趣味・興味プラス挑戦

郷土史、登山、スキーなどを写真と共に書き綴っております

Kennyの三上山便り

2012-01-27 19:50:21 | 冬景色

     冬の景色、三上山から
 =この冬は山頂から滋賀の山々がくっきりと=
         
 澄んだ空気、雪を被った滋賀の山々、三上山からの展望です
 
           
(このブログの掲載期間: 2月3日ー2月9日)
          
  
           1月30日、野洲市内も薄らと雪化粧した朝を迎えました

三上山仲間、KBYSさんに教わる
この山で知り合ったKBYSさんに最近三上山から見える山を教わりました。
KBYSさんはテントを担いでの単独行、涸沢を特に愛するあご髭がカッコ
いい根っからの山男です。滋賀の
山も殆ど歩いておられるのでしょう大変
詳しいです。私も地図を持って行き幾つかを覚えることが出来ました。特に
今回は鈴鹿方向の山を探しました。
なお三上山は山頂からは南西方向の
みの展望です。ここに掲載の写真は山頂
付近で撮ったものです。

               比良山系の山々

 
                  比良山系

         
           武奈ガ岳(白い山頂が少し覗く)
・西南稜(白い横筋)
  
その手前にコヤマノ岳、堂満岳あたりが見えているのだと思います         

        
              蓬莱山(ビワコバレースキー場)
                   手前は野洲川
        

              鈴鹿山系方向の山々

 
 雪を被った鈴鹿山系方向の山:左から伊吹山、霊仙山、御池岳、雨乞山、綿向山
          手前の山吹色の芝生は希望が丘文化公園
 

        
                      伊吹山

         
                                                霊仙山 
                   
                 
                                         
                 御池岳、雨乞山、綿向山
 

        
                    金糞岳(湖北の山)  手前は多景島(写真では見えない)
 

        
                     横山岳(湖北の山)  手前
長命寺山(左)、八幡山   

滋賀の山々:Kennyの解釈

湖西には比良山系、東には鈴鹿山系、南には湖南アルプス、伊吹山以北
はどう呼んでいいのか? 湖北の山々が連なっています。この冬は雪の日
が多くて高い山は頂きに雪を被っており探すのに都合がいいし冬は特に空
気が澄んで条件がいいです。

滋賀県の山背比べ(1000m級)
    伊吹山  1377
    金糞岳  1317
    御池岳  1247
    雨乞岳  1238
    武奈ケ岳 1214
  蓬莱山  1174
    横山岳  1132
    綿向山  1110
    ツルベ岳 1098 比良山系
    霊仙山   1084
    銚子ガ口 1077 鈴鹿山系
  釈迦岳   1061
    堂満岳   1057
    白滝山   1022  比良山系

私は白滝山以外は登っています。すべて野洲市から日帰り登山が可能で
すし、滋賀の山々は車があれば登山口へのアクセスに問題はありません。
なお比良山系にはまだ幾つかの1000m超の山があります。

逆さ近江富士
毎年元旦に三上山登山をして下山後御上神社に初詣をします。午前9時前
に現れた逆さ近江富士です。

 
     逆さ近江富士(三上山)   2010年1月1日 8:43am 撮影

愉快な三上山仲間
三上山仲間と私は勝手に呼んでいますが、ざーっと10名はもうすっかり
冗談を言いえる間柄です。私はまだ新入りの方ですがその仲間に入れて
貰っています。過去5年間で250回程度の登山回数ですが2000回を超
えている仲間はざらです。年間に500回、600回の方も相当おられます。
もっとも登山回数を競っておられる方は一人もおられませんでこの山を
散歩のコースとして感謝の登山です。私も時々やっておりますが、一旦向
こう側に下りて登り返す仲間がほとんどです。それが年間500回、600回
の理由です。

さてまだまだ三上山から見える人気の山がたくさんあります。登山を重ね
てまたこのブログで紹介したいと思います。

 
       2月3日、2012年  三上山から近江八幡市方向

寒波が少し和らいだ晴天の今朝(3日)、鈴鹿山系の撮影をと急ぎました。
残念ながら山はガスの中でした。一方このところの降雪で滋賀南部も
日野川以北は真っ白でした。

       今日もご覧下さいましてありがとうございました



 

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Kennyのスキー:栂池高原

2012-01-17 08:47:53 | スキー場から見た景色、冬山

私のような発展途上スキー族にはいいな!!

