鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

清水戦報道

2008年07月03日 | Weblog

鹿島監督、清水の守備に脱帽/ナビスコ杯
<ナビスコ杯:鹿島0-0清水>◇準々決勝第1戦◇2日◇カシマ
 鹿島は徹底して守った清水ディフェンスを崩せなかった。相手は前半から終始、守備意識を高く持ち、クロスへの対応にはフィールドプレーヤー7人が守る場面も。シュートは鹿島が14本と、相手の3本に対して圧倒したが、最後までゴールネットは揺らせなかった。

 オリベイラ監督は「彼らが集中力を切らさずにやった結果だと思う」と、脱帽していた。

 [2008年7月2日23時12分]

鹿島、守備的清水にゴール奪えずドロー
2008.7.3 05:00
 Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ準々決勝第1戦(2日・カシマスタジアムほか=4試合)鹿島は清水と0-0ドロー。守備ではシュート3本に抑え、3戦連続で完封したが、守備的な相手から最後までゴールを奪えず、オリベイラ監督は「得点できなかったのは残念」。DF岩政は「清水はあれだけ守ってOKと思っているかもしれない。そのやり方を後悔させないといけない」と第2戦、敵地での勝利を誓った。

鹿島チャンス生かせず…無失点が救い

<鹿島・清水>頭に巻いた包帯に血をにじませながらフル出場した鹿島・岩政
Photo By スポニチ

 【鹿島0―0清水】鹿島がゲームを完全に支配したものの、0―0狙いで自陣に引いた相手を崩せずにスコアレスドロー。MF本山は「チャンスがなかったわけではない。決められなかった」と悔やんだ。ひじ打ちを受け、額から流血しながらもフル出場したDF岩政は「アウェーゴールを与えなかった。目的は果たした」と3年連続のベスト4進出に向け手応えを口にした。
[ 2008年07月03日 ]

鹿島、清水の戦術批判「あれはないでしょ」…ナビスコ杯
 ◆ナビスコ杯決勝トーナメント 準々決勝第1戦 鹿島0―0清水(2日・カシマ) 異例ともいえる相手への戦術批判が噴出した。鹿島はシュート14本の猛攻を仕掛けたが、スコアレスドロー。11人全員で守りを固め、攻める気なしの清水に、MF小笠原は「あれはないでしょ」。DF岩政も「理解できない」と吐き捨て、「こんなサッカーをしてきて、第2戦では後悔させる結果を出したい」と8月6日の第2戦での勝利を誓った。
(2008年7月3日06時36分  スポーツ報知)

鹿島ホームドロー 守備意識高め無失点
2008/07/03(木) 本紙朝刊 スポーツ A版 7頁
 6年ぶりのナビスコ杯制覇を目指す鹿島の初戦は、スコアレスでの引き分け。結果だけ見れば、勝てなかったのは痛いようにみえるが、アウェーゴールを考えれば、無失点で抑えたことは大きな成果だろう。本山が「ホームなので1点取りたかったが、負けなかったのでプラスマイナスゼロ」と話すように、最低限の結果は残した。

 試合は前半から一方的な展開だった。開始からカウンター狙いで引いてきた清水に対し、圧倒的にゲームを支配した。最終ラインだけでなく、中盤でも自由自在にボールを回した。だが、「こんなサッカーをしてきて、第2戦では後悔させる結果を出したい」「引かれましたね。チャンスもあったが決め切れなかった。センタリングの精度を上げていかないといけない」と本山。青木も「相手が守備を考えていたのは分かった。J1で力のあるチームが守備をしてきたら、崩すのは難しい」と話した。後半にはダニーロ、増田、興梠と攻撃の選手を投入、最後まで攻め続けたが、ゴールは決められなかった。
 ただ、イライラしかねないゲームでも、守備への意識を崩すことはなかった。幾度かカウンターから、ひやりとする場面をつくられたが、体を張ったプレーで止めるなど、シュートはわずか3本に押さえ込んだ。
 次は勝負を決するアウェー戦。野沢が「理想は負けも引き分けもいらない」と話すように、勝利こそが常勝集団の義務だ。「日本平では、きょうのようにはならないと思う。相手も出てくれば、うちの前線の選手の動き出しが生きてくる」と青木。得点を奪えば引き分けでも準決勝進出が決まる。残り90分でいかにゴールを上げるかがミッションだ。

