AFCチャンピオンズリーググループステージ 第4節
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
向こうは予想していたように守備的な戦法を取ってきた。キックオフと同時に引き分け狙いのやり方でよくて勝てればというやり方だった。前半は向こうの狙い通りだったと思うが、我々もやるべきことをやって、チャンスを与えなかった。後半に田代選手を代えたことから前線のターゲットマンがいなくなり、攻撃のアクセントがなくなった。残念ながら昨日の練習で(大迫、カルロンと)FWの2人が負傷してしまい、仕掛けてもフィニッシュの部分で駒が足りなかった。ただ、本山選手や遠藤選手が入ったことで何らかの変化はもたらせたと思う。相手はKリーグのベストイレブンを補強しているようなチーム。高い質を持ちながら守備的な相手に対するドローなので仕方ない部分もあるが、先ずは勝点2を失ったというのが妥当だろう。
【本山 雅志】
相手が守りに入ってて崩しきれなかったし、シュートまで持って行く事が出来なかった。ホームで引き分けに終わった事は残念。追加点を入れないと去年と同じ結果になる。試合勘を戻すためにも、もっと試合をやりたい。
【新井場 徹】
チャンスはあるけど決められない。相手があんなに引いてくるとは思わなかった。そこを崩せないのが課題。ホームで勝点3を取れなかった。取れれば次の戦いが楽になったが、取れなかったのもチームの課題だと思う。個人的には、若干飛ばし過ぎ。国立は芝が良くてプレーしやすかった。
【遠藤 康】
後半入る前、守備に関しての指示は受けた。チャンスらしいチャンスを作れなくて残念。平日の昼間にサポータの人がたくさん来てくれてうれしかった。その声援が選手の力になって得点につながったと思う。
【青木 剛】
ホームの国立だったので勝ちたかった。追いついて逆転するチャンスはあったと思う。韓国で戦った時もあまり前に来なかったけど、5バックであれだけ引かれると崩すのは難しい。その中でもチャンスはあったので、決めて逆転したかった。
2011年04月19日(火)
本日行われたACL第4節水原三星戦は、1-1の引き分けに終わりました。
【AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(11.04.19)
4月19日(火) AFCチャンピオンズリーグ2011
鹿島 1 - 1 水原 (14:00/国立/4,619人)
得点者:48' ヨム・ギフン(水原)、54' 田代 有三(鹿島)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:相手が守りを固めてきて前半0-0だった。後半それをどのように崩そうと考えていたのか?うまくいった点とうまくいかなかった点を教えてください。
「皆さんにお会いできたことが非常に喜ばしいことです。皆さんとは1月以来お会いしていなかったと思うのでうれしいです。
試合に関して、予想した中で相手は守備的なやり方を相手は取ってきました。明らかにキックオフから、今日は引分け狙いというやり方を取ってきました。前半は彼らの狙い通りににやってきましたが、ただ我々もチャンスを与えませんでした。後半の途中、田代選手を代えたところから、攻撃のターゲットマンを失った、もう一つはアグレッシブに仕掛けられる選手がいなかった。残念ながら昨日の練習でFW2人が負傷してしまって、攻撃で仕掛けられる選手がいなかった。ただ本山選手と遠藤選手が入ったところで、何らかの変化をもたらすことができたのではないかと思います」
Q:前半の運動量が少なく感じたのですが、試合から遠ざかっていたことが影響したのでしょうか?
「僕自身はそうは感じていませんでした、DFが5枚とその前に4枚いて、FWもボランチの位置まで下がって守備をしていましたので、侵入するスペースが限定されていました。ただ、バスケットの試合であれば、20点差の試合内容になっていたのではないかと思っています」
Q:田代選手が怪我をして本山選手を入れた。サッカーがガラリと変わった印象があるのですが、いかがでしょうか?
