趣味・興味プラス挑戦

郷土史、登山、スキーなどを写真と共に書き綴っております

Kennyのそうだったんだ:伊吹山で撮った思い出の写真集ー2

2023-02-21 19:14:38 | 伊吹山

伊吹山
(1377m 滋賀県 百名山)

そのー6 最終章

思いでの写真集ー2

何年もの登山でこんな景色にも巡り会え
このブログに残しておきたいそれぞれの風景


笠ヶ岳、槍ヶ岳、穂高連峰、乗鞍岳

晩秋

笠ヶ岳、槍ヶ岳、穂高連峰

初夏
雪を被らない北アルプスが特定できるのは空気が澄んだ日で希です

御嶽山



白山


この山でのみ

在りし日の伊吹山測候所





いつもお世話になる山頂の山小屋

四季



伊吹山ドライブウェイ




登山道







伊吹山山頂部は年間200日以上も霧が発生するそうです


急登攀を終えた9合目から



琵琶湖




伊吹山
この山の事をもう少し、しっかりと知っておこうと
6回に分けてこのブログに記録する事にした
その最終章です

きっかけとなったのは
昨年(2022年)放映のNHKの番組です
伊吹山が話題で
滋賀県民にとって身近なこの山に付いて
初めて知ることも多く、有難い機会を得ました
感謝


私のブログ
今回のシリー
伊吹山、そうだったんだ!は

下段の各項目をクリックしてご覧ください

伊吹山の生い立ち

伊吹山、積雪量記録世界一は今も保持


伊吹山の山容は石灰石採掘で変貌

伊吹山、この山になぜ高山植物を含め お花が多い

伊吹山で撮った思いでの写真集ー1


(2023年2月21日、UP)


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Kennyのそうだったんだ:伊吹山で撮った思い出の写真集ー1

2023-02-16 10:42:12 | 伊吹山

伊吹山
(1377m 滋賀県 百名山)

そのー5
思いでの写真集ー1

何年もの登山でこんな景色にも巡り会え

早朝、夕刻の山頂で















登山道で













グンナイフロウ






今回の伊吹山シリーズ(計6回)
「躍動する大自然 伊吹山の生い立ち」
がきっかけで(NHKBS)

この伊吹山に登り始めてもう何年になるか、ではあるが
ここでは2008年から2019年にかけて毎年二、三度は登山
を楽しみ、趣味の写真を撮って来た

このところは時節柄、外出を控えてきたこともあり
高峰登山はご無沙汰している

実は
昨年(2022年)NHKの上述の番組を見る機会に恵まれ
伊吹山が話題で、
ほ~、そうだったのか、
で知ったことの多いこと!

これを機会に滋賀県民にとって身近なこの山に付いて
もう少ししっかりと知っておこうと思い、備忘録として
このブログに記録する事にした


あと一回(そのー6、最終章  近々UP)の
掲載を残すのみとなった

過去の私のブログ:伊吹山のこんなお話
各項目をクリックしてご覧ください

伊吹山の生い立ち

伊吹山、積雪量記録世界一は今も保持


伊吹山の山容は石灰石採掘で変貌

伊吹山、この山になぜ高山植物を含め お花が多い


(2023年2月16日 UP)


コメント (2)
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Kennyのそうだったんだ:伊吹山のお花:固有種も多く

2023-02-10 15:11:11 | 伊吹山

伊吹山
この山のこんなお話 
そのー4
お花畑
特産種(固有種)が8種類も
伊吹山の8合目より上には温帯および亜高山性のお花畑が
広がり、約300種類の植物が花を咲かせているそうです

過去の登山で撮ってきたお花
これまでの登山で目に付いた時に撮っておいたお花を
幾つか並べてみます。ただ私、この分野も全くの素人です
図鑑から、友に教えて貰い、ネット検索等々で名前
を調べて入れておりますが、間違いは
どうかご容赦くださいね 
(-_- );