   =後立山の眺望が最高の栂池高原スキー場=
          (この日記の掲載期間:1月27日ー2月2日)

    

   栂の森ゲレンデ(ゲレンデ最高点)から白馬鑓ケ岳(左)・杓子岳

         
                                      夜明けの白馬鑓・杓子岳
                                
栂池高原スキー場
滋賀県野洲市から車で5時間半、広くて長い緩やかな斜面を無理
することなく鳥が飛ぶようにゆったり
と滑走するには私(注:但し私は
へっぴり腰でふらふらと)
のようなスキー族にはこのスキー場は向いて
いるのではと毎年通っています。今年は猛吹雪、快晴そして薄曇り
の栂池でした。 もちろん急斜面、こぶ斜面と通さま向きのゲレンデ
もあります。

こんな景色を満喫してきましたと快晴、吹雪を写真での記録です。


         栂の森ゲレンデから白馬三山と小蓮華山
右から小蓮華山(右の雪煙のピーク)、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ケ岳


       営業前の綺麗に整備されたゲレンデから朝日を受ける白馬連峰
定宿はこのからまつゲレンデにあります。玄関から20mです。
従い圧雪したまだ誰もいないゲレンデを歩いて自在に周辺を
撮影することが出来ます。

      
           
     
                     杓子岳               
                                  


       この栂の森ゲレンデからの眺望は見事です
このゲレンデは当スキー場の最高点で標高1700mです。やや急
な斜面から始まりますがなにせ広いので左右を確認してえいやー
で滑り下ります。
写真では傾斜が表現出来ていませんがちょっと
緊張します。前方に見えるゲレンデまでかなりの急斜面を下ります。

          
                     綺麗に圧雪された朝一番のゲレンデ

  
                 同行の友
              当スキー場の名所鐘の鳴る丘   

 

猛吹雪の時は写真に専念

        

                 
  

       

        
快晴の朝は厳しい寒さ 

      

      

          

       

     

同い年どうしの友(この旅はかみさんは留守番)
かみさん達はどうやら留守番を喜んでいるようです。もっとも
留守番なんかしていないわなー(少なくとも我が家では)。我
々はこぶこぶも急斜面も要りません。頻繁に休憩を取り雑談
しながら。更には時間の途中、横道(私は撮影)に逸れるのも
全く自由です。4年前に知り合った滋賀、京都
他のいつも同じ
メンバーでの旅です。

   今日もご覧くださいましてありがとうございました。

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Kennyの城跡歩き:八幡山城

2012-01-09 19:23:27 | 城址

こんな大規模な城やったんや!
=八幡山城跡、何度も訪ねていたのに=
      
私達を案内して下さったの
は:
いつもの
滋賀県文化財保護課の研究員さんとそして今回は地元
近江八幡市の
研究員の皆様です。びっくりです、以下のような解説
を頂くまではこの城を砦のほんの少し大きめ位と思っていましたが、
なんと大規模なお城だったことを知りました。それは今まで知らなか
った築城の歴史的背景から考えると当然のことだったのですが、や
はりこうやって専門の方々に案内してもらう有難さを痛感しました。


      秀次館跡  算木積みの石垣が430年後の今もしっかりと

豊臣秀次が18歳で
秀吉の姉の子である秀次は天正13年(1585)近江湖東地区に43万
石を与えられた八幡山城主です。ところが秀吉に実子秀頼が誕生する
や秀次が邪魔となり文禄4年(1595)謀反という理由を付けて高野山
に追放、切腹させられて一家も京都三条河原で処刑されます。城主とし
て君臨したのは5年でその後尾張国清州城に移封。さらには高野山に

という若くして悲しい運命を辿ります。この八幡山城はわずか10年で
廃城となります。 秀頼の母は秀吉の側室浅井三姉妹の長女茶々
(淀君)
です。秀々と同じような名前が多くて・・、忘備記録です。

何度も訪ねていたのですが・・・
この八幡山そのものが全部城でした。今までは麓の公園には行きまし
たがせいぜい秀次公の像を眺めるだけで後は登山ロープウエイに直行
です。ところがこの山の麓から大規模の、そして贅を尽くした城があった
のです。まったく今まで気が付きませんでした。

