サッカー第2戦緊張感ある攻防へ
2012年10月12日
9月5日のナビスコ杯準決勝第1戦で柏からゴールを決め喜ぶ鹿島・大迫(左)=カシマ
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップの準決勝第2戦は13日に柏-鹿島と清水-FC東京の2試合が行われ、決勝進出の2チームが決まる。ホームアンドアウェー方式の第1戦はホームの鹿島とFC東京が先勝したが、ともに1点差だった。第2戦は緊張感のある攻防となりそうだ。
2連覇を狙う鹿島は第1戦を3-2で制した。だが、敵地での第2戦を1点差で落とした場合には2戦合計得点で並び、アウェーゴール数で決勝進出が決まる。MF小笠原の出場停止は痛手だが、守備を固めるよりも第1戦で2得点したFW大迫を軸にゴールを狙いたい。MFレアンドロを負傷で欠く柏はチーム全体の奮起が不可欠になる。
清水とFC東京、柏と鹿島が13日に準決勝第2戦
2012.10.12 19:15
Jリーグのナビスコ杯準決勝第2戦は13日、清水-FC東京、柏-鹿島の2試合が行われ、決勝進出の2チームが決定する。清水と柏は第1戦をともに1点差で落としたものの、貴重なアウェーゴールを奪っている上に第2戦をホームで戦う地の利もある。11月3日に東京・国立競技場で行われる決勝を目指す激しい試合が予想される。
清水は前線の両サイドに大前らスピードのある若手を配するダイナミックな攻撃が持ち味で、リーグ戦でも順位を4位に挙げるなど好調を維持。1-2で敗れた第1戦後にゴトビ監督も「アウェーゴールは重要。勝ち抜く自信はある」と決勝進出に意欲をみせた。
対するFC東京は、欧州遠征中の日本代表に権田と高橋が招集されている点は不安材料だが、十分に穴を埋められる選手はいる。第1戦後にポポビッチ監督が「試合を支配できた」と胸を張ったように、落ち着いた試合運びで引き分けでも勝ち上がれる状況を生かしたい。
柏は昨季のリーグMVPのレアンドロが右膝を故障して出場は絶望的だ。攻撃の核を失ったのは痛いが、6日に行われた川崎とのリーグ戦は大黒柱不在でも1-0で勝利。粘り強い守備で我慢しながら、チャンスを確実にものにしたい。
2連覇を狙う鹿島にも意地がある。自他ともに認める常勝軍団も今季はリーグ戦で開幕から下位に低迷し、存在感は希薄だ。小笠原を出場停止で欠くが、潜在能力の高い大迫や遠藤らでカバーして大会連覇に望みをつなぎたいところだ。
準決勝第1戦で勝利を掴んでおるもののアウェイゴールを献上しており予断を許さない第2戦である。
引き分けでも勝ち上がれるが、守り固める戦術よりも、ゴールを奪い勝利で勝ち上がりたいところ。
その鍵は水曜の天皇杯を欠場した岳とレナトにかかっておると言えよう。
新布陣・4-2-3-1のセンターの軸を任された二人が攻守に活躍すれば、勝利は堅いものとなろう。
アウェイの地で勝利を掴むべく躍動して欲しい。
楽しみである。
2012年10月12日
9月5日のナビスコ杯準決勝第1戦で柏からゴールを決め喜ぶ鹿島・大迫(左)=カシマ
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップの準決勝第2戦は13日に柏-鹿島と清水-FC東京の2試合が行われ、決勝進出の2チームが決まる。ホームアンドアウェー方式の第1戦はホームの鹿島とFC東京が先勝したが、ともに1点差だった。第2戦は緊張感のある攻防となりそうだ。
2連覇を狙う鹿島は第1戦を3-2で制した。だが、敵地での第2戦を1点差で落とした場合には2戦合計得点で並び、アウェーゴール数で決勝進出が決まる。MF小笠原の出場停止は痛手だが、守備を固めるよりも第1戦で2得点したFW大迫を軸にゴールを狙いたい。MFレアンドロを負傷で欠く柏はチーム全体の奮起が不可欠になる。
清水とFC東京、柏と鹿島が13日に準決勝第2戦
2012.10.12 19:15
Jリーグのナビスコ杯準決勝第2戦は13日、清水-FC東京、柏-鹿島の2試合が行われ、決勝進出の2チームが決定する。清水と柏は第1戦をともに1点差で落としたものの、貴重なアウェーゴールを奪っている上に第2戦をホームで戦う地の利もある。11月3日に東京・国立競技場で行われる決勝を目指す激しい試合が予想される。
清水は前線の両サイドに大前らスピードのある若手を配するダイナミックな攻撃が持ち味で、リーグ戦でも順位を4位に挙げるなど好調を維持。1-2で敗れた第1戦後にゴトビ監督も「アウェーゴールは重要。勝ち抜く自信はある」と決勝進出に意欲をみせた。
対するFC東京は、欧州遠征中の日本代表に権田と高橋が招集されている点は不安材料だが、十分に穴を埋められる選手はいる。第1戦後にポポビッチ監督が「試合を支配できた」と胸を張ったように、落ち着いた試合運びで引き分けでも勝ち上がれる状況を生かしたい。
柏は昨季のリーグMVPのレアンドロが右膝を故障して出場は絶望的だ。攻撃の核を失ったのは痛いが、6日に行われた川崎とのリーグ戦は大黒柱不在でも1-0で勝利。粘り強い守備で我慢しながら、チャンスを確実にものにしたい。
2連覇を狙う鹿島にも意地がある。自他ともに認める常勝軍団も今季はリーグ戦で開幕から下位に低迷し、存在感は希薄だ。小笠原を出場停止で欠くが、潜在能力の高い大迫や遠藤らでカバーして大会連覇に望みをつなぎたいところだ。
準決勝第1戦で勝利を掴んでおるもののアウェイゴールを献上しており予断を許さない第2戦である。
引き分けでも勝ち上がれるが、守り固める戦術よりも、ゴールを奪い勝利で勝ち上がりたいところ。
その鍵は水曜の天皇杯を欠場した岳とレナトにかかっておると言えよう。
新布陣・4-2-3-1のセンターの軸を任された二人が攻守に活躍すれば、勝利は堅いものとなろう。
アウェイの地で勝利を掴むべく躍動して欲しい。
楽しみである。