鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

野ウサギのふん拾い

2010年02月03日 | Weblog
鹿島が心肺機能強化の調整、緊張感漂う

キャンプで走りこむ鹿島イレブン(撮影・菅家大輔)
 鹿島は3日、宮崎市内で合宿2日目の練習を行った。午前中は走り込みとシュート練習を融合させたメニューを中心に心肺機能を強化。午後は室内などで体幹を鍛えるトレーニングで汗を流した。この日も前日に続き野ウサギのふんを除去する作業からのスタートとなったが、なごやかなムードの中にも緊張感が漂った。

 来季の入団が内定しているMF柴崎岳(青森山田高2年)に練習中から声をかけていたFW大迫勇也は「まだ(柴崎の)入団は来年だけど、ぼくは先輩ですからね」と笑顔で話していた。

 [2010年2月3日19時53分]

またも岳くんに先輩風を吹かす大迫である。
岳くんが入団する来年までに十分な実績を作って欲しい。
背番号分の得点は当然として、先発出場数も増やさねばならぬであろう。
田代の穴を埋めるのは大迫だとアピールして欲しい。
今年の大迫には去年以上の期待をしておる。

走るガブさん

2010年02月03日 | Weblog
2010年 2月 3日(水)

午前はグラウンドにてリフティングボールを使ったトレーニングや、レクリエーションの要素を含んだフィジカル強化のメニューを2時間ほど行いました。

負傷したと報じられたガブさんであるが、先頭を切ってランニングをしておる。
特に問題はなかったのであろう。
フィジカルナンバー1の青木より前を走るとは、やる気がみなぎっておることが手に取るように分かる。
この新外国人はやってくれそうな予感がする。
期待を背に走ってくれると信じておる。

凡戦コラム

2010年02月03日 | Weblog
凡戦の勝者は誰か?
日本代表 0-0 ベネズエラ代表

2010年2月3日(水)
■九石ドームの空席が意味するもの


06年W杯ドイツ大会・ブラジル戦以来の出場となった小笠原。右サイドの攻撃的MFでプレーした【Getty Images】
 ワールドカップ(W杯)イヤーとなる2010年。国内における日本代表のファーストマッチは、大分の九州石油ドームで開催された。対戦相手は、南米のベネズエラ代表。この試合については、かねてより心配していることがあった。それは日本代表のコンディションでも、相手チームの本気度でもなく、チケットの売れ行きが芳しくないことである。

 現地・大分では、試合前日まで、代表戦の告知CMが流れていたという。それも民放3局で「チケット、まだあります!」と宣伝していたのだから尋常ではない。私もホテルで執筆中にチラリと見たが、いかにもありものの映像素材をつなぎ合わせたような作りで、クライアントの慌てっぷりが手に取るように伝わってくる。ちなみに今回のチケットは、最も高いカテゴリー1が6000円、最も安いカテゴリー4が2010円(一般)。2~3年前に比べれば、かなり良心的な価格帯となっている。

 代表人気に陰りが見えるようになったのは、もちろん今に始まったことではない。だが、今年がW杯イヤーであること、そしてかつては地方開催であれば飛ぶようにチケットが売れたこと。以上2点を考えると、事態の深刻さを痛感せずにはいられない。
 もちろん、大分の人々が代表に冷淡であるわけではない。そうではなくて、代表戦のスタンドを埋め尽くすライト層に対して、今の日本代表が魅力的に映らない――そう、とらえるべきだろう。今年、W杯があるといっても、そして本大会で「ベスト4を目指す」といっても、そこに夢やロマンといった高揚感を覚える日本国民は、実はそれほど多くはない。かような現実が、代表戦での空席となって如実に表れているのである。

 九石ドームのスタンドは、キックオフ1時間前になっても、さらには30分前になっても、なかなか埋まることはなかった。代表サポーターが陣取るゴール裏はブルー一色になっていたものの、反対側のゴール裏とバックスタンドは見事なまでにスカスカ。最終的には「2万7009人」という数字が発表されたが(会場でのアナウンスはなかった)、空席の目立つ代表戦のスタンドは、およそ祝賀ムードからは程遠く、何やら代表の2010年の船出が、決して順風満帆ではないことを象徴しているかのようである。もちろん、単なる私の杞憂(きゆう)であればよいのだけれど。