  
                     大手道に続く長い石垣と大手道の入り口付近

先ずは城の石垣でその壮大さが分かります
TOPの写真は6000㎡の平坦地を石垣を積んで築いた秀次館です。
その石垣はコーナーに長方形の大型の石を積んで耐久性持たせた
算木積みです。研究員さんの背丈との比較でその高さが分かります。
こんな石垣があったんですね。

 
            野づら積みの石垣                               櫓門

城内にはいくつもの虎口(入城門)が

  
     枡型虎口(内部で鍵型に折れる)            虎口


                            沢瀉(おもだか)紋飾瓦

        
                     秀次の旗印・沢瀉紋  

       参考: 沢瀉とは水田などに自生の多年草(ウイキペディアより)

秀吉
は敢えて信長の安土城を利用しなかった
一説に、秀吉は信長の後を見据えて忠誠(例えば信長の死を聞き
大泣きしたとか・・)を貫き通したとどこかでお聞きしたことがあります。
信長亡き後、織田家からの独立を考えると当然とは思えますが安土
城を(信長を)意識した形跡の顕著な物が金箔瓦です。秀吉(秀次)
の城は瓦の突起部分に金箔が、安土城(信長)は凹部に金箔が張り
巡らせてあります。これらの瓦は秀次館から大量に発掘されたそうで
す。また安土城からかき集められたと思われる瓦が城内から発掘さ
れているそうです。

 
       八幡山城の瓦、凸部に金箔       安土城の瓦、凹部に金箔(参考)

殺生関白、秀次
秀次はとっても粗暴な性格だったそうです。しかし八幡城主時代からは
堅実な統治を実施していたと、手元のブックレットにあります。それは琵
琶湖の水を取り込んだ堀、八幡堀です。 この堀は本来の城としての機能
と更には琵琶湖を航行する船舶に八幡浦への寄港を命じて町の発展に
繋げたとの事です。また安土から楽市楽座など町全体を八幡に移し

格好となり現在の大きく発展した近江八幡が出来上がったようです。
なお、殺生は摂政をもじって秀次を語る時に常用されている事もこの講座
で知りました。


       昭和40年後半の八幡堀          現在の八幡堀
現在の八幡堀は市民の奉仕で今に引き継がれた姿だそうです。上の写真
は堀の傍に建てられた看板を撮影したものです。左の写真の堀の姿では
観光客
も近づけないですよね。


      

                   
ロープウエイから見た現在の近江八幡市街

 
                              当日は百数十名の参加者が

  参考資料: 「八幡山城跡」 滋賀県教育委員会編
  金箔瓦等の写真:近江八幡図書館、安土城(安土町)関連資料

    この日記の掲載:主催者(滋賀県教育委員会、現地責任者)の了解を
              頂いております

   
お願い: この日記は私個人の記録が目的です。当日教わった内容を
        私の言葉で表現、また先生方のご説明に私の聞き間違いや
        短絡的なところなども多々あるかもしれませんがお許しください。

   今日もご覧くださいましてありがとうございました           

             ************

m                   歴史探訪の情報です 
         姉川合戦と城郭
      
  (講義と横山城址見学)
             主 催: 
滋賀県教育委員会文化財保護課
      
日  時: 1月28日(土)、2012 13:30~16:30
     集  合: 13時15分 石田会館(長浜市石田町576)
          問合せ: 電話:0748-46-6144 
            FAX:0748-46-6145

                   縄文人の祈りと造形
              (講座)

       主 催: 滋賀県教育委員会文化財保護課
      
日  時: 2月18日(土)、2012 13:30~16:30
      会 場: 東近江市埋蔵文化財センター

     ②日 時:2月25日(土)、2012 13:30~16:30
      会 場: 米原市伊吹山文化資料館

            問合せ: 電話:077-528-4674 
               FAX:077-528-4956
      

      *ご参加の場合は事前に必ず主催者にご確認ください

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Kennyの2012年初滑り:横手山

2012-01-06 15:20:33 | スキー

日本一高いところにあるゲレンデ
   =志賀高原・横手山スキー場=
      
             
    (この日記の掲載期間:1月13日ー1月19日)      

寒くて、陽光もなく
今回は吹雪にガスとスキーにはちょっとまずい条件でした。
この冬は頻繁に寒波が押し寄せます。その真っ只中でした。青空、
見通しが利く写真がなくてスキー場全体がご紹介できませんので・・・。


