鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

浦和戦コメント・報道

2008年07月28日 | Weblog
鹿島アントラーズ :監督 <試合終了>
(奥野コーチコメント)

Q:雨で中断した状況の中でオリヴェイラ監督が退席処分となってしまったが?また後半にむけての戦い方は?
A:中断となってレフリーが上がって来た時に監督が意見を伝えたところ、それが抗議とみなされてしまい退席処分となってしまいました。前半残り、そして後半については、中断前までのいい流れをつなげて戦っていこうと伝えました。
Q:今日の引き分けについては?
A:勝ち点3を取りにいくのはもちろんだが、今日のようなゲームでの勝ち点3は重みがある。今日の勝ち点1は(勝ち点の)大きさが少し足りなかった。そういう認識でいます。
Q:中田選手の交代の意図は?
A:中盤の起動性や選手の疲れ具合をみて想定した中での交代でした。
(最後にオリヴェイラ監督よりコメントを奥野コーチが代弁しました)
1つめは、レフリーのピッチ内での判定で大きく試合が左右されてしまった。そして2つめは、日本サッカー界の向上のために、メディアの皆さんから映像や記事で今日の試合をきちんと伝えてほしい。

【J1:第19節 鹿島 vs 浦和】奥野僚右コーチ(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
7月27日(日) 2008 J1リーグ戦 第19節
鹿島 1 - 1 浦和 (18:34/カシマ/36,412人)
得点者:40' 小笠原満男(鹿島)、82' 田中達也(浦和)

●奥野僚右コーチ(鹿島):
Q:オリヴェイラ監督が退席した状況と、オリヴェイラ監督がいない影響はどうでしたでしょうか?
「監督が、雨で中断になったタイミングでレフリーが帰ってきたときに意見を言いました。それが抗議ということで退席になりました。それはオフィシャルから発表があると思います。そのあと長い中断期間がありましたけれども、チームとしてゲームはうまく運べたんで、多少修正すべき点はありましたけれど、それを継続していこう、よりいい形で前半の残りを続けていければ、という話をしておりました」
Q:今日の引き分けは勝点を失ったと捉えているのか、それとも引き分けで良しとしてるのでしょうか。
「僕が思いますに、勝点3を取りたいというのはもちろんのことですけれども、直接対決ということで勝点3以上の重みのある試合でした。そういった中でも勝点を積み上げるということが最低限の必要なところであって、そこでは勝点を積み上げることはできた。ただ、残念ながら、勝点の大きさが少し少なかった。そういう認識は持ってます」
Q:中田選手を入れたのは予定通りだったのでしょうか?
「そうですね。中盤のところでの機動性とか、選手の疲れを見た中で、そういうシチュエーションごとに、だいたい想定されている交代でした」
以上

【J1:第19節 鹿島 vs 浦和】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●本山雅志選手(鹿島):
「中断が明けて集中を切らさずに前から行こうと話していた。ダラッと入るといけないので前からプレスをかけた。点が取れそうな場面があったので今日の結果はすごく悔しい。中断中はリラックスしたかったけどリラックスできないので難しかった。監督は僕らの代わりに言ってくれたのですばらしい監督だと思う。レッズは強かった」
●中後雅喜選手(鹿島):
「中断明けは難しいとは思ったけどすぐに先制点をとれた。中断で集中を切らさずできた。前半で2点決めてもおかしくなかった。最後で追いつかれてしまい悔しい。また次の試合をがんばりたい」
●岩政大樹選手(鹿島):
「中断明けは難しいとは思ったけどみんなで円陣を組んで入ったので難しさはなかった。全体的に悪い試合ではなかったと思います。失点の少し前から、今日はこれでいけそう、という雰囲気がでていたのは感じていました。少しずつ、アプローチやマーキングがずれてきて、クロスの回数が増えているとは感じていました。それでも守れると思っていた」
●青木剛選手(鹿島):
「勝点3を取れれば2位との差が広げられるので勝点3を狙いにいった。浦和の選手交代に踏ん張りきれずに失点してしまった。Jリーグはまた間が空く。(代表合宿は)3日間という短いなかだが、しっかり集中して自分ができることを出してきたい。
中断明けは集中して1点が取れたんで苦にはならなかった。いい形で前半を終えられたと思う。10分、15分アップができるよう話だったから、あまり気にせず、アップで集中力を高めればいいと思っていた。
1点リードした中で相手も攻めに出て来たところで次の1点を取れればもっとうまくゲームを運べたと思う。あそこは耐えないといけなかった。(エスクデロは?)上手いポジションをとってきた。浦和の交代した選手にリズムをつくられてしまった」


