鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

日韓オールスター選出

2008年07月07日 | Weblog

JOMO CUP 2008に新井場・岩政・小笠原選手が選出!
本日、JFAハウスでJOMO CUP 2008の出場選手発表記者会見が行われ、J ALL STARSに鹿島アントラーズからは新井場選手、岩政選手、小笠原選手の3名が選出されました。

以下、記者会見に出席したオズワルド オリヴェイラ監督のコメントです。

「このような素晴らしい大会の第1回目に監督として選ばれ、としても光栄ですし、感謝しております。両国のリーグ関係者、スポンサー、そしてファン・サポーターの皆様の期待に応えられるようにがんばりたいと思います。両チームには素晴らしい選手が集まっているので、我々監督は彼らから高いパフォーマンスを引き出すようにできればと思います。この大会が永遠に続くきっかけを今回でつかめればいいと思います」

日韓オールスター出場選手発表
 JOMO CUP 2008(8月2日、国立競技場)出場選手発表会見が7日、JFAハウスで行われた。今年からオールスター戦は、Jリーグと韓国Kリーグの対戦に変更。J-ALLSTARSは昨季J王者のオズワルド・オリベイラ監督(鹿島)、K-ALLSTARSは元韓国代表FW車範根監督(水原)が指揮を執る。オリベイラ監督は「高いパフォーマンスを引き出す作業をして選手を送り出したい」、車監督は「両国に喜びを与えられるよう頑張る」とコメントした。
 J-ALLSTARSのメンバーは次の通り。
 ▽GK 楢崎正剛(名古屋)都築龍太(浦和)
 ▽DF 中沢佑二(横浜)岩政大樹(鹿島)田中マルクス闘莉王(浦和)新井場徹(鹿島)駒野友一(磐田)
 ▽MF 今野泰幸(東京)金南一(神戸)小笠原満男(鹿島)山瀬功治(横浜)二川孝広(G大阪)阿部勇樹(浦和)中村憲剛(川崎F)金崎夢生(大分)
 ▽FW ヨンセン(名古屋)鄭大世(川崎F)バレー(G大阪)

 [2008年7月7日15時11分]

鹿島、浦和から6選手…JOMOカップ出場選手
 Jリーグは7日、ことしから日本と韓国のプロリーグ選抜が対戦するオールスター戦、JOMOカップ(8月2日・国立競技場)の出場選手各18人を発表した。Jリーグ選抜はMF小笠原(鹿島)やDF闘莉王(浦和)ら昨季優勝の鹿島、2位の浦和から最多の3人ずつを選んだ。鹿島のオリベイラ監督がJ選抜の指揮を執る。
 DF中沢(横浜M)、MF中村(川崎)ら日本代表組のほか、19歳のMF金崎(大分)韓国代表の金南一(神戸)も選出された。Kリーグ選抜は車範根監督(水原)が指揮を執る。
 Jリーグのオールスター戦は昨季まで東西対抗などの形式で開催し、ファン投票やリーグ推薦で選手を選んできた。今回のJリーグ選抜は、オリベイラ監督の意見を参考に選考委員会が選手を決めた

(2008年7月7日16時17分 スポーツ報知)

昨日のニッカンにて報じられておったように新井場が選出、そして岩政と小笠原主将も選ばれておる。
個人的にはこのような催し物に出場させたくはない。
しかしながら、現在のパフォーマンスを考慮し、同ポジションの他チームの選手と比較すると彼らが出場せざるを得ないことは紛れもない事実である。
こうなってしまっては、負傷せぬよう祈るだけであろう。
あくまで親善的を目的とした試合であることを相手国の選手および監督に認識しておいて欲しいものである。


イノパンを語る

2008年07月07日 | Weblog

不運としか言いようのない伊野波と青山敏弘の落選
2008/07/03(木)
2008年7月2日:日本の優秀な若手選手に、アドバイスを少し。
2012年のロンドンオリンピック出場を目指すチームのキャプテンになって欲しい。そうJFA(日本サッカー協会)から頼まれても、引き受けないことだ。2004年の鈴木啓太と、2008年の伊野波雅彦。2人の共通点を見ればその理由がわかるだろう。
つまり、アテネの予選でキャプテンを務めたにもかかわらず、最後の最後に山本監督の選考から振り落とされた鈴木と同じ運命が、アントラーズの才能豊かな選手、伊野波にも訪れたのである。

実際には予選中に水本がキャプテンの座を引き継いだので、伊野波は最後までキャプテンであったわけではなかったが、私には、反町監督の20名の代表候補から彼が振り落とされたことが未だに信じられない。
日本を北京に導くうえで主導的な役割を果たしたのに落選した。これはまったくの不運だと、伊野波とサンフレッチェのMF青山敏弘は考えたほうがいいだろう。チームが3バックの布陣を採用する場合、青山直晃が右側、水本が左側の位置につき、伊野波がリベロとして招集されると確実視されていた。
だが、反町監督が4バックに切り替えると伊野波のスタメンの座が危うくなった。右サイドもできないこともなかったが、クラブでも代表でも、そのポジションでは内田のほうの評価が高かったのだ。
さらに森重と吉田という、高い潜在能力を持つ中央のディフェンダーが2人加わったため、入れ替わりで伊野波が落選となってしまったのである。

伊野波の落選は、私にはとても残念だ。彼は知性豊かな万能選手で、成熟した雰囲気と威厳をもってプレーする選手である。鈴木啓太のように代表に再招集されることも、伊野波なら可能だろう。
青山敏弘について言えば、オーバーエイジ枠の遠藤の選出に影響を受けたのは明らかだが、それが唯一の理由というわけでもないだろう。予選でも先発では起用されていなかったが、プレッシャーのかかる試合の終盤に素晴らしい働きをするはず、と私は考えていた。
それに、日本をスコアレスドローに導き予選突破を決めたサウジアラビア戦、ゴールライン上での信じられないようなクリアは今もみんなの記憶に残っていることだろう。

私は、中盤の中央は青山と細貝のコンビネーションがなかなか気に入っていた。正直言うと、ものすごく創造的なコンビというわけではないのだが、2人はタックルと激しいプレーで相手チームのプレーを分断することができた。細貝をDFとして招集し、青山敏弘を落としたことからみて、どうやら反町監督は4-2-3-1のフォーメーションを採用するようだ。
つまり、中盤の「2」の部分は遠藤と梶山に任せ、梅崎、谷口と本田圭佑 が「3」の部分に入り、李が務めると思われるワントップをサポートするのだろう。
さて、これが日本の長所を活かした布陣になっているかどうか?

ジェレミー・ウォーカーはなかなか詳しくイノパンを見ておる。
落選理由は一般的な見解であるが、イノパンに対する「知性豊かな万能選手」という評価は鋭く確信を突いていると言えよう。
努力の先にはフル代表もあるとジェレミーは語る。
鹿島においても様々なポジションで貢献しておる。
これは少人数で戦う代表でも有利となろう。
イノパンは代表への道を進んでいく男となっていくのであろう。
それには鹿島でポジションを得、結果を出す必要がある。
我等は伊野波雅彦に未来託す為、少なくない金額を投資したのである。
北京五輪は無くなったとしても、2010南アフリカ、2014ブラジルが待っておる。
期待しておる。
イノパンと共に歩もうではないか。