趣味・興味プラス挑戦

郷土史、登山、スキーなどを写真と共に書き綴っております

Kennyの山歩き:繖山、観音正寺、観音寺城址、桑實寺縦走

2018-11-26 20:29:23 | 登山・ハイキング

        紅葉、秋晴れ いいですな~
繖山(きぬがさやま)、観音正寺、観音寺城址、桑實寺 縦走
  あっと言う間に通り過ぎて行く、紅葉シーズン
        ならば急げと安土町へ(滋賀県


                                桑實寺 山門

今日のコース

 
       安土城考古博物館の裏山が繖山です。そこにはお城、古刹が連なります
      写真、左端、JR線トンネル上から登山を始め、尾根伝いに
                 



      Yahooの地図を拝借してルート案内です。上の写真と合わせてご覧ください

アクセス、駐車場
県立安土城考古博物館から登山を開始し、縦走して元の出発点に
戻ってきました。車は当博物館の駐車場を利用させて頂きました。

コースタイム: 実質歩行時間 約3時間
駐車場~登山口(5分)~繖山三角点(1時間)~観音正寺(30分)
観音寺城(10分)~桑實寺(15分:急坂下りでのタイムです)
駐車場(1時間) 

では登山開始、コースに沿って風景を
登山口:11時

   駐車場から山裾を県道2号線方向に向かいこの標識が登山口です

 
  
    直ぐに美しい竹林が          急登攀も結構多いです


                     近江平野、安土山などが見えてきます

繖山山頂到着(432m):12時
↑ 詳細は上をクリックしてください(以下同じ)


                           繖山 山頂 三角点 
                                             (432m、三上山とほぼ同じ標高)

繖山山頂からは 桑実寺経由、最後
まで下りです

                    
                      
道しるべは完璧です


                                             道中石垣が! 観音寺城の?

 
           観音正寺、さらに観音寺城、桑実寺への道に降りてきました
           先ずは左に折れて観音正寺へ寄ります。5分ほどです




観音正寺到着:12時30分




          
 観音正寺境内から湖南方向 遠くに三上山

 
        この仏像の背後が縦走路の場合、お寺への出入り口
です

観音寺城到着:13時10分 (観音正寺から10分)


            近年発見された大規模な石垣、家人は興味なくパス
                  本丸跡に直行しました


 
          本丸跡                虎口(こぐち:城の出入口)



さて、最後の桑實寺に向かいます:13時15分


         300円をご用意ください。境内に入ってお納めします (^_^)/~

桑實寺に到着:13時30分 観音寺城址から15分
延々と参道は石段が続きます。そしてまた大変急坂です。桑實寺から
だと2倍以上の時間を要すでしょう。


                 石段が続く参道 桑實寺本堂まで




                      桑實寺本堂                  


                        山門




                帰ってきました。 ここから博物館に向かいます

歩きがいのあるコースでした:14時45分


           滋賀県立安土城考古博物館に帰ってきました

結構きつい登山でした。急登攀覚悟のコースです。その上繖山までは
丸太の階段が続きます。また、観音寺城から桑實寺までの急坂は石段
です。この石段は特に応えるでしょう。階段は脚運びの自由度が欠け
とても疲れます。 そんな理由で縦走は、私達が歩いた繖山から桑實寺
へ下山のコースがお勧めです。

でもちょうどいい運動量の、特にこの時期、景色も素晴らしい登山が
楽しめました。

桑實寺の紅葉:ビデオ映像です(2分)


        今日もご覧くださいましてありがとうございます
                          
(2018年11月27日UP)


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Kennyの山歩き:湖南アルプス:太神山、堂山

2018-11-18 21:37:35 | 湖南アルプス

       太神山堂山 
        
湖南アルプス:滋賀県

 10年前に登ったが、どんな山だったか?
          太神山不動寺本堂
太神山山頂に展望はないが、舞台造り、和様仏堂建築の本堂
            山岳寺院の典型
      堂山からは滋賀県南部の展望

      
10年ぶりに
三上山山頂から全貌が望める湖南アルプス。その主峰、太神山に久
しぶりに、もう一度登って見たくて快晴の10月中旬車を走らせました。
帰路、矢筈ケ岳の予定を急遽変更(台風で登山道閉鎖)して堂山にも立
ち寄りました。


              三上山に登った時は、毎回この景色を眺めています

(お断り) 難しいものです、山の特定は。三上山山頂の絵地図看板、昭文社の地図を
      参考に取りあえずこのように名称を入れました。間違いがあればご容赦を。

          
                   三上山山頂の絵地図
  


    今回歩いたコース(赤の線):矢筈ケ岳は登山道閉鎖で急遽堂山に変更 (現地案内板拝借)