■「黄金世代」に頼らざるを得ない日本の現状

 そんなわけで日本代表である。
 W杯イヤーの今年は、明けて間もない1月6日にアジアカップ予選となるアウエーのイエメン戦が組まれ、平均年齢20・9歳、代表キャップ数の合計が4という、実に初々しいメンバーで臨むこととなった。結局のところ、このイレギュラーな日程は、日本サッカー協会のAFC(アジアサッカー連盟)に対するネゴシエーション能力の欠如が招いたものである。それでも、図らずも新戦力の発掘ができたという意味では、まさに「けがの功名」であった。この時のメンバーからは、初代表ながらハットトリックを決めた平山相太、果敢なドリブルから得点チャンスに絡んだ乾貴士、そして金崎夢生の3名が、鹿児島・指宿での代表合宿に招集されることとなった(乾は追加招集)。

 こうしたフレッシュなメンバーに加えて、岡田武史監督は、かねてから待望論のあった小笠原満男の招集に踏み切る。その実力については、昨年のJリーグMVPに輝いたことからも、誰もが認めるところであろう。ここで考察すべきは、招集のタイミングとその役割である。指揮官は「(小笠原には)攻撃的MFとして期待している」とし、このポジションについては「若手も出てきているが、海外組を除くと意外と(選手層が)薄い」と語っている。確かに、中村俊輔、本田圭佑といった海外組が招集できない中、彼らに代わってバックアッパーとなり得る存在は、やはり小笠原以外には考えられまい。そして、本人の実績と性格を勘案するなら、若手のように呼んだり呼ばなかったり、ということは極力避けるべきだろう。だからこそ、このタイミングでの招集だったと見て間違いない。

 いずれにせよ、このベネズエラ戦と、続く東アジア選手権3試合は、5月中旬に発表される南アフリカ行き23名のリスト作りのための、今年最初のトライアルとなる。そこで岡田監督が選んだスターティングメンバーは、以下の11人である。
 GK楢崎正剛。DFは右から徳永悠平、中澤佑二、田中マルクス闘莉王、長友佑都。MFはディフェンシブに遠藤保仁と稲本潤一、オフェンシブに中村憲剛と小笠原。そしてFWは岡崎慎司と大久保嘉人(登録はMF)。

 注目は、何と言っても小笠原の復帰だろう。代表の青いユニホームに袖を通してピッチに立つのは、06年W杯のブラジル戦以来、実に4年ぶりのこと。と同時に、あらためて驚かされるのが、4人のMFのうち中村憲を除く3人が、いわゆる「黄金世代」であることだ。中盤の顔ぶれが、何やら4年前に戻ったかのような錯覚さえ受ける。海外組が呼べないエクスキューズがあったとはいえ、これだけ岡田監督が若手にチャンスを与えてきたのに「意外と(選手層が)薄い」。それゆえ「黄金世代」に頼らざるを得ない、というのは、これはこれで素直に喜べない日本サッカー界の現実であったりする。

■スコアレスドローは必然だった?

日本は後半の交代で攻撃が改善され、途中出場の平山(右)もゴール前で存在感を発揮した【Getty Images】
 はっきりいって、試合自体は「凡戦」であったと言ってよい。日本はボール支配率(63.8%)と、チャンスの数で相手を圧倒しながら、今年最初のホームゲームはスコアレスドローに終わった。特に不満が残ったのは前半である。ベネズエラ守備陣の徹底したプレッシャーに圧倒され、得意としていたサイドを起点とした攻撃が機能せず、散発的に遠めからのシュートを打つしかなかったからだ(もちろん、小笠原が16分に放ったミドルシュートは素晴らしかったが)。

 前半の日本の攻撃が機能しなかったのには、もちろん原因がある。
 まず小笠原にしても中村憲にしても、中央でプレーしたがるタイプの選手であったこと。「どうしても、こういうタイプの相手だと(攻撃が)詰まってしまう」とは岡田監督の弁。一方、当の小笠原は「(サイドバックに)もうちょっと出てきてほしいかな、というのはある。それとサイドチェンジをもっと狙ってほしい。鹿島では(サイドが)どんどん出てくるので」。それでは、サイドの人間の言い分はどうか。徳永は「満男さんは中に入ってキープして、タメて時間を作るという部分がある。そういう特徴を理解しながら上がるタイミングを計らないと」と語っている。これまで、不動の右サイドバックだった内田篤人が出場していれば、同じ鹿島所属の小笠原との連係ももっとスムーズだったかもしれない。だが、このところの体調不良のため、スタメンは徳永。指宿合宿では評価を高めていた徳永だったが、この日は思うようなプレーを見せるには至らなかった。

