趣味・興味プラス挑戦

郷土史、登山、スキーなどを写真と共に書き綴っております

Kennyのカメラを提げて山歩き: 伊吹山

2015-04-29 18:42:38 | 伊吹山

           伊吹山
            緑の山でした
        夏山登山の始めは毎年ここから
                Kennyの滋賀から情報発信
                           (この日記の掲載期間:5月15日~5月21日)


                                          伊吹山

山の上部、窪んだところ(登山道のある部分はカール状地形になっています)が雲
に覆われています。そこに辿り着いたころにはもう
そのガスは晴れていま
した。こんな伊吹山、初めてみまして大急ぎ、車を止めて一枚。  それと、
早朝、一面の緑 なんと爽やか、綺麗です!


登山開始です:8時30分


                     入山協力金300円/一人を支払って登山開始です


           一合目への登山道  約30分、木漏れ日を受けて登っていきます

 

                 一合目です 多くの登山者が登り始めていました


                           三合目です 快晴、山頂部もくっきりと

1合目を過ぎるとこの山にはもう山頂まで日を遮る大きな樹木は登山道
周辺にはありません。まだこの時期は日向ぼっこ気分でいいですが、真
夏はそれなりの暑さ対策が欠かせません。


全山、緑一色でした
快晴だったこともあるんでしょうが、本当に綺麗な緑一色の山でした。 今
までこの時期に何度も登っていますが、初めて知ったような気がしました
な~。少しは周囲を眺める余裕が脚に出来たのかな、見事な景色でした。


      緑一色  下方には五合目(避難小屋下)、三合目(写真右上)が見えています

                        上の写真:7合目付近から見下ろす

                      下の写真:  同 山頂を見上げる


                           緑一色  山上部の右奥に山頂があります

  
                                      道中にはこんなお花が


            九合目から下界を この時期だから?なのか、遠くは霞んでいます


山頂到着です:11時30分


                     賑わっています


                                    山頂は広々としています



           ここをクリックしてくださいね    
                                         
         ビデオ映像をご覧ください  約3分です)
                                    ビデオ内容
                         7合目から緑に映える登山道を
   山頂では大勢の登山客がそれぞれのひと時を楽しんでおられました


今日は無念、遠望は効きません


                              能郷白山 (画像処理でなんとか)

だそうです。傍を通られた登山者のお話が聞こえていました。殆ど毎回
近くに大きく見える御嶽山、乗鞍岳、白山は今日は見えません。 勿論、
槍ヶ岳も望むべくもなく、残念でした。


お花にもちゃんと目を、ただ名前は・・・?


                                  ① ツルニチニチソウ
                   三上山仲間 Uさん、ありがとうございます。

 
                  ② クサボケ                     ③
 
入山協力金のお蔭でしょうか、植生保護維持の工夫、植物再生のため
に登山道の一部を付け替え、登山道の整備等々がいたる所で行われて
いました。

 
                 ④ イブキガラシ                                        ⑤

 
                ⑥ イチリンソウ                 ⑦ キンバイソウ

 
              ⑧                          ⑨

 
                                            ⑩                   

  花の名前は図鑑から適当に当てはめました(笑) ご教授頂ければ嬉しいです。



                      三合目に設置の案内板の初夏の部分です


       今日もご覧くださいましてありがとうございました

 


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Kennyの山歩き:希望が丘文化公園のイベント

2015-04-29 18:38:43 | 三上山周辺

     希望が丘ハイキング
 今年度は 4月、6月、10月、2月に開催 
     主催:
公益財団法人滋賀県文化振興事業
                      (滋賀県希望が丘文化公園)      
今年度もその一回目、4月のハイキングに参加してきました
             Kennyの滋賀から情報発信
                (この日記の掲載期間:5月8日~5月14日) 

それって? 
「自然環境に恵まれた公園やその周辺地域を活用し自然とのふれあい
や環境、
生態系に関する気づきや健康の維持増進が得られる場を提供
します 」 (主催者のHPから)


                      集合会場の希望が丘文化公園 スポーツ会館
                      集合場所は、青年の城の場合もあります
                     (詳細は末尾に掲げた主催者のお知らせをご覧ください)

