無知の知

ほたるぶくろの日記

秋の東京国立博物館

2018-10-14 10:29:05 | 日記

先週の連休は久しぶりに身体が軽く感じましたので、かねてから楽しみにしていました「大報恩寺展」へ行ってきました。今週に入ってからはすっかり涼しくなっていますが、先週末は台風の影響で夏日。湿度も高めで暑い日でした。

とはいえ、やはり秋でした。

正門を入って左側には大きな萩があるのを知っていましたが、行ってみると満開。ただ、残念ながら台風で大分荒れた感じではありました。

葉の先端など茶色くなっているのは塩害かもしれません。痛々しいですね。

そういえば、うちの近くの街路樹の葉も縁が茶色くなっていて、話題になっている塩害のあったことがわかりました。三回の台風、そのうち2つは南風でかなりの暴風でしたから。上野は大分内陸ですが、もっと内陸部でも塩害があったことが報道されています。

「大報恩寺展」の目玉は快慶・定慶の仏像。十大弟子立像と六観音菩薩像を楽しみにしていました。鎌倉期の仏像は彫刻としても見応えがあります。私は個人的には羅刹立像が面白く、じっくり拝見しました。デフォルメされた筋肉の有り様とか、もっと見やすくなっていたらいいのに、と思ったくらいです。

会期の後半は六観音菩薩像の光背が取り外されるそうです。背中が拝見できるそうで、これもまた楽しみにしています。