趣味・興味プラス挑戦

郷土史、登山、スキーなどを写真と共に書き綴っております

4J、の自転車で行く:お地蔵さん巡りーその6(最終章)

2015-10-05 18:56:17 | 5爺:野洲市内の地蔵巡り

        4人の爺さん(4Ji)自転車を漕いで               
        お地蔵さん巡り第6回目、最終回です
              
大願成就
        野洲町(野洲市)の「地蔵信仰」 
      
64か所の地蔵めぐりを達成しました
  第一回目は2014年8月で、成就は2015年10月でした
 
  
               
    Kennyの滋賀から情報発信   
                   (この日記の掲載期間:10月30日~11月5日)

野洲市周辺の郷土史をちょっと、余談ですが・・


  
 「検地 十万日 日延」 天保一揆 私たちの団地の中にあるモニュメントの一つ)

モニュメントに描かれているのは天保一揆に勝利し、喜ぶ農民です。
増収を図ろうとする江戸幕府、検地で間竿の1間の尺度を誤魔化し、
しっかり測量せず推測で村高を決めました。負担が重くなり新規開
拓の地も持っていかれる実情に不満が爆発、一揆となりました。

しかし中心にとなった人物は江戸送りとなり非業な最後を迎えます。
頭取として三上村(野洲郡)の庄屋、土川平兵衛がいます。なお他
の10名の多くは甲賀郡内の村役人と農民でした。

その一揆は、天保13年(1842年)10月15日勃発しました
            (江戸時代:1615年~1868年)

          天保一揆に関する私のブログ  
                        (この上をクリックしてください)


元気な4Ji、二人は段つきなしのママチャリ。 それでも日によっては20km近く漕ぎます


閑話休題: ところで4Jiは何をやってんの? 自転車漕いで・・

実は、同じ団地に住んでもう40数年、当初からお付き合いのある
TAMさん
(ほぼ同年齢)から湖東三十三所観音霊場めぐり」(このブロ
グで
掲載済)のお誘いに加えて
、私達が暮らす野洲市にあるお地蔵
さんめぐり、地
蔵信仰」に触れてみようかと声を掛けてくれました。
 
それも健康維持のために車ではなく自転車で、となりました。
  (4Ji: 4人の爺さん)

では地蔵さん巡りに出発です: 午前9時 

・法善寺 (小堤)  ( )内は集落名です
 
     法善寺の山号でしょうか            木造立像です(堂内)


            ご住職様(奥)が丁寧にご案内くださいました


                        感慨深く・・、YASさん、TAMさん

・自治会公園 (小堤)


            法善寺のご住職様が近くのこの場所に案内くださいました
  左から YASさん、TAMさん、ご住職様、KAKさん。 私はいつも写りません(笑)


         造成、開発、圃場整備(ほじょうせいび)等で発掘されたお地蔵さまを
                               ここに集めて安置されました


・念仏寺地蔵堂 (大篠原)


          戦前は幻灯、芝居、盆踊り等があったそうです




・浄勝寺地蔵堂 (大篠原)

 
     このお寺でも戦前は幻灯、芝居、盆踊り等があったそうです




・来迎寺本堂 (小南)




    お地蔵さんは木造でこのお堂の中に安置されています。    不在で入れず・・・  
                

 ・本尊寺跡 (小南)


    どこでも同じなんですが、個人・有志で最近立派なお堂を建てられたんですね。




・薬師堂境内 (小南・馬場小路)






実は、この後の2箇所は、自信がないんです、全員が??・・・

地蔵堂 (小南・林小路)?



地蔵堂 (小南・清水小路)?