 攻撃に改善が見られたのは、後半14分の交代だった。長友と中村憲を下げて、駒野友一と平山を投入。駒野が右サイドに、そして平山が岡崎とツートップを組み、大久保は2列目に下がって左サイドに張りつく。すると、右の駒野からクロスが入ったり、左の大久保が起点となって、稲本や小笠原とのパス交換からサイドを崩すようになり、さらに折り返したボールを平山や佐藤寿人(後半30分に岡崎と交代で出場)が迫力あふれるプレーでシュートを放つ場面も見られるようになった。とりわけ、後半の大久保の活躍ぶりには目を見張るものがあった。玉田圭司が右内転筋を痛めたために、代わって前線での起用となったが、後半の左MFでの仕事が最も光っていた。いずれにせよ、トップでも中盤の中央でもサイドでも使える大久保は、今後も指揮官から重宝され続けることだろう。

 この日の日本にとっての収穫は、むしろ守備陣の充実ぶりを挙げるべきなのかもしれない。「ディフェンスに関してはほとんどピンチもなく、ロングボールの対処も、カウンターへの戻りも、非常に良かったと思っています」と岡田監督。センターバックの盤石ぶりと、久々にゴールマウスを守った楢崎の沈着冷静ぶりに加え、遠藤と稲本によるボランチコンビのフレキシブルな対応ぶりにも感心させられた。3人のボランチをそろえるベネズエラに対し、日本のダブルボランチは中盤で相手に数的優位を作らせないよう、状況に応じて縦のラインを作りながら味方の危機を未然に防いでいた。ちぐはぐな時間帯が長かった攻撃陣と、いつも以上に安定感があった守備陣。こうして考えると、この試合がスコアレスドローに終わったのは、ある意味、必然的であったように思える。

■大国を夢見るベネズエラの純真

 さて、この何とも評価のしにくい試合に、あえて救いを求めるとするならば、それは対戦相手であるベネズエラだったのかもしれない。敵将のセサル・ファリアスは、楢崎(33歳)とはたった3歳違いの36歳。4年後のW杯を見据えているチーム同様、指揮官もまた非常に若い。その前向きなスタンスは、試合後の会見からもうかがえる。
 ベネズエラが守備では互角以上の戦いをしていたのに、攻撃面で課題があったのはなぜか、という質問に対して、ファリアス監督の答えはこうである。

「日本には、国際経験が豊富なセンターバックを抱えていたが、われわれ(の攻撃陣)は17歳を含めた若い選手で構成されていた。特に17歳の選手は今日がデビュー戦だった。その意味で、彼らの、そしてベネズエラ代表の今後に向けて、大切な経験ができた」

 ちなみに17歳の選手とは、あのシジクレイ(元京都、G大阪など)に似たスキンヘッドの7番、アリスティギエタのことである。そのこと自体にも驚くが、それ以上に、A代表とユース代表の混成チームでありながら、今回のゲームに対してモチベーションが極めて高かったことにも、あらためて驚かされる。時差13時間、移動に40時間がかかる日本戦に向けて、ベネズエラは1週間前から合宿を行い、しかも時差を克服するために本国で日本時間に合わせた生活を送ってきたという。そこまでして、極東の島国との親善試合に臨んだ理由は何だったのか。ファリアス監督は続ける。

「(4年後のW杯に向けて)まず日本という国のあり方を学ぶことにした。日本は、非常に低いランクからスタートして、今では世界でも有数のサッカー大国となっている。この経験を、われわれの国に重ねることができるのではないか。われわれも、いずれはサッカー大国になり、W杯で戦えるくらいになれるのではないか」

