鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

水原戦前日コメント・プレビュー

2011年04月18日 | Weblog
【AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原】オズワルド・オリヴェイラ監督、小笠原満男選手(鹿島)前日記者会見でのコメント(11.04.18)
Q:アウェイ2連戦を終え、今のチームのコンディション、精神的なものも含めてどうなのか、教えて下さい?

●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「みなさん、こんにちは。チームは非常に良い状態にいると思います。当然ながら、中断期間がありましたし、理想的な状態にはいませんけど、ただ現状としては精神的なものも含めて良い状態にいるのではないかと思います」

●小笠原満男選手(鹿島):
「監督が言ったように、十分食事も取れてますし、練習もできています。チームは良い状態にいるので、明日の試合は十分に戦えると思います」


Q:明日の試合は初めてのホーム、ただ場所は国立競技場です。そのあたりについては?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「いろんな状況があり、残念ながらホームのカシマスタジアムでは試合ができません。ただ、国立競技場でできるということは、サポーターの協力もあるだろうし、いい雰囲気のなかで試合ができるのではないかと思います。チームの状態も良い状態ですので、3試合ともホームの扱いでやれるわけですし、しっかりとその3つで良い結果を出して、目標である予選突破を果たせればと思います」

●小笠原満男選手(鹿島):
「カシマスタジアムでできればいちばん良かったとは思います。でも、いろんな状況のなかで、前回のシドニーでの試合もそうですし、今回の水原もそうですし、対戦相手や競技場などがこうやって準備された日程をこなしてくれて、サッカーができること自体に感謝したいですし、対戦相手にも感謝したいです。僕らは試合ができることに喜びを感じながらプレーしたいです。また、震災後初めての日本での試合になりますけど、多くの人がスタジアムで見てくれると思うし、見れなくてもテレビやなにかで気にかけてくれる人のためにも勝利して、喜ばせてあげられれば良いと思います」

Q:アウェイ2連戦にもサポーターが訪れていました。そのサポーターに対してどんな試合を見せたいか、またどんな思いがあるのかお聞かせ下さい。

●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「少ないなかでも彼らがアウェイに来てくれました。今回日本でやれるので、できるだけ多くのサポーター、あるいは鹿島ファンの人にスタジアムに足を運んで応援していただければと思います。サポーターというのは、我々にとっては不可欠であり、多くの方々が声援と力を与えてくれればな、と思います」

●小笠原満男選手(鹿島):
「監督と同じで、一人でも多くの方に来ていただいて、僕らに力を送って欲しいと思いますし、それに応えるには一生懸命プレーするというのは当たり前で、勝利が求められていると思うので、それに勝って応えたいと思います」

Q:日本に戻ってきて余震などがあると思います。なかなか集中できない状況だと思いますが、チームで声をかけあっていることなどありましたら教えて下さい。

●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「地震に関しては、日本では当たり前のことなので僕は一切心配していませんし、そういった話も全くしていません。チームの指揮を執る立場としては、チームのこと、クラブのことだけを考えて集中しているので、そういったことは全く考えておりません」

●小笠原満男選手(鹿島):
「自分も試合をするに当たって不安はないですし、いろいろ困難があっても勝っていくというのが、この鹿島アントラーズの伝統なので、明日も勝利したいと思います」

Q:前回、アウェイで水原と戦っていますが、その印象と、勝利するために何にが必要かをお伺いしたいと思います。

●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「水原というのは非常に強いチームであって、あの試合でも本当にタフな戦いを強いられました。明日はさらにそのタフさが増す厳しい試合になると思いますが、前回の試合でもあったように全員がチームに徹する姿勢やプレーというものを見せつけることができれば、また新たな、より良い結果を出すことができると考えています」

●小笠原満男選手(鹿島):
「1回対戦してみて非常に素晴らしいチームだと感じました。自分らの持っているすべてを出し切らないと勝てない相手だと思う。ただ、チーム一丸となって戦えば勝てると思います」

Q:前回の試合でできなかったこと、修正したい課題はなんでしょうか?

●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「課題と言うよりも、逆に水原の前半は一番チャンスを多く作れたわけで、そのチャンスをしっかりものにしていれば試合に勝てる状態だった思います。ですので、明日もどれくらいチャンスがつくれるかはわかりませんが、作ったチャンスをしっかり得点に結びつけることができれば理想的なものになると思います」

●小笠原満男選手(鹿島):
「明日が試合なのであまり細かいことは言えないですけど、勝利するためにはゴールというものが必ず必要なので、ゴールすることがいちばん大事だと思います」


Q:水原の監督も選手も鹿島の中盤のパス回しが素晴らしいと言っていて、強いプレスをかけてパスまわしをさせないと話していたのですが、そうなったときの対策はいかがでしょうか?