とにかく、
県立希望が丘文化公園や周辺(と一口にいっても途轍もなく広いです)を、
当園の関係者の皆様のご案内で散策出来るんです。樹木、お花、
歴史(私は特にこれです)等々に丁寧な解説をして貰えます。それ
も春夏秋冬の年四回も開催して下さいます。 有難いことです。

集合場所の希望が丘に向かいます、途中


     山上ダム おや、まだ帰ってなかったの、渡り鳥はこの時期はもう北国に?
と思っていたら、滋賀県の県鳥、カイツブリ のようです(林 様からアドバイスを)


人気のイベントで、
今日も大勢の参加者です。県外からもお越しになります。健脚者向
けの中級ハイキングと、 ファミリー、初心者向けの初級ハイキング
の二つのコースを用意して貰えます。 私はいつも前者です。


   ハイキングの行動予定、見どころ、注意点などのお話をされる林 誠三氏 

長くお世話になっています。私は特にイベントの都度、郷土史の関連
でご教授を頂いてます。 感謝します。

では健脚者向け中級ハイキングの様子です


 
  今回のコース:拡大してご覧下さい 1600ピクセル)             
                                                                 リックしてください


        この登山口から山に入りました  (過去に三上山山頂付近から撮影の写真)

結構この周辺は歩いている積りですがこのコースは初めてでした。


 
       この時期、ミツバツツジが満開で、周辺の山々がピンク色に

 


           一旦花緑公園に下り、トイレ休憩  シャクナゲが綺麗でした


        天山で昼食の後 UP・DOWN のコースを  結構険しいぞー


                                    観音堂


                              道中に古墳ー01

野洲市には(いやそんなことはない、我が市にも・・かな)大変多くの古墳
あります。個人的見解では特に希望が丘エリアには多いように
思います。今回の散策コースにも三か所で見ることができました。

やはり、この周辺には30か所ほど古墳が確認されているそうです。
(林 様のアドバイス) 現在は道もなく辿ることは出来ませんが、
いづれは調査が進み見学が出来るといいですね。


                                         道中の古墳ー02


                            第二びわこ学園付近にも-03
   但し、この古墳は造成工事で古墳の一部をこの場所に移設した石で、
   本来の古墳の場所ではありません


                                      天山山頂から 
この天山で360度の展望を楽しみながらの昼食です。個人的見解
ながら、これだけ低い山で、障害物がなくて山頂から滋賀県の山々
が沢山見えるところはこの天山ではないかと。特に雪のシーズンは
鈴鹿、比良、湖北の山々が白一色で素晴らしい眺めです。


      (ご参考) 天山山頂から冬季 霊仙山方向   (画像処理をしています)

 


                      名神高速道路からも目立って見えるそうです



いよいよ散策も終盤、急坂を下っていきます。両サイドに咲く
ミツバツツジが目に入らない・・くらい気を張って下山です。


                        下山の後  大山川岸にくると スミレの群生が


                          突如沼が、こんなところに?と思います


      三上山を眺めながら、集合場所の希望が丘文化公園西ゲートに帰ります 


   今後のハイキングの情報は ここを クリックしてください



     今日もご覧くださいましてありがとうございました

 

 

コメント (3)
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Kennyの城跡歩き:水口岡山城、現地見学会

2015-04-28 21:44:58 | 城址

  崩し落された石垣、門の礎石、
石階段、今回 発掘確認の遺跡です
    
水口岡山城 滋賀県水口町    
  秀吉の城、本当にあったんやとさらに実感 
    今回(第三次)はお城の本丸南斜面と三の丸虎口を発掘
                 Kennyの滋賀から情報発信
               このブログの掲載期間:5月1日~5月7日)
 

まずはそのお城ってどこに、誰の?
下の写真は三筋の街、滋賀県甲賀市水口町の航空写真です。
そして
緑の山が今回発掘調査のお城のある大岡山(現在の古城山)です。


                 
   山頂の白く細長い地が水口岡山城の主郭部分です
                        (水口町紹介パンフレットの写真に私が加筆)