 ベネズエラは南米サッカー連盟所属10カ国の中で、最も遅く加盟し(1952年)、サッカーよりも野球がナンバーワンスポーツの国であり、これまでW杯出場経験がない唯一の国である。かつては南米予選の草刈り場であったが、ここ数年は着実に力をつけており、今回のW杯予選ではボリビア、ペルーの上をいく8位。プレーオフから本大会出場を果たしたウルグアイとの勝ち点差は、わずかに2である。最終節、すでに南アへのチケットを得ているブラジルにアウエーで勝利していれば(結果は0-0)、ウルグアイに代わってベネズエラがコスタリカとのプレーオフに回っていた。その望みを断たれた時の彼らの絶望たるや、いかばかりのものであっただろうか。

 それでも、日本という存在を謙虚に仰ぎ見ながら、4年後の悲願達成に向けて一歩一歩、堅実に前進を続けようとするベネズエラ。何という純真だろうか。そんな彼らの姿を見ると、何の根拠のないまま「ベスト4」を喧伝(けんでん)し、寒空の中、40時間かけて来日した相手にスコアレスドローを演じてしまうわれらが代表が、何やら急に気恥しく思えてしまうではないか。してみると、この凡戦の勝者は、間違いなくベネズエラだったと言えよう。もっとも、シーズン前の初戦に、多くのものを求めるのも酷な話。われらが日本代表には、3日後から始まる東アジア選手権で、このモヤモヤした気分を払しょくするようなゲームを期待したいところである。


<了>
宇都宮徹壱


スポーツナビのコラムである。
ヴェネズエラ戦を凡戦と斬っておる。
しかしながら、この試合を凡戦と位置付けるのは些か安易では無かろうか。
これまでの代表の試合について考慮すれば、凡戦でない試合が有ったとは言えぬ。
大勝した香港戦なども十二分に凡戦であったと言えよう。
とはいえ、宇都宮氏の申すとおり、日本サッカーが黄金世代に頼らざるを得ない現実は事実であろう。
これは仕様のないことである。
それが歴史なのだ。
歴史をつく人材が一つの世代に固まることは良くあること。
まだ働ける黄金世代を追いやる必要はないのである。
逆に、ここまで目立った活躍をせぬ黄金ではない世代を無理して使う必要はないのである。
使えば育つというのはゲームの世界だけであり、経験は重要ではあるが、実力があれば出てくるのがスポーツの世界である。
黄金世代と言えども実力で押しのける人材が現れれば喜んで道を空けるというもの。
そうはなっておらぬから、現状があるのである。
南アフリカは黄金世代の集大成の場とするのが、宜しかろう。
であれば、大衆も納得すると言えよう。
代表不人気は地味な選手で組んでおることに問題があるのだ。
代表に花を咲かせ、黄金世代に花道を造ることも必要なのである。

興梠に厳しさを

2010年02月03日 | Weblog
【サッカー日本代表】岡田監督「石川は試合感覚不足。乾と興梠は厳しさが足りない」
2010.2.3 11:00

ベネズエラ戦の公式練習で調整する興梠(左)と遠藤=九石ドーム
 ■岡田武史・日本代表監督の話 「ナオ(石川)は試合感覚が戻っていなかったので、所属チームで試合に出た方がいいと思った。乾と興梠はまだまだ精神面を含めて厳しさが足りない」

興梠は精神面で厳しさが足りないと岡田氏の弁。
日本代表へ挑む気持ちが届かなかった模様である。
確かに興梠は当落線上にあり、本人もそれを自覚しておった。
その気持ちが、指揮官には物足りなく映ったのやも知れぬ。
W杯は一ヶ月間に及ぶ合宿生活を異国にて強いられ、精神的な強さが求められる。
その面での弱さを指摘されてしまっては、興梠としても良いわけが出来ぬであろう。
しかしながら、まだチャンスはある。
シーズン序盤で結果を出し続け、日本代表に必要不可欠と思わせるのだ。
それだけの実力は十分に持っておる。
かつて「潜在能力は小笠原以上」とトニーニョ・セレーゾに言わせしめた能力を発揮するだけでよい。
興梠のターンは始まったばかりである。

