鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

怪我2件

2006年09月12日 | Weblog
田代有三選手の検査結果について
9月10日(日)J1リーグ第22節 対 京都パープルサンガ戦試合中に負傷しました田代有三選手は、9月10日(日)、茨城県内の病院にて精密検査を行い、下記の通り診断されました。
1.負 傷 名:左第2・3・4腰椎横突起骨折 
(ヒダリダイ2・3・4ヨウツイオウトッキコッセツ)
2.全  治:約6週間

内田選手U-19日本代表候補トレーニングキャンプ不参加の件
U-19日本代表候補トレーニングキャンプ(9/11~9/14)に召集されていた内田篤人選手は、右ハムストリングの筋膜炎で調整が必要な為、トレーニングキャンプの参加を辞退することになりました。

スタジアムでも不穏な落ち方をしており心配していた田代の怪我だが、骨折で全治6週間とのこと。
復帰は11月になってしまうであろう。
これはとても厳しい状況である。
昨季のFマリノス戦での大怪我といい、不運の付きまとうイメージがあるが、それも短い出場時間で結果を出しているからこそ。
ただ、前回と異なり、今回は比較的短期間であることは不幸中の幸いである。
ナビスコ杯決勝に復活の勇姿とゴールを念じたい。

京都戦での篤人の交代は腿の裏側に違和感だったとのこと、ここまでU-19と鹿島の公式戦にフル回転で出場し続けていたつけが回ってきたというところか。
ここは、不要なU-19の合宿に行かずに済んだことを幸いと思いたい。
現在、両サイドバックの攻撃参加無くして、得点の量産があり得ない。
前節も左SB新井場の上がりからオウンゴールを得ることが出来た。
ここで完治に努め、9/16には右サイドを切り裂いて欲しい。
そして迷うことなく切り込んでシュートを放つのだ。
そう、ファーストチョイスはシュートが良い。
ゴールへ向かう姿を篤人だけでなく全ての選手に求めているのである。

京都戦 監督コメント

2006年09月12日 | Weblog

【J1:第22節】鹿島 vs 京都:パウロアウトゥオリ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
●パウロアウトゥオリ監督(鹿島):
Q:京都にポゼッションされて鹿島のサッカーができなかったと思うが、今日の試合内容の評価は?
「正直、内容からしたら勝ってることがおかしい。両チームとも消極的だった。我々は気持ちが入っていないし、試合に入れていないのも明らかだった。試合中も檄を飛ばしたり、修正する人間もいなかった。しかしサッカーはアンフェアで、ウチが1-0で勝っているが、勝って終わる内容ではなかった。鹿島が4年間タイトルを取れていない原因が今日の試合で浮き彫りになった」
Q:曽ヶ端がナイスセーブをしていたが? 青木をセンターバックに起用した狙いも教えてほしい。
「チーム全体によくなかったんで、今日は評価すべき部分も少ない。曽ヶ端のファインセーブは1回だけだった。青木は安定したプレーが持ち味で、センターバックに使ったが、今日は普通の出来だった」
Q:気持ちが入っていないということで、2トップを早めに変えたのか?
「残念ながらサッカーは11人全員を交代できない。ハーフタイムは正直、そういう気持ちだった。今日交代した人が全てそういう意味だったわけではない。内田篤人に関しては、もも裏に違和感を感じていた。クロスを上げた瞬間にそうなり、大事を取って代えた」
Q:先発2トップはここ4試合で1ゴールも奪っていないが、今後2トップの交代はあるのか?
「1つ間違ってはいけないのは、FWだからといって必ずしも点を取らなければいけないということではない。機動力、動き出し、引き出しといった要素がどうチームのために生きているか、チームにプラスをもたらしているかが大事になってくる。清水戦まで時間もあるし、じっくり考えたい。ただ、変化があることだけは確かだ」
以上

辛辣なコメントで心が痛む。
「正直、内容からしたら勝ってることがおかしい」
現地でも感じたこの空気。
勝ったことだけが結果であり、それには喜びも感じ得た。
が、そう、それでは次に繋がらないのである。
まだ、リーグ戦は続き、鹿島アントラーズは来年も戦い、再来年もそして次も戦い勝たねばならぬのである。
この一試合の結果だけを見ていては前に進むことが出来ぬ。
「鹿島が4年間タイトルを取れていない原因が今日の試合で浮き彫りになった」
この言葉の重みをチームに反映させ、糧とせねばならぬであろう。
心を痛めている暇はない。
明日、明後日…
未来に向けてこそ反省の意味があるのである。