趣味・興味プラス挑戦

郷土史、登山、スキーなどを写真と共に書き綴っております

思い出の登山日記  そのー1:  富士山

2009-11-29 14:25:39 | 富士山

少し前まで無趣味人間の男が今山に登っております

2009年の今年5月から11月までに登った山が23座になりました。

そして私の住む滋賀県野洲市の通称近江富士、三上山には日頃散歩や登山の
トレーニングによく登りますがその回数もその23座とは別に40回を数えます。
気がつけばどうやらすっかり山好きになっております。 以前は無趣味だった私は、
あんなしんどい山に誘われるなんぞいやいやで付き合っておりましたが、今では
前日、少しわくわくするようになりました。今はやらなくなりましたが、その昔の
ゴルフの前日を思い出します。

              
       
今年登った山の幾つかの山行日記を広げ 「いやいや」 から 「わくわく」 になっていった
男が写真を基に振り返ってみたいと思います。まだ登ったことのない方々の少しでも
参考になれば幸いです。 

     第一回目の今日は日本の最高峰富士山です。

       

8月27日夕方野洲市を出発、富士山河口湖口5合目駐車場に入り、仮眠です。 28日午前
4時30分にまだ真っ暗の5合目からの出発で、ピストンで山頂を目指します。 5時を過ぎたころ
吉田口手前でご来光を迎えました。 快晴、微風の幸運です。

              
       
1時間余りの後吉田口登山道に合流しました。標高は5合目で2300Mなのでそこはすでに
2500Mを超えているでしょう。 ところが山頂まで3700m、ということはそこから1200Mも
登るのかい?? ええー! と先ずは構えます。 一日でそんな標高差は初めての経験です。

              
       
これが富士山の地肌です。火山です、赤茶けた軟らかな土、岩がごろごろとしてわずかな
草が張り付くように宿っています。 しかしそれも暫くの間です。 問題は、山頂が見えている
のですがなかなか近寄ってこないのです。 この写真の右上に山頂が見ています。 兎に角
目的地はまだまだ遠い

       

      かなりの登山道はこのようなごつごつした溶岩の間を歩きます。 

      

5時間掛けてやっと8合目に到着です。あまり意識はしないが本当にゆっくりしか足を運べ
ないようです。 空気の希薄さが原因です。 

       

富士山は気流の関係でヘリは飛ばさない(危険)とのことで、物資は特別設計のキャタピラが
ついたブルトーザーで運びます(との事です)

             

やがて不毛地帯と化していきます。行ったことはないが、月の世界はこんな感じなんやろうー、
と思いを馳せながらひたすら歩きます。触れば直ぐに崩れます。無理やり作った登山道 でしょうね。

              

仲間がここで記念撮影をすると言います。鳥居と狛犬がなんでやねん?と思ったらこの直ぐ上が
目指す山頂、すなわちお鉢の3756Mです。上をみない方がいい(なかなか近かづかないので、
先を見ると余計に疲れる)、NHKの番組で田部井淳子さんもルー大柴に言ってましたね。 
だから気がつかなかったのです。

               

撮影を終え直ぐに小屋の前に出ました。 やったー、もう登らなくてもよい!正直そう思いました。
大勢の登山客がそれぞれに登頂の満足感に浸っておられます。 早朝の4時30分に五合目を出発
して11時過ぎ、約7時間掛かかっていました。
                   
        
 
富士山の火口そのものです。ガスが吹き出ている訳ではなく水もありません。火口内部の白い物
は残雪です。落ちたら大変、アリ地獄ですね。

しかし、このすざましい光景を見て、なんかつい数年前に噴火したようにしか見えません。もっとも
草木が育つ環境ではないから当時の姿がむき出し、は理解できるとしも・・・・
                  

下山は下山専用の道を歩きます。ただ砂地のぐさぐさした道で、前を歩く登山者が立てる砂埃を
まともに受けます。勿論我々も後方の登山者に同じことをやるわけでマスクかバンダナをお口の
周りに付けて歩きます。

            

河口湖から見た富士山です。 5合目からピストン(往復)して11時間の後、河口湖畔にある宿で
ゆったりと湯に浸かり、もう一度仲間と達成感を味わいました

私は富士山を登り終え: 眺める富士から登った富士山になったとの喜び。そして富士は登るのも
いいが富士山は眺めるのがいいと。 ところが毎年富士登山をしている一人の仲間は、いや、なんと
言っても日本一の山、日本一高い所や! 登る富士山がいいと。 富士山を思う気持ちは登った者が
それぞれに感じ、そして楽しむ偉大な場所ですな! しんどい思いはしたが大満足でした。 誘って
くれた京都の Iさんに感謝!!

