鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

小笠原主将日本代表待望論

2008年07月06日 | Weblog

献身プレー 鹿島・小笠原 頼れる29歳
2008年7月6日11時21分
(5日、鹿島2―1磐田)
 新井場の低い左クロスを中央で田代が合わせ損ねた。失われかけた鹿島の先制機を、ものにしたのは小笠原。守備の薄い逆サイドを見逃さず走り込み、右足で決めた。

 ただ、今の彼は、ゴールだけでは語れない。真骨頂はその後の立ち居振る舞いにある。周りに指示を飛ばして守備組織を整え、自ら体を張って球を奪った。「みんな、守備意識が高かった」。得点は二の次で、そう喜んだ。

 かつて黙々と自分のプレーに徹した攻撃好きな29歳は最近、「僕は守備の人」「鹿島が勝つために戦う」と繰り返す。

 昨夏までの1年間を過ごしたイタリア・メッシーナで控えに甘んじ、逆に視野を広げた。チームのことを第一に考えるようになった。

 日本代表は06年W杯を最後に遠ざかる。だが、関係者によると、5月中旬に代表メンバーが発表された時、その2日前まで岡田監督は鹿島幹部に電話し、左太ももを負傷していた小笠原の状態を問い合わせていたという。

 もう万全。「今なら、今までと違う自分を代表で出せる」と本人も思いを募らす。機は熟している。(中川文如)

リーグ戦2試合連続ゴールで俄然盛り上がる小笠原主将の代表復帰論。
報知の飛ばし記事でなく朝日が岡田日本代表監督自身の電話を報じてきた。
これはかなり信憑性が高まったのでは無かろうか。
朝日の報道で重要なのは代表復帰に対し試合の結果ではなく人間性の成長を報じておることである。
過密日程の中、選手を代表に取られることにはネガティブな気持ちになるところではあるが、ここは我等も視野を広げ、快く送りだそうではないか。
ボランチならばチューヤンもイノパンも控えておる。
修人も実戦で試して欲しい気持ちもあるのである。
篤人に加え、小笠原主将もユダも送り出し、岩政と有ちゃんも復帰させ、更に興梠も選出させようではないか。
我等は青木さえ健在ならば10年は戦える。


ジュビロ戦報道

2008年07月06日 | Weblog
鹿島3連勝、暫定2位に浮上/J1

【磐田-鹿島】ゴールを決めて喜ぶMF本山(右)(撮影・栗山尚久)
<J1:鹿島2-1磐田>◇第15節◇5日◇エコパ
 鹿島が1点差を守りきって3連勝を収め、暫定2位に浮上した。2-0リードから後半16分に失点。だがそこから攻撃的MFの野沢、本山を交代し、3ボランチを形成。守備網をしいて、後半ロスタイム7分間も磐田のパワープレーを冷静にはね返して逃げ切った。オリベイラ監督は「魂を持った選手たちであることは今日の試合だけじゃなく、この3試合を振り返っても分かることだ」と選手をたたえていた。

 [2008年7月5日23時17分]

オリベイラ執念で鹿島2発2位/J1

ロスタイム7分を表す電光掲示板
<J1:鹿島2-1磐田>◇第15節◇5日◇エコパ
 鹿島には勝利への執念があふれ出ていた。その代表格がオリベイラ監督。終盤、異例の「ロスタイム7分」の掲示を見て、納得できずに怒り狂った。「ポーハ!(ポルトガル語でバカの意)」。1万8000人の観衆の中で怒声が最上階の記者席にまでとどろく。選手は集中力を保ち、接戦を制しても怒りは収まらない。「曽ケ端の(約3分の)スパイク交換が(試合中に)あったから」と主張した磐田MF名波に詰めより、一触即発となった。