「当然ながら、抱えている駒の特徴を生かしていくということがあります。世間的には本山選手はなぜ先発で使わないのかということを言われるかもしれませんが、皆さんご存じの通り、彼は健康的な問題を抱えていて、怪我と手術の繰り返していたわけで、そうするとなかなか調子が戻りません。彼は質、能力という部分に関しては、試合展開を一気に代えられる特別な選手ですが、ただ体力的に戦えない。気持ち的な部分も含めて、競り合いのところでいけない、そういうところでいく自信がないという部分もあって、(先発で)使えない。
そこで抱えている選手を使っていくということになる。田代選手を使ったり、大迫選手が居れば、選手がそろっていればいろいろなことができます。皆さんは今日の田代選手を見て評価すると思いますが、彼は数ヶ月先発でやっていない、まだチームに戻ってきて日が浅いので、(チームのやり方、コンディションなどを)戻さなくてははいけない。そこを戻せば我々が知っている田代選手を見れるようになってくると思います。我々が抱えている選手で、状況に合わせてやっていくのが私の仕事かなと思います」
Q:後半数多くのチャンスを作っていた点を考えると、勝点2を失ったとも言えるが、監督はこの結果についてどのようにお考えになっていますか?
「試合内容からして、勝点2を失ったとも言えますがいろいろなことを考えないといけない。水原選手の選手編成、ほとんどが韓国のKリーグで各ポジションのずば抜けた選手を補強したわけで、そういった対戦相手の能力・質を考えて、その上守備的な戦いをしてきた。意図的にチャンスを作るのではなく、おびき出してそこから攻撃するとい戦法をとっていました。また、ずば抜けた選手を揃えたところで、連携という互いを知ることも必要で、そういった深まっていない段階、守備的な展開、彼らが選んだ試合展開という事から見れば、我々にとっては勝点2を失った試合ではないかと思います」
Q:本山選手と田代選手の交代について。もし田代選手の怪我がなかったら、交代していたのでしょうか?それとも他の交代をなさっていたのでしょうか?
「怪我がなければ、おそらくその中でも大迫選手や本山選手を使っていたと思います。田代選手がいると相手を押し下げる作業をできるので、押し下げたところでギャップができる。そこで本山選手を入れて、バイタルのところで質の高いパスや場面を作れる部分を生かしていきたかった。その前の段階でフェリペ選手が怪我で交代せざるを得ない状態で、本山選手を(後半のあたまから)そこで使うのが理想ではあるのですが、45分間高いレベルで持続できるかということでは考えにくいことなので、最後の方で仕掛けるしかないというところでしたので、そういった判断(遠藤選手と交代)になりました。もちろん他の選手もいますので、状況によりますけど、その時間(後半最後の時間帯)で使いたかったというのはあります」
以上
【AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原】試合終了後の各選手コメント(11.04.19)
●本山雅志選手(鹿島):
「ボールを受けてリズムをつくることを意識していました。中盤の崩しはできたけど、シュートまではいけなかった。ちょっと追い風だったので僕には厳しかった。
相手が守りに入ったので(興梠)慎三を上手く使えなかった。引きだけで残念です。もっと試合をやりたいです。試合の時間を増やしたいです」
●青木剛選手(鹿島):
「できれば勝ちたかった。リスタートから先制されて追い付いた。最低限の結果だと思う。韓国の試合でもそうでしたがあんまり前、前、と来なかった。がっちり引いてきた。あれだけ引かれると崩すのは難しい。韓国じゃなくてもっと格下と言われるチームでも崩すのは難しいのに、韓国のチームがあれだけ引くと難しい。そのなかでもチャンスがあったので逆転できればよかった。
(惜しい場面もありましたが?)
カウンターでもう少し前に運べればよかったのですが、あそこまで行くのに体力を使ってしまった。ジャストミートできればよかった」
●中田浩二選手(鹿島):
「勝ちたい試合だった。まあ難しかった。相手が引いて来ることはある程度想定していたけど、スペースが裏になかった。無理せず、最後から繋いでいったけどもう少しスピードUPしないといけなかった」
●田代有三選手(鹿島):
「沢山のサポーターの皆さんが来てくれた。勝ちたかったのですが、次に切り替えてやっていきたい。
シュートの場面はファーに一度行ったら大樹さんが入ってきていたので逆に行った。ヤス(遠藤)に折り返して欲しいと思ったら、僕の前のDFがクリアし損ねたものが来た。あとはDFに当たらないように打ちました。
(途中交代でしたが?)