小笠原電光石火の1発も痛いドロー/J1

鹿島-浦和戦が激しい雷雨で中断したカシマスタジアム
<J1:鹿島1-1浦和>◇第19節◇27日◇カシマ
 鹿島MF小笠原満男(29)の目は怒りに満ちていた。浦和を突き放す絶好のチャンスだった。勝てる試合がドローに終わった。やるせなさが込み上げる。試合後、無言を貫き通した。ホームでのドローは最低限の結果。だが主将に満足感は一切、なかった。

 この一戦に神経を研ぎ澄ましていた。前半39分、鹿島関係者が「かつてなかった」と口をそろえる雷雨で試合は中断。いつ再開されるかも分からず時間が流れていった。だが、控室で、前半残り約5分というわずかな時間の使い方を全員で確認しあった。「残り5分でも点を取りに行こう。ダラッと試合に入るのはよくない。前からプレスをかけに行くぞ、ということを話し合った」とMF本山は明かした。
 そして再開から27秒後。雷が遠く夜空に光る中で、まさに電光石火の1点は生まれた。MF中後が上げた右クロスをMFダニーロがヘッドで落とす。それに反応したのは小笠原だ。トラップして足元に落とすと左足をたたきつけるように振り下ろし、ゴール左隅に決めた。試合を視察していた岡田監督を「素晴らしいシュートだった。いつも頭には(存在を)入れている。いざという時のためにね」と言わしめた。
 だが浦和田中達の同点弾で勝利は消し飛んだ。DF岩政は「勝ちきれなかったことで、いい試合とは言えない」と、悔しさを押し殺すように話した。勝てば浦和を勝ち点5差に突き放せた。今は不調でも、シーズン終盤には優勝を争う最大のライバルとなる。だからこそ勝機を逃したことが、小笠原は腹立たしかった。家路につく小笠原の後ろ姿がそれを物語っていた。【広重竜太郎】
 [2008年7月28日9時20分 紙面から]


鹿島・小笠原弾に岡田監督「すばらしい」
2008.7.28 05:05
 J1第19節最終日(27日、カシマサッカースタジアム=ほか3試合)鹿島MF本山は「すごい悔しいです」とガックリ。MF小笠原の左足先制ミドル弾も実らず、後半に追いつかれた。ただ、日本代表・岡田監督は「すばらしいゴールだった。いつも(小笠原の招集は)頭にある。いざというときに」と評価した。

中断中にオリベイラ監督退場処分
 【鹿島1―1浦和】雷雨による中断の際に、鹿島のオリベイラ監督が主審に抗議をして退席処分を受けた。
 指揮を引き継いだ奥野コーチによると、浦和のゴール前で鹿島の選手が倒された場面が何度かあり、オリベイラ監督は「PKではないか」と不満を漏らしていたという。オリベイラ監督は試合後、奥野コーチを通じて「主審の判断が試合に大きく作用して残念。日本のサッカーの向上のために検証してもらいたい」とコメントした。
(カシマ)
[ 2008年07月27日 23:17 ]


