先週の連休は久しぶりに身体が軽く感じましたので、かねてから楽しみにしていました「大報恩寺展」へ行ってきました。今週に入ってからはすっかり涼しくなっていますが、先週末は台風の影響で夏日。湿度も高めで暑い日でした。
とはいえ、やはり秋でした。
正門を入って左側には大きな萩があるのを知っていましたが、行ってみると満開。ただ、残念ながら台風で大分荒れた感じではありました。
葉の先端など茶色くなっているのは塩害かもしれません。痛々しいですね。
そういえば、うちの近くの街路樹の葉も縁が茶色くなっていて、話題になっている塩害のあったことがわかりました。三回の台風、そのうち2つは南風でかなりの暴風でしたから。上野は大分内陸ですが、もっと内陸部でも塩害があったことが報道されています。
「大報恩寺展」の目玉は快慶・定慶の仏像。十大弟子立像と六観音菩薩像を楽しみにしていました。鎌倉期の仏像は彫刻としても見応えがあります。私は個人的には羅刹立像が面白く、じっくり拝見しました。デフォルメされた筋肉の有り様とか、もっと見やすくなっていたらいいのに、と思ったくらいです。
会期の後半は六観音菩薩像の光背が取り外されるそうです。背中が拝見できるそうで、これもまた楽しみにしています。
東京国立博物館、是非行ってみたい!
何年か前に東京に行った時にも行きたかったところ。でも行けなかった、残念。
快慶ですか、良いですね~しかも菩薩様のお背中も見られるとか。
それは見たいな~、でも遠い(笑)
お背中も堪能して来てくださいね。
お寺で拝観するのもよいですが、美術館の照明と配置はまた別の味わいがあっていいですよね。
このあたり、銀杏も塩害で結構やられていて、痛ましいです。