コメント (3)
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愉快な仲間の作品展

2009-11-20 10:29:08 | 写真

今日もブログを閲覧下さいました皆様へ:

いつも私のブログを見て戴きありがとうございます。

11月21日から当ブログで観て戴きました「愉快な仲間の作品展」は
今日(30日)を最終日とさせて頂いただきす。 多くの仲間に作品提供戴き、
そして多くのみなさまに作品を観て頂きありがとうございます。

またブログを通して会話をしていただくなど嬉しい作品展となりました。
近い時期に第二回目を開催させていただく予定を致しております。
その節には是非ご覧下さいますようお願い申し上げます。

12月1日からは、「私の登山体験記」を掲載します。
第一回目は富士山です。 また覗いてくださいね。 よろしくお願いします。

09年11月30日(Kenny)

*********
新しく企画したコーナーです

私の友人達はみんなそれぞれに趣味を持っておおいに楽しんでおられます。
写真では時々集まって撮影会をやり師匠の八田正文先生にご指導を戴いて
おります。

このコーナーは新しい企画で有志の仲間の作品発表の場です。
今回は写真、銅版工芸そして水彩スケッチ画を取り上げました。

このコーナーの展示期間:11月21日から11月30日迄です 作品の展示は、
作品を私に送っていただいた順番に掲げました。  

写真の下にあるのはKenny(ブログ開設者)のコメントです。

            
                                   赤山禅院
Teaさんの作品です。いい写真だー、と言いたい所ですが私には評は無理です。でも黒を
バックにええやないですか!仲間の世話役的な存在で、デジカメにはパソコンが大事と
仲間に指導までなさり、感心以外にありません。 ええー、どうしても評を?左下の
きつい色が・・カメラを少し右に!(あははー言うたったー)

            
                           永源寺ダム奥、御池川渓谷  
MECANさんの作品です。最近この風景が近場では観られなくなりました。温暖化で
しょうね。それでMさんにお願いしてこれに決めました。あははー、生まれて初めて
仕切ったもんねー。でもそれはわてのブログやけん出来るわざですんやー、おおきに。
彼の名前の由来、お人柄は次回に!

             
                                      岩倉の実相院
マッシーさんの作品です。いい雰囲気ですなー、戴いた時そこに一日とは言わんが
じーっと座っていたいと申しました。古都の秋です正に。今も背広姿が凛々しい紳士
で先の写真展(八田先生門下生の)でもバシッと決めておられました。問題は作品
で奥様と張り合っていること。その判定? それは先生でないとーぉ、新たな問題にーぃ、 

             
                                      三室戸寺
茲愉有人さんの作品です。今回は友情、応援出場です。ありがとう!私の現役時代
の友人で相当の読書家、理論派です。分からないことは彼に。瞬時に回答がある所
は流石、衰えじゃなく益々磨きが・・。写真は先生のわいわい村を熟観、熟読でなに
をやらしてもかなわんでっさー。 

                       
                       銅版:寿
HGMOさんの作品です。これは銅版工芸です。酸処理(製作段階で)までされるとの事で、
今回は写真ではなくこのコーナーの開設の祝いにと送って下さいました。字は「寿」です。
書はお姉さんで芸術一家ですね。本当の名前の由来は次回に

          
                湖南三山の一つ、長寿寺         
          鐘楼に添いて艶やか薄紅葉(徹子)
徹子(てっし)さんの作品です。そう彼は俳人で徹子の俳号をお持ちです。写真と俳句、
俳句のことは未知としても誰でも一度はやったですよね義務教育時代に。実に風流で
いいですね。写真に一句かー、もの静かなお人柄です。携帯の掛け方を最近学んだ
そうですが、許せまっせー、テレビ付きの最新型の携帯ですが・・ 

       
                   琵琶湖
めかちゃんの作品です。写真を始めてまだ一年少々のはずですが、早くも教室では
写真に「めかちゃんスタイル」を築くというデジカメ写真大好さんです。
過日の八田正文先生デジカメ教室写真展でも、来客者に「デ・写真は楽しいよ!」と、
本当に楽しそうに接客をしておられました。 
 
