鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

京都戦コメント

2008年07月16日 | Weblog
鹿島アントラーズ   :監督   <試合終了>
手がやるべきことをやって、勝利したという印象を受けた。京都は我々の長所を消すことをうまくやったが、我々はそうはできずにチャンスを与えた。2ゴールとも我々のミスからの失点と言える。逆に我々は得点のチャンスにきちんと決めることができなかった。サッカーではよくあることだが、それが今日起きたという感じだ。(出足はゆっくりした印象を受けたが)そういう指示を出すことはあり得ない。むしろ相手が5人6人で引いて守っていたので、スペーズがなくスピードアップできなかった。ただああいう状況では落ち着いてやれば、シュート力を生かして(野沢の)同点ゴールのような得点が期待できる。だが、我々は少し慌て過ぎたような気がする。

【J1:第17節 京都 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
7月16日(水) 2008 J1リーグ戦 第17節
京都 2 - 1 鹿島 (19:04/西京極/15,081人)
得点者:11' 柳沢敦(京都)、21' 野沢拓也(鹿島)、84' 佐藤勇人(京都)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:内容は悪くなかったと思いますが、何が足りなかったのでしょうか?
「まず、相手がやるべくして勝利を手にしたんじゃないかと思います。ウチの長所を徹底的に消そうという献身的な働きをしていたと思うし、逆に我々は相手の長所である所を消していく作業を少し怠った部分で相手にチャンスを与えてしまった。2回ともウチのミスからの失点であって、逆に我々は得点のチャンスがありながら、いつもなら決めていたところで決められなかったという部分のところではないかと思います。サッカーではそういう日もある訳であって、そういう事故が起きたのではないかと思いますけど」
Q:ゲームが始まって、出足が悪かったように見えましたが、それはそういうプランだったのですか?
「そういう戦法をすることは絶対にないですし、どんな監督もそんなゆっくりやれ、ということは言わないと思います。相手が5人、極端には6人くらい引いてスペースを消していたというのがあって、そこでスピードを上げようとしても、スペースがないのでスピードアップできないという状況でもありました。逆に慌てずにやっていけば我々の得点のようにミドルレンジからのシュート力というのもある訳ですから、そういった部分を生かしていければと思ったのですが、ちょっと慌ててしまった部分があったのではと思います」
以上

【J1:第17節 京都 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
岩政大樹選手(鹿島)
「前から行かないからずるずる下げてしまう。クロスもフリーで打たせてしまうところもある。守備のバランスを崩してカウンターをさせてしまう。負けた試合、全てが悪いとは言わないが、今日は悪いところが多かった」

失点のクロスはフリーではなかった。
前掛かりに行けばカウンターを喰らうのは良くあること。
気持ちを早く切り替えよ。
逆に監督は冷静である。

真の力を発揮せよ

2008年07月16日 | Weblog
7/15鹿島試合前日練習の様子

全体練習終了後、自主的にシュート練習を行う田代選手。ゴールから遠ざかっていることもあり、次節の京都戦ではぜひとも得点を奪って欲しいところです。

7/15鹿島試合前日練習の様子


左サイドからのセンタリングに走り込むシュートを狙う田代選手。サイドからのボールに合わせるだけでなく、背後からのボールをトラップしてから反転してシュートするなど、様々なバリエーションのシュート練習をしていました。

背番号9は伊達ではないところを見せたいところである。
戦術的タスクに追われ、ゴールを奪うまでに至っていないところに不満を持つサポも多かろう。
しかしながら、それは本人がもっとも感じているところである。
京都は4人のCBとシジクレイでゴール前をがっちり固めるチームである。
そのゴールをこじ開けるのはFWの力が必要なのである。
得点力のある隆行であることを思い出してくれたまえ。

敵として立ちはだかる男

2008年07月16日 | Weblog
京都FW柳沢が古巣鹿島相手に3戦連発だ
 元日本代表の京都FW柳沢が、古巣相手に3戦連発を狙う。16日の鹿島戦に向け、この日は完全非公開で調整。6日大分戦から2戦連発中のエースは「(鹿島を)出てみて、あのクラブの偉大さを感じた。相手を上回る動きをして、何とか(ゴールを)こじ開けたい」と話した。鹿島時代の98年8月1日横浜F戦以来、10年ぶりの3戦連発で勝利に貢献する。
 [2008年7月16日7時3分 紙面から]