●小笠原満男選手(鹿島):
「ここで言うわけにはいかないんですけど(笑)、ただ、確かに対戦してみて相手の特徴の一つではあると思うので、それをかいくぐらないとゴールはできないと思う。その辺はチーム内で話し合いながらやっていきたいと思います」

Q:ホームの試合ですけれど、国立競技場の平日昼間の開催ということもあり、完全にホームというわけにはいかないと思います。その辺はどう感じておりますか?

●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「もうひとつ困難な状況が加わったと思っています。それを自分たちのモチベーションにしないといけない。その状況を乗り越えていく。そのことをプラスに変えていくことが、我々のやるべきことだと思います」

●小笠原満男選手(鹿島):
「カシマスタジアムでできれば一番良かったとは思うんですけど、平日の昼間でも来てくれる人がいると思うので、その人たちのためにも良いプレーを見せて、良い結果が出せれば良いと思います」

以上

【AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原】プレビュー:グループ首位を巡り鹿島と水原が直接対決。中盤で激しい火花の散る試合が予想される。(11.04.18)
グループHは、3試合を終えて水原三星と鹿島が勝点5で並び、シドニーFCと上海申花が勝点2で上位2チームを追う。そして今節は、鹿島と水原が直接対決。勝った方が勝点を8まで伸ばすことができるという重要な一戦だ。鹿島は過去3戦を1勝2分けと上々の結果で終えてきた。震災での中断など様々な影響を受けながらもアウェイ3連戦をうまく乗り越え、ここからはホーム3連戦と有利な条件が続く。ただし、試合が行われるのは国立競技場と純粋なホームスタジアムではない。
それでも選手たちは「カシマスタジアムでできないのは残念ですけど国立に悪いイメージはない」(岩政大樹)と話す。特に、世代が上の選手たちは数々のタイトルを獲得してきた舞台だけに、「ホームみたいなもん。ファイナルとかでしかやらないですからね。それだけでもモチベーションは上がる」(本山雅志)と前向きだ。なぜなら本山ら79年組は00年の3冠獲得を知る世代。02年W杯に向けカシマスタジアムの改修工事を行った関係で、国立競技場を一時的にホームスタジアムにしたこの年、ナビスコ杯、リーグ、天皇杯の3タイトルを同時に制覇する前人未踏の3冠を達成したのである。国立競技場に対するいいイメージを呼び覚ましていた。

前回の対戦では、序盤に興梠慎三やアレックスがディフェンスラインの裏に抜け出し、キーパーと1対1となる決定機を迎えたものの決めきれず、後半、CKから先に失点する展開。しかし、すぐさまCKから中田浩二がお返しの同点弾を決め、お互い譲らず1-1のまま試合を終えた。
「明日は1位を決める試合となるだろう」
再戦を前に、水原三星のユン・ソンヒョ監督も覚悟を持って日本に来日したことを明かした。ヨム・ギフン選手も「日本のチームには負けたくない」とライバル心を剥き出しにする。二人は鹿島を「MF陣は技術が高くパス回しが上手い」と評価しながらも「プレスを仕掛けたとき日本的なパス回しができなくなる」と分析。明日の試合では、中盤での主導権を巡る攻防は激しくなりそうだ。
ただ、15日に行われたKリーグ・江原FCとの試合をキーパーのチョン・ソンリョンが腰を痛めて欠場。この日の公式練習でも完全別メニューで調整していた。ただ、そこまで深刻な怪我ではないらしく「出るか出ないかは試合まで時間があるので話をして決めたい」(ユン・ソンヒョ監督)とのこと。韓国代表チームでも、不動の守護神として活躍する選手なだけに出場の可否は試合を左右する要素となるだろう。

迎え撃つ鹿島も前日練習では入念にセットプレーを確認。前日までの紅白戦や戦術練習などと併せて、万全の体制を整えている。
「Jリーグとの連戦ではないわけですからACLに関しては例年よりも戦いやすくはなってます」
岩政大樹が自信を持って言うように、例年であればJリーグとの連戦に苦しまされるACLだが、今季に限ってはACLだけに集中できる日程になった。中田浩二など、好調を維持する選手も多く、これまで以上に質の高い試合を期待できそうだ。
試合は平日ながら変則的に14時の開催となった。会見に出席した小笠原満男は、「一人でも多くの方に来ていただいて自分たちに力を送って欲しい」と述べるだけでなく、もう一言付け加えた。