       
                   西教寺 
daimama(ダイママ)さんの作品です。過日写真仲間皆で撮りに行った一枚です。兎に角
研究熱心なママさんです。カメラ、パソコンの事に付いてKennyに質問はええとしーな。
何とか知っている事を並べて適当に(知らへんと思うやん)返事していると専門用語を
並べて私の回答を確認しやはる。その後も何ミリのレンズがどうのこうのと。
今度教えてなー、お願い
  
         
            自宅裏の田んぼから三上山を望む      
kennyさんの作品です。ん? ケニー、どっかのブログで聞いたようなー。まあ世の中には
恥のかき捨てってな言もありますなー、お後がよろしいようで。

******

[お礼]
この度はこんなコーナー(仲間の作品展)を開設しましたところ大勢の皆様が作品を
お届けくださり、ありがたく厚くお礼申し上げます。 これからも時々開きたいと思います。
その時にはこのグログでお知らせ致しますので、お写真をお送りください。なおこれから
の連絡はブログのコメント欄をご利用ください。 ありがとうございました。

[お詫びとお断りです]
お写真のサイズですが: 画面のこのサイズが現時点最大です。本来は画面の写真
をクリックすればリンク先に飛び、2、3倍のサイズで閲覧が出来るのだと思います。まだ
未熟で、GOO専用の書物で勉強しましたが記載がないようです。出展いただいた皆様
には失望感を抱かせたことと思います。どうかお許しください。もし方法をご存知の方
はご教授いただけますとありがたいです
。よろしくお願いします。 

[ブログの更新]
展示期間最終日まで当ブログを新しい日記に更新を致しません。更新により当日
下段に移り閲覧しづらくなるのを避けるためです。どうかよろしくお願い申し上げます
kenny     

コメント (18)
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琵琶湖、湖西、秋の風情を撮ろう! 

2009-11-16 15:57:43 | 写真

八田正文先生、デジカメ教室の写真仲間10名で秋の風景を撮りに行きました。

              
  

出かけたところは大津市にある比叡山の麓、日吉大社と西教寺です。 早朝から10時過ぎ
までは朝日も美しい絶好の撮影日和でしたが生憎以降は曇り空となり、工夫を要す条件に
みんな悪戦苦闘でした。 午後は早速先生宅に大勢が押しかけて撮ったばかりの写真を
先生に観て戴き、ご指導を仰ぎました。  
八田先生、ありがとうございました。

               

               
  
 
ここに掲載の写真は全て私の写真で、当日午後に先生のご指導を戴きトリミングで修正した
写真も含みます。 

               

本当に愉快な仲間でして、移動中にはぐれる者(直ぐに発見)や、帰りの集合時間まで一人
消えてしまい、仲間とは違った風景を、例えば落ち葉焼きの煙を入れた写真で差を付ける
というやり手も居たりで・・・。

               

                


 後日、仲間の写真をこのブログで掲載いたします。是非観てくださいね。

 

 

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琵琶湖丸子船の港、塩津港で撮ってきました

2009-11-13 08:59:59 | 塩津港、神社遺跡

        塩津港(しおつこ): 滋賀県伊香郡西浅井町にある港

琵琶湖の北、塩津。と言っても今はいち集落の名前とJR近江塩津駅の名前がかろうじて残っているだけで、
現在は西浅井町と言います。そこで私は生まれ育ちました。 11月初、故郷をしっかりと守ってくれている
T君宅で一杯やり翌朝、湖畔に向かいました。 兎に角寒い、そうですあの滋賀にも雪が降ったあくる日です。
午前5時30分、湖面は蒸気が立ち昇り、カモが朝食の時間で湖面で餌の魚を求めて泳いでいました。

         
                     塩津港の全景です      

    
                寒気が入り風流な光景となりました。

非常に寒くて、慌ててT君宅に戻りその日の予定の登山スタイルに変身を余儀なくされましたが、

           

  
               日が出ると湖面の色が変わるんですね。

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永源寺、秋の風情

2009-11-11 10:18:03 | 紅葉

        永源寺の紅葉を見に行って来ました

  11月初、見ごろには少し早い永源寺でしたが、そこは秋を見つけた!感覚で
  境内を歩いて美しい風景、風情はしっかりと楽しむことができました。お年寄り 
  (ん? あんたもやてー、ハイそうですが)や若い方々が大勢訪れゆく秋を満喫
     しておられました。 帰り際、駐車場のおばさんに、柿や白菜などを薦められ安く
    てその上新鮮さに惹かれてどんと買い込みました。

                        Kennyの作品

           

          

            

          

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