アウトゥオリ監督の述べる不満の残った試合は全てアグレッシブに行けなかった試合である。
その全ての試合で得点への貪欲さを見せてくれなかった。
チャンスを作れ、上手に試合を運べ、などという細かい部分では無い。
気持ちが表れていなかったのである。
それは観客席の我等にも十分に伝わってきた。
一度折れた心を元に戻すには荒療治が必要であろう。
それがこの一週間に行われ、その成果を明日に観ることが出来るのであろう。
名将カペッロをもってしても立て直せずにいるR・マドリードになるわけにはいかない。
幸いなことに、明日はアウェイの試合ながら邪悪なる地ではなく、国立で試合が行われる。
この利を得て再び輝きを取り戻して欲しい。
勝利へ向かう貪欲な心を。