イノパン、ガブさん、負傷

2010年02月03日 | Weblog
J1鹿島宮崎キャンプ 4連覇へ始動
2010/02/03(水) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
 Jリーグ1部(J1)鹿島は2日、リーグ4連覇へ向け宮崎県総合運動公園陸上競技場で合宿初日の練習を行い、体力強化中心の宮崎キャンプが本格的に始まった。
 練習前にオズワルド・オリベイラ監督が約45分間、選手らに今季の共通認識や強化合宿での心構えなどを説明。午前中は狭いエリアでのシュートゲームを30分ずつ3セットをこなし、午後は室内での補強運動後、グラウンドで敏しょう性を養うサーキットトレーニングを実施した。好天に恵まれ、初日から体をいじめる厳しい練習となった。ただ、午前中、伊野波とフェリペガブリエルが左足を痛め、途中で練習を切り上げた。
 大事な強化キャンプが始まり、新井場は「今年は2月下旬からアジア・チャンピオンズリーグがあるので、例年よりスタートが早い。いつも以上にこの合宿で自分を追い込まないといけない」と力を込めた。


【写真説明】
ボールを奪い合う青木(左)とフェリペガブリエル=宮崎県総合運動公園陸上競技場


キャンプ初日にいきなり負傷者である。
これは四連覇に暗雲が立ちこめる。
特に新戦力のガブさんが怪我負ってしまっては、プランに大幅な狂いが生じる。
大きな負傷ではないことを祈る。
そんな中で新井場が力を込めたコメントを発しておる。
今年は同じポジションに助っ人外国人のジウトンが加入し、レギュラー争いが加熱しておる。
この競争に勝利し、アジア制圧の力となるのが誰なのかが非常に楽しみである。

篤人・岩政・満男、代表選出

2010年02月03日 | Weblog
日本代表メンバーに内田、岩政、小笠原の3選手が選出
2月6日(土)から開催される、東アジアサッカー選手権2010決勝大会に臨む日本代表メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、内田篤人選手、岩政大樹選手、小笠原満男選手が選出されました。

なお、昨日まで日本代表に召集されていた興梠選手は、鹿島アントラーズが宮崎で行っているキャンプに合流します。

関連リンク
http://www.jfa.or.jp/national_team/topics/2010/62.html


篤人と岩政、そして小笠原満男が東アジア選手権の日本代表に選出。
これは朗報である。
吐き気の治癒した篤人とミドルで存在感を発揮した満男は今年の代表の屋台骨となろう。
窮地の日本を救って欲しい。
落選した興梠はキャンプに合流することとなり、素晴らしい練習が出来よう。
PSM水戸戦での活躍が楽しみである。

篤人の吐き気治る

2010年02月03日 | Weblog
体調不良で欠場内田、試合後に居残り練習
2010.2.3 05:01
 キリンチャレンジカップ2010(2日、九州石油ドーム、日本0-0ベネズエラ、観衆=2万7009人)鹿児島・指宿合宿中に体調不良を訴え、ベネズエラ戦を欠場したDF内田は、試合後に会場で居残り練習。負荷をかけても吐き気が出なかったとし、「久しぶりにサッカーをした気分。うれしいね」と笑みを浮かべた。東アジア選手権へ、「頑張る」とキッパリ。代わって右サイドに入ったDF徳永の動きがイマイチだっただけに福音だ。

【SAMURAI BLUE(日本代表) vs ベネズエラ代表】試合終了後の内田篤人選手(鹿島)コメント(10.02.02)
2月2日(火) キリンチャレンジカップ2010
SAMURAI BLUE(日本代表) 0 - 0 ベネズエラ代表 (19:10/九石ド/27,009人)

●内田篤人選手(鹿島):
「向こうは戦う準備をしてたと思います。ただ、アップをしていたので、そんなには見てないですが。中に入らないと分からない事も多い。今日は体調が良くてそれが嬉しいです。吐いている時は、練習していても違うんです。体がサッカーをする前に疲れてしまうんです。でも今日の練習では吐かなかった。サッカーで疲れました。2日前の練習で吐かなくて、それが去年の4月以来でした。原因がわからないんですが、これを乗り越えないと一皮むけない。自分ができればやれる。それをグランドの中でも目指さないと。