 試合後は「レフェリーの判断だからコメントしたくない」と前置きした上で「珍しい数字だ。曽ケ端のスパイク交換があったとしてもだ。日本では1人の交代で約30秒。両チームで6人交代しても、その数字にはたどり着かない」と主張。持論通りなら掲示とは1分の差だが、信念を曲げるつもりはなかった。
 選手のプレーにも勝利への執念が乗り移った。前半34分にはMF本山の外側を巻くようにDF新井場が走り抜けた。DFの注意を引きつけ、2点目となるシュートコースを開けさせた。8月の球宴にもJリーグ代表選出が濃厚な新井場は「オトリのつもりでもなく、もらうつもりだった。自分の仕事をしただけ」と冷静。だが職務を果たしているからこその3連勝。指揮官、選手が戦う集団と化した鹿島が2位に浮上した。【広重竜太郎】
 [2008年7月6日8時51分 紙面から]


鹿島3連勝!2位浮上
2008.7.6 05:00

 J1第15節第1日(5日、静岡ほか=6試合)昨季王者の鹿島は磐田を2-1で下して3連勝。新潟に敗れた名古屋を抜いて勝ち点28で暫定2位に浮上し、首位の浦和に勝ち点1差とピタリ。
 蒸し暑さも強行日程も鹿島にはマイナス材料ではなかった。前節、名古屋に4-0の勢いは健在だった。前半3分、MF小笠原が右足で先制すると、同34分には左から持ち込んだMF本山が続き、試合を決めた。
 2日のナビスコ杯・清水戦から中2日。疲れはあった。それでも「集中力や注意力が切れない。魂を持った素晴らしい選手だ」とオリベイラ監督は絶賛した。
 並行開催のアジアCLからも学んだ。「(この日は)暑かったけど、ベトナムや中東の暑さを経験したから」とMF青木。1試合で体重3キロ減ながら、勝ち点3に笑顔を見せた。
 3連勝で2位浮上。これくらいで、昨季の王者は満足しない。「3点目を入れていれば」と貪欲なのは小笠原。その厳しさで、一気に浦和越えを狙う。(望月文夫)

小笠原2戦連続ゴール!鹿島J最速450勝

<磐田・鹿島>ジウシーニョのマークをかわしドリブルする鹿島・小笠原
Photo By スポニチ

 【鹿島2-1磐田】勝ち点2差に5チームがひしめく上位争いで、鹿島が首位・浦和にしっかりと食らいついた。アウェーで磐田と対戦し、前半3分のMF小笠原満男(29)の2試合連続ゴールなどで2―1で勝利。J最速となる公式戦通算450勝を達成した。浦和と勝ち点差なしの2位だった名古屋が新潟に1―2で敗れたため、鹿島が暫定2位に浮上。6日は3試合が行われる。
 チームに節目の勝利をもたらしたのは、頼れる主将の一発だった。前半3分、DF新井場の左クロス。FW田代がニアでつぶれ、ボールはファーサイドに流れた。エリア内で拾ったのが小笠原だ。GKの動きを冷静に見極め、右足でゴール右上に強烈に決めた。試合の流れを引き寄せる、今季4得点目。「みんな守備の意識を高くやってくれた」。チームJ最速での公式戦通算450勝に笑顔をのぞかせた。
 主将がピッチで輝けば、オリヴェイラ監督の采配も光った。試合前に磐田の右サイドバック、駒野がいるサイドを徹底して攻めるよう指示。小笠原の先制点も、前半34分のMF本山の追加点も、鹿島にとって左サイドからの攻撃から生まれた。後半にチームが劣勢に立たされると、MF中後を投入してボランチを2枚から3枚に増やし、磐田の猛攻をしのいだ。指揮官の手腕がさえ渡っての3連勝に、DF内田は「当然だろうけど、やっぱり監督の目は肥えてるよ」と脱帽した。
 今季は開幕から5連勝も、アジアチャンピオンズリーグ出場による疲労蓄積で徐々に失速。7試合勝てない時期もあった。それでもリーグ中断中にしっかり休養し、練習再開後はフィジカルを鍛え直して、中盤での流れるようなパスワークが復活した。後半16分に失点して公式戦5試合連続完封は逃したものの、オリヴェイラ監督は「この日も献身と謙虚なプレーを表現してくれた」と手応えを口にした。名古屋とFC東京が敗れたため、暫定2位に浮上。首位奪回こそならなかったが、浦和とは依然として勝ち点1差だ。昨季のJ王者が、連覇に向けて勢いを上げてきた。
[ 2008年07月06日 ]