J1 16日京都戦 鹿島首位固めだ
2008/07/16(水) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
小笠原「柳沢つぶす」
 Jリーグ1部(J1)第17節は16日、各地で9試合を行う。鹿島は西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で京都と対戦する。キックオフは午後7時。4連勝で第5節以来の首位に立ち、連勝を伸ばして首位固めといきたい。

 鹿島は前節、FC東京に先制を許しながらも、怒とうの4得点で今季初の逆転勝ちを収めた。途中出場の興梠、ダニーロが同点ゴールを含む3得点に絡む活躍を見せるなど、ベンチメンバーも含め一丸となって戦えているところが、今の強みだろう。復帰した中田がFC東京戦で途中出場したのも収穫だ。
 今節は移籍した柳沢との初対決に注目が集まる。京都では絶対的なエースに指名され、現在は2試合連続得点中。フェルナンジーニョとのコンビも良く、調子を上げてきている。小笠原は「つぶします。ボールには一度も触らせません」と苦笑いしながら挑戦状。野沢が「うちにいたときも動き出しは早かったし、決める時は決めていた。嫌な選手」と話せば、岩政も「しっかり対応しないといけない」と気を引き締める。攻撃陣は好調なだけに、柳沢をいかに抑えるかが、勝利への鍵となりそうだ。
 今節も先発メンバーに変更はないようだ。中2日での試合は、いつも蒸し暑さに苦しめられる西京極だけに、本山は「水分を多めに取るとかボールを効果的に回すとか考えないといけない」と話す。暑さ対策も重要なポイントとなる。


【写真説明】
2試合連続ゴールに期待が掛かるマルキーニョス(手前)=クラブハウスグラウンド


“偉大なる”我等としては完封して期待に応えるしかなかろう。
その為には柳沢敦へのマークを厳しくするよりはボールの出し手であるフェルナンジーニョを抑えるに限る。
ガンバ時代からこの小さいおじさんには、毎試合手を焼いておる印象がある。
とはいえ、ボールを持たせておいてもゴール前に出せなければ良いだけなのである。
堅い守りを邪悪なるアウェイの地で見せて欲しいものである。

右サイドは誰に

2008年07月16日 | Weblog

内田、五輪まで首位キープを置き土産だ…鹿島
 北京五輪代表の鹿島DF内田篤人(20)が15日、2連勝での北京出発を誓った。16日の京都戦を前に「このまま最後まで首位でいたい。もちろん、五輪でチームを離れる前も全部勝つつもりです」と宣言。五輪代表合宿などでチームを離脱するまで残り2試合。連勝での首位キープを置き土産に、北京へと飛び立つ決意をみせた。

 心配の種がある。06年鹿島入団以降、内田が欠場した公式戦は19試合で8勝3分け8敗と勝率・421。出場した試合の・656と比べ、2割以上も下がる。北京五輪参加中に最大4試合を欠場する可能性があり、離脱前2試合で2位浦和との差をなるべく引き離したいところ。京都へ移籍したFW柳沢との対戦も「楽しみ」と内田。勝利を呼ぶ男が、まずは京都戦で首位固めを狙う。
(2008年7月16日06時02分  スポーツ報知)

篤人不在時の勝率が.421とは残念な数字である。
代役には奮起してもらわねばならぬ。
イノパンが務めるのか、チューヤンか、はたまた笠井健太や當間が大抜擢されるのか。
もしくは新井場を右にまわして石神を起用するのかユダなのか。
オプションは尽きぬ。
個人的には本職である笠井健太に奮起を促したいところである。
しかしながら、練習試合でチェックした限りまだまだ育成段階に思える。
好調の新井場を動かすことは考えにくく、イノパンまたはチューヤンに落ち着くこととなろう。
とはいえ、再開後に結果を出し続けているダニーロをスタメンに据えるのであれば、石神の起用も面白い。
ダニーロとのコンビネーションは絶妙である。
新井場とはタイプが異なる為、戦術オプションも広がるであろう。
なんにせよ監督の決断に従うのみである。
誰が出ても鹿島は鹿島であると、改めて思い知らしめようぞ。
家定は白き碁石を胸に息を引き取った。