あれでノーファウル?鹿島が意見書提出へ
 鹿島幹部がこの日の鹿島―浦和戦をジャッジした吉田主審の判定について、Jリーグに意見書を提出する意向を示した。問題のシーンは、前半33分。ペナルティーエリア内でFW興梠、FWマルキーニョスが立て続けに浦和DF闘莉王に倒されたが、笛は吹かれなかった。クラブ幹部は「VTRを見た感じでは、明らかにファウルだった」と話した。
[ 2008年07月28日 ]

雷雨中断明け30秒!小笠原電撃ゴ~ル

<鹿島・浦和>激しい雷雨で試合が66分間中断したカシマスタジアム
Photo By スポニチ

 今季リーグの行方を占う鹿島と浦和の大一番は、1―1のドローに終わった。試合は前半39分に雷雨の影響で66分間中断するハプニングに見舞われた。鹿島は再開30秒後の前半40分にMF小笠原満男(29)のゴールで先制したが、後半37分に追いつかれた。03年の開幕戦以来となる浦和戦のホーム勝利はならなかったが、首位をきっちりキープした。
 ドローで首位をキープしても、イレブンの顔に笑顔はなかった。それどころか、まるで負けたかのような雰囲気すら漂わせた。悔しさで顔をこわばらせたMF小笠原は無言。MF本山も「後半も自分たちのリズムでやれて、追加点のチャンスもあったので、すごく残念」と悔しさをあらわにした。

 ドタバタの試合だった。前半39分に、スタジアムを襲った雷雨の影響で試合が66分間中断。さらに、中断に入る際には相手の危険なファウルに猛抗議したオリヴェイラ監督が退席処分となるケチまでついた。それでも、チームは動揺するどころか、目の前のゲームに集中。中断中は選手同士でこれまでのプレーを確認。ストレッチも入念に行い、再開に備えた。
 満を持して迎えた試合再開。MF小笠原は再開後わずか30秒の前半40分に先制弾を決めた。MF中後の右クロスをMFダニーロが胸トラップでバックパス。そのボールを再び胸で1トラップし、ボールを1バウンドさせたあとに左足でゴール左隅に強烈に叩き込んだ。MF本山は「前半は残り5分だったけど、前からプレスに行って点を取ろうと話していた」と振り返った。
 後半に入ってもカウンターから再三チャンスを得た。それでも、追加点を奪えず、逆に後半37分に一瞬のスキを突かれて同点とされた。DF岩政は「失点の少し前から、このまま勝てるという空気が流れ始めているのを感じた。少しずつマークとアプローチがズレだした。ウチもメンバーを代えて、中盤のバランスが変わった。そのデメリットの部分でやられた」と話した。
 MF青木は「勝ち点3を獲るために臨んだが」と悔しがる一方で「リーグは長い。勝ち点1を積み上げたと思って、切り替えて次に向けてやりたい」とも話した。小笠原は累積警告で8月9日の千葉戦は出場停止となるが、首位はきっちりキープ。今後は連覇に向け、着々と足場を固めていくだけだ。
[ 2008年07月28日 ]

岡田監督が小笠原を絶賛!最終予選招集へ
 ◆J1第19節 鹿島1―1浦和(27日、カシマ) 鹿島はMF小笠原満男(29)が雷雨で約1時間中断し、再開した直後の前半40分にゴール。視察した日本代表の岡田武史監督(51)は9月から始まる南アW杯アジア最終予選で、切り札だと初めて明言した。
 岡田監督が初めて小笠原について口を開いた。代表候補にすら招集しない理由を問われ「いつも頭の中に入っている」と明かした上で、招集時期について「いざという時に」と、9月から始まる南アW杯アジア最終予選で、招集することを示唆した。
 6月のW杯アジア3次予選前には体調不良で招集を回避した。さらに28日から始まる候補合宿でも、クラブ幹部に招集する意向を伝えていたが、結局メンバーに選ばなかった。小笠原の経験、実績から最終予選で勝負をかける時に、急に招集しても問題ないと考えているようだ。
 小笠原はこの日、雷雨による中断から再開直後の前半40分、MFダニーロが頭で落としたところに、胸トラップでエリア内に進入。左足で先制点をたたき出した。後半に追いつかれたため、無言で引き揚げたが、岡田監督は「素晴らしかった」と絶賛。首位のチームにあって、別格の存在感をみせる主将に高評価を与えた。
 小笠原も「代表には戻りたい思いがある。06年のドイツ(W杯)で悔しい思いをしているから」と話すなど、代表復帰への思いは強まっている。何が起こるか分からない最終予選。岡田監督構想で、小笠原は「キーマン」だ。
(2008年7月28日06時01分 スポーツ報知)