今日(の試合後の練習)はギリギリまで追い込めました。久しぶりにサッカーをやった感があります。嬉しいですね。(吐き気について自分では)内臓が悪いわけではないと思っていました。指を突っ込んでやっている感じだったので。長友さんもそういう時期があったと聞いて、その時にガムを噛んで治ったと話していたんです。でも、オレとしてはガムを噛みながらやるのは嫌だった。高校サッカー的かもしれませんが。でもガムを噛みながらプレーしたことで、一昨日から吐き気が止まった。久しぶりに吐かずにやれました。去年はサッカーを楽しめなかったところもあった。自分がやれば、プレーができれば変わる自信はある。今日、練習をして吐かなかったのでうれしい。去年の4月以来。1年間苦しんできたのに、こんなガム一つで治るなんてね」


以上

篤人の吐き気が長友の助言で治癒したとのこと。
これは朗報である。
ガム一つで治るのであればもっと早く試すべきであった。
代表での交流も役に立つものである。
日本国民は右サイドは篤人以外にいないと痛感させられておる。
この復活は暗黒に差した一筋の光と言えよう。
東アジア選手権では右サイドを切り裂いて欲しい。

キリンチャレンジカップ2010 ヴェネズエラ戦

2010年02月03日 | Weblog
小笠原時間足らず「もう少し」/親善試合

前半、シュートを放つ小笠原(撮影・鹿野芳博)
<国際親善試合:日本0-0ベネズエラ>◇2日◇九石ド
 MF小笠原満男(30)が、現実と理想のギャップに苦しみながらも、鮮烈な代表復帰を果たした。見せ場は早々に訪れた。前半16分、ペナルティーエリアのほぼ正面で放った日本のファーストシュートは強烈で、ベネズエラGKモラレスが横っ跳びではじくのがやっとだった。

 06年6月22日のW杯ドイツ大会ブラジル戦以来、1321日ぶりの国際Aマッチ先発。しかし、約1週間の合宿では、岡田ジャパンに完全にフィットするには時間が足りなかった。チームは、前後半計13本のシュートを浴びせたが、全体的にミスが多く、合宿の全体練習の中で徹底した4バックとダブルボランチ6人の連動も影を潜めた。

 「サイドをもう少し使いたかった。サイドチェンジももう少し狙って欲しかった。鹿島のやり方を持ってくるわけにはいかないけど、外から行ったりと、個人的には思う」。サイドバックの積極的な展開やサイドチェンジの多用など、自分のイメージ通りにいかず、悔しさをにじませた。

 岡田監督は「組み合わせの問題で前半は中に入る選手が多くてやりづらそうだったけど、後半はサイドに張る選手が出てきて、よかったと思います」と評価。それでも小笠原は、6日から始まる東アジア選手権の出場について「あるかどうか分からないけどね」と冷静だ。「やろうとしたことができなかった部分もある」。課題は分かった。日本代表に新しい風を吹き込み続けるためにも、立ち止まっている時間はない。
【菊川光一】
 [2010年2月3日8時25分 紙面から]


猛アピール!小笠原、強烈ミドル魅せた
2010.2.3 05:02

シュートを放つ小笠原(左)。約3年7カ月ぶりの代表戦で、スタンドを大いに沸かした(撮影・財満朝則)
 キリンチャレンジカップ2010(2日、九州石油ドーム、日本0-0ベネズエラ、観衆=2万7009人)岡田ジャパン初招集初先発を果たしたMF小笠原満男(30)=鹿島=が試合後、反省の言葉を絞り出した。
 「勝ちたかった。悔しい。W杯で勝っていくには、このレベルでできなくちゃ話にならない」
 ベネズエラの激しいプレスを前に、得点を演出できなかったことに唇をかんだ。
 ただ、06年6月のドイツW杯以来、3年7カ月ぶりに戻ってきたピッチで、存在感は見せつけた。前半16分、日本の最初のシュートとなる約25メートルの右足ミドル弾。いずれもGKに阻まれたが、後半も強烈なシュートでゴールへと迫った。
 「できた部分とできなかった部分がある。東アジア選手権? まだそこにいけるかも分からない」。こう話したが、生き残りは確実だ。周囲との連係不足は確かにあっても、まだ復帰初戦。1321日ぶりにつかんだ代表の座を不動にするため、続く3試合に全力を注ぐ。
(志田健)