 今回も地蔵さんに辿りつくのにひと苦労でした


       ”こんなん道違うで”、案の定   自転車は乗るもんやがねー、YASさん~

     
              そのあぜ道には一体のお地蔵さんが

 
                                ところ構わず聞きまくり


            この万屋の女将さんは集落を知り尽しておられ、強い味方、
          KAKさんが代表して二度目の 「すんません~、もう一回教えて」、と。


大願成就を祝って、11月に入り祝杯を  

行きつけの喫茶レストランで祝杯を上げることにしています。


                  追記:11月2日、楽しんできました

歓談も終了に近づき、次の活動を資料(TAMさんが作ってくれました)
を基に、話あっています。


うーん、なんか違う雰囲気~、いいぞ~! 
今回、地蔵さんを幾つもお参りしたり、既に成就した湖東三十三所
観音霊場巡り(お参り)と9年前まで40数年歩んで来た、売って
なんぼ、の世界とはかなり趣きの違う世界を体験させて貰いました。
心を洗う、なんか分かるような、それは、手を合わせてお参りする
ことで実感した次第ですな。 そして、いい空気を吸って、適度な
運動にもなりました。


この団地に住んで40数年、こんなグループ(他にも登山、テニス、ゴルフ、
その他文化の分野 等々)が生まれ(私、その幾つかに参加)敬語は勿論不要、
メンバーは家にはあんまりいない族の
集まりです。

        今日もご覧くださいましてありがとうございました


                  ******
ご参考:

お地蔵さんとは?
仏堂に安置されるより各地の寺院境内、村の入り口、峠、あぜ道、四辻、
墓地の入り口や墓地内などの野外に安置され、堂内安置より野山、路傍
に多い。村の守り神、子孫繁栄、近世では旅や交通安全の神として信仰
されている。 これは地蔵信仰、庶民信仰の表れだろう、と。 
(ネット検索の情報です)

これらの64のお地蔵さんは?

TAMさんが見つけられたのですが、野洲市歴史民俗博物館発行「地
蔵ー仏教美術と信仰」
の中に野洲町の地蔵信仰というページがあり、64
か所のお地蔵さんが掲載されています。 平成9年に編集されています。

      私のブログ: 過去五回のお地蔵さんめぐり

           第一回 地蔵さんめぐり 

         第二回 地蔵さんめぐり
           
           
        第三回 地蔵さんめぐり

                   第四回 地蔵さんめぐり

               
    第五回 地蔵さんめぐり

 





 


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4J、の自転車で行く:お地蔵さん巡りーその5

2015-09-27 10:08:56 | 5爺:野洲市内の地蔵巡り


          野洲市内のお地蔵さん巡り  
         五回目 七箇所のお地蔵

     地蔵さんに辿りつくのにひと苦労です
     4人の爺さん(4Ji)自転車を漕いで        
                       Kennyの滋賀から情報発信   
                     (この日記の掲載期間:10月2日~10月8日)


                 「野洲川の渡」  私たちの団地にあるモニュメントの一つ


モニュメントに描かれているのは「野洲川の渡」です。中山道が通る
ここ野洲にも渡しがあり、高級公家や朝廷使節が通る場合、地元は
仮の土橋を架ける義務を負わされました。仮橋に加え増水時に使う
船も揃えたとの事です。常設橋のない時代、京や西国の大名行列の
通過なども含めて明治維新に廃止されるまで何度仮橋が架けられこ
とでしょう。 地元の苦労が偲ばれるお話です。

               
       それ以前の位置から10m琵琶湖寄りに大正13年に建設
                       その時、十輪院は現在のように分断された   
                                 (冊子 野洲の郷土史から拝借)

  
  十輪院  左方向に野洲川と現在の橋        分断され道路を挟んでお地蔵さんが

同じ野洲川の上流に「横田の渡」があります。この渡しは東海道
あり当時の橋の一部が保存されて観光地になっています。

閑話休題: ところで4Jiは何をやってんの? 自転車漕いで・・
実は、同じ団地に住んでもう40数年、当初からお付き合いのある
TAMさん
(ほぼ同年齢)から湖東三十三所観音霊場めぐり」(このブロ
グで
掲載済)のお誘いに加えて
、私達が暮らす野洲市にあるお地蔵
さんめぐり、地
蔵信仰」に触れてみようかと声を掛けてくれました。
 
それも健康維持のために車ではなく自転車で、となりました。
  (4Ji: 4人の爺さん)

では地蔵さん巡りに出発です: 午前9時 

清源寺(上屋)  注: ( )内は野洲市内の集落の名前です



          上下の写真は4Jiのお一人、YASさんから頂きました。 私は途中合流で

 


