今日のお天気は
晴れ→曇り→雨→晴れ→雷雨→曇り→風雨→曇り
猫の目
朝のうちに家事と買い物を済ませたので、午後は静かに過ごしました。
昨日、20年分のメールボックスの掃除をしました。ちょっとストレスがかかりすぎたようで、夜中にちょっとした発作があったので、今日は楽しいことのみ考えて過ごしました。
心理的なストレス、特に潜在意識に働きかけるストレスは要注意です。思いがけない身体的症状が出ます。最初はびっくりしましたが、10分くらい静かにしていると収まることがわかりましたので、子供も過度に心配することなく、背中を撫でてくれます。
PTSDの一種なのだと思います。まあ、まだ半年ちょっとですから仕方ないですね。
こういう時、若葉の色や皆様のブログの静かな日常の出来事を読ませて頂いたりすることで、本当に救われます。
先週の金曜日は滑り込みセーフで「鳥獣戯画」を観てきました。面白い展示なので、休止はもったいない。ただ、今回の展示の成果はこれからあちこちで公開されるでしょう。
特に元々の甲巻の復元案展示があって、大変興味深かったです。どんなストーリーであったのか、それはそれは謎に満ちていて素敵です。甲巻の動物の絵は本当にすばらしい。その他の絵もそれぞれに上手の画なのですが、甲巻の絵の魅力は特別なものがあります。
じつは鳥獣戯画の実物を拝見するのは2度目なんですが、前回の展覧会では人が多すぎて、私は結局実物展示の上に掲示されていた「パネル」を観ただけで、実物をみることは諦めました。
ですから、巻物の実物は今回がほぼ初めて。実に興味深かったです。思っていたよりも大きいこと、紙の質がそれほどよくないこと。絵が実に洒落ていること。そして上手いこと。うさぎのあの黒々とした大きな眼がなんとも不思議です。
断簡などになって軸として仕立ててあったものもあったりして、それは米国から里帰りしたものだったとか。人間の所有欲ってすごいですねぇ。
絵を堪能して、外へ出て、屋台カフェで一休み。こちらのコーヒー、本当に美味しいのでおすすめです。
ベンチにかけてユリノキを眺めながら、ゆっくりいただきました。
お天気がよくて、新緑は美しく、葉ずれの音が心地よい。
シンボルツリーのユリノキも花が咲いていました。
今年はそういえば「博物館でお花見」もなかったのだと思います。こちらの庭園には立派な桜があって、春には公開されるので楽しみにしていたのですが。
楽しみにしていた、といえば、根津美術館の杜若。こちらも本当に楽しみにしていましたのに、休館になってしまって。今年も拝見できないことになってしまいました。
仕方ないですね。微生物には敵いません。今はなるべく感染者を減らして、これ以上の変異株を増やさないことが重要だと思います。
それから、ワクチン。イギリスとイスラエルの感染者の減り方には目を瞠るものがあります。
時間がかかります。