J1第12節:鹿島対札幌プレビュー
鹿島が攻めて札幌が守る構図となる可能性が高い試合。鹿島の決定力がポイントに
5月19日17時:カシマスタジアム
鹿島
出場停止:
主な負傷者:
16日に行われたナビスコカップ横浜FM戦は敗戦を喫したものの、収穫のあるゲームであった。直近のリーグ戦から先発7人を入れ替えて臨み、32歳の本山が中盤で起点となり、ジュニーニョがキレのある動きで再三相手ゴールに迫った。そして68分にゴールを奪う活躍を見せた。また、2年目の昌子もフル出場を果たして経験を積んだ。彼らの台頭がレギュラー組の刺激となったに違いない。
現在リーグ戦3試合無得点。一時期調子を上げていた攻撃陣だったが、今はやや下降気味だ。前節磐田戦では0ー3で敗れたが、攻撃の回数では相手を上回っていた。あとは決定力の問題。興梠、大迫の2トップの爆発に期待がかかる。
磐田戦ではそれまでのダイヤモンド型の中盤からボックス型に変更。だが、うまく機能しなかった。特にドゥトラの役割があいまいになってしまった。やはり、ドゥトラを起用するならば、ダイヤモンド型の方がよさそうだ。また、先週には4ー3ー3をテストしており、今節で採用される可能性もある。3試合勝利のない状況を打破するために、果たしてジョルジーニョ監督はいかなる策を採るのか。
相手は最下位の札幌。わずか1勝しかしていない相手に負けるわけにはいかない。しかもホームゲーム。勝利だけが求められる一戦である。内容の伴う勝利を挙げて、浮上のきっかけをつかみたい。
札幌
出場停止:
主な負傷者:高柳、中山、高原、曳地、山本
前節のFC東京に0-1と敗れ、リーグ戦でのホーム連勝は果たせなかったが、続いて対戦したナビスコカップ大宮戦は1-1、収穫の多いドローとなった。砂川は今季公式戦初先発、大島、榊は復帰後初先発など、負傷離脱から復帰した選手が多いメンバー構成と、終盤に1点を追いついた粘り強い試合内容は、今後の降格圏脱出への期待を高めるものだ。ただし、試合終了と同時にGKイが負傷し、今節への出場は難しそうだ。
鹿島とは今季、ナビスコカップですでに対戦している。先制、キリノ退場、榊負傷退場とめまぐるしい前半となり、トータルのシュート数1対35と耐えに耐えたものの逆転された試合だった。今節はあの時の借りを返す試合と位置づけられる。大宮戦から札幌に帰らずにカシマスタジアムに乗り込むが、高いモチベーションで今季2勝目を持ち帰りたい。
攻撃の回数はあるが、決定力に難ありと語るgoal.comのプレビューである。
昨季の2TOPがそのまま収まっておる攻撃陣が劇的に変わることはそうあるまい。
ここは、地道に攻撃回数を増やして行くのみと言えよう。
そのキーマンはドゥトラであり、ヤスである。
そのドゥトラはボックスでは機能せず、ダイアモンドにすべきとgoal.comは申しておる。
しかしながら、そういう簡単なものではあるまい。
実際には、ドゥトラは昨日のナビスコ杯・Fマリノス戦では途中出場し、ボックスの攻撃的MFとして多くのチャンスを作っておった。
ボックスでも特に問題はないように思える。
逆に、ジョルジーニョ監督が守備に難のあるダイアモンドを採用せぬのではなかろうか。
ここで考慮すべきは、中盤の構成よりも、選手の距離感と言えよう。
ドゥトラやヤスが下がりすぎれば、FWの二人が孤立しボールが収まらぬ。
満男と岳が攻め上がれば、失点に繋がるカウンターを受ける。
ここのバランス感覚を練習で積み重ねるのだ。
ナビスコ杯を休場した満男と興梠、大迫には、その部分をよく頭に入れて試合に臨んで欲しい。