見星寺(上屋)


         講釈? 確認ポーズ? いづれにしてもKAKさんはこの分野にお強いです

ここに辿りつくのに小一時間。 入手のリストにある名前のお寺が見当た
りません。 こんなことも結構多いですね。 探し回ってやっと発見です。




                 見星寺では経緯、周辺情報を語ってくださいました。 
           聞き入る4Ji   左:YASさん、 中央:TAMさん、奥:KAKさん

このお寺も門にある寺名と資料の名前が異なっています。 なので一度
前を通り過ごしていたんですよね。 

専念寺(入町)



それと本堂にお寺の名称(たいていは立派な彫刻の名盤)が掲げられて
いない場合も多いです。 それだけに探し当てる、行き着くのが一苦労と
言う訳です。 でもね、苦労があった方がいいです。 値打ちがあります・・。


                このように道路脇、門前に寺名の石柱が立っている場合も

西運寺(長島)
 本堂と地蔵堂




                
本堂には木造立像、地蔵堂には石仏が安置されています。 本堂は事
前に予約をしないとお参り出来ない場合が殆どで、その場合は外から
手を合わせます。

真光寺(高木)






地蔵堂(高木)

 
                           道端に多くの地蔵さんが並んでいます

道をお聴きしたご婦人のお話です。子宝に恵まれる、と多くの方がお参
り、また清掃、前掛けの取替えに努めておられるそ
うです。ほ場整備な
どで出たお地蔵さんもここに安置されているそうです。なのでこのように
沢山の地蔵さんが並んでいます。


 
        結構凝った、最近取り替えたと思われる前掛けが多くを占めます

 お地蔵さんとは?
仏堂に安置されるより各地の寺院境内、村の入り口、峠、あぜ道、
四辻、墓地の入り口や墓地内などの野外に安置され、堂内安置よ
り野山、路傍に多い。村の守り神、子孫繁栄、近世では旅や交通
安全の神として信仰されている。 これは地蔵信仰、庶民信仰の表
れだろう、と (ネット検索の情報です)

これらのお地蔵さんのことはどうやって知ったの?

TAMさんが見つけられたのですが、野洲市歴史民俗博物館発行
「地蔵ー仏教美術と信仰」の中に、野洲町の地蔵信仰というペ
ージがあり、64か所のお地蔵さんが掲載されています。平成9年
に編集されています。

これまで5回にわたりお参りしたお地蔵さんは、今日の7か所を含
めて54か所になりました。


 
    私のブログ: 過去四回のお地蔵さんめぐり

           第一回 地蔵さんめぐり 

         第二回 地蔵さんめぐり
           
           
        第三回 地蔵さんめぐり

                   第四回 地蔵さんめぐり

 

     今日もご覧下さいましてありがとうございました 


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4J、の自転車で行く:お地蔵さん巡りーその4

2015-07-15 15:01:15 | 5爺:野洲市内の地蔵巡り

          野洲市内のお地蔵さん巡り
       地蔵さん探しは地元のおばさまが頼り、
  でもおばさまから貴重な情報も頂けます!

     4人の爺さん(4Ji)自転車を漕いで
                      第四回目 5ヶ所のお地蔵さん              

                       Kennyの滋賀から情報発信   
                     (この日記の掲載期間:7月24日~7月30日)

 
            4Ji さん、いつもの集合場所です。(私達の団地内) 背後は三上山

モニュメントに描かれているのは銅鐸とのそ時代、弥生の森です。
滋賀県野洲市から日本一大きな銅鐸が発掘されました。市内に
は銅鐸博物館もあり、数々の銅鐸を鑑賞することができます。
 

   
         4Jiの地蔵めぐり、第4回目の出発です
同じ団地で40年来のお付き合い、爺さん4人仲間の自転車で行く
お地蔵さん参りです。自転車を漕いで、今日も運動を兼ねて地蔵
めぐりをしてきました。 今回はその4回目、5か所を訪ねました。

常念寺境内(永原上町)




              手入れが行き届いています  お花も生き生きとしていました


              
    地元の方です、お掃除などお手入れの後のお参りです

”この大きなお地蔵さんは近くの家棟川(やなむねがわ)で見つかり、
その時は
上半身は川底から上に出ていたそうで、ここに安置され
たんですよ” と教えてくださいました。