小笠原、代表に懸ける思いを体現 課題も
2010.2.3 00:20

前半、競り合う日本25番・小笠原満男=2日午後、九州石油ドーム(撮影・森本幸一)
 サッカーの日本代表は2日、大分の九州石油ドームでキリンチャレンジ杯に挑み、初対戦のベネズエラと0-0で引き分けた。

 W杯ドイツ大会のブラジル戦以来、約3年7カ月ぶりに日の丸を背負った小笠原は「代表は、いいものだなと感じた」と振り返った。

 右MFで先発出場し、「とりあえずチームがやってきたことをやろうと思った」と攻撃の起点となった。前半25分には、チーム初となるシュート。守備でもボール奪取に奮闘したが、まだ周囲との連係はこなれていない。プレーエリアは中央に偏り、コンパクトな陣形の守備網に脅威を与えきれなかったきらいはある。それでも岡田監督は「良さを出してくれた」と一定の評価を与える。

 チーム合流以来「自分は新人だから」と言い続けた。食事会場では毎回違うテーブルを回って各選手に声をかけ、チームに溶け込もうとする努力を惜しまない。「30歳の新人」は次戦でさらに、チームにフィットした姿を見せるつもりだ。


1321日ぶり代表戦も…小笠原が“存在感”

<日本・ベネズエラ>前半、シュートを放つ小笠原
Photo By スポニチ

 【日本0―0ベネズエラ】右MFで先発した小笠原が、国内組の中盤で圧倒的な存在感を誇ってきた中村憲を押しのけた。試合がスコアレスドローに終わり「勝ちたかった。単純なミスも多かったし、もっとサイドを使えれば良かった」と悔しがったが、周囲が小笠原を生かそうとする姿勢を見せたことはチームの中心として認められた証だった。

 鹿島ではボランチを務める小笠原が攻撃で魅せた。前半16分だ。遠藤、中村憲を経由したパスをゴール正面で受け、右足でシュート。惜しくも相手GKに阻まれたが、確実に枠をとらえるなど攻撃面でチームをけん引した。後半14分に中村憲が途中交代するなど、停滞した攻撃陣の中でも小笠原の存在感は際立っていた。

 岡田監督が「中盤の選手が中(中央)でプレーする選手が多かった」と話したように、サイドで起点となれるMF中村が不在の状況での試合運びに課題を残した。中央に絞る小笠原と中村はプレースタイルが違うため、今後は小笠原とスタイルが同じ中村憲と中盤の枠を争っていくことになりそうだ。

 岡田ジャパン初戦で存在感を発揮できたのも、指宿合宿でのコミュニケーションの成果だった。「ここ(日本代表)はここのやり方があるから、それに従うべき」とチームコンセプトを早く理解するためにベテラン、若手問わずに自ら歩み寄って対話した。DF長友が「自分が裏に抜けてパスを引き出したい」と話すなど、チームメートの信頼も得つつある。

 岡田監督は「ラストパスもシュートも見せてくれたし、満足してる」と高評価した。だが、今後も代表に定着していくためには東アジア選手権の3試合で目に見える結果を残す必要がある。代表定着への道のりを歩み始めた小笠原が、さらなるアピールを続けていく。

[ 2010年02月03日 ]

小笠原、南ア見えた!1321日ぶり先発で躍動!

後半5分、右足でミドルシュートを放つ小笠原(右はディ・ジョルジ)
 ◆キリンチャレンジカップ2010 日本0―0ベネズエラ(2日・九州石油ドーム) MF小笠原満男(30)=鹿島=がベネズエラ戦で、06年6月22日のドイツW杯1次リーグ、ブラジル戦以来、1321日ぶりに先発出場。強烈なミドルシュートと決定的なパスを1本通すなど、及第点の結果を残したが、0―0の結果に、改善点があると強調。今まで「岡田ジャパンの新人」だったため、チームへの進言を自重していたが、東アジア選手権(6日から)で積極的に自分の色を出す考えだ。

 MF小笠原が試合後、意を決したように話し始めた。「W杯はこんなもんじゃない。もっと強い国ばかり。W杯で勝つためにはこのレベル(の内容)じゃ話にならない」。今までは「岡田ジャパンの新人」として「チームに合わせること」に努めていたが、今後は「色々と話し合って、チームをうまく回せるようにしたい」と遠慮の壁を破る決意を明かした。