小笠原主将の申すように、あれはない。
しかしながら、ルールに何ら反することのない立派な戦術である。
開き直ったところは、逆に賞賛するところやも知れぬ。
Jリーグの弱小クラブが欧州並みになってきたということであろう。
今後のトレンドを占う一戦であった。
とはいえ、清水は敗戦という現実を先送りにしただけなのである。
1ヶ月後に後悔させてやろうではないか。


清水戦コメント

2008年07月03日 | Weblog

鹿島アントラーズ   :監督   <試合終了>
(相手がかなりディフェンシブな戦い方でなかなかゴールを奪えなかったが?)守備的な狙いが彼らの意図でもあったと思うし、第2戦はホームで戦えるアドバンテージもあるので(彼らにとっては)最低限の結果だったのではないかと思う。我々はなんとかホームで得点につなげることができなかったのが残念だった。

【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 清水】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
7月2日(水) 2008 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 0 - 0 清水 (19:00/カシマ/6,757人)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:清水の方がディフェンシブに引いてきて難しい試合だったと思います。戦ってみていかがでしたでしょうか?
「指摘されたとおり、守備的というのが彼らのひとつの意図でもあったし、また彼らは第2戦をホームで戦えるという有利なアドバンテージがあるわけですから、ここでは最低限の結果を求めていくのは当たり前のことです。ただ、つなげることが出来なかったのは残念です。彼らが集中力を切らさずにやった結果だと思います」
以上

【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 清水】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●本山雅志選手(鹿島):
「ホームなので1点取って勝ちたかった。リーグ戦でも相手に1点取られて負けているので残念。
(センタリングに対して)ニアで合わせられればいいけど、誰かがニアに飛び込まないといけない。負けなかったのでプラスマイナスゼロ。点を取れればプラスだったけれど相手にも取られてない。J1リーグ戦を挟むけど、次は勝ちたい」

Q:後半のドリブル突破について
「パス、パスで単調になっていた。1人かわしてドリブルで入ればと思ってました。あのときはフォーメーションが変わって中盤が3枚になっていたので、ボールを取られるとまずいし、相手もそれを狙っていた。ああいう(流れを変える)プレーを増やしていきたいと思います」
●興梠慎三選手(鹿島):
「相手がすごい引いていたんでスペースがなかった。動くスペースがなくて厳しかったです。ああいうチームに対しても積極的にいけたら良いんですけど…。
(反町監督が)来ていることは上から聞いていたので、試合に出たら結果を出したかった」

●青木剛選手(鹿島):
「アウェイゴールを取られたら最悪だった。ゼロで終わって良かった。2試合合計の戦いになるので、次のアウェイで1点取れば有利になる。最低限の結果は残せたと思う」
Q:相手はカウンター狙いだった?
「それが狙いだと思う。ただ、勢いを感じることはなかった。ベタ引きで、ほとんど守備を考えながらやっている感じだった。守備重視でやってきたのは、試合の中でもわかった。崩すのはなかなか難しかった。
後ろは、僕と岩政と伊野波でカバーするつもりだった。サイドバックも高い位置にあげて、ほとんどうちがハーフを越えてプレーしていたと思う。日本平の時は後ろが空くはず。点を取れば有利になる」

●内田篤人選手(鹿島):
「(ミドルシュートは)小学生くらいのスピードだった。相手がもっと来た方が嫌だった。来るとは思ったんだけど、カウンターだけ気を付けていた。
有ちゃん(田代選手)がいるんで高い球を上げればなんとかなると思っていた。オーバーヘッドじゃなくてもシュートを打てる、もうちょっと良いボールをあげればよかった。有ちゃんは良い球がいけば決めるからね」

有ちゃんに良いボールが行かなかったことも事実であるが、ダイビングヘッドを決めておればヒーローであったと思われる。
頼むぜ有ちゃん、嵐を呼ぶ男。