鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

W(ダブル・ユー)続報

2006年09月14日 | Weblog
ニッカン
巻の弟、駒大FW佑樹が鹿島訪問
 日本代表FW巻の実弟で駒大FWの佑樹(22)が13日、進路希望先の1つである鹿島を訪れた。前夜はクラブの寮に宿泊し、この日午前にクラブハウスを見学。「グラウンドとスタジアムが近くて、環境が素晴らしい」と感想を話した。既に名古屋、大宮、東京の練習に参加しており、14日は磐田を訪れる予定。兄誠一郎にも相談し「自分の中では3クラブに絞ってます。早い時期に進路を決めたい」と話した。
[2006年9月14日8時52分 紙面から]

サンスポ
巻の弟・佑樹が鹿島の練習場などを見学
 千葉の日本代表FW巻誠一郎(26)の弟で駒大4年のFW巻佑樹(22)が13日、鹿島の練習場などを見学した。「サッカーをする環境が素晴らしいと思いました。5クラブから話をいただいていますが、なるべく早く決めたい。兄にも相談しました。自分がレベルアップできるところに行きたい」と話した。
 鹿島のほかFC東京、大宮、名古屋、磐田からオファーがある。FC東京とは同日の練習試合で対戦。長崎・国見高の後輩FW平山と先輩のDF徳永が在籍するが「一緒にやったら面白いかもしれない」。14日は磐田を視察する予定。

スポニチ
巻弟・佑樹 鹿島の施設を見学
 日本代表FW巻誠一郎(26=千葉)の弟でJリーグ注目のFW佑樹(22=駒大4年)が13日午前、鹿島の施設を見学した。国見時代はDFだった大型FWには名古屋、FC東京、大宮、磐田も獲得に乗り出している。午後には東京に移動し、駒大の選手としてFC東京との練習試合に参加。「(国見の後輩の)平山と話した。2人で2トップを組むのも面白いかな」とも話した。
[ 2006年09月14日付 紙面記事 ]


兼ねてから噂のあった巻佑樹がクラブハウスや練習施設を訪問したとのこと。
報道のように練習に参加したわけではない模様。
社交辞令のような「グラウンドとスタジアムが近くて、環境が素晴らしい」というコメントとは裏腹に「(国見の後輩の)平山と話した。2人で2トップを組むのも面白いかな」とも話しているので獲得は困難かと思える。
彼は兄の後光が大き過ぎて重圧に耐えられ無い可能性がある。
シモーネ・インザーギが良い例である。
伊代表での兄弟2TOPも期待され招集もされたが、兄の怪我の克服、06ドイツでの得点に比べ冴えないポジションに甘んじている。
そうならない為に巻佑樹が選択することは、甘い考えで海外へ行き・ホームシックで体調を維持出来ず・監督の構想外になり・揉めた挙げ句に・数クラブのオファーから競争をせずに起用を確約した男・のいるクラブでは無いことだけは事実であろう。
どう決断してもプロとして自分に返ってくることである。
我等が口を挟むようなことでは無い。
ただし、鹿島を選ばなかったのであれば、次にこの地を踏んだ時は今回のような歓迎はされないということを胸に言い聞かせておくことである。

【J2:第39節 徳島 vs 仙台 レポート】いい内容を見せた徳島だが、わずかな集中力の欠如が命取りに。仙台は昇格争いに生き残る重要な勝利。 [ J's GOAL ]
9月13日(水) 2006 J2リーグ戦 第39節
徳島 1 - 3 仙台 (19:04/鳴門/1,257人)
得点者:'31 アンドレ(徳島)、'33 ボルジェス(仙台)、'35 中島裕希(仙台)、'79 ボルジェス(仙台)
。33分にボルジェス、35分には中島に続けてゴールを割られ、逆に仙台にリードを許すこととなってしまった。しかも、喫したその2失点は全く同じようなシチュエーションから。右サイドでボールに寄せ切れず、簡単にアーリークロスを上げられての失点だった。一度ならず二度までも…。さらには、ゴール前の守備人数が揃っていたにもかかわらず全員がボールウォッチャーになってしまっていたことは徳島にとって見過ごせない。その結果、中央の人を捕まえられず、これを防ぐことが出来なかったのは明らかだ。
【J2:第39節】徳島 vs 仙台:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●中島 裕希選手(仙台)
「2点目は何とか飛び込んで体に当てようと思っていた。3点目はトラップをミスしてうまくシュートできなかったが、こぼれ球をボルジェスが決めてくれてよかった」

ベガルタ救った逆転決勝弾!中島リーグ戦初ゴール…J2第39節
◆J2第39節・徳島1―3仙台(13日・鳴門総合運動公園) ベガルタ仙台は徳島と対戦。先制点を許した直後の前半33分、FWボルジェス(25)が同点弾、2分後にはFW中島裕希(22)のリーグ戦初ゴールが生まれ鮮やかに逆転。後半も1点を追加し3か月ぶりの連勝。11あった首位との勝ち点差を8に縮めた。
 内に秘めていたゴールへの嗅覚(きゅうかく)が目覚めた。同点の前半35分。ショートコーナーでパスを受けたMF大柴の右からのクロスに中島が迷わずゴール前へ飛び込む。「ボールが来るのを信じて足を出したら当たった」ボールは左足にヒットし、ゴールへ飛び込んだ。J1鹿島時代を含め、リーグ戦初ゴール。“ベガルタの裕ちゃん”は予告していたハンカチこそ「仕込み忘れました」と苦笑いしたが、全身で喜びを表現した。
 結果が欲しかった。鹿島から出場機会を求め移籍してきた今季。「2ケタゴール」を目標にしていたが、ブラジル人トリオの存在もあって、ゴールどころか満足な出場時間すら得られてなかった。先日、鹿島での同僚で兄のように慕う元日本代表FW鈴木隆行(レッドスター)と連絡を取った時、「やばいなあ。お前」とゲキを飛ばされていた。カップ戦を含めても久々の、それも値千金の得点。「やっとゴールの味を思い出しましたよ」端正なマスクから白い歯がこぼれた。
 今節、出場停止だった司令塔MFロペスは16日の札幌戦(ユアスタ仙台)も不在。だが「1点取れたし次も取れる予感がしますね。次もロペスの穴を埋めるというより動き回りたい」と不安を吹き飛ばした。J1昇格、目標の2ケタゴールへ。若きストライカーが上位陣追撃の象徴となる。
(2006年9月14日13時06分 スポーツ報知)


もうひとりの裕ちゃん、中島祐希が今季初ゴールを決めた。
移籍初段階には監督に起用を仄めかされていたが、開幕後は外人3TOPに固められ出場機会が少なかった。
今回、外人の出場停止も重なりスターティングメンバーに名を連ねてのゴールはとても嬉しい。
先制されての逆転だというのも貴重ではないか。
元々、点で合わせるプレイスタイルで鹿島には例を見ないタイプであった。
動き出しは高校の先輩柳沢敦と同様に素早く速攻に適した人材であった。
ダイアナゴルに走って身体ごとゴールに飛び込む姿はサポーターを熱狂させる。
このゴールで開眼し、仙台をJ1に引き上げた上で戻ってきて欲しい。
気持ちをプレイで実感させるその姿と共に勝利を分かち合いたい。
そして、仙台へ共に遠征しようではないか。
笹かまぼこと萩の月を買いに。