  
 
     昨年の写真ですが、正面が横手山、2300mです
この山頂からゲレンデがあり1700mの第2ゲレンデ(写真)まで
標高差約600mを
滑り下ります。今年も昨年同様見事なモンスター
の中でした。
横手山スキー場は2300mの標高にゲレンデがあり
その高さは日本一だそうです

 
                         山頂に運んでくれるリフトの終点

山頂はさすがに真冬の高峰
その日はマイナス14度で、写真で見る通りリフト降り場も氷の世界
です。そこはもう冷凍庫の中そのものです。しかし今のスキー服、手
袋、顔あてなどの用具は技術の進歩で寒さは全く感じません。
すご
い事だと実感します。
 

 
        お座りもゲレンデのど真ん中        おちびちゃん、楽しんでます

シーズン中、天然雪で雪質もよく
標高のせいなのか、気象条件なのか雪不足が比較的少なく、また
人工降雪機を使わないでスキーシーズンも長いのがこのスキー場
の特徴です。スキー愛好家にとっては嬉しいことで毎年ここに来て
います。それと(怒られるかな??)、ボーダーが少ないのも私のような
こわごわヘボスキーヤにとってはありがたいんですよね。後ろから
ガガーっと音がして猛スピードで接近して来られる仲間気を使っている
にはつい道を開けたり、いったん停止したりで敬意を表します(??

おじさん達シニヤー族急増で危ないんだよなー、って? ごもっとも・・
 

横手山山頂の様子です


      
     横手山頂のゲレンデにある樹氷

  
     電波塔もこの通り        山小屋のハスキー犬、もみじちゃん
感心するほうがおかしいのは分かっていても日本生まれ育ちのハスキ
ー犬、朝から晩まで小屋の外に繋がれて、時にはまーるくなって寝て
います。外気はマイナス14度ですが・・。 朝の散歩、お兄さんが引っ
張られてます。

よく整備されたゲレンデと薪ストーブの山小屋


        
緩斜面あり、こぶ斜面、急斜面ありのゲレンデ
私は無理なく鳥が飛ぶように楽しくのスキー派、緩斜面好みです。
団塊世代(私はそのちょっと前)連中でも両派です。我かみさんは
急斜面派でちょっちゅう別行動です。いつも一緒の友は緩斜面派
で、それでシーズンを通して同じ車で行動です。

小屋の中は別世界

 
       
きのこ雲スープ                 薪ストーブ
アフタースキーはなにもビールだけではと、この小屋にきて思います。
ここ、横手山頂ヒュッテにお世話になっています。寒い時には暖かい
スープ。カップの上にパンが焼けています。名物きのこ雲スープです。
カップの中にはシチューなどのスープが入っており、それを目当てに
昼時はレストランは一杯のスキー客です。また日本で一番高い所に
るパン屋さんでも山、スキー仲間他に知られています。

早めに帰途が奏功
現地から野洲まで通常は6時間弱、しかし寒波です。野洲に着くまで
雪が降りしきりました。 高速道路もスピードを落としての運転です。
面白い(でも運転には危険)体験です。雪が降りしきると向こうから白い
太い糸がフロントガラスにたれ下がり(そんな感じで)前が見にくくなり、
特にヘッドライトを点けるとなおの事です。7時間かかって渋滞が起こる
前に帰ることが出来ました。翌朝は野洲も一面真っ白の世界でした。

     今日もご訪問下さいましてありがとうございました

            *************

                  歴史探訪の情報です      
                 近江の姫たち
                (講演)

             主 催:  滋賀県教育委員会文化財保護課
      
日  時: 1月15日(日)、2012 13:30~16:30
     会 場: コラボしが 21(大津市打出浜2-1)
     
 問合せ: 電話:077-528-4674
            FAX:077-528-4956

                  姉川合戦と城郭
         (講義と横山城址見学)
             主 催: 
滋賀県教育委員会文化財保護課
      
日  時: 1月28日(土)、2012 13:30~16:30
     集  合: 13時15分 石田会館(長浜市石田町576)
          問合せ: 電話:0748-46-6144 
            FAX:0748-46-6145
      *ご参加の場合は事前に必ず主催者にご確認ください

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