小笠原2戦連発!鹿島2位…J1第15節

後半、競り合う磐田・名波(左)と鹿島・小笠原
 ◆J1第15節 第1日 磐田1―2鹿島(5日、エコパ) 鹿島が逆境をはねのけ、3連勝で公式戦通算450勝目を手にした。引っ張ったのはMF小笠原だ。前半3分、DF新井場のクロスに走り込んで、右足で2試合連発となる先制点。1点差に追い上げられた終盤は、守備に走り回る姿でチームを鼓舞。「勝ったけど、先に3点目を取っていたらもっと楽だった」。肩で息をしながら勝利の瞬間を迎えた。
 6月25日からの3週間は、中2日で公式戦3試合を戦う。だが、同じくアジア・チャンピオンズリーグ、ナビスコ杯を戦うG大阪は中2日の試合が1試合。さらに、この日は前代未聞のロスタイム7分を取られた。オリヴェイラ監督も「07年王者に敬意が足りない。不思議だ。何か意図的なものを感じる」と怒りを爆発させるほどだが、主将は「疲れた」とも言わず、黙々と結果を出し続ける。
 前半34分には、選手会長MF本山にも今季初得点が生まれた。「初ゴールはうれしいけど、点を取らなくてもチームが勝てばうれしいからね。今日の勝利は大きいよ」。全タイトル奪取を狙う今季。日程の矛盾にも、ロスタイムにも負けず、2人の“キャプテン”が2位へと押し上げた。
(2008年7月6日06時02分  スポーツ報知)

いつもは代表絡みで篤人を報じておるのだが、今節は無し。
篤人のスーパークリア2発が無ければ結果が変わっておったやも知れぬのに残念である。
記者は試合を観ておらぬのであろう。
そんななかでニッカンが異常なアディショナルタイムを報知が日程の矛盾、異常なアディショナルタイムについて報じておる。
特にガセの多い報知であるがジャーナリズムの良心は持っておるようである。


ジュビロ戦コメント

2008年07月06日 | Weblog

鹿島アントラーズ   :監督   <試合終了>
前半3分で点を獲れたのは良かったが、その後気が緩んで軽率なプレーが出てしまった。その時に相手にリズムを渡してしまったが、総合的に見て良い試合ができた。後半終盤も相手にプレッシャーをかけられたが、ピッチにいる選手11人全員がチームのために献身的に最後まで集中・注意力を切らさずに頑張ってくれたと思う。

【J1:第15節 磐田 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
7月5日(土) 2008 J1リーグ戦 第15節
磐田 1 - 2 鹿島 (19:03/エコパ/18,479人)
得点者:3' 小笠原満男(鹿島)、34' 本山雅志(鹿島)、61' カレンロバート(磐田)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
「開始3分で点を取ったのは良かったが、その後でどうしても少し気が緩んでしまったり、少し軽率なプレーが出てしまったり、あるいは狙いとしていた部分、指示を守れなかった選手が数名いて、その時間帯で相手にリズムを渡してしまったという部分は反省しなければいけない。ただ、総合的に見れば、良い形で試合ができたと思う。

後半の終盤は、相手に押された時間帯もあったが、そこもピッチにいる選手11人全員が、チームのために献身的に働く、動く、プレーをするという意識が高くて、本当に良い試合の運び方ができた。90分を通して総合的に考えれば、献身とか謙虚さというところを全員がプレーで表現してくれたと思う」
以上