得点する前のプレーでGKにぶつかったときに痛めました。このままじゃ終われないと思ってプレーを続けたのですが、得点を決めたあと無理だと思ったので、チームに迷惑をかけてはいけないので交代しました」
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
鹿島のスターティングメンバー。震災後はじめてのホームゲームで勝利を狙う。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
試合前には、東日本大震災の被災者への哀悼の意を表し黙祷が行われた。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
中盤の底からゲームを組み立てた小笠原満男(鹿島)。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
スピードを生かして裏へ飛び出そうとする興梠慎三(鹿島)を止めにかかる水原三星の守備陣。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
後半からフェリペ ガブリエルに代わって出場した遠藤康(鹿島)。田代有三の同点ゴールを呼び込む活躍を見せた。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
水原三星に先制された鹿島は54分、FKから野沢拓也のボールを遠藤康が折り返し、このこぼれ球を田代有三(写真中央)が押し込み同点ゴールをあげる。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
同点ゴールをあげた田代有三を祝福する鹿島の選手たち。田代は鹿島復帰後、公式戦初ゴールとなった。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
グループ首位を争う試合は1-1で引き分けとなった。試合後に鹿島の選手が平日の昼間に国立競技場へ駆け付けてくれたサポーターの元へ「WITH HOPE WE CAN COPE」のバナーを掲げ挨拶に来た。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
試合後にサポーターから「鹿島アントラーズ」の大声援が選手へ向けて送られた。平日の昼間で、カシマスタジアムではなく国立競技場に変更となったが多くのサポーターが駆け付け選手をサポートした。
カルロンと大迫は昨日の練習で負傷、田代も相手GKの悪質なチャージで負傷交代とFWに怪我人が続出しておる。
これだけ同じポジションに離脱者が出れば、攻撃も不発に陥るというもの。
そんな中でも、惜しいシーンは作り出し、勝利まで後一歩というところまで行ったことは評価すべき点と言えよう。
これでグループステージは得失点差勝負となった。
国立競技場での残り二試合で大量得点を記録し、一位突破を目指したい。
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
向こうは予想していたように守備的な戦法を取ってきた。キックオフと同時に引き分け狙いのやり方でよくて勝てればというやり方だった。前半は向こうの狙い通りだったと思うが、我々もやるべきことをやって、チャンスを与えなかった。後半に田代選手を代えたことから前線のターゲットマンがいなくなり、攻撃のアクセントがなくなった。残念ながら昨日の練習で(大迫、カルロンと)FWの2人が負傷してしまい、仕掛けてもフィニッシュの部分で駒が足りなかった。ただ、本山選手や遠藤選手が入ったことで何らかの変化はもたらせたと思う。相手はKリーグのベストイレブンを補強しているようなチーム。高い質を持ちながら守備的な相手に対するドローなので仕方ない部分もあるが、先ずは勝点2を失ったというのが妥当だろう。
【本山 雅志】
相手が守りに入ってて崩しきれなかったし、シュートまで持って行く事が出来なかった。ホームで引き分けに終わった事は残念。追加点を入れないと去年と同じ結果になる。試合勘を戻すためにも、もっと試合をやりたい。
【新井場 徹】
チャンスはあるけど決められない。相手があんなに引いてくるとは思わなかった。そこを崩せないのが課題。ホームで勝点3を取れなかった。取れれば次の戦いが楽になったが、取れなかったのもチームの課題だと思う。個人的には、若干飛ばし過ぎ。国立は芝が良くてプレーしやすかった。
【遠藤 康】