カシマスタジアム 好ゲームに水差す雷雨
2008/07/28(月) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
初の中断67分
 鹿島-浦和戦が雷雨のため67分間、中断した。前半25分すぎから、肉眼でもはっきり分かるほどの強い雨がピッチに落ち始めた。いったん、小降りとなったが、37分すぎから雷鳴がとどろき、39分に吉田主審が中断を宣告。選手らを引き上げさせた。

 サポーターらもコンコースに避難。雷雲が通過するのを待ち、午後8時20分に試合は再開した。水戸市の会社員、男性(33)は「あっという間にずぶぬれになった。せっかくの好ゲームだったのに、水を差されてしまった」と苦笑いを浮かべていた。
 カシマスタジアムでは01年8月、ナビスコ杯準々決勝・浦和戦が台風の影響で中止したが、試合中断は初めて。


【写真説明】
鹿島-浦和 前半、雷雨で中断し、引き揚げる浦和イレブン=カシマ


J1 残り8分、一瞬のすき
2008/07/28(月) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
 2位浦和との天王山は痛み分けよりも、勝ち点3を逃した試合になった。本山は「すごく悔しい」と唇をかめば、小笠原は怒りの表情に無言でスタジアムを後にした。雷雨で67分間中断となった激戦で、最も倒したい相手に、雌雄を決することはできなかった。
 「点差で考えれば、勝ち点6が懸かった試合。今後のリーグ戦を占う戦い」とオズワルド・オリベイラ監督が評していた試合で、先手を取った。雷雨で水を差されながら、集中力は切れなかった。再開してわずか27秒後。ダニーロのヘディングで落とし、ペナルティーエリア外で小笠原が胸トラップすると、そのまま左足一せん。ゴール左隅へと突き刺した。これで流れを引き込み、優位に試合を進めた。
 中断した直後、オズワルド・オリベイラ監督は吉田主審に猛抗議をし、退席処分を受けた。前半33分に興梠、マルキーニョスがペナルティーエリア内で闘莉王に倒されながらノーファウルと判断されことに対するもので、抗議する姿は選手のハートを刺激した。「監督が代わりに言ってくれた。素晴らしい監督」と本山。チームは一つとなっていた。
 だが、逃げ切ることができなかった。本山は「後半も自分たちの形でやれたが、そこで1点を取れれば勝てたと思う」と話し、追加点が奪えなかった。すると残り8分で、一瞬のすきを突かれ同点とされた。
 辛うじて首位は守ったが、勝てない結果は、まだ真の強さを身に付けるまで至っていないということか。次節は小笠原が累積警告で出場停止となる。試練となる試合だが、乗り越えたとき王者たる強さが身に付く。鹿島の底力を見せてほしい。


【写真説明】
前半11分、浦和の守備陣に囲まれながらシュートを放つ新井場(中央)=鹿島スタジアム


雨の中断や小笠原満男の代表などどうでも良いこと。
唯一、公式サイトの奥野コーチのオリヴェイラ監督の代行だけが真実を伝えておる。
しかしながら、報道もなにもかもそれを適えてくてれはおらぬ。これがこの国の現状なのであろう。
つぶされぬよう更に強くなる以外にはなさそうである。
審判を含めた14人の相手に勝てるように。