伊吹山特産種


同特産種


薬草


薬草



どうして伊吹山にこれほど多種のお花が?
この山の地質がアルカリ性の石灰岩(*)であることです
それがどうして?
石灰岩地はカルシウムが過剰で植物の生育に欠かせない
カリウムやリン
が不足しており、そのうえ風化しにくい
ために土壌の発達が悪い上に乾燥しやすく、樹木の生育
には障害が大きいために森林が発達しにくくなり、
比較的標高の低い場所でも高山植物が多く生育する
と、こういう事なんだそうです
そして、なんと石灰岩地を好んで生える種類もある
んですってね
さらには
特にこの山は冬、雪が多い(*)ことにある、とも

(*)ご参考
伊吹山の石灰岩地質と雪が多い、は 先に掲載の私のブログ
「伊吹山の生い立ち」 と「積雪量の世界記録は今も保持」
 
にあります

こんな理由も!
昭和30年頃までは毎年山頂付近で牛馬の飼料や田畑の肥料に
するために草刈りが行われており、高木少ないことも理由と
して考えられるようです


多くの薬草が分布するのも伊吹山
多くの薬草が分布し
イブキノエンドウ、イブキカモジグサ、キバナノレンリソウ
のように、ヨーロッパを原産とする雑草が生育しているが、

これらは
織田信長がポルトガル宣教師の希望を聞き入れ、伊吹山に
土地を与えてハーブガーデンを作ったときに、ヨーロッパ
から持ち込まれたハーブに紛れて入ってきたと推測
されている

参考資料
伊吹山お花畑植物ガイド
(伊吹山ネイチャーネットワーク)
伊吹山観光振興会、登山ガイド
写真でふりかえる伊吹山物語

(みんなが楽しい伊吹山プロジェクト)
Wikipedia
(感謝)


過去の私のブログ:伊吹山のこんなお話
各項目をクリックしてご覧ください


伊吹山の生い立ち

伊吹山、積雪量の世界記録は今も保持


伊吹山の山容は石灰石採掘で変貌

(2月10日、2023 UP)


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Kennyのそうだったんだ:伊吹山:元の山容、日本武尊石像

2023-01-27 18:17:46 | 伊吹山

伊吹山
この山のこんなお話 
そのー3

伊吹山は元々このような山容だった
山頂に日本武尊の石像が

伊吹山の山容はこうして変化した

2012年の講座(後述)での資料写真を拝借:感謝

  上下:石灰石採掘前の元の山容


冊子:写真でふりかえる伊吹山物語より拝借:感謝


撮影:2011年7
現在の山容 ほぼ同じ位置から撮影
赤い線が元の山頂部の形
セメントの原料として山頂部が削り取られた




撮影:2019年5月
今はその後の緑化対応でこのように


伊吹山は石灰岩が豊富な地質
山頂部のその石灰石が削り取られた
1952年(昭和27年)7月 某セメント会社が伊吹工場新設、
伊吹山の石灰石大規模採掘が進められ、南西の稜線は
このように山容が変貌するまでに大きく削り取られた

セメントの原料は主に石灰石です。実は伊吹山は石灰岩が
豊富な地質であり、
セメントを生産する工場には最適の
場所だった 

伊吹山の石灰岩については先の私のブログ
「伊吹山誕生の秘密」に詳細があります

2003年(平成15年)3月に当工場は閉鎖されて上部採石部
は既に停止しており、山頂部
の浸食はその後はありあません

日本武尊の石像が何故この山に

  日本武尊石像 (大正元年建立)
撮影:2010年10月

撮影日:2011年11月


同講座、資料写真より

ここになぜこの像が
日本武尊(やまとたける)が東の国征伐から帰る途中
伊吹山に荒神
がいることを聞きその荒神を征伐する
ために伊吹山に登ります

山頂近くに達すると大きな白いイノシシが現れたため
弓矢で威嚇し
さらに進んだところ急に熱を出し
気を失います

このイノシシは山の
神の化身で怒りにふれたからです
怪我をして退散、醒ヶ井に流れ
る地蔵川の湧水、居醒
の清水で傷を癒すがその時の怪我が元で
褒野三重県亀山市)亡くなりました