太神山(たなかみやま) 600m

                太神山山頂の不動寺本堂 舞台造り
           



               不動寺本堂:和様仏堂建築 (重要文化財)


                           山頂 展望はありません

堂山
  384m   

                          堂山から大パノラマの展望   


                  写真左端のピークが堂山山頂
               花崗岩地質の滑りやすい登山道が続きます  
      

約6時間、二つの山登りを満喫 

コースタイム:実質歩行時間:5時間
田上公園(TOPの地図)近く~
太神山まで:2時間
太神山~堂山:2時間。 堂山~出発地点:1時間

           
アクセス・駐車場:これがちょっと不案内で・・。
定期バスなら田上公園バス停(アルプス登山口)で問題なし。ところ
車だとそこに辿る道順が分からない!で、「フードのエフマート」
(下の地図:077 546 7066)にナビ設定。最初のT字を右に曲がれ
ばあとは道なりで登山口へ。車は失礼して路肩(対向の道幅は十二分のと
ころ)に駐車。 他に何台も駐車。




ではコースに従い風景を、
登山開始:太神山、不動寺へ: 8時    

 
  林道を登って行きます(ゲート有り)             林道の道傍に                   

 
   この標識から右、登山道へ                               迎不動  不動明王を祀る

 
           不動明王を祀った堂                  泣不動    

 麓から、山頂まで整備された登山道歩きです。もっともこの道は、
天台宗寺門派 不動寺への参道です。

                      
不動寺に到着: 9時30分(登山開始から1時間30分)

 
                    二尊門

 
                                                                                     奥の院 
 

  

           胎内めぐり                    神の宿る磐座                                      


                                       本堂  舞台造り、和様仏堂建築 唐破風   
                                                      本尊は木造不動明王





太神山山頂、三角点到着: 10時

  
                  山頂は樹木に覆われていました
   
                    
堂山へ: 登山口出発 11時15分
太神山頂から下山、林道を下る途中 迎不動前が堂山への登山口です。


    太神山から「迎不動」まで帰ってきます。 迎不動前のこの標識が堂山登山口

堂山への道中は結構きつい上りです。登山開始30分ほ程で鎧堰堤に。


                 鎧堰堤 
道が分からない!!
堰堤を登り切ると、広い河原に出ます。ところがそこから堂山への
道が?? 川べりに沿って、とに角100m程進んでくださいね。
そして下の標識
を見つけてください。



                この河原には道しるべはありません
            方向としては写真奥からこちらへ側へ、右の山裾の砂地を歩きます


  
      この標識です         当日はこの「リボン」を河の何か所も付けておきましたが 

  
           綺麗な滝が                   やがて堂山が見えてきます

堂山山頂着、展望: 12時30分


           

ではビデオ映像で360度の展望をご覧ください  (1分)


出発地点に帰着 14時 約6時間の山旅でした
不動寺(太神山)参道(林道)に沿って流れる天神川。清らかな流れ
が嬉しくて、つい一枚。紅葉にはまだ早やかったです(10月中旬)


              今日もご覧くださいましてありがとうございました
                                  
(11月19日、2018 UP)


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5爺の自転車を漕いで:野洲市内のお寺参り:第五回 そのー2

2018-11-11 08:31:27 | 5爺:野洲市のお寺参り

   野洲市内のお寺参り、毎月一回 
      5人の爺さんが自転車を漕いで
                           第五回目 
そのー2  四寺 

その前にちょっと!
今朝(11月15日)、近くの公園で紅葉を

お寺参りの日記の前に。晩秋の公園を歩いてきました。快晴でした。







さて、本論です;
秋晴れの10月初、清々しい朝です


           団地を横切る道路、朝晩はかなりの交通量です
                 三上山に向かって通じています
  
嬉しいおもてなし
今年、もう五回目のお寺参りです。どのお寺さんにも事前に予約を
とっている訳ではありません。お尋ねしてもお留守が多いです。
ところが、どなたかがおいでの時は本当に暖かい応対をしてくださ
います。

お寺、仏教に関すること、日頃の法要など、そんな事も知りたくて
お寺参りをしています。 ほんとに有難いことです。

随縁寺 玉泉山 真宗大谷派 (高木)



                近年再建された本堂      法要の準備をされていました
                       手前の松はその為のものだそうです
        
       
                          ご住職の奥様でしょう、お茶をご馳走になりました  
                  (お堂内の撮影はお許しを頂いています)       

悲願寺 冷泉山 真宗大谷派 (小南)
      阿弥陀如来

   
                    蓮如上人

教楽寺 (廃寺 小南)
    