水口岡山城
天正13年(1585)、秀吉は中村一氏(かずうじ)にこの城を築かせま
した。このころは既に東海の徳川家康や関東の北条氏は秀吉にとって
敵対する勢力であり東海道を眼下に見据え、鈴鹿峠を望む立地のこの
水口は東国への足掛かりとして重要な城でした。

  
     
水口町の、その昔の大手道から見た大岡山           お城の詳しい解説  
                                                                          (クリックで拡大します)
                     

         当日はお城のお祭り バルーンのお城が! 下から見た目、本物です


今回の発掘現場です

本丸南斜面:
岩盤の上に築かれた石垣が壊されて下に落とされていました



           石が下に転げ落ちています。石の後部は岩盤です。 斜面の下段

この南斜面のは大手道を境に二段構造になっており、それぞれに石垣が
組まれている。 しかしこの一段目は真下からではなくて岩盤から上が石
垣です
。この下段斜面だけで7m以上もあり、当時はまだそれだけの高さ
の石垣は築けなかったこともあり、うまく岩盤を利用しています。



            転げ落ちた石 その奥、上部には岩盤が見えます

それにしても落ちている石が少なすぎない? ですね。それは石の再利用
が考えられるそうです。その後別の築城に転用。またずーっと
後年に何か
の工事に転用されることもこういったケースではしばしばだったとか。



                            上の段も同様に崩されている

見学者が立っているところが大手道。そしてこの部分が上の段に組まれた
石垣の部分です。

                       

                       上の段から、下の石垣の段を見下ろした写真

三の丸虎口から門礎石、石階段が見つかりました






       上の二人は門の礎石に立っています。下の二人は石段を踏んでいます。
                             (当日配布のパンフレットから)



                            発掘現場を上から


 
                         三の丸から見た虎口

この虎口は平入(枡型にはなっていない)なので城内の儀礼的な虎口だ
ったのではないか、つまり三の丸は居住空間であった可能
性も出てきた
とのお話です。


当日会場で展示された発掘品

寺院の瓦が転用されていた


 

李朝系陶磁器




大勢の見学者




今回の調査で分かったこと

本丸は前周を石垣にめぐらされて下界から見ても壮大な、頑強さを誇る城
あったことが確実になりました。 それ以前の調査で検出した上段の石垣や
さらに北面に今も見ることが出来る(残っている)石垣からその様相が伺える
との事です。また岩盤が利用出来る所は岩盤を削って利用したと推測。

二つ目は、三の丸の構造と城門の存在。 どうやら瓦葺ではなったようだ。

三つ目は、築城時に資材不足で寺院から多くの瓦を転用したことが判明。


                         本丸北側に今も残る石垣                       

これだけ当時の遺跡・遺物を見せて貰ったら!
東海道を見下ろす山。 東国との通過点でもあるこの水口。 お城・砦(跡)
の多い滋賀県に住
んで、ちょこっと城跡歩きをしている私のような者にとっ
このような城跡、現地見学会は、本当にありがたい催し、勉強の場です。
関係者の皆様に感謝します。

           
                             当日参加者が頂いた資料

       本当にあったんだここに! 威容を誇る拠点城郭が

破城
関ヶ原の合戦で西軍が破れ、東軍(徳川)によって東海道を睨む
秀吉にと
って超重要拠点だったこの城も叩き潰されたのですが、
崩し落とされた石
垣を見て、
なるほど、物語風に聞いていたこのお城、今日の見学でしっか
りと実像を見た気が
しました。 

虎口(こぐち)
お城の入口、入城門のことです。敵侵入時の応戦のために色々と工夫が
されていますが、もっとも一般的な工夫は入り口を鉤型に直角にまげた
枡形虎口です。それに対して現在のお寺のように真っ直ぐに入れる虎口
平入り虎口といいます。

お断り
本丸跡や三の丸跡の主催者の説明(文)では「伝」という文字が頭につい
ています。これはそのことが伝承、そのようだ、との域を出ていない場合
伝本丸跡、と表現されます。 ここではその伝は省略させて頂きました。


    
参考資料: 当日頂いたパンフレット(上の写真)、ウィキペディア

                  

        今日もご覧くださいましてありがとうございました

 

 

 

コメント (3)
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