        YASさん、TAMさん、境内に安置の他のお地蔵さんも熱心に談義

 
   境内には他にも沢山のお地蔵さん   先ほどのご婦人は帰り際、本堂に向かって

 
       常念寺の立派さにも驚きです       門の彫刻もまた見事です


すんませーん、お仕事ちゅーぅ~



                         ここでもやはりご婦人がご活躍

はいはい、旧墓地ね。その道を真っ直ぐ、何々のところを・・、そこには
沢山のお地蔵さんが祀られていましすよ、と。 聞かなければまずは辿
り着くことは無理ですね。

旧墓地(永原江部)




教えられた通りに自転車を漕ぐと
、ありました。 墓地跡だそうです。
墓地は移転。お地蔵さんはここに残られたんですね。



またまた、すんませーん~


                   やっぱりご婦人! で、男どもはこの時間帯何処に??

”清水池はね、小さな池でした。今は埋められています。ええ、そこ
にはお地蔵さんが・・・”  と。

ちょっと、余談を。今朝の出発から男性陣がいない!出会わない。ん?
女性が長寿。これってこの辺になんか関係がありそうな(笑) いい
空気を吸って適度な運動ねぇ~~、健康、けんこう。

清水池西(永原江部)
おばさまありがとう! 辿れました。
 こりゃー聞かんかったらとって
もやないが、わからんゾー


              池は埋められて水道施設が出来ていました


                        その一角にお地蔵さんは安置されていました


地蔵堂(永原下町)




        木造立像で、立派なお堂におられます お地蔵さんは見えません

   
 この子もお地蔵さんを守っているんだ         他にも石仏がずらりと


妓王寺地蔵堂(中北)



ここには難なく到着です。このお寺は有名です。妓王・妓女とその母、
佛御前の菩提を弔うために建てられた小寺と伝えられています。
NHK大河ドラマ「平清盛」に登場の妓王・妓女の里です。


         KAKさん、しっかりと手を合わせて・・、懺悔かい? ここは仏教か~

地蔵堂は、妓王寺の隣りにあります。立派なお堂に安置されています。

午後は雨に・・
YASさん、kAKさんのご友人の工房で雨宿りと昼食を。どうやら
雨は止みそうもなく帰路につきました。


       あれれ・・、建物が歪んでいる! 自転車から、また電池切れで
        携帯のカメラで撮影しました。 自転車走行での振れででしょうか?


            今日もご覧下さいましてありがとうございました

                            *********

補足、ご参考までに

日本一大きな銅鐸の里帰り
前述の日本一大きな銅鐸は複製品で、本物は東京国立博物館に・・。
ところが
過日その銅鐸が里帰りして私達も本物を観ることが出来ました。
 その時の私のブログです: ここをクリックしてください
                  (2013年10月の記事です)


4Jiが見てきた地蔵さん:「地蔵ー仏教美術と信仰」
野洲市歴史民俗博物館発行の中に、野洲町地蔵信仰というペー
ジがあり、その一覧表「地蔵ー仏教美術と信仰」に64か所のお地蔵
さんがリストアップされています。その内、前回までの二回で28箇所
を訪ねていますが、今日は第四回目、5箇所を回りました。

 

お地蔵さんとは?
仏堂に安置されるより各地の寺院境内、村の入り口、峠、あぜ道、
四辻、墓地の入り口や墓地内などの野外に安置され、堂内安置よ
り野山、路傍に多い。村の守り神、子孫繁栄、近世では旅や交通
安全の神として信仰されている。 これは地蔵信仰、庶民信仰の表
れだろう、と。

   私のブログ:過去三回のお地蔵さんめぐり、

           第一回 地蔵さんめぐり 

         第二回 地蔵さんめぐり
           
           
        第三回 地蔵さんめぐり


 


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4J、の自転車で行く:お地蔵さん巡りーその3

2015-06-18 12:36:37 | 5爺:野洲市内の地蔵巡り

 