【J1:第15節 磐田 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●岩政大樹選手(鹿島):
「2-0でもうちょっと長い時間過ごしたかったが、思ったより早く失点してしまったので、その後少し落ち着かせる時間が必要だった。ただ、少し時間が経ったらまた落ち着いてできていたので、大丈夫かなという感じだった。それでも最後の時間は多少不安だった。つねに0点に抑えるためにやっているので、個人的には満足感はないけど、(チームに)疲れもあったし、勝てたので良しとしようと思う」
Q:途中から3ボランチにした意図は?
「満男さんと青木の2ボランチだと、間だというか僕たちの前のスペースが空いてしまうことが多いけど、そこを3ボランチにすれば、はっきりと1人そこに残る人間が決まるので、その真ん中を抑えるということが一番だったと思う」
Q:いつもよりも中盤でボールを回される時間は長かったと思いますが、それによって慌てる部分はなかったですか。
「勝っていたので、バランスを崩さないことをいちばんにやっていた。だから、中盤で回されることは、基本的には心配してなかった。中盤で相手が回しているときに、うちの陣形が崩れないことがいちばんなので。とくにジュビロの場合は、FWと中盤が入れ替わったりすることが多いので、それについていこうとすると向こうの思うつぼになると思う。そこはある程度やらせておいて、最終的には両サイドからのクロスしかなかったので、そこに対応するときにバランスを崩さなければいいと思っていた。ただ、失点した場面だけ、僕が少し前に出て行った後だったので、ちょっと陣形が崩れていたことが悔やまれる」
●新井場徹選手(鹿島):
「今日はたまたま良い形で前半に2点取ることができたけど、後半の戦い方は課題が残ると思う。守りに入ったわけではないけど、押し込まれる場面が長い時間あったので。もう1点取って試合を決めるとか、もうちょっと前でキープして楽な試合運びをするとか、まだ課題はあると思う。やっぱり今日のように点差がついたときにどう戦うかというのが、今のチームの課題だと思う」
Q:連戦の疲れというのもあったと思うが
「中2日だろうが1週間だろうが、目の前の試合では勝ち点3を取りにいく中で、連携とか個人の戦術とか、持っているものをしっかり100%出せるように、みんな心がけていると思う。それが今は良い形で出ているんじゃないかと思う」
Q:先制点の2人の間を通すクロスは技ありでしたね。
「まあコースもあのコースしかなかったし、有三がうまくニアに飛び込んでくれたからボールもこぼれたと思う。でも、個人的にどうこうよりも、チームが勝点3を取れて、上に食らいつけたというのが、いちばん大きなことだと思う」

日程とアディショナルタイムについての監督コメントは検閲されて報じられず。
R25はメディアの精神をもっており、J's GOALはメディアではないということなのであろう。

-日程の影響はあったか?
影響は絶対にある。同じくACLを戦うG大阪は日曜に試合なのに、我々はいつも土曜日なのは疑問に思う。
次に1週間空いて日曜日に試合があるが、また水曜日に試合がある。その時は土曜日でいいではないか。
07ACLを戦うチームに対して配慮が足りないのではないか。厳しく言えば敬意が足りないのではないか。

-ロスタイム7分というのは珍しいと思うが、長すぎると感じたか?
選手は集中力を保っていたが監督は選手たちについてどう感じたか?

そのことについてはあまりコメントしたくない。珍しい数字だと思う。曽ケ端のスパイク交換、選手交代も6人あったが、全部足してもそんな時間にはならないと思う。
我々が追いつきたいときにはいつも2,3分だが、アウェーにいくと4,5分取られるのは不思議だ。
選手たちについては、魂を持っているすばらしい選手たちだと言うのは言っておきたい。これまで3試合タフな試合を乗り越えてきて、7分のロスタイムについてもよく集中ししていた。