 この日は2列目右で先発出場し、前半16、後半5分と強烈な右足ミドルシュートで相手ゴールを脅かした。前半33分には、FW岡崎へ決定的なパス。得点にはつながらなかったが、後半30分に交代するまで守備でも効果的なボール奪取を見せた。岡田監督が「前半から決定的なラストパス、シュートを見せてくれた」と評価するように、及第点の出来だった。

 ただ、本人は不完全燃焼だった。両サイドバックの上がりが遅かったことで、パスを出せなかった。縦へ急ぐため、パスが雑になり、奪われる。「サイドを使いたい」「リスクのある縦パスを出す挑戦も必要だけど、やめる勇気も必要」と思いながら「新人だから自分はやりたいけど、勝手にはやれない立場」と指示を遠慮していたという。

 不満の残るスコアレスドローを受け、今後は「脱・新人」で意見を出していく決心が固まった。主将のDF中沢が「チームコンセプトをやろうと必死にプレーしていた。今、自分を何をすべきか考えていた」と明かすように忠誠心は人一倍示した。次は「やるからには優勝したい」と語る東アジア選手権。岡田ジャパン最後の大物が遠慮の壁を取り払い、「チームのために」と積極的に口を開いていく。

(2010年2月3日06時02分 スポーツ報知)

【SAMURAI BLUE(日本代表) vs ベネズエラ代表】試合終了後の小笠原満男選手(鹿島)コメント(10.02.02)
2月2日(火) キリンチャレンジカップ2010
SAMURAI BLUE(日本代表) 0 - 0 ベネズエラ代表 (19:10/九石ド/27,009人)

●小笠原満男選手(鹿島):
「(最初のシュートは)入ってほしかったですね。単純なミスも多かったし、もう少しサイドを使えればもっと良かった。サイドバックにもうちょっと出てきて欲しかったです。後はサイドチェンジをもうちょっと狙って欲しかったですね。ただここに鹿島のやり方を持ってくるわけにはいかないので、話をしながらやっていきます。色々やってみて、自分がこうやりたいからではなく、チームが上手くいくためにやりたい。
(試合の印象は?)前からもっと追っていくと思っていたが、無理なところは追わないんだと思いました。また前へ入れるボールをチャレンジしていくことはあってもいいけど、絶対に無理だと思う時はやめてもいいと個人的には思ったりしたが、こういうところを皆で話しをしていきたい。
(シーズン最初の試合だとの)言い訳は通用しないです。(岡崎は)いいところを狙っていた。いいところに出してあげれば…。
(相手の寄せは)こんなものではないでしょう。もっとシンプルに回せばいいと思いますし、ワールドカップに勝つためにはあのレベルでできないなら話にならない。自分もミスしましたしね」


以上

[ SAMURAI BLUE(日本代表) vs ベネズエラ代表 ]

スターティングメンバーで久々の代表戦を戦う小笠原満男選手。積極的にロングシュートを狙うなど見せ場を作った。

ベネズエラ戦後 選手コメント
■小笠原満男(鹿島アントラーズ)
「サイドバックにもうちょっと出てきてほしい」

(サイドバックに)もうちょっと出てきてほしいかな、というのはある。それとサイドチェンジをもっと狙ってほしい。鹿島では(サイドが)どんどん出てくるので。別にここに鹿島のやり方をもってくるわけではなくて、『ここではどうやっているの?』と聞いたりして、いろいろやってみながら。自分がこうしたいといって、そればかりやってもチームはうまくいかないだろうから。

 試合のもっていき方のイメージはあるんだけど、前からもっと行くのかなと思ったけれど、無理なら止めたりするし。リスクを冒してボールを入れてサポートを早く、というのはあるけど、危ないのなら止めてもいい。チャレンジはあってもいいし、止める勇気があってもいい。個人的にはそう思うけど。そのへんはみんなに『どうなの?』って話をこれからやっていきたい。


強烈なミドルシュートで存在感を放った小笠原満男であった。
まともな枠内シュートは試合を通じてこの二本だけだったのでは無かろうか。
日本の救世主はこの男しかいないと改めて思わせられる試合であった。