       野洲市内のお地蔵さん巡り
       市内の路傍や街角にあるお地蔵さん
    4人の爺さん (4Ji)、
自転車を漕いで
                      第三回目 6ヶ所のお地蔵さん              

                Kennyの滋賀から情報発信   
                    (この日記の掲載期間:6月26日~7月2日)
 

       4Jiさん、いつもの集合場所です。(私達の団地内) 背後は三上山

モニュメントに描かれているのは平清盛の寵愛を受けた白拍子の妓王
(ぎおう)・妓女(ぎじょ)と妓王寺です。姉妹は当地、現在の野洲市出身
と言われています。

4Ji(4人の爺さん)の地蔵さん巡り日記です
同じ団地に住んでもう40年の爺さん4人仲間の自転車で行お地蔵さん
参り
日記です。自転車を漕いで、今日も運動を兼ねて地蔵めぐりをして
きました。 (昨年も一度取りあげています。今回はその3回目のUPです)


  
         近江富士第四(区)    地蔵さんには綺麗なお花が

三上山を望む新興住宅、近江富士団地の第四(区)という区域の自治
会館の一角にそのお地蔵さんはありました。 探すこと30分・・・

今回はリストにある地蔵さんの場所がなかなか見つからない!
地蔵さん探しに大変な時間を取られました。お聞きするも、「さてねー、
とか、越してきて日が浅いので・・・」と、途方に暮れることがしばしば
でした。新興住宅街では典型的な現象を感じます。

その点、さすがは地元のおばーちゃん


                   今回もお会いしました! 地元のおばーちゃん

一方、地元(元々の集落といいますか)の方は問題ありません。 「おばー
ちゃん、またお会いしましたな!」とお声を掛けると、「ああ、そうやったね、
覚えていてくれてありがとう。今日もな、友達に会いに行くんや、沢山友達
を作って、お話して楽しんでます」と。 前回は、はいはい、どこそこですと、
お蔭で一発で行きあてました。我々暇族にとっては参考にしたい前向きな
先輩おばーさんです。(なおこの4人は結構友人が多くそれぞれの毎日を楽しんでい
る方だと思います、仲間3人のやる気に敬意を表して・・)

   
                 近江富士第五(区)        公園の端、民家に沿って

今度は探すこと、20分・・・、辿り着いたお地蔵さん傍の民家のお母ー
さん、「本当に有難いお地蔵さまですよ」と。


  
                  南桜 報因寺

           
                          木造立像で本堂の中にあり外からお参りしました


  
                            北桜 県道沿い

            
                                          三上山の東側、麓近くです


                             昼食は三上山を目の前に臨む公園で

       

                      多聞寺 木造立像で、本堂の外から手を合わせてきました
                                   三上山(東側)の麓にあります


       
                                       辻町  子安地蔵堂

       

       


道中、リストにはない沢山のお地蔵さんが安置されています
なんとそれらのお地蔵さんは道端、あぜ道、お寺の一角、公園などなど、

屋根つきもあれば、雨ざらしも。 それも日頃私も自転車や車でよく通っ
ている所なんです。


                          元々の集落の小川縁に


                                 新興住宅街に


                               新興住宅街の一角に


                        田園の中に新しく設置された道路脇に

これらのお地蔵さんは土地開発やほ場整備の工事の途中で発掘され、そ
の場に安置された場合が多い、と今までのお参りで知りました。野洲市内
しか知りませんが、この地は本当にお地蔵さま信仰の厚いところで、私達
もお参りしたすべてのお地蔵さんにしっかりと手を合わせてきました。


 
                               JR線路際の道路傍に


道中、風景を楽しみながら自転車を漕ぎます


                            野洲川堤防から三上山を

その日、私達の団地から最初の訪問地、近江富士団地に向かいます。
近道の野洲川堤防を走りました。山をよく見てくださいね、同じような形
の二つの山が重なっています。向こうが三上山の雄山、手前が雌山で
す。ちょうど田植が終わった頃でした。