石像は亡くなった三重県の方を向
いています

私のブログ:伊吹山の「こんなお話シリーズ」
そのー1:伊吹山の生い立ち
          併せて:生息する
                                          カタツムリ
                   ヒメボタル

そのー2:積雪記録世界一、測候所

お断り

当ブログの編集にあたり、2012年に滋賀県主催の講座
「伊吹山の文化的景観」でのお話、資料を当時、私のブログ
での掲載許可を頂いており、今回も使わせて頂きました

また
ブログ「伊吹山もりびと会」
冊子「写真でふりかえる伊吹山物語」
その他ウキペディア等
から部分引用させて頂きました
感謝します


(2023年1月28日、UP)

 

コメント (2)
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Kennyのそうだったんだ:伊吹山、積雪量世界記録、測候所

2023-01-23 16:08:49 | 伊吹山

伊吹山
この山のこんなお話
そのー2
この山にはこんな稀有な記録が

伊吹山 滋賀県 1377m
(撮影:2013年2月)



(撮影:2023年1月:名神高速道路から)

今から100年近く前
とんでもない大雪に見舞われた
積雪量 11m82cm
世界記録、歴代1位は現在も破られていない

1927年(昭和2年)2月14日。伊吹山の山頂は
世界最深(山)の積雪量である11.82メートル
を観測した
日本はもちろん世界の山岳観測史上
歴代1位の記録は現在も破られていない

伊吹山測候所
その観測を担った
当時は超音波などを用いた自動計測機器がなかった時代
伊吹山頂にも測候所が置かれ、常駐職員が観測地点に雪尺
(約3メートル)と呼ばれる棒状の物差しを継ぎ足して
雪の深さを測った

 なお、気象庁の記録で国内2位は2013年2月26日、
青森県・八甲田山系の酢ケ湯(標高890メートル)で
観測された5メートル66センチ

なぜ伊吹山で類例のない積雪が起きたのか


冬季はこの絵とは逆方向、若狭湾側から


伊吹山の有る位置
(NHKBS 躍動する大自然 の画面から拝借:感謝)

若狭湾と伊勢湾に挟まれた本州の最も狭い部分に位置
するため
若狭湾で発生した雪雲が太平洋側に抜ける際に
伊吹山でぶつかる形で大雪をもたらす
とし
こうした条件から今後も国内で伊吹山の記録が
破られることは難しいのではとのこと

その記録を測定した測候所は

こんな姿で(撮影日:2008年11月14日)

 大正7年(1918)、滋賀県が高層観測所を建設した
昭和4年(1929)に国の施設となり、
中央気象台付属伊吹山測候所と名称を改めた。
この測候所は
日本の気象観測において大きな役割を果たし、平成13年には
観測を終了し、平成22年(2010)に老朽化した
建物は解体された

私は当時、期せずしてその光景を見ることに
2010年10月29日撮影
伊吹山山頂で


 測候所跡 写真上部 
(撮影: 2019年5月)












今日の話題の過去のブログ

伊吹山:積雪世界一、測候所


感謝
記載の解説文は、京都新聞、中日新聞の記事、NHKの放送
内容をそのまま使わせていただきました

時世
今夜(1月23日、23)から近年でも最強の寒波が襲来
するとの
天気予報が出ており、日本列島は大雪に

あいも変わらずコロナは蔓延。一方政府は新型コロナの
感染症法上の位置づけを今年春に第五類に移行すべきか

検討に入った

このブログを編集している今夕の日本、これらも
ここに記録に残して
おきたく

(2023年1月23日 UP)

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