無知の知

ほたるぶくろの日記

待降節(アドヴェント)の始まり

2020-11-29 08:22:09 | 日記
ドイツにいた頃、11月はとても苦手でした。
秋が早く、10月始めには紅葉がすっかり終わり、木の葉は落ちてしまいます。天気もあまり良くない日が多いので、空は灰色。しかも緯度が高いので、日が短くなってきます。

死者の月とも言われていて、10月末のお盆のような行事からあと、しばらくレクイエムそのもののような11月です。

そしてその鬱屈した思いを爆発させるように11月最終週からアドヴェント(待降節)が始まります。クリスマスへ向けた準備の四週間。もう街も電飾が始まり、ウインドウにはツリーなどの装飾が始まります。いわゆるヴァイナハツ・マルクト(クリスマスマーケット)なども開店します。

ドイツ人の友人は11月の間に、その後のアドヴェントを目標にいろいろ準備していました。ツリーの装飾品の点検とか、電飾のデザインとか準備。それぞれの街の商店街も電飾をチェック。修理もしなくてはいけません。結構そんなこんなで地味に楽しいんだ、とのこと。なるほど、とおもいました。

でも日本に帰ってきて本当にほっとしたのが、明るくてカラフルな11月の様子でした。東京近辺の紅葉の季節は11月から12月。日が短くなって、心細くなってくる気持ちを暖めてくれます。「日本に帰ってきた〜」と実感した時でもありました。


しつこいですがもう一枚


今年は紅葉の当たり年ですから、もう楽しまないと。本当にうっとりです。

昨日は散歩をしてパスタをいただきました。


ブロッコリとあさりのトマトソースパスタを頂きました。
ふう〜 風が冷たかったですが、これで暖まりました。来週はもう冬到来のようです。秋はもう終わり。

師走ですから。あと残すところ1ヶ月になりました。お正月へ向けてこれ以上コロナの感染が拡大しないよう、気をつけたいです。できるだけ、お取り寄せやテイクアウトで飲食に関わる方達を支援できればいいのですが。