         今日もご覧下さいましてありがとうございました

                         *********

補足として、

4Jiが見てきた地蔵さん:「地蔵ー仏教美術と信仰」
野洲市歴史民俗博物館発行の中に、野洲町地蔵信仰というペー
ジがあり、その一覧表「地蔵ー仏教美術と信仰」に64か所のお地蔵
さんがリストアップされています。その内、前回までの二回で28箇所
を訪ねていますが、今日は第三回目、6箇所を回りました。

 

お地蔵さんとは?
仏堂に安置されるより各地の寺院境内、村の入り口、峠、あぜ道、
四辻、墓地の入り口や墓地内などの野外に安置され、堂内安置よ
り野山、路傍に多い。村の守り神、子孫繁栄、近世では旅や交通
安全の神として信仰されている。 これは地蔵信仰、庶民信仰の表
れだろう、と。

   私のブログ:過去二回のお地蔵さんめぐり、

           第一回 地蔵さんめぐり 

         第二回 地蔵さんめぐり

 


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4J、の自転車で行く:お地蔵さん巡りーその2

2015-05-15 08:34:08 | 5爺:野洲市内の地蔵巡り

  野洲市内のお地蔵さん巡り
   市内の路傍や街角にあるお地蔵さん
   4人の爺さん (4Ji)、
自転車を漕いで
        
Kennyの滋賀から情報発信   
                (この日記の掲載期間:5月29日~6月4日)


           4Jiさん、今日のお参りコースの確認です  東屋で(私達の団地内)
        全体の計画、資料はT爺さんが用意してくれます。私? I'll  follow you~


4Ji(4人の爺さん)の地蔵さん巡り日記です
同じ団地に住んでもう40年、当初からお付き合いのあるTさん(ほぼ同
年齢)から
私達が暮らす野洲市にある お地蔵さんをお参りしない?
とお声を
掛けてくれました。4Ji自転車を漕いで、
運動を兼ねて地蔵
めぐりをしてきました(昨年一度取りあげています。今回は二回目のUPです)

 
        
 地蔵さんは立派な石室に入っておられます

JR野洲駅前通りの ”たでめん” でおなじみのお店「ふぁーもあ」の建物
横にあります。表を掃除中の店主さんが「先代から引き継ぎ大事にだい
じにしています」  と御利益のお話も交えて教えてくださいました。このお
地蔵さんは80年ほど前に祇王井(川)の川底
から発見されたそうです。


 
                    野洲駅北にある公園内、自治会館前


 
          五反田、稲辻、冨波南にある五反田公園内


 
                          縄手、山田・桶の尻にある縄手公園内


市内に本当に沢山のお地蔵さんが安置されています
なんとそのお地蔵さんは道端、あぜ道、お寺の一角、公園などなど、
屋根つきもあれば、雨ざらしも。 それも日頃私も自転車や車でよく
通っている所なんです。

4Jiが見てきた地蔵さん:「地蔵ー仏教美術と信仰」
野洲市歴史民俗博物館発行の中に、野洲町地蔵信仰というペー
ジがあり、その一覧表「地蔵ー仏教美術と信仰」の64か所のお地蔵
さんの内、前回は14箇所、今回も14箇所をお参りしてきました。


 
                             
    青葉台団地の公園内


 

                         久野部 圓光寺境内  近くの蛇池から移す


 

                                      竹生  照永寺境内


    
                            野洲川の堤を三上山に向かって移動です


 

                                               大畑 中央公園内


   
                    野洲市河川敷(運動)公園で昼食です  前方に三上山が


 
                                  三上小中小路 地蔵堂                             

          
                                  地蔵堂の全体像


 
                三上大中小路   西林寺境内   境内の無縁仏を集めて


 
                    三上小中小路  西養寺境内  境内の石仏を集めて


 

                三上山出  地蔵堂 子安地蔵 明治にこの宝泉寺境内に移す


 
                                 妙光寺 河川敷跡 この場所のほ場整備で発掘


 
                                  久野部東 自治会館前


ビデオ映像:古希をとっくに過ぎた4JIが自転車で爽快に次の
      お地蔵さんを目指して走っています。

                        集落を、野洲川の堤を   (1分強です)
                                    

                       上をクリック
してください

         今日もご覧下さいましてありがとうございました

                


                                  *********

以下は備忘録です(ウィキペディア、その他ネットより引用)

