鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

曽ケ端、好調

2011年04月06日 | Weblog
鹿島、試練のアウェー連戦 きょうACL水原戦
帰国せず豪州へ、勝ち点死守へ全力


【写真説明】
水原戦に向けセットプレーを確認する選手ら=4日、クラブハウスグラウンド


サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は6日、各地で1次リーグを行い、鹿島は韓国・水原ワールドカップスタジアムで水原(韓国)と対戦する。キックオフは午後7時30分。

震災の影響で鹿島の活動休止は計16日間におよんだ。「大きなロスがあった」とオリベイラ監督。練習試合が組めず、震災後初の公式戦が海外試合となった。試合勘やコンディション面で不安は残るが、選手らは前向きな姿勢を貫く。強豪相手に守備で耐え抜き、試練を乗り越えたい。

3月31日に全員が合流し、以降は3日連続で紅白戦を実施したり、普段以上に練習に時間を割いて急ピッチで仕上げた。岩政が「(休止の)影響が出るのはプロとしてあり得ない」と話すように、失った時間を言い訳にしようとはしなかった。

水原は難敵だ。2009年の1次リーグ。アウェーで1-4と完敗している。現在もその強さは変わらない。「代表クラスがほとんどで、韓国代表と戦うイメージ」と岩政は表現する。厳しい試合を覚悟しなければならないだろう。

最低でも引き分けて勝ち点1を狙うならば、守りで耐え抜くことが重要だ。GK曽ケ端は「調子は上向き。ピッチで力を出し、いつも通り全員で勝ちを取りに行きたい」と頼もしい。アレックスも「気持ちでカバーする」と話した。

FW陣は少ない好機を生かしたい。U-22(22歳以下)日本代表の遠征で無得点に終わった大迫は「決めたい」とゴールに飢えている。「相手は激しい。体を張らないとけがする」と闘志むき出しで立ち向かう。

ホームで試合が組めない鹿島は水原戦に続いてオーストラリアに移動し、13日にはシドニーFC戦を行う。鹿島が必死で戦う姿は、本県をはじめ各地で被災したサポーターへの励ましになるだろう。

「(震災を通じ)あらためて多くの人が応援してくれていると思った。連勝して帰り、良い報告をしたい」と小笠原。人々の記憶に刻む勝利を挙げられるか。


闘志をむき出しにする大迫である。
U-22日本代表で試合に出場しており、試合勘は十分と言えよう。
ここは、スターの活躍に期待したい。
また、負傷も伝えられた曽ケ端であるが、調子は上向きとのこと。
これは、頼もしい。
曽ケ端を中心に、中田コ・岩政で相手を完封して欲しい。
楽しみにしておる。

聖地、復活へ

2011年04月06日 | Weblog
6・5カシマスタジアム再開
2011.4.6 05:03

 東日本大震災で大きな被害を受けたJ1鹿島の本拠地・カシマスタジアム(茨城・鹿嶋市)が、あと2カ月で使用可能となるめどがつき、6月5日に再開場の記念を兼ねた復興慈善試合を行う計画であることが5日、分かった。リーグ戦のホーム再開は6月15日の甲府戦となる予定で、6日から復旧工事に着工する。

 逆境に見舞われた鹿島に光明だ。スタンド階段部分が崩落するなど大きな被害を受けたカシマスタジアムが、予定より大幅に早く再開場できる見通しとなった。

 関係者によると、6日着工の工事は、5月末にも終了予定。当初は夏場まで試合開催を危ぶまれていたが、鹿島と茨城県、工事担当者との協議で、6月再オープンのゴーサインが出たもようだ。

 6月5日には、再開場の記念試合が行われることも分かった。茨城県も大きな被害を受けた東日本大震災の復興支援チャリティーマッチとなる予定で、元日本代表監督のジーコ氏ら、豪華OBが来日する可能性もある。“奇跡の回復力”で再オープンしたスタジアムから、元気を発信することになる。

 鹿島は震災以降、一時活動を休止し、3月28日に全体練習を再開したばかり。6日のACL・水原戦のため韓国遠征中だが、本拠地の状況が不安定なこともあり、試合後は13日のシドニーFC戦が行われる豪州に直接入る。4月29日のJ再開後も、本拠地戦を国立競技場での開催や敵地戦に変更するなど“放浪状態”を強いられていた。

 リーグ戦は6月15日の甲府戦からホーム開催が可能となる。不安に揺れていた鹿島の選手にも、ようやく明るいニュースが届いた。

(紙面から)

聖地・カシマスタジアムが6月から使用可能とのこと。
これは朗報である。
ホームで戦える幸せに思いを馳せ、現在の苦境を乗り越えたい。
ところで、サンスポよ、Jリーグの再開は4月29日ではなく23日である。
メディアとして自覚を持って欲しい。

異例、長時間練習

2011年04月06日 | Weblog
鹿島 準備不足解消へ異例“長時間公式練習”
ACL1次リーグ 鹿島―水原 (4月6日 水原)

 鹿島が6日のACL1次リーグ第2戦水原戦(水原)に向け、異例の“長時間公式練習”を行った。

 試合前日にスタジアムで行う公式練習で割り当てられる時間は1時間だが、5日はボール回しやシュートなど約2時間に及んだ。前日は軽めの練習で終えることが多いが、東日本大震災の影響による準備不足を補うため入念に調整。指揮官は「やるべきことは勝つこと」と必勝を期した。
[ 2011年4月6日 06:00 ]