「一生懸命プレーするのは当たり前。勝利を求められていると思うので、勝ってそれに応えたいと思います」

以上
2011.04.18 Reported by 田中滋


[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]前日記者会見の様子

オリヴェイラ監督はいつもどおり眼光鋭く前を見つめる。ホームとはいえ国立競技場での試合開催に対しては「もうひとつ困難な状況が加わったと思っています。それを自分たちのモチベーションにしないといけない」と、困難に打ち勝つ強さを強調していました。

[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]前日記者会見の様子

アジアチャンピオンズリーグの公式会見に出席した主将の小笠原満男選手。
「いろいろ困難があっても勝っていくというのが、この鹿島アントラーズの伝統なので、明日も勝利したいと思います」と力強いコメントを残した。

2011年04月18日(月)

1時間のミーティング後、ACL水原戦に向けてセットプレーの確認を入念に行いました。午後の公式会見にはオリヴェイラ監督、小笠原選手が出席しています。


激しいプレスで中盤を無効化しようとする水原に対し、秘策はある模様。
ゴールという結果で我等に応えて欲しい。
明日は国立へ集合である。

難敵を封じろ

2011年04月18日 | Weblog
震災後初の国内試合 ACLあす水原戦 鹿島難敵封じろ
落とせない首位争い


【写真説明】
興梠(左)と昌子が競り合う=クラブハウスグラウンド


サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は19日、各地で1次リーグを行い、J1鹿島は東京・国立競技場で水原(韓国)と対戦する。キックオフは午後2時。カシマスタジアムの代替会場で震災後初の国内公式戦を迎える。「楽しさと元気を与えられる試合にしたい」と中田。両チームは現在1勝2分けの勝ち点5で並ぶ。鹿島はサポーターの期待に応え、首位争いをものにしたい。

16日間の活動休止を余儀なくされた後のACL海外アウェー2連戦は厳しい戦いが予想されたが、1勝1分けの十分な結果を残した。「鹿島はどのような状況でも勝ちにいく精神力、魂がある」と小笠原。日本一の強豪の底力を見せつけた。

さまざまな不安を一掃し、再び強豪の水原と対戦する。前回は中田の同点ゴールで1-1で引き分けた。勝利をつかむために求められるのは得点力。FW陣は今季公式戦5試合でわずか1点しか決めていない。その1点を13日のシドニー戦で奪った興梠は「最後のシュートまでうまくいった」と、ようやく手掛かりをつかんだ。「前回は勝てた試合を引き分けた。ぜひ勝ちたい」と話す。

中田は攻守にわたってベテランらしく質の高いプレーを披露している。守りでも貢献するフェリペガブリエルが右足首を痛めており、欠場すれば後方の負担は増えるが「ボランチを含めてしっかり対応する」と自信を見せた。今季絶好調の野沢にも注目したい。精度の高いセットプレー、アシスト、流れからの得点など目覚ましい活躍を見せている。

水原は鹿島と同じく3戦負けなしで一番の難敵だ。曽ケ端は「前回出なかった主力が先発すればチーム力は上がる」と警戒する。ただ、岩政が「厳しい相手とは感じていない」と言うように、勝ち点3奪取は最重要課題。1位通過へ向けて大きく前進できるか。


興梠と競り合う昌子である。
チームは厳しい戦いが続いており、気を許せる暇がないが、新人の昌子や柴崎も紅白戦に出場し、着実に力を付けておる。
試合に出ておるものだけが、戦っているわけではない。
チーム、クラブが一丸となって頂点を目指しておるのだ。
下手なチームのレギュラーであるよりも、鹿島のサブ組の方がよほどレベルの高いチームと言えよう。
若き戦士たちがトップとしてデビューする日も近い。

ジーコの教え

2011年04月18日 | Weblog
【鹿島】小笠原ジーコ魂でACL勝利誓う
 鹿島MF小笠原満男(32)が「ジーコ魂」でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)、ホーム水原三星(19日、東京・国立)の勝利を誓った。17日、鹿嶋市内のグラウンドで行われた紅白戦では主力組ボランチで好パスを連発。ホームのカシマスタジアムが東日本大震災による被害で使用不可になり、ハードな日程が続くが、「ジーコには鹿島のユニホームを着たら練習試合でも絶対に負けるな、他のことのせいにするな、人のせいにするな、とよく言われた。他のことのせいにするのは一番かっこ悪いですからね。どんなときでも勝ちます」と力強く話した。
 [2011年4月17日21時54分]

ジーコの教えを復唱する満男である。
ジーコに学び、ジーコと共に鹿島は成長した。
クラブには彼の魂が根付いているのである。
ジーコ在籍時からの悲願であるアジア制覇を、満男と共に達成したい。