楽しみにして聖地へ向かいたい。
鹿島が攻めて札幌が守る構図となる可能性が高い試合。鹿島の決定力がポイントに
5月19日17時:カシマスタジアム
鹿島
出場停止:
主な負傷者:
16日に行われたナビスコカップ横浜FM戦は敗戦を喫したものの、収穫のあるゲームであった。直近のリーグ戦から先発7人を入れ替えて臨み、32歳の本山が中盤で起点となり、ジュニーニョがキレのある動きで再三相手ゴールに迫った。そして68分にゴールを奪う活躍を見せた。また、2年目の昌子もフル出場を果たして経験を積んだ。彼らの台頭がレギュラー組の刺激となったに違いない。
現在リーグ戦3試合無得点。一時期調子を上げていた攻撃陣だったが、今はやや下降気味だ。前節磐田戦では0ー3で敗れたが、攻撃の回数では相手を上回っていた。あとは決定力の問題。興梠、大迫の2トップの爆発に期待がかかる。
磐田戦ではそれまでのダイヤモンド型の中盤からボックス型に変更。だが、うまく機能しなかった。特にドゥトラの役割があいまいになってしまった。やはり、ドゥトラを起用するならば、ダイヤモンド型の方がよさそうだ。また、先週には4ー3ー3をテストしており、今節で採用される可能性もある。3試合勝利のない状況を打破するために、果たしてジョルジーニョ監督はいかなる策を採るのか。
相手は最下位の札幌。わずか1勝しかしていない相手に負けるわけにはいかない。しかもホームゲーム。勝利だけが求められる一戦である。内容の伴う勝利を挙げて、浮上のきっかけをつかみたい。
札幌
出場停止:
主な負傷者:高柳、中山、高原、曳地、山本
前節のFC東京に0-1と敗れ、リーグ戦でのホーム連勝は果たせなかったが、続いて対戦したナビスコカップ大宮戦は1-1、収穫の多いドローとなった。砂川は今季公式戦初先発、大島、榊は復帰後初先発など、負傷離脱から復帰した選手が多いメンバー構成と、終盤に1点を追いついた粘り強い試合内容は、今後の降格圏脱出への期待を高めるものだ。ただし、試合終了と同時にGKイが負傷し、今節への出場は難しそうだ。
鹿島とは今季、ナビスコカップですでに対戦している。先制、キリノ退場、榊負傷退場とめまぐるしい前半となり、トータルのシュート数1対35と耐えに耐えたものの逆転された試合だった。今節はあの時の借りを返す試合と位置づけられる。大宮戦から札幌に帰らずにカシマスタジアムに乗り込むが、高いモチベーションで今季2勝目を持ち帰りたい。
攻撃の回数はあるが、決定力に難ありと語るgoal.comのプレビューである。
昨季の2TOPがそのまま収まっておる攻撃陣が劇的に変わることはそうあるまい。
ここは、地道に攻撃回数を増やして行くのみと言えよう。
そのキーマンはドゥトラであり、ヤスである。
そのドゥトラはボックスでは機能せず、ダイアモンドにすべきとgoal.comは申しておる。
しかしながら、そういう簡単なものではあるまい。
実際には、ドゥトラは昨日のナビスコ杯・Fマリノス戦では途中出場し、ボックスの攻撃的MFとして多くのチャンスを作っておった。
ボックスでも特に問題はないように思える。
逆に、ジョルジーニョ監督が守備に難のあるダイアモンドを採用せぬのではなかろうか。
ここで考慮すべきは、中盤の構成よりも、選手の距離感と言えよう。
ドゥトラやヤスが下がりすぎれば、FWの二人が孤立しボールが収まらぬ。
満男と岳が攻め上がれば、失点に繋がるカウンターを受ける。
ここのバランス感覚を練習で積み重ねるのだ。
ナビスコ杯を休場した満男と興梠、大迫には、その部分をよく頭に入れて試合に臨んで欲しい。
楽しみにして聖地へ向かいたい。