後半入る前、守備に関しての指示は受けた。チャンスらしいチャンスを作れなくて残念。平日の昼間にサポータの人がたくさん来てくれてうれしかった。その声援が選手の力になって得点につながったと思う。
【青木 剛】
ホームの国立だったので勝ちたかった。追いついて逆転するチャンスはあったと思う。韓国で戦った時もあまり前に来なかったけど、5バックであれだけ引かれると崩すのは難しい。その中でもチャンスはあったので、決めて逆転したかった。
2011年04月19日(火)
本日行われたACL第4節水原三星戦は、1-1の引き分けに終わりました。
【AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(11.04.19)
4月19日(火) AFCチャンピオンズリーグ2011
鹿島 1 - 1 水原 (14:00/国立/4,619人)
得点者:48' ヨム・ギフン(水原)、54' 田代 有三(鹿島)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:相手が守りを固めてきて前半0-0だった。後半それをどのように崩そうと考えていたのか?うまくいった点とうまくいかなかった点を教えてください。
「皆さんにお会いできたことが非常に喜ばしいことです。皆さんとは1月以来お会いしていなかったと思うのでうれしいです。
試合に関して、予想した中で相手は守備的なやり方を相手は取ってきました。明らかにキックオフから、今日は引分け狙いというやり方を取ってきました。前半は彼らの狙い通りににやってきましたが、ただ我々もチャンスを与えませんでした。後半の途中、田代選手を代えたところから、攻撃のターゲットマンを失った、もう一つはアグレッシブに仕掛けられる選手がいなかった。残念ながら昨日の練習でFW2人が負傷してしまって、攻撃で仕掛けられる選手がいなかった。ただ本山選手と遠藤選手が入ったところで、何らかの変化をもたらすことができたのではないかと思います」
Q:前半の運動量が少なく感じたのですが、試合から遠ざかっていたことが影響したのでしょうか?
「僕自身はそうは感じていませんでした、DFが5枚とその前に4枚いて、FWもボランチの位置まで下がって守備をしていましたので、侵入するスペースが限定されていました。ただ、バスケットの試合であれば、20点差の試合内容になっていたのではないかと思っています」
Q:田代選手が怪我をして本山選手を入れた。サッカーがガラリと変わった印象があるのですが、いかがでしょうか?
「当然ながら、抱えている駒の特徴を生かしていくということがあります。世間的には本山選手はなぜ先発で使わないのかということを言われるかもしれませんが、皆さんご存じの通り、彼は健康的な問題を抱えていて、怪我と手術の繰り返していたわけで、そうするとなかなか調子が戻りません。彼は質、能力という部分に関しては、試合展開を一気に代えられる特別な選手ですが、ただ体力的に戦えない。気持ち的な部分も含めて、競り合いのところでいけない、そういうところでいく自信がないという部分もあって、(先発で)使えない。
そこで抱えている選手を使っていくということになる。田代選手を使ったり、大迫選手が居れば、選手がそろっていればいろいろなことができます。皆さんは今日の田代選手を見て評価すると思いますが、彼は数ヶ月先発でやっていない、まだチームに戻ってきて日が浅いので、(チームのやり方、コンディションなどを)戻さなくてははいけない。そこを戻せば我々が知っている田代選手を見れるようになってくると思います。我々が抱えている選手で、状況に合わせてやっていくのが私の仕事かなと思います」
Q:後半数多くのチャンスを作っていた点を考えると、勝点2を失ったとも言えるが、監督はこの結果についてどのようにお考えになっていますか?
「試合内容からして、勝点2を失ったとも言えますがいろいろなことを考えないといけない。水原選手の選手編成、ほとんどが韓国のKリーグで各ポジションのずば抜けた選手を補強したわけで、そういった対戦相手の能力・質を考えて、その上守備的な戦いをしてきた。意図的にチャンスを作るのではなく、おびき出してそこから攻撃するとい戦法をとっていました。また、ずば抜けた選手を揃えたところで、連携という互いを知ることも必要で、そういった深まっていない段階、守備的な展開、彼らが選んだ試合展開という事から見れば、我々にとっては勝点2を失った試合ではないかと思います」
Q:本山選手と田代選手の交代について。もし田代選手の怪我がなかったら、交代していたのでしょうか?それとも他の交代をなさっていたのでしょうか?
