってしまったが
「あれだけホームで勝ち点を失ったチームが優勝するのは難しい。今日決まったことではなく、ずっと前から事実上決まっていたことだと思います。選手たちにも4位以内という目標を最低でも達成していこうと話していました。ですが、今日の引き分けでその4位以内も難しくなったと思います。ただ、残り6試合というのは最低限、自分たちがやってきたことを示さなければなりませんし、できれば、この2試合で降格ゾーンから遠のいていこう、そしてヤマザキナビスコカップの決勝に向けて準備をしていこうとも選手には話をしていました。引き続き、降格ゾーンから遠のくことと、ヤマザキナビスコカップではタイトルを手にしたいと思っています。天皇杯も含め、何らかの成果を示したいと考えています」
――得点ができなかった要因については、どう見ているか
多くのチャンスを作っても得点ができない日というのはありますから。もうひとつは相手のGKもたたえなければいけません。PKをセーブしましたし、いろんな形のシュートに対しても対応ができていた。今日は当たっていたのだと思います。チャンスを作れなかったのならば問題ですが、チャンスは作れていましたから。決まるときは決まるので、そんなに心配はしていません。
取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年10月20日 21:08 ]
10人の札幌が鹿島とドロー、GK高原がPKストップ
[10.20 J1第29節 札幌0-0鹿島 札幌厚別]
J2降格の決まったコンサドーレ札幌はホームで鹿島アントラーズと対戦し、0-0で引き分けた。GK高原寿康がPKをストップするなど好セーブを連発。後半36分には退場者も出したが、10人でしのぎ、勝ち点1を手にした。これで降格決定後は1勝1分。一方の鹿島は連勝ならず、悔やしい引き分けとなった。
鹿島は前半2分、MFレナトの左クロスにDF岩政大樹が頭で合わせるが、ゴール右へ。立ち上がりからチャンスをつくると、前半24分にはPA内から狙ったFW大迫勇也のシュートがDF河合竜二の手に当たったとしてPKを獲得する。キッカーはFW興梠慎三。しかし、ゴール右を狙ったキックはGK高原が横っ飛びで弾き出し、ゴールを死守した。
0-0で折り返した後半6分、札幌はMF山本真希が右足でロングシュートを狙うが、ゴール上へ。その後も鹿島ペースで試合は続き、何度となく札幌ゴールに迫るが、ゴールが遠い。後半8分、MFレナトの左足ミドルはゴール上へ。同31分にもレナトがミドルシュートを狙ったが、ゴール前でワンバウンドしたボールはGK高原が何とか弾いた。
札幌は後半36分、DF櫛引一紀が2枚目の警告で退場。数的不利に立たされ、終盤は鹿島の猛攻にさらされたが、ここでも守護神が魅せた。後半37分、MF小笠原満男のFKに途中出場のFWジュニーニョが合わせたが、ヘディングシュートを至近距離でGK高原がビッグセーブ。最後まで1点を許さず、スコアレスドローで勝ち点1をもぎ取った。
【鹿島】ドローで優勝の可能性消滅/J1
<J1:札幌0-0鹿島>◇第29節◇20日◇札幌厚別
鹿島は札幌に引き分け、優勝の可能性が無くなった。前半、MF興梠慎三(26)がPKのチャンスを得るも札幌GK高原寿康(32)のファインセーブに阻まれた。後半36分には相手の退場により数的優位に立つも攻めきれなかった。3試合ぶりにフル出場したDF西大伍(25)は「得点のチャンスは何度もあったけどシュートの精度が悪かった」と勝ち点3を挙げられず悔やんだ。
[2012年10月20日19時59分]
鹿島・興梠、PK失敗を反省「決めていれば…」
J1第29節(20日、札幌0-0鹿島、厚別)鹿島はサイド攻撃やミドルシュートなどで何度もゴールを脅かしたが、最後まで札幌の守りをこじ開けられなかった。前半にPKを失敗した興梠は「決めていれば(チームで)2、3点は取れていた」と反省した。
それでも圧倒的に好機はつくった試合内容に、ジョルジーニョ監督は「相手GKが当たっていたし、ゴールが決まらない日もある。心配はしていない」とさばさばとした表情。2連覇がかかる11月3日のナビスコ杯決勝に向け、さらにチーム状態を上げるつもりだ。(共同)
鹿島・ジョルジーニョ監督の話
「チャンスはつくれているし、決まる時は決まるので心配していない。そういう日もある。残り試合で何らかの成果を残したい」
鹿島 デコボコピッチに苦しむ…降格圏近づく痛いドロー
J1第29節 鹿島0-0札幌 (10月20日 札幌厚別)
鹿島は降格圏に近づく痛い引き分けとなった。一方的に攻め立てたが、ネットは揺らせず。デコボコのピッチ状態に足をとられるシーンも目立った。
ジョルジーニョ監督は「サッカーができるような状況ではなかった」と苦言を呈しながらも「チャンスはできていたので心配はしていない。降格ゾーンから遠のくことと、ナビスコ杯のタイトルを目指したい」。前半24分にPKを失敗した興梠は「次に向けて切り替えてやりたい」と前を向いた。
[ 2012年10月21日 06:00 ]
このスコアレスドローという結果で今季の優勝が完全になくなった。
これは無念と言わざるを得ない。
とはいえ、ジョルジーニョ監督が語ったように、ホームで勝ち星を落としすぎたことがこの結果を招いたと言えよう。
誤審または偏ったジャッジにより失った勝ち点も多かった。
ホームでは必ず勝利を掴む、これは大原則である。
それが出来るよう厳しい練習を日々重ねたい。
また、この試合に関してではあるが、チャンスは作れておったので戦術的には問題は無かろう。
単に選手が決めきれなかったというだけである。
ピッチの状態や悪天候も重なり、100%のパフォーマンスを発揮できなかったのではなかろうか。
しかしながら、降格の決まった相手から無得点というのはあまりにも悔しい。
とはいえ、9月1日の神戸戦以来の完封を評価することも出来よう。
カップ戦ダブルに目標を切り替えた今、負けなかったことを良しとしようではないか。
今季はこの先、負けさえしなければ良いのだ。
無敗記録を伸ばしていきたい。