磨崖仏
そのー2 福林寺跡 滋賀県野洲市
室町時代初期(14世紀)の 観音菩薩、如来像
Kennyの滋賀から情報発信
(このブログの掲載期間:4月8日~4月14日)
観音像一体と如来像二体
まだよくわかっていないお寺のようです
福林寺は、天武天皇の頃(7世紀末)の創建らしいのですが、いつ廃寺に
なったのかも分からないお寺なんだそうです。ただ500年前までは存在し
ていたという記録はあるようで、散在する石仏や磨崖仏はそこがお寺であ
ったことは、現地に立ってみて素人の私にも伺い知れます。
十三体の地蔵石仏
合掌しているように見えます。 他にもこのような地蔵石仏がありました。
近くの稲荷神社の案内板です 福林寺との歴史が (赤い線は私が画面で入れました)
現在の野洲中学校は、かつての福林寺の境内に建っているのだそうで、とっ
ても大きな境内のお寺だったと思われます。
年月を経てか、割り取られての姿か・・・
こんな話も・・・
明治から大正にかけて、ここから沢山の仏像が持ち去られ、その多くは大阪
や堺の富豪の庭に置かれたそうです。
ここは中山道(現国道8号線)から近く、廃寺でもあり、時間帯によっては人はい
ませんので盗むのには好都合だったんでしょうな。 無残、割るために使った
のでしょう、石仏によってはノミの痕が残っています。
数々の石仏も
福林寺跡の散在する摩崖仏がある場所です
アクセス
国道8号線を草津市方向から北上、稲荷神社端の信号(野洲中学)を右折
やがて標識が 福林寺跡へは左へ入ります
福林寺跡へは左へ 標識があります
とっ、ところで車はここまで。どこに止める? まあ一台くらいなら
道路の端に短時間、邪魔にならずになんとかか。私は自転車でして~
この柵の所を入って30m
今日もご覧くださいましてありがとうございました