鹿島、試合責任者説得し異例の1時間50分練習…ACL1次リーグ
 ◆アジアチャンピオンズリーグ1次リーグ ▼H組 水原三星─鹿島(6日、韓国・水原W杯スタジアム) 鹿島が5日、水原三星戦会場となる当地の水原W杯スタジアムで異例ともいえる1時間50分もの練習を行った。アジア連盟主催の公式練習は規定で1時間と定められているが、スタッフが試合責任者のマッチコミッショナーを説得して延長に成功した。

 東日本大震災後、チームは一時解散。3月28日の練習再開後、試合までの準備期間はたった9日間しかない。少しでも長く練習したいオリヴェイラ監督の考えをくみ、30分の説得の末、最後は黙認させた。MF小笠原は「震災のことが頭から離れないけど、必ず勝って帰る」と断言。岩手・大船渡高時代の恩師、斉藤総監督(現盛岡商)ら被災地の人たちにも「支援活動は任せてくれ。今はサッカーを頑張ってこい」と送り出され、気合も十分だ。被災後、初の公式戦で今季初勝利を目指す。

(2011年4月6日06時01分 スポーツ報知)

試合前日としては異例の長時間練習を行ったチームである。
ここはマッチコミッショナーを説得したスタッフの尽力を褒め称えたい。
この練習で力を付け、勝利を掴み取るのだ。
期待しておる。

ACL・水原戦・前日コメント

2011年04月06日 | Weblog
【AFCチャンピオンズリーグ2011 水原 vs 鹿島】オズワルド・オリヴェイラ監督、中田浩二選手(鹿島)前日記者会見でのコメント(11.04.05)
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「どの試合でも、どの大会でも勝ちにいく。その意気込みに変わりはありません。基本的な考えとしては、試合を勝ちにいきたいと考えております」

●中田浩二選手(鹿島):
「監督が言われたとおり、僕らはただ試合をしに来たわけではありませんし、このあとのグループリーグでの戦いを有利にするためにも勝って帰りたいと思います」


Q:地震の影響で16日間練習ができていないと聞いています。普段のパフォーマンスを出せないと思いますが、いかがですか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「当然ながら、やむを得ない中断期間がありました。ただ、数名の選手は自分の状態を維持することができ、数名は維持できなかったところがありますが、そのあとの10日間で練習を一緒にしております。その中で元の状態を取り戻すことができている選手もおります。しかし、最初にあげた目標を達成できるかどうかは試合をやってみないとわからないことです。ただ、選手たちの意識や意気込みや練習への姿勢を見ると良い試合ができるのではないかと思っています」

Q:Kリーグが開幕してから水原三星はいい調子です。AFCの大会で16年間、水原では負けたことがありません。鹿島にとって厳しいのではないでしょうか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「まったくプレッシャーはありません。水原というチームはビッグクラブであって、能力の高い若い選手が揃っていることもありますし、アジアの大会に対する歴史もあり、敬意を払うことはしております。ただ、両チームともシーズンをスタートしたばかりであり、どちらのチームが有利ということも言えないと思います。まったくそういったプレッシャーは感じていないし、選手たちも感じておりません」

Q:先ほど、意気込みとおっしゃっていましたが、地震の後にどのようにチームに影響しましたでしょうか。被災者のためにということも含めて。
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「影響などは試合をやってみないとわかりません。ただ、目的はあります。その目的が達成できるかどうかも試合をやってみないとわかりません。そのためには、全員が同じ考えで取り組まなければいけないと思います」

●中田浩二選手(鹿島):
「実際、鹿嶋も神栖も潮来も、僕らのホームタウンは被災していますし、僕らのサポーターも被災されている方が多いと思うので、そういった方の勇気になれるようにしたい。もちろん試合に勝つことが大事だと思うし、それによって被災された方々に勇気を与えられるようにやっていきたい。それはものすごく思っていますし、選手全員がそういう意識をもってこの1週間取り組んできました。明日の試合で見せられたら良いなと思います」

Q:鹿島はJリーグで初めて3連覇するなど強豪チームとして知られていますが、ACLの大会ではそこまでの成績を残せていないと思います。その理由の説明をお願いします。また、2年前に1-4というスコアで負けたという試合があったのですが、明日の試合に良い刺激になると思います。監督の考えはいかがでしょうか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):

「アジアの大会が簡単であれば、どこのクラブでも優勝できるでしょう。アジアというのは多くのクラブがあり、多くの国もあり、幅広い面積での戦いを強いられる厳しい大会です。鹿島以上に投資をして、伝統があるクラブもこの大会を制することができていないという事実が、この大会の難しさを表しているのではないかと思います。
前回、1-4というスコアで負けましたが、逆にその同じ年の同じ大会で、3-0で勝ったということは、すでに清算されていると思います。試合をやる上でモチベーションになるとか刺激になることは全くないと思います。ましてや09年の水原と今の水原では大幅なメンバー変更があるので参考にならないというか、過去のACLの大会の記録に過ぎないと考えています。鹿島がグループリーグを突破するためには、明日の試合でのより良い結果が求められるので、そうなれば理想的です。現在まだアジアのタイトルは取っていませんが、それが今年になるかもしれませんし、この先アントラーズの歴史の中で取れるようになるのではないかと考えております」


以上

[ AFCチャンピオンズリーグ2011 水原 vs 鹿島 ]前日記者会見

鹿島から会見に出席したのはオズワルド・オリヴェイラ監督と中田浩二選手。困難な状況におかれながらも、監督は選手たちの様子を見て「良い試合ができるのではないかと思います」とコメントしていました。

16年間もホームで敗戦のない水原に挑む鹿島である。
相手にとって不足はない。
巨大な敵に、苦難を乗り越え、勝利を掴みたい。