                     ビデオ映像
      近江平野を元気爺さん5人が自転車を走らせます。
            途中大自然の中で一息です


                   上の画面の▷をクリックしてください

          
         今日もご覧
くださいましてありがとうございました
                               (2018年11月11日UP)


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Kennyの郷土史:国宝、菅浦文書

2018-11-01 18:48:45 | 菅浦文書

古文書「菅浦文書」国宝 に指定
     滋賀県長浜市西浅井町菅浦
      
  Kennyの滋賀から情報発信


我が故郷からまた国宝が!
旧伊香郡(西浅井町、余呉町、木之本町、高月町)からまた国宝が出ました。
高月町には 国宝十一面観音(渡岸寺)があります。滋賀県内では1966年
以来52年ぶり。 県内の国宝は計56件となったそうですね。


                           琵琶湖から見た菅浦集落

さて、今回の古文書「菅浦文書」とは
西浅井町菅浦に伝わる鎌倉時代から江戸時代にかけての古文書だそう
です。


  
              菅浦の所在地図


ぼちぼち、ね
指定を受けたのは、菅浦文書千二百八十一通と、菅浦与大浦下庄堺絵図
すがうらとおおうらしものしょうさかいえず)一幅。

それって、一体なに?
菅浦文書とは、(そう)と呼ばれる中世の村人による自治組織が書き
残した集落の共有文書群の事です。集落運営の規則を定めた村掟(むら
おきて
や、田地をめぐる隣村との争いを村人が記録した合戦記などを
言います。


                        菅浦惣庄合戦注記  (拝借:現地資料館の展示資料)

菅浦文書のうち絵図は、
南北朝時代に、菅浦が、隣り合う大浦と両者のほぼ中間にある田畑の
所有権を巡って争った際、菅浦が自分たちの正当性を主張するために
描かれたとされています。

    
       菅浦与大浦下庄堺絵図 (拝借:長浜市HP掲載資料)

絵図の右上部に赤い線を引き、この位置までが菅浦の地だと強調して
あります。


     
                   現地資料館

ところで、この文書がなぜ国宝に? こんな小さな集落の・・
それは、村人、庶民が書いた記録文書であることが重要文化財
から格上げされ 国宝指定となった大きな要因です
全国津々浦々、古文書は数々発見されますがそれらは、偉い方、
その道に通じた方
が書き残した古文書です。

この項は義姉(歴史にも精通)がブログを見て、連絡をくれました。
お蔭で菅浦文書の価値が国宝である理由が理解できました。

   今回話題の 古文書、絵図の概要は以上のようです

菅浦はこんな所です

                                                          現地案内板

では、菅浦の様子です。なんと言っても四足門ですね。


              四足門

 (注)掲載の菅浦集落の全ての写真は2013年の撮影です。

東と西の入口に茅葺きのその門があります。4脚で、中世から明治維新
まで集落の四方の入り口にあったことから四足門と呼ばれており村の出
入り口にある事で検札が行われていたと言われています。


        このように岩石の重みで門を支えています

外敵侵入など、非常時にはこの門を倒して道を塞ぎ防衛したと、
確か
2013年の講座で教わったように記憶しています。

他にこれらは村の内と外を分ける役目をはたしていた。中世の村人は、
山の中には悪い病気や人を不幸にする神々が住んでいると信じていた。
それらが村の中に入ってくることをたいへん恐れ、この門で防ごうと
していた、とあります。(長浜市HPの記載を引用)


               須賀神社

  


              淳仁天皇菩提寺跡 

淳仁天皇、須賀神社
奈良時代の話、恵美押勝の乱 が元で皇位を奪われた第47代淳仁天皇
は淡路国(淡路島)へ流されたというのが伝承です。

一方、淳仁天皇は淡路国ではなく淡海(滋賀)に流され、菅浦で廃帝
となった天皇をお守りしてきたと
今も語り継がれ、集落の西に建つ
須賀神社は淳仁天皇の御陵とも云われています。

その他にも

             浅井長政 由緒の安相寺




                万葉集



長浜市のHP:菅浦文書
 クリックしてください

     お断り:このブログは国宝指定のお祝いを目的にUPしました。
         記載内容は過去の講座の記録、びわこ放送定時ニュース、
         京都新聞他の記事を引用して書かせて頂きましたが聞き
         違い、勘違いなどで間違いがあるかもしれませんが、

         人の挑戦とお許しくださいますようお願い申し上げます。

(参考資料)びわこ放送定時ニュース、京都新聞滋賀版、ウィキペディア、

                   LINEトラベルHP、長浜市HP

           今日もご覧くださいましてありがとうございました
                                 (2018年11月1日UP)



 

 


 


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