今お参りしている町内のお地蔵さん
当時、野洲市の計46の区、自治会(これで旧野洲町の全部なのかどうかは
確認しておりません)の資料協力委員さんの調査報告に基づき約64の
お地蔵さんを紹介してあります。今回はそのうち各自治会区内にあ
14の地蔵さんを見て(お参りして)きました


お地蔵さんとは?
仏堂に安置されるより各地の寺院境内、村の入り口、峠、あぜ道、
四辻、墓地の入り口や墓地内などの野外に安置され、堂内安置よ
り野山、路傍に多い。村の守り神、子孫繁栄、近世では旅や交通
安全の神として信仰されている。 これは地蔵信仰、庶民信仰の表
れだろう、と。(ネット検索の情報です。なお、更なる詳細は末尾をご参照
くださいね)


地蔵祭り、地蔵盆の行事がある地区のお地蔵さん
先に紹介した書物には地蔵祭りやお盆行事が行われている地蔵
さんに限り掲載されています。 なるほどです、今回見て来たお地
蔵さんは100%、地元の皆様によって清掃され、赤い前掛けも付
け、お花も供えられていました。

  
        参考資料: 地蔵盆、地蔵祭り  (三井寺のHPより拝借)

ところで、これらのお地蔵さんは元々ここに?
あるお地蔵さんは民家の川の傍にあります。お聞きすると、河川
改修時に川の底から出てきたものを引き上げてここにならべたと
の事です。またある新興団地の公園の地蔵は近くの工事現場から
出てきたものを譲り受けたと。 

               
大抵のお地蔵さんは風化が激しいです、さては?
こんなネット記事を見つけました。「地蔵信仰は平安時代に高まり、
鎌倉時代には下火になり、室町時代で修験者・山伏 によりまた盛
んになりますがどうしても ... 地蔵信仰の変遷はなかなか複雑で、
簡単に書く といろいろと誤解が・・」との記載です。 今、工事
現場などから出てくるお地蔵はその鎌倉時代に憂き目にあった可
愛そうなお地蔵さんなんでしょうか? ならば風化はあって当然
でしょうね。

地蔵盆:
地蔵盆は一般には寺院に祀られている地蔵菩薩を対象とした祭り
ではな
道祖神信仰と結びついた路傍や街角(辻)にある地蔵が対
象だそうです。
  
   道祖神(どうそじん、どうそしん)とは、
   路傍のである。集落の境やの中心、 村内と村外の境界やの辻、三路
   などに主に石碑や石像の形態で祀られる神で、村の守り神、子孫繁栄、近世
   では旅や交通安全の神として信仰されている


地蔵祭り:
旧暦7月24日以外の地蔵菩薩の縁日の24日は、地蔵会(じぞうえ)、
地蔵祭と呼ばれるが、旧暦7月24日については盂蘭盆お盆)期間
中であり、それにちなんで地蔵盆と呼ばれるようになった。現代では、
参加する人々の仕事などに合わせ、多少日程をずらして土日に行う
ところも増えている

日本における民間信仰では道祖神としての性格を持つと共に、「子
供の守り神」として信じられており、よく子供が喜ぶお菓子が供えら
れている。

もう少しだけ、地蔵さんとは・(ウィキペディアより部分引用))
地蔵菩薩 (じぞうぼさつ)は、仏教の信仰対象である菩薩の一尊。
サンスクリット語ではクシティ・ガルバ(क्षितिघर्भ [kSiti gharbha])
と言う。クティは
「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味で、意訳し
て「地蔵」としている。また
持地、妙憧、無辺心とも訳される。三昧
耶形
如意宝珠と幢幡(竿の先に吹
き流しを付けた荘厳具)、錫杖
種子(種字)はカ(ha)。大地が全ての命を育
む力を蔵するように、
苦悩の人々をその無限の大慈悲の心で包み込み、救う
所から名付
けられたとされる。日本における民間信仰では道祖神としての性

を持つと共に、「子供の守り神」として信じられており、よく子供が喜
ぶお菓
子が供えられている。一般的に、親しみを込めて「お地蔵さ
ん」、「お地蔵様」
と呼ばれる。

   

 

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