「怪我がなければ、おそらくその中でも大迫選手や本山選手を使っていたと思います。田代選手がいると相手を押し下げる作業をできるので、押し下げたところでギャップができる。そこで本山選手を入れて、バイタルのところで質の高いパスや場面を作れる部分を生かしていきたかった。その前の段階でフェリペ選手が怪我で交代せざるを得ない状態で、本山選手を(後半のあたまから)そこで使うのが理想ではあるのですが、45分間高いレベルで持続できるかということでは考えにくいことなので、最後の方で仕掛けるしかないというところでしたので、そういった判断(遠藤選手と交代)になりました。もちろん他の選手もいますので、状況によりますけど、その時間(後半最後の時間帯)で使いたかったというのはあります」
以上
【AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原】試合終了後の各選手コメント(11.04.19)
●本山雅志選手(鹿島):
「ボールを受けてリズムをつくることを意識していました。中盤の崩しはできたけど、シュートまではいけなかった。ちょっと追い風だったので僕には厳しかった。
相手が守りに入ったので(興梠)慎三を上手く使えなかった。引きだけで残念です。もっと試合をやりたいです。試合の時間を増やしたいです」
●青木剛選手(鹿島):
「できれば勝ちたかった。リスタートから先制されて追い付いた。最低限の結果だと思う。韓国の試合でもそうでしたがあんまり前、前、と来なかった。がっちり引いてきた。あれだけ引かれると崩すのは難しい。韓国じゃなくてもっと格下と言われるチームでも崩すのは難しいのに、韓国のチームがあれだけ引くと難しい。そのなかでもチャンスがあったので逆転できればよかった。
(惜しい場面もありましたが?)
カウンターでもう少し前に運べればよかったのですが、あそこまで行くのに体力を使ってしまった。ジャストミートできればよかった」
●中田浩二選手(鹿島):
「勝ちたい試合だった。まあ難しかった。相手が引いて来ることはある程度想定していたけど、スペースが裏になかった。無理せず、最後から繋いでいったけどもう少しスピードUPしないといけなかった」
●田代有三選手(鹿島):
「沢山のサポーターの皆さんが来てくれた。勝ちたかったのですが、次に切り替えてやっていきたい。
シュートの場面はファーに一度行ったら大樹さんが入ってきていたので逆に行った。ヤス(遠藤)に折り返して欲しいと思ったら、僕の前のDFがクリアし損ねたものが来た。あとはDFに当たらないように打ちました。
(途中交代でしたが?)
得点する前のプレーでGKにぶつかったときに痛めました。このままじゃ終われないと思ってプレーを続けたのですが、得点を決めたあと無理だと思ったので、チームに迷惑をかけてはいけないので交代しました」
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
鹿島のスターティングメンバー。震災後はじめてのホームゲームで勝利を狙う。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
試合前には、東日本大震災の被災者への哀悼の意を表し黙祷が行われた。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
中盤の底からゲームを組み立てた小笠原満男(鹿島)。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
スピードを生かして裏へ飛び出そうとする興梠慎三(鹿島)を止めにかかる水原三星の守備陣。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
後半からフェリペ ガブリエルに代わって出場した遠藤康(鹿島)。田代有三の同点ゴールを呼び込む活躍を見せた。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
水原三星に先制された鹿島は54分、FKから野沢拓也のボールを遠藤康が折り返し、このこぼれ球を田代有三(写真中央)が押し込み同点ゴールをあげる。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
同点ゴールをあげた田代有三を祝福する鹿島の選手たち。田代は鹿島復帰後、公式戦初ゴールとなった。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
グループ首位を争う試合は1-1で引き分けとなった。試合後に鹿島の選手が平日の昼間に国立競技場へ駆け付けてくれたサポーターの元へ「WITH HOPE WE CAN COPE」のバナーを掲げ挨拶に来た。
[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs 水原 ]
試合後にサポーターから「鹿島アントラーズ」の大声援が選手へ向けて送られた。平日の昼間で、カシマスタジアムではなく国立競技場に変更となったが多くのサポーターが駆け付け選手をサポートした。
カルロンと大迫は昨日の練習で負傷、田代も相手GKの悪質なチャージで負傷交代とFWに怪我人が続出しておる。
これだけ同じポジションに離脱者が出れば、攻撃も不発に陥るというもの。
そんな中でも、惜しいシーンは作り出し、勝利まで後一歩というところまで行ったことは評価すべき点と言えよう。
これでグループステージは得失点差勝負となった。
国立競技場での残り二試合で大量得